ダンサー(千年戦争アイギス)

登録日:2018/07/12 Thu 21:42:25
更新日:2023/06/22 Thu 21:33:58
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DMMのブラウザゲーム千年戦争アイギスに登場するクラスの一つ。

ダンサー→(CC)トップダンサー→(覚醒)スーパーダンサー→(第二覚醒)プリンシパルorグランアリエッタ

クラスの特徴

敵にダメージを与えず味方を回復することも無い、遠距離の補助特化職。
コストは最大でも10、低いユニットだと下限0という軽量で、ステータスも相応に低め。

そんなダンサーのクラス特性は「範囲内の味方の攻撃力と防御力の最終値に自身の10%分の値を加算する」というもの。配置することで周囲のステータスを上げるのが仕事である。
この"最終値に加算"というのは、他のバフ・デバフやスキルによる攻防変化をすべて計算し、その最後に加算されるということ。
よってこの加算値にさらにバフなどを適用させることはできない。
(ステータスの数値を変えずに攻撃力を変動させる確率強化系アビリティや種族特効など、一部例外が無いでもない)

ダンサーのステータスを基準に加算値が決まることから、元々のステータスが低いユニットの方が恩恵が大きい。
また連射攻撃や複数同時攻撃はその全てに攻撃力加算分が乗るためより効果的。
例えばヴァンパイアハンター、後衛戦術家、デモンサモナー、忍者風水士、連射系スキル持ちのアーチャーやボウライダーなどは定番の相棒となる。
防御力加算の方も低防御のユニットにはありがたい効果となる。

とはいえ先述の通りダンサー自身のステータスはかなり低く攻防とも500を超えない程度で、その10%分となると加算値は微々たるものにしかならない。
いずれのダンサーもスキルに加算値の倍率を上げる効果が含まれているため、エンジェルサモナーほどではないが「スキル中に仕事をする」タイプのクラスとなっている。

第二覚醒は「プリンシパル」と「グランアリエッタ」に分岐。
プリンシパルは攻防が大きく伸び、クラス特性の加算値も13%に増加する。
グランアリエッタは射程が+40と1ユニット分ほど延長、スキルの持続時間が伸びクールタイムが短縮される。
実装直後は第二覚醒素材の指定にミスがあり、CCダンサーが必要だった
現在は修正されており、修正前に第二覚醒させた王子には覚醒素材を返還するという措置が取られることになった。

ユニット一覧

●シルバー
  • 踊り子シャルキー
シルバーのダンサー。実装されたのがかなり遅く、ストーリーミッションで確定入手があるもののそこまでクリアできているのなら使いたい場面は少ない。
だが、低いコストやゴールド以下で初のダンサーという点、魔界適応などを生かせる場面ならなら出番はあるだろう。

スキルは『ソウルステップ』。射程増+クラス特性10倍(100%)というダンサーの基本スキル。
マーニーやハナと同じなので彼女らのスキルレベル上げにも使えるが、少々勿体ないかも。
初期状態でアビリティ『魔界適応』により魔界のステータスダウンの影響を受けない。
Lv55まで上げると『魔界のオートヒール』になり、追加効果として自身のHPを常時徐々に回復すようになる。


●ゴールド
  • 帝国の舞姫ナターリエ
白の帝国所属のダンサー。バレエダンサー風で、帝国の劇場で歌姫、舞姫、主演女優を務める。

スキルは『インペリアルターン』で、お馴染みクラス特性10倍(100%)に加えて範囲内の帝国ユニットの攻撃力を1.2倍する。
スキル覚醒『パ・ド・ドゥ』は、クラス特性12倍(120%)し白の皇帝の攻撃力を1.5倍するが、戦闘中1回しか使えない。
覚醒アビリティは帝国ユニットのコストを-1する『白のエトワール』。

スキルとアビリティを見ての通り、帝国ユニットの強化に特化している。元々帝国のバフスキル持ちユニットはナターリエ実装時点で皇帝とレオラの2人しかおらず、癖が無く何度も使えるインペリアルターンは帝国勢待望のスキルである。
一方の覚醒スキルは回数制限が痛く、同じくスキル1回制限の皇帝に合わせる専用のようなスキルとなる。

また帝国を抜きにしても初の金ダンサーであり、制限マップなどでは活躍が期待される。
ステータスはシャルキーより高い(というかプラチナ勢とも遜色ない)が、他のダンサー達と違いスキルで射程を伸ばせないのはなかなか痛い欠点である。

第二覚醒はプリンシパル。
覚醒スキルが一度しか使えないため、グランアリエッタでは特性が腐ってしまうので順当な分岐。
覚醒スキル中は自身の攻防の156%を周囲に加算する。

