ポピー・ポンフリー

登録日:2018/04/18 Wed 23:05:00
更新日:2023/04/13 Thu 20:40:20
所要時間:約 4 分で読めます





演:ジェンマ・ジョーンズ
:麻生美代子

概要

ホグワーツ魔法魔術学校の校医。学校で負傷をした生徒の治療及び看護を担う、病室・医務室の主
なお本名は上記の通り「ポピー・ポンフリー」だが、生徒らが彼女を指すときの通称は「マダム・ポンフリー」。同じ教職員のアルバス・ダンブルドアミネルバ・マクゴナガルは、愛称の「ポッピー」(お酒じゃないよ)で呼ぶこともある。
やはりホグワーツ出身と思われるが、どの寮だったのかは言及が無く今のところ不明。

ハリー・ポッター曰く「いい人だが厳しい」らしい。
どのような原因の傷病にも対応するため、校則違反であっても特に咎めはしない。しかし、患者の安静を第一にするため、場合によっては面会を謝絶することがあり、この場合は厳しい対応をする。
ハリーたちはトラブルに巻き込まれる(というか時たま自分たちから起こす)ことが多いため、彼女の世話になる場面が少なからず描かれている。

なお、魔法世界では医者(ドクター)と呼ばれる者は存在せず、治療を行う者は癒者(ヒーラー)と呼ばれている。ロンも5巻で医者のことを「マグルの体を切り刻んじゃう変人」と言っているが、なぜ彼女だけ校と呼ばれているのかは不明。


各巻での活躍

1巻『賢者の石』

ロンがルビウス・ハグリッドドラゴンのノーバートに噛まれた傷の処置をした。
また、クィリナス・クィレルと対峙した後のハリーについてはダンブルドア以外面会謝絶としていたが、ロンとハーマイオニー・グレンジャーには5分間だけ面会を許した。

2巻『秘密の部屋』

校内で風邪が流行ったため、「元気爆発薬」を作ることになった。
ハリーがクィディッチのブラッジャーで骨折し、ギルデロイ・ロックハートによって骨抜きにされた際には「骨生え薬のスケレ・グロ」を飲ませた(ちなみにその際、クィディッチとロックハートについて文句を言っていた)。
彼女の手にかかれば「骨が折れた程度ならすぐに治せる」との事だが、骨を「生やす」のは手間がかかるらしい。
その他、ポリジュース薬化したハーマイオニー*1の看護、及びバジリスクによって石化させられた生徒らの管理・蘇生も担当した。

3巻『アズカバンの囚人』

クィディッチの最中に吸魂鬼のせいでハリーが気絶した際に看病を担当した(なお、彼女は学期初めに吸魂鬼を学校に入れることについて文句を言っていた)。
終盤で、ダンブルドアがハリーとハーマイオニーにシリウス・ブラック救出を命じる際は、ダンブルドアの言うことに従って珍しく病室から退席したが、明らかに機嫌を悪くしていた。

4巻『炎のゴブレット』

三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)の選手や第二の課題の人質の看護をした(なお、第一の課題のドラゴンについては、昨年の吸魂鬼に引き続いて文句を言っていた)。
ハリーがヴォルデモート卿復活から命からがら逃げ戻った際は、を見ずに眠ることができる薬をハリーに服用させ休ませた。

5巻『不死鳥の騎士団』

マクゴナガルが胸に失神光線を4本食らった際は、さすがに医務室では対応できず、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に搬送した(この件に関しては「生徒のことを考えなければ抗議の辞任をする」と言うほど激怒していた)。
終盤では、魔法省の神秘部の戦いで負傷したダンブルドア軍団不死鳥の騎士団のメンバーを治療した。

6巻『謎のプリンス』

呪いのネックレスを触ったケイティ・ベルが医務室に運ばれるも、さすがにマダム・ポンフリーだけでは対応できなかったようで、呪いの処置はセブルス・スネイプが行い、ケイティは翌日に前巻のマクゴナガルと同じく聖マンゴに移された。
その後も、を飲んだロンや、コーマック・マクラーゲンにブラッジャーを打ち込まれ頭蓋骨骨折したハリーの看病を担当。
巻末でも死喰い人との戦いで負傷した者の看護を一手に引き受けるなど、なかなか多忙であった様子。

7巻『死の秘宝』

ホグワーツの戦いでは、管理人のフィルチと共に避難の監督をし、停戦時には数人に手伝わせて負傷者の手当てをした。





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最終更新:2023年04月13日 20:40

*1 完全に校則違反の結果だが、上述の通り特に追求しないでくれた模様。