登録日：2009/07/02 Thu 17:36:54
更新日：2024/02/21 Wed 07:28:15
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2011年3月29日、東日本大震災のチャリティー試合
彼の放ったシュートに、日本中が沸いた……
勇気と希望をありがとう！
三浦 知良
静岡県静岡市葵区出身。
愛称はカズ、キングカズ。
日本で最も有名なサッカー選手の1人である。
1967年2月26日生まれ。高校を中退してブラジルに渡り、1986年にブラジルでプロデビューし、様々なクラブを渡り歩く。
日本代表を目指すため、Jリーグ発足の3年前となる1990年、日本に戻り読売サッカークラブ（後のヴェルディ川崎）に加入。
川崎のアイコン、Jリーグ黎明期を代表する日本人の一人となるが、1年だけイタリアでプレーしたりもした。
ベテランの域に差し掛かると共に経営悪化した川崎から放出され、クロアチアを挟んでJの様々なクラブを転々とする。
最終的にJ2が定位置の横浜FCに落ち着き、かれこれ16年半在籍。J1に昇格した20-21年には、出場はごく僅かだったがJ1出場最年長記録を更新した。
……そろそろツッコミどころが明らかになってきたため、ここで改めて。
彼は日本のプロサッカー選手である。現役の（2023年現在）。決して、この記事が初稿から一切更新されてないとかではなく。そもそも初稿時点で42歳なんだよな……
彼に憧れてサッカーを始めた少年たちが続々引退していく中、今も平然と現役を続行する生きた伝説。
●来歴
静岡学園～サントス（BRA）～マツバラ～クルベ・ジ・レガタス・ブラジル～キンゼ・デ・ジャウー～コリチーバ～サントス～読売クラブ～V川崎～ジェノア（ITA）～V川崎
～クロアチア・ザグレブ～京都パープルサンガ～ヴィッセル神戸～横浜FC～シドニーFC～横浜FC～鈴鹿ポイントゲッターズ～UDオリヴェイレンセ
●獲得タイトル
1992 ナビスコカップMVP
AFC年間最優秀選手
1993 JリーグMVP
同ベストイレブン
1995 Jリーグベストイレブン
1996 Jリーグ得点王
同ベストイレブン
●プレイスタイル
上記のように国内外の多くのクラブを渡り歩き、酸いも甘いも味わってきた流浪のストライカーである。
そのスタイルは至ってシンプルで、常にゴールを狙ってプレイしており、時にはドリブル中の味方からボールを奪うときもあった。
（これこそが彼がキングたる所以であり、彼にしか許されないプレイであろう）
ゴールゲットに非常にどん欲な姿から、彼を見たことの無い人は中山雅史のようなイメージを持つかも知れないが、
長短のパスやFKも得意で、ブラジル時代はウイングのポジションを任されるチャンスメーカーであった。当時ブラガ誌で左ウイング部門3位に選ばれている。
ゴールを決めた時は独特なダンスを踊るのがお約束になっており、「カズダンス」の愛称で親しまれている。
動作はその時々によって微妙に異なるが、おおむね「両腕をぐるぐる回し、細かくジグザグにステップを踏む」「最後は片手で人差し指を立てて掲げる」というもの。
人差し指とは逆の手で股間を握るというお下品な動作もあるが、チャリティー試合の時はさすがに省略している。
●カズとワールドカップ
そんな実力・実績十分の彼だがなぜかワールドカップとは非常に縁が薄い。
代表通算94試合で56得点を上げているが、1994年には有名な
ドーハの悲劇、98年は直前にまさかの落選、2002年は前年にリーグで二桁得点を記録したものの落選と、
悲運としか言いようのない経歴である。
06・10年は02年大会の秋田豊、中山雅史のような役割での代表入りを望む声もあったが、落選。
結局、ワールドカップには出場どころか帯同することすらないキャリアとなっている。
●余談
静岡県内の実家はもんじゃ焼き屋と寿司屋を経営しており、インターネット上では「キングカズは神だと思っている」のコピペが有名。
追記・修正に遅いも早いもないよ。一行でもいいから追記・修正しようぜ。君の項目作りは、これからだよ。
最終更新：2024年02月21日 07:28