  • 恋の応援団シャルキー
バレンタインイベント報酬で実装された衣装替えシャルキー。

スキル『甘々チョコレート講座』はクラス特性を7倍にする控えめな強化倍率だが、バレンタイン属性ユニットの攻撃力を1.2倍にする。
自身の攻撃力も増加した上で加算させるため、攻撃力に関しては8.4倍の数値を追加することになる。
覚醒スキル『手作りの気持ち』は段階弱化スキル。
射程が伸びてクラス特性を8倍にするのは共通。
  • 本命 :味方男性ユニットの攻撃力を1.3倍にする。
  • 義理 :味方男性ユニットの攻撃力を1.2倍にする。
  • (なし):味方男性ユニットの攻撃力を1.1倍にする。
共通効果に以上の追加効果が加わる。
本命、義理の後に続く何も付かない手作りチョコとは……余り物なのだろうか。

覚醒アビリティ『完璧な予習』はスキルの初動時間を大幅に短縮する。
低レアリティユニットの弱点である初動の遅れが改善される。

  • 紅の踊り子ブレリア
「(2020年)冬の感謝祭パック2」にて先行実装されたユニット。後日ガチャに追加される予定。

スキル『ビートステップ』は射程2倍という広さでクラス特性を8倍。広く浅くバフすることができる。
覚醒スキル『エキサイトダンス』は射程を1.6倍、攻撃力加算値を10倍、防御力加算値を5倍、全敵の防御力を15%減少という攻撃的なバフ&デバフ。

覚醒前からアビリティ『ゴールド・パッソ』を持っており、その効果は「所持しているだけで聖霊以外のゴールドユニットドロップ率を4%アップ」というもの。
覚醒すると『黄金色の舞台』になりドロップ率アップが6%に上昇、更に自身の射程を+15する。
ゴールドユニットがドロップする牧場型イベントでスタミナ消費12以外のミッションでドロップ狙い時に、とピンポイントな効果。
今後のイベントでも効果があるかもしれず、ドロップ率アップ能力は貴重なので覚醒だけでもやっておきたい。

第二覚醒はグランアリエッタ。
ただでさえ広い射程が更に広くなる。

  • ちびミヤビ

●プラチナ
  • 踊り子マーニー
最初に実装されたダンサー。衣装の露出度が高めで、鈴の付いた布を持っている。踊っているのはベリーダンスだろうか。
ステータスは他と比べて防御寄り。

スキルは『ソウルステップ』。射程増+クラス特性10倍(100%)になる。
スキル覚醒は『エスカレートステップ』。最初の性能はソウルステップと全く同じなのだが、2回目の使用時はクラス特性12倍(120%)、3回目以降は13倍(130%)と加算値が増えていく。
このため長期戦に適正がある。

覚醒アビリティは『戦士の舞』。配置中、味方近接ユニットのコストを-1する。
自身のコストも軽いことから、前衛戦術家と共に序盤に出すと展開が加速される。

第二覚醒はプリンシパル。
覚醒スキルの三段階目なら加算値は169%と非常に高い数値になる。

  • 情熱の踊り子ワルツ
イベント「暗黒舞踏会」の報酬。
味方を強化する能力に目を付けられて暗黒騎士団に攫われ、強制的に踊らされていたところを救い出された。
今ではデイリー復刻に含まれており最も手に入りやすいダンサーだろう。
ギターを持ち肩書きが「情熱の」なので、踊るのはフラメンコか。

スキルは『パッションステップ』。射程増+クラス特性10倍(100%)になる。
ソウルステップと比べると効果時間がやや長いが、代わりに射程の増加量がやや小さく再使用までの時間が長め。
覚醒スキルは『エンドレスワルツ』。スキルが自動発動+永続となる。
スキル中に仕事をするダンサーにとって素晴らしいスキルだが、クラス特性の補正が3倍(30%)と激減するのが問題となる。
かなり特徴が変わるためどちらが良いとは言えないが、他のダンサーとの差別化を考えるならスキル覚醒した方が良いか。

覚醒アビリティは『ミラージュダンス』。物理攻撃を50%の確率で回避する。
当人のステータスが低いので有用だが、確率発動であることからそもそもこれに頼らない配置を心掛けたい。
またこのアビリティは「回避を付与するスキル」と併用すると確率が合算される。

第二覚醒はグランアリエッタ。
射程以外、覚醒スキルとの相性は悪い分岐となってしまった。

  • 祝祭の踊り子ハナ
ユーザー数100万人突破記念として期間限定でストーリーミッションに敵として登場し、それを倒すことでドロップ入手という、他に例のない入手手段で実装されたダンサー。
肩書きの「祝祭」が示しているのはこのことだろう。
大きな扇を持ちくるくる回るように踊る東洋系。

好感度ボーナスに射程が付いているのが特徴で、通常時の射程が他のダンサーより少し長い。
代わりに攻防には好感度が付いていないためステータスは若干劣る。

スキルは『ソウルステップ』。例によって射程増+クラス特性10倍(100%)になる。
元の射程が長いため射程増の恩恵も同スキルの他キャラに比べて大きい。
覚醒スキルは『癒しの舞』。発動時に味方全員のHP回復が付いて他は据え置きの上位版。

