屯田五目須

登録日:2018/10/09 (火) 17:52:41
更新日:2024/04/14 Sun 01:25:52
所要時間:約 5 分で読めます






お金で絶対に買えない価値のある物…

それは「名誉」という名の宝物だ!


屯田五目須とは、漫画こちら葛飾区亀有公園前派出所』の登場人物である。
元の名前は「亀森鶴吉」であったが、本名が判明してそんなに経たないうちに姓名判断で改名した。
なので彼の元の名前が「亀森鶴吉」だという事を知っているファンは少ないかもしれない。
ちなみに名前が変わった事が判明するのは78巻『ネオ・ボーナス争奪戦!!の巻』辺りから。


CV:江角英明→西村仁(テレビアニメ)


プロフィール


生年月日:7月7日
年齢:不明
身長:165cm
体重:70kg
血液型:不明
出身地:千葉県


人物


警視庁葛飾警察署署長で階級は警視正。
作中で「署長」と言われると大体彼の事を指す。
葛飾署で最も偉い存在なのだがあまり威厳がなく、葛飾署一の問題児である両津の不祥事に日々頭を悩ませている。

アフロヘアーとカマボコ髭が特徴の人物。
丸顔で太めの体型だが、アニメ版では顔の輪郭が四角くなっており、比較的ガッシリとした体型となっている。
威厳がないので制服を着ないとどこにでもいる普通のおじさんになる。

葛飾区柴又に妻と2人で住んでいる。
子供3人は既に独立しており孫も6人以上いるが、よく息子夫婦に頼まれて孫達やペットの面倒を見ている。
ちなみに大原ほどではないが、両津のせいで自宅が破壊された事が何度かある。

若かりし頃は大原とコンビを組んで様々な事件の捜査をしていた。
当時は今と違って強引な捜査をする事が多かったようで、迷宮入りした事件を免職覚悟で捜査続行し、犯人逮捕に至ったケースもある。
大原とは階級が4つも開いているが現在でも仲は良好で、作中でも行動を共にしている場面が度々見られている。
大原とは長い付き合いであるのでよく息の合ったところも見せるが、たまに2人で暴走してしまう事もあり、それが原因で懲戒処分を何度か受けている。

映画『男はつらいよ』シリーズの大ファンで、寅さん全集(VHS版)を宝物にしている。

ただ孫もいる歳なせいか2020年の新型コロナウィルス流行時には東京から逃げるため部下達放置して長期出張に出ており、署にいる時もマスク・フェイスシールド装備で周囲に強い防疫体制を敷いている(201巻)。


性格


前述のとおり署長としての威厳はあまりなく、気弱で流されやすい性格。
両津や婦警達に迫られると断わりきれない事が多く、どんな無茶な要求をされても渋々呑んでしまう。
特に女性に弱く、早矢が配属されたのを期に署に弓道部が設立された際には、署の外壁をピンクの花柄に染められ署長室が弓道部の更衣室になっても文句を言わずに従い廊下の署長室(と言う名の掘っ建て小屋)に移っていた。
騙されやすい性格でもあり、両津に騙されて痛い目を見る事も何度かある。
但し怒る時には署長としての威厳を示し、両津の悪事が発覚すると大原と共に烈火の如く両津を叱り減俸等を言い渡している。
作品後期になってくると、話のオチで大原と共に軍用ヘリ等を持ち出し悪事を働いた両津を追い掛け回す事も増えていった。

ケチなところがあり、クリスマスのバザーでは両津を含む署員のほぼ全員が高級品を出品していた中で、彼はタオルや石鹸等の安物しか出品していなかった*1
その事が両津にばれると、冬のボーナスで買ったばかりの高級腕時計(ロレックス)や愛車(トヨタ・クラウンマジェスタ)、贈答品の高級酒を没収された。
たまに気前のいいところを見せる事もあり、両津が剣道の交流試合で優勝した時には銀座の高級フランス料理店で祝賀会を開いていた。

大原と同様に孫に甘く、孫にゲーム『FFⅤ』の攻略法を聞かれた時には期待を裏切らないために両津に頭を下げて攻略法を聞きだしていた。


能力


大原と同じくパソコン等の電子機器が苦手。
新しく導入されるようになった電子警察手帳の説明を聞いても全く理解できず、大原と仲良く固まっていた。
その無知さを両津に利用され、署に作る予定だったコンピュータールームをゲームセンターにされそうになった事がある(その計画は弓道場建設により100年後に延期された)。
かなりの雨男のようで、彼が屋外行事を企画すると、その日を狙ったかのように必ず雨が降る。
たとえ朝が快晴であったとしても、出かけようとした途端に暗雲が現れ大雨になってしまう。


屯田家



  • 屯田の妻
フルネーム不明。
若かりし頃の屯田に「結婚してくれなきゃやだ!」と駄々をこね、彼と駆け落ちして結婚する。
気さくな人物で両津とも仲がいい。しかし夫と孫には厳しめに接している。

  • 一男、正男、章男
屯田の息子達。
3人とも既に独立しており家庭も持っている。
海外旅行へ行く度に屯田に子供達を預けている。

  • 屯田の息子
フルネーム不明。上の3人とは違い小学生くらいの男の子。
だが『カメダス2』によると上の3人の息子のうちの1人と同一人物らしい。
当初は我儘で理屈っぽい性格だったが、両津と触れ合った事で素直な性格となった。

  • 屯田よしお
屯田の孫の1人。
両津が署内で問題児扱いされている事を知っていた。

  • 屯田健介
屯田の孫の1人。
かなりのやんちゃ坊主で仮面ライダーに憧れている。
屯田や来客にしょっちゅうライダーキックをお見舞いしている。

  • 屯田丸夫
屯田の孫の1人。
サッカーが好きで、家の中でサッカーボールを蹴っては屯田の顔面等に当てている。

  • 屯田正
屯田の孫の1人。
よく丸夫と一緒にサッカーで遊んでいる。

  • 屯田飛介
屯田の孫の1人。
まだ幼い赤ん坊で、お漏らしをする度に大泣きする。

  • 屯田太郎
屯田の孫の1人。
ファイナルファンタジーにはまっており、攻略法を屯田に教えてもらおうとする。
後に攻略法を知っていた両津を尊敬するようになる。

  • 屯田次郎
屯田の孫の1人。恐らく太郎の弟。
太郎と一緒にゲームに熱中している。

  • 屯田のび太
屯田の孫の1人。名前のみ登場。
オンラインサバイバルゲームにはまっているが、そんなに強くない。
大原の孫の大介と親しい。


両津との関係


威厳がなく押しに弱いため両津から尊敬されておらず、「間抜けで役立たずで粗大ゴミ」とボロクソに言われた事もある。
屯田のほうも両津の素行に日々頭を悩ませており、彼のせいで署が何度も破壊されている。
だが両津の警察官としての能力やコミュニケーション力等は評価しており、両津が解雇処分に追い込まれた時には彼が警察官として重要な存在だと主張し解雇を反対した事もある。
また両津の体力や技術を信じて彼に過酷な大会に出場するよう命令する事も多い。

なお、シミュレーションゲームで「もし両津と出会わなかったらどのような未来になってたか」をシミュレーションしたら、「葛飾署の業績アップを足掛かりに出世街道を躍進し、最終的には警視総監になっている」という結果になった。






追記・修正をするにはアニヲタ剣士の乱れ撃ちが有効らしい
そしてその時かける魔法は「項目変更」だ!


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最終更新:2024年04月14日 01:25

*1 中川が「きっとお歳暮の余りですよ…」とドン引きし、直後の両津による強引な取り立てもこの時は一切止めようとしなかった程