サダイジャ

登録日:2020/01/05 Sun 23:13:17
更新日:2023/07/28 Fri 20:33:41
所要時間:約 4 分で読めます




独特の とぐろの 巻き方は 砂袋の 砂を より 効率 よく 噴射 するため なのだ。

サダイジャは『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンである。


■データ



全国図鑑№:844
分類:すなへびポケモン
英語名:Sandaconda
高さ:3.8m
重さ:65.5㎏
タマゴグループ:陸上/ドラゴン
性別比率:♂50♀50

タイプ:じめん
特性:すなはき(攻撃技を受けると5ターンの間天候を「すなあらし」にする)
  /だっぴ(ターンごとに3分の1の確率で状態異常を治す)
隠れ特性:すながくれ(天候が「すなあらし」の時回避率が上がる。フィールドでは天候が「すなあらし」だと野生のポケモンに出会いにくくなる)



HP:72
攻撃:107
防御:125
特攻:65
特防:70
素早さ:71

合計:510

努力値:防御+3

スナヘビ→サダイジャ(Lv36)


■概要



第八世代『ソード・シールド』より登場。

すなへびポケモンのスナヘビが進化したポケモン。
長い体をバネのように縮めて巻いた風貌をしており、その姿で這って移動している。
頭部の周辺には砂袋と呼ばれる器官があり、この砂袋に溜め込んだ砂を大きな鼻の孔から噴き出して攻撃する。
この噴射された砂には鋭くとがった砂利が混じっており、触れると大きな傷を負う可能性があり非常に危険。
砂袋そのものも伸縮に優れるうえに分厚く、餌となるアイアントの卵を狙う際に彼らの攻撃から身を守る盾として機能している。

その一方で、やや砂袋に頼りすぎているのか、砂が満足に溜まっていないと気が弱くなるという面も…。

■ゲームでのサダイジャ


進化前のスナヘビは6番道路のランダムエンカウントにて出現。
ここに初めて来た際にはスナヘビを巡ってエール団とひと悶着起きるイベントがあったりする。

サダイジャは8番道路、ワイルドエリアのげきりんの湖(日照り時)でランダムエンカウントするほか、
砂塵の窪地にもシンボルが存在している。

また、シナリオ中で最後に戦うジムリーダーキバナがジムバトル戦にてサダイジャを出してくる。
このサダイジャは特性が「すなはき」であり、ターンを稼いで凌いだりほかの技や特性で上書きしたと思いきや、また砂嵐にさせてしまったという人も少なくないのでは?
あとタイミングにもよるが、迂闊に触れれば裂傷を負うというサダイジャの砂嵐のなかで自撮りしてて大丈夫なんだろうかあの人。砂嵐しか写っていない時もあるのに。

■対戦でのサダイジャ



じめん単タイプかつ物理型で防御が高めの種族値。
この手のポケモンとして今作にも登場する種族でいえばカバルドンバンバドロの存在が気がかりだが、
素早さで上回ることや「へびにらみ」を覚える点、特性の違いなどで差別化は可能。
特に「へびにらみ」は覚えるポケモンが少なく、じめんタイプ故にでんきタイプを呼びにくいので麻痺まき上で強力。
ちなみに先の2匹とHPと防御の種族値を比べた場合、サダイジャはHPで劣るものの、防御は3匹の中では最も高い。

特性の「すなはき」は攻撃を受けると天候を「すなあらし」に変えるというもので、攻撃の物理/特殊を問わず自分が「ひんし」になっても発動する。
効果自体は極めて単純だが、剣盾時点では唯一となる受動的に天候変化が起こせる要素であり、ダイマックスわざによる甘えた天候変化を許さないのは大きな強み。

もちろんバンギラスカバルドンなどと組ませて隠れ特性「すながくれ」を生かした害悪戦法も可能。
「へびにらみ」と「いわなだれ」を両方覚えるのでまひるみも狙える。

弱みはやはり特殊方面の低さ。とくにロトム系列は「へびにらみ」によるまひも通らないため天敵といっても過言ではない。
また、素早さもカバルドンよりは早いといっても並よりは下なので上から叩かれやすくもある。
状態異常を上から撒かれるのが嫌なら特性は「だっぴ」を採用するのも一考になってくるか。

現時点では物理耐久を生かした型や変化技などによる後続サポート・起点づくりが主流となっているようだ。

【キョダイマックスのすがた】




体の まわりを 高速で 回転する 砂は 高層ビルも 粉々に なる 破壊力。

…まあカントーには体当たりで高層ビルを粉砕できるヤツがいるんだけどな。


一部の個体が使えるキョダイマックス。

体を垂直に立たせ竜巻のようないでたちとなり、中央から鎌首をもたげている。
また、砂袋も巨大となったことに加え、蓄えていた砂が溢れだし周囲に纏わりついているほか
戦闘時にはその見た目から想像できるように身体を高速回転させ、砂を勢いよく飛ばして攻撃する。
そしてその身にまとう砂の量は驚愕の100万トン。ポケモンでは滅多に目にすることのないトン単位である。

専用キョダイマックスわざは「キョダイサジン」
ダメージを与えたあと、相手を4~5ターンの間すなじごくに閉じ込める。普通のすなじごくと違い、サダイジャを引っ込めても効果が消えない模様。
攻撃に特化するだけでなくダイマックスの終わり気味に使い、サダイジャや他のポケモンで有利な状態から積むことで勝ち筋を作る使い方もある。

■余談



  • 名前の由来は進化前も含めて「砂」と「(大)蛇」だろう。英語名はスナヘビが「Silicobra」サダイジャが「Sandaconda」と、それぞれコブラ及びアナコンダからとられていると思われる。
    そのほか、砂地に住む蛇という点ではサイドワインダーの異名を持つヨコバイガラガラヘビの要素が入っていると言われたりもしている。
  • 間違っても「ダサイジャ」ではない。



追記、修正は砂袋を砂でいっぱいにしてからお願いします。

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最終更新:2023年07月28日 20:33