覚醒アビリティは『出撃コスト減少』で、自身のコストが-2される。
覚醒後の下限ならばコストが2となり非常に軽くなる。

第二覚醒はプリンシパル。

  • 異邦の踊り子ビビアン
マーニー以来となる召喚に実装されたダンサー。
褐色肌で砂漠の国属性を持っている。服装からみて踊るのはベリーダンスだろうか。

スキルは『オートステップ』。射程増は無く、クラス特性10倍(100%)のみ。
オートの名の通り自動発動するのが特徴で、効果時間は長め(永続ではない)で回転も良い方だが、狙った時に使用するのが難しく、扱いには注意が必要となる。
覚醒スキルは『ラストダンス/アンコールダンス』の2段式。
両方共通で任意発動かつ射程2倍+クラス特性10倍(100%)であり、射程の延びが大きいため広範囲に影響を及ぼせる強力な効果。
その代償として、ラストダンスは1回限定で使用後はアンコールダンスに変化、アンコールダンスも1回限定である。つまり実質2回しか使えないことになる。
こちらも元のスキルとは別の意味で扱いに注意が必要となる。効果そのものは強力なので、居座らずに山場だけで起用する形が一般的か。初動が短いのも助かる。

覚醒アビリティは『わがままボディ』。自身のコスト+3の代わりに攻防が+15%される。
これにより他のダンサーと比べて加算値が大きくなり、特に高難度のステージに適正がある。

第二覚醒はグランアリエッタ。
好感度150%と合わせ、スキル時間が1.5倍まで延長されるようになる。

  • 甘美な踊り子マーニー
バレンタインガチャで実装された衣装替えマーニー。

スキル『バレンタインステップ』は段階強化スキル。と言っても強化されるのは加算値ではなく射程。最終段階では2.1倍まで伸びる。
覚醒スキル『ラブリーターン』は初回は攻撃力加算値が5倍防御力加算値が15倍というもの。
防御特化かと言うとそうではなく、次回は攻撃力加算値が15倍防御力加算値が5倍に切り替わるスイッチスキル。
またどちらも共通で射程が1.5倍になる。

覚醒アビリティ『スイートデコレーション』によってスキル初動が60%短縮され、配置中はバレンタイン属性ユニットの防御力を10%アップする。

第二覚醒は例によって通常と逆のグランアリエッタ。
通常スキルの射程は最終段階で441という広さになる。

  • 真夏の公演ナターリエ

  • 聖夜の踊り子ブレリア

●ブラック
  • 神和ぎの踊り子ミヤビ
ブラックのロリダンサー。神事として踊る和風の踊り子。
第一回人気投票23位。

最初から所持しているアビリティ『奇跡の盾』により自身への攻撃を20%の確率で無効化する。
覚醒アビリティ『舞巫女の守護霊』になると発動率が30%に上がり、さらに編成に加えると全味方に魔法耐性+5を与えるようになる。

スキルは『魅惑の舞』。射程増+クラス特性7倍(70%)+攻撃引き付け+永続
とにかく永続であるのが強烈。ワルツの覚醒スキルと比べても数値が上で破格の性能である。
通常時の利便性はもちろん、高難度でも味方のスキルタイミングがバラバラでもその全てに十全のバフを掛けられることから適正が高い。
一方でデメリットも無視できるものではなく、敵の遠距離攻撃を自分に引き付けてしまう。
アビリティである程度補えるうえブラックのステータス故に耐久力も比較的高めとはいえ、集中攻撃されれば即死しかねない。
強化された周囲の味方で早期に敵を排除し近づけない、他の引き付けスキル持ちと併用する、などの対策を打っておきたい。

覚醒スキルは『不可侵の神事舞』。射程増+クラス特性12倍(120%)+攻撃引き付け+アビリティ発動率100%。
永続ではなくなった代わりに射程も加算値も大きく伸びる。
こちらも攻撃引き付けが付いているが、アビリティ(攻撃無効化)発動率100%のおかげでむしろメリットである。
再使用までの時間が他のダンサーと比べてもかなり長いため、使いどころを考える必要がある。

いずれのスキルも性能が高くて甲乙付け難く、それでいて性能が全く異なるため悩ましい。
どちらかと言えば普段使いの快適さや「ミヤビならでは」の仕事という面から通常スキルの方が人気のようだ。
特に同じく便利枠として最高クラスの風水士のリンネとの組み合わせが有名で、デメリットの攻撃引き付けもリンネの回復と回避付与により補うことができる。

第二覚醒はブラック特権により選択制。
プリンシパルは加算値が伸びる純粋強化であり使用感覚は変わらない。
グランアリエッタは通常スキル運用の場合クラス特性の持続・回転が無意味になってしまうが、射程増加だけでも取る価値はある。
また覚醒スキル運用ならどちらの分岐も大きく強化される。

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最終更新:2023年06月22日 21:33