登録日:2018/01/04 Thu 22:00:59
更新日:2023/02/07 Tue 11:55:34
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ドンちゃん、こいつは君が呼んだんじゃないんだね?
木枯し怪獣グロンとは、「
ウルトラマンタロウ」第32話「木枯し怪獣!風の又三郎」に登場する怪獣である。
【概要】
体重:2万9千t
別名:木枯らし怪獣
出身地:東北地方
東北地方から発生した黒雲に隠れ南下、
東京に出現した怪獣。
単眼にずんぐりむっくりとした体、細長い手足等、怪獣というより妖怪のような姿をしている。
武器は空気を吸い込んで吐き出す風速70mもの突風、またこの能力を応用し、
口に電信柱を加えて吹き矢のように吐き出すという芸達者な攻撃も披露した。
また、影に潜んで移動する術を使うこともできる。
【関連人物】
主人公、
東光太郎の友人、白鳥健一の通う小学校に転校してきた少年。
父親の仕事の都合で転校を繰り返しているらしく、時折突拍子もないことを口にする為、「空想屋」と呼ばれている。
ウルトラマンより怪獣の方が好きらしい。
どうやら普通の人間ではないらしく、手にした傘で空を飛び、風を操る力を持つ。
今回のグロン出現の際、不審な行動をしていた事で関連を疑われ責められるも、
健一の助けで事無きを得るも、どうやらグロンとは無関係ではないらしく・・・
【本編での行動】
東京に降り立ったグロンは、突風で町を破壊して暴れ回る。
防衛チーム、
ZATの猛攻を受け、一度は倒れ伏すグロンであったが、
影に潜んで逃亡し、近くにいた健一とドンちゃんの足元で実体化、2人を
人質にする。
これにより劣勢を強いられたZATは、グロンの反撃に遭いスカイホエールを撃墜される。
そこで健一はグロンを頭上から三角定規で攻撃して脱出しようとするが、何故かドンちゃんは制止する。
ドンちゃん!こいつの足の下で、家が潰されていくんだぞ!
君ん家だって、僕ん家だって、今に潰されちゃうんだぞ!
そう叫ぶ健一に心を打たれたのか、ドンちゃんも傘でグロンを攻撃する。
一方光太郎もある一計を思いつく。
それは、コンドルで怪獣の口に突っ込み、栓をしつつ口内に
ミサイルをぶち込むというトンデモ作戦であった。
作戦は見事に成功し、涙を流すほど苦しむグロン、その隙に健一とドンちゃんは
傘で脱出。
ここで光太郎はウルトラマンタロウに変身、2人を救出してグロンと対峙する。
突風と吹き矢に苦戦するも、その能力を逆に利用し、キングブレスレットで口に栓をする。
すると吸い込んだ空気を吐き出せずに膨らんでいくグロン、そして空中に浮かび上がり爆散、東京の平和は守られた。
だが、その翌日ドンちゃんは転校してしまう。
ふと健一が空を眺めると、そこにはドンちゃんのコウモリ傘が・・・
ドンちゃん!戻っておいでよ!
健ちゃん!僕も怪獣より、ウルトラマンが好きになったよ!
だがそれは健一にしか見えていないようだった、だが荒垣副隊長は意味ありげに頷く。
副隊長、何か見えるんですか?
見えない、しかし我々に見えないからといって、あそこに何もないとは言えんぞ。
大人になってしまうと、だんだん見えなくなっちまうもんもあるんだよ。
その言葉を聞いて、光太郎も空を眺め微笑むのだった。
さようならーーーーーーーーーーー!!!!!
追記、修正は空を眺めてからお願いします。
- グロン、彼も大きい三角定規の犠牲者 -- 名無しさん (2018-01-05 00:50:49)
- しかし健一君、よくあんなでかい三角定規をちょうど持ってたなぁ。 -- 名無しさん (2023-02-07 11:55:34)
最終更新:2023年02月07日 11:55