登録日:2016/06/08 Wed 19:15:26
更新日:2021/11/02 Tue 23:30:27
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「召集の宝石騎士 グロリア、クインテットウォール!
カウンターブラスト、山札の上から5枚でガード。
…そう、これがクインテットウォール。 手札が1枚だと、侮ったみたいね。」
効果
グレード〈1〉 |
パワー6000 / シールド0 / ☆1 |
【永】:守護者 (守護者はデッキに4枚までしか入れることができない) |
【自】:[【カウンターブラスト】(1)] このユニットが手札から(G)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から5枚を(G)に【レスト】でコールする。 |
カウンターブラスト(1)を払うことで、山札からガーディアンを5枚スペリオルコールする。
よくあるデッキ構築だと、このカード1枚で生み出せるシールドの平均はおよそ25000強。
使っても必要なシールド値に届かなかったら、手札からガーディアンを追加でコールしよう。
クインテットウォールの効果でクインテットウォールがコールされても、
手札から登場していないので
効果を使えない。
つまりシールド値0。ハズレ。悲しい。
クインテットウォールの利点
手札1枚だけで高いシールド量を捻出できるのは、完全ガードにはない利点である。
完全ガードは手札コストが無いといけないため「ガードに使える札が3枚しかないので、高パワーのアタックを1回しか防ぐことができない」という状況が起こりうるが
クインテットウォールなら、そのような心配も少なくなる。
一度使うだけで、このカードに加えて山札の上から5枚、合計6枚がドロップゾーンに送られることになる。
特に、ドロップゾーンのカード4枚を山札に戻すことをコストとする「双闘」を主体とするデッキとの相性が良く、可能な限り早く双闘を行いたいデッキでは完全ガードよりも優先して採用されることがある。
クインテットウォールの欠点
相手のデッキによってはものすごく高いパワーでのアタックを仕掛けてくる場合もあり、
防ぐために30000以上のシールドを要求してきたりすることも少なくはない。
Gユニットの登場により
パワーインフレの進んだ「G」環境以降はそれが顕著になっており
、クインテットウォールの使用率の減少に拍車をかけている。
ガーディアンは山札の上から5枚出てくる。
大半のデッキには山札を見たり積み込んだりする手段が無いことが多く、どれくらいの量のシールドを捻出できるかは使ってみるまで分からない。
山札から5枚コールしたらグレード3ばかりで全然シールドが増えなかったり、
逆にトリガーユニットばかり出てきてシールド値とトリガーの無駄遣いになってしまったり……という事態は避けては通れない。
カウンターブラストに余裕のある構築なら良いが、カウンターブラストをよく使うデッキではコストの競合が問題となりうる。
何も考えずに他のカードでカウンターブラストを使いまくっていると、「使えるカウンターブラストがない=ガードできない」という事態に陥りかねない。
そのため、完全ガードを採用するデッキよりも、カウンターブラストを使うカードを採用しにくい。
主なカード
- 召集の宝石騎士 グロリア
ロイヤルパラディンのクインテットウォール。「光輝迅雷」に収録。
アニメでは立凪コーリンが使用。アニメで初めて使用されたクインテットウォールでもある。
「来たれ、かけがえのない魂の兄弟! 僕の声に応えて! 剣陣の解放者 イグレーヌ、クインテットウォール!」
ゴールドパラディンのクインテットウォール。「光輝迅雷」に収録。
アニメでは
先導アイチが使用。アニメ153~154話ではクインテットウォールを使用したが、アタックを防ぎきるのに失敗。
「完全ガードでは防げたがクインテットウォールでは防げなかった」という場面がはっきりと描写された。
「聞け、主の声! 集え、勝利のため! ドラゴンナイト ギーメル、クインテットウォール!」
かげろうのクインテットウォール。「無限転生」に収録。
アニメでは櫂トシキが使用。パワー39000になった撃退者 ドラグルーラー・ファントムのアタックを見事に凌いだ。
「熱き拳で仲間と共に守りぬけ! クインテットウォール!」
なるかみのクインテットウォール。「竜剣双闘」に収録。
これ以降に登場したクインテットウォールはクランに関する制約がなくなっており、混合クランデッキでも問題なく使えるようになっている。
アニメでは石田ナオキが使用。レギオンメイト編では高パワーの相手ヴァンガードのアタックを合計3度防ぐ活躍を見せた。
グランブルーのクインテットウォール。「煉獄焔舞」に収録。
かわいさに定評のある「バンシー」新シリーズ。かわいい。
山札を削ってドロップゾーンを増やすことに長ける
グランブルーとは相性が良さそうに見えるが、
グランブルーには他にもドロップゾーンを肥やすカードが多く、カウンターブラストの競合やデッキ切れの観点から見ると実はそれほど相性が良くない。
アニメではラウル・セラが使用。
ゴールドパラディンの新たなクインテットウォール。「勇輝剣爛」に収録。
リアガードがアタックされたバトルでは使えなくなっているが、「このユニットが山札からガーディアンサークルに登場した時、手札を1枚捨てることで、このカードを手札に加え、山札の上から1枚をガーディアンサークルにコールできる」という第3の能力がある。
クインテットウォールの効果などでこのカードがコールされてしまっても、完全なハズレにならないというのは嬉しい。
また、このカード1枚で相手ターン中でもゴールドパラディン特有のキーワード能力「結束(ユナイト)」が発動するため、この先に結束を持つユニットが増えれば採用率が上がる……かもしれない。
ギアクロニクルの新たなクインテットウォール。「勇輝剣爛」に収録。
リアガードがアタックされたバトルでは使えなくなっているが、「このユニットがガーディアンサークルからドロップゾーンに置かれた時、ドロップゾーンから他のカードを1枚バインドすることで、ドロップゾーンから2枚までを山札に戻すという第3の能力がある。
クインテットウォールの効果などでこのカードがコールされてしまっても、完全なハズレにならないというのは嬉しい。
ドロップゾーンから山札にトリガーユニット等を2枚戻しつつ、バインドゾーンが増やせるため、この先にバインドゾーン活用する能力を持つユニットが増えれば採用率が上がる……かもしれない。
アニメでは明神リューズが使用。
シャドウパラディンの新たなクインテットウォール。「剣牙激闘」に収録。
リアガードがアタックされたバトルでは使えなくなっているが、「【Gブレイク】(1)&儀式3でガーディアンサークルでシールド+10000を得る」という第3の能力がある。
クインテットウォールの効果などでこのカードがコールされてしまっても、完全なハズレにならないというのは嬉しい。
また、ダメージステップ終了時に計6枚のガーディアンが退却することで、シャドウパラディン特有のキーワード能力「儀式(リチュアル)」な有効化の補助が行えるため、この先に儀式を持つユニットが増えれば採用率が上がる……かもしれない。
追記・修正はカウンターブラスト(1)を払ってからお願いします。
最終更新:2021年11月02日 23:30