天野雪輝

登録日:2012/02/07(火) 00:03:05
更新日:2022/03/28 Mon 00:24:22
所要時間:約 6 分で読めます




ユッキーの項目が立ったよ!


「これは僕の力で逆転可能な未来だ!」


天野(あまの)雪輝(ゆきてる)

未来日記の登場人物で主人公。序盤はヒロイン役も兼ねる。
12人の日記所有者の一人で「1st」
CV:富樫美鈴


常に周囲から離れ、「傍観者」であろうとする中学二年生。
物語序盤は「傍観者」としての位置から目にした事を無差別に日記にすることを生きがいとする暗い少年だった。

友人は空想の中の神・デウスと悪魔・ムルムルしかいなかった。つまりぼっち。

趣味は前述の通り「周囲のあらゆる出来事を日記にすること」ダーツ
ダーツの腕はかなりのもので、土壇場では百発百中である。


夢も目的もなく、何も出来ない自分から目を背けていた雪輝だったが、
ある日…


いいだろう
お前に「未来」を与えてやる


デウスは空想の存在ではなく本物の神だった。
デウスによって雪輝の日記は未来日記「無差別日記」と化し、次第にそれまでの日常とは離れていくようになる。

そして… 













大丈夫、ユッキーは…由乃が守ってあげる

ねぇ?ユッキー……



ヒロイン・我妻由乃押し倒されてキスされるという、
うらや…衝撃的な邂逅によって未来日記所有者同士によるデウスの次の神を決めるサバイバルゲームを、
ユッキー大好きヤンデレストーカーと共に生き抜くはめになる。


※以下ネタバレ注意 










【作中の活躍】
装備はダーツと「無差別日記」、パートナーは頭脳明晰・超人・ヤンデレと三拍子揃った我妻由乃。

作中では雪輝は由乃にかなり頼りながらも他の日記所有者を次々と撃破していく。

そして所々で由乃と恋人やったり監禁されたり不法侵入されたり…
あと、何回キスしたことやら…

雪輝爆発しろ


その気弱でヘタレな性格や、某K君にくりそつな友人秋瀬の存在、作者自身がその作品の大ファンで影響を受けているためか新世紀エヴァンゲリオンの主人公碇シンジと比較されがち。

…とまあ色々過ごしていく内に、雪輝自身もヘタレ退行期間を経て覚醒雪輝へと成長していく。


普段は由乃の影に隠れ結果的に由乃に汚れ役を押し付けがちだが要所では火事場の馬鹿力と勇気で由乃のピンチを救い活躍する。

持ち前のダーツの腕でダーツで携帯を串刺しにしたり、日記の欠点を突いた頭脳プレーで相手を追い詰めたりと、
弱々しいイメージが嘘のように活躍している。

7thとの激戦と言葉を経て監禁事件で絶たれた由乃との絆を修復した雪輝だったが、親が立て続けに死亡するという悲劇を迎えてしまう。
それにより、雪輝が押し込めていた「家族で星を見に行く」という希望は絶たれてしまう。

特に叶えたい願いがなかった雪輝だが、これにより「神となり親を生き返らせ、全てを0(チャラ)に戻す」ことを目的に動くようになる。

そうした中で、今までストーカーとして見ていた由乃への思いが「ずっと一緒にいてくれた」、「自分に尽くしてくれた」という感謝に変わっていき、
次第に由乃を深く愛(依存)するようになる。


神となる覚悟を決めてからは序盤が嘘のように変わる。
若干泣き虫な点は残しつつも、やることは今まであった中途半端な甘さが消え、目的のために手段を選ばないという歪んではいるが覚悟を持った人物になる。


やることも大分派手になり、

  • 11thを殺すために8thと組むフリをして、罠があることを知った上で8th一行を突撃させ罠にかかった所を8th以外全員殺害した。 
  • 無免許運転は当たり前 
  • サブマシンガンを笑いながら乱射「ハハッ」 
  • TV局に犯行声明を出す。内容は要約すると「11th自殺しろ」。
(etc.)
要するに「どうせ生き返らせるから殺してもいいよね(意訳)」とドラゴンボール的思考で行動するようになった。
しかしメモ帳の生き返らせる人間のリストに両親だけでなく自分と由乃が殺した人間(両親の仇の11thでさえも)も書き、
高坂達が11thに人質に取られた際は見殺しにせず解放を要求し、
9thとの対決では「本当は誰も殺したくなかった」と胸の内を涙ながら語り彼が子供だと言うことや残酷状況を考えると一概に悪とは言えないだろう。

だが、11thを殺し残る所有者8thを殺そうとした矢先秋瀬達友達に止められる。
そして「神になっても人は生き返らない」と衝撃の事実を日向から聞かされる。

死んだ人間を生き返らせる事ができないと知らされた雪輝は再度絶望に苛まれる事となった。

しかし日向の必死の説得と彼女等の優しさにより希望を取り戻し立ち直ろうとしていた。









かに見えた。
後、少しで日向に説得されようとした矢先に由乃から「助けてユッキー!秋瀬に殺される!」電話が入る。

更に由乃の電話は全員雪輝を裏切る気だと続き、
死んだ人を生き返らせない絶望と日向達への疑心暗鬼からパニックに陥った雪輝は日向を撃ち殺してしまう。

更に最後まで8th殺しを止めようとし雪輝を説得しようとしたまお、高坂を立て続けに射殺。

秋瀬も射殺しようとするも弾切れにより未遂に。
そして秋瀬の口から「由乃は最後まで生き残り二人っきりになった暁には雪輝を殺す気だ」と告げられる。


友達殺し(しかも雪輝を裏切ったのではなく雪輝を救おうと行動したにも拘らず疑心暗鬼で殺してしまった)といった、
ある意味主人公最大の禁忌を犯してしまい8thが死に秋瀬も失った雪輝は由乃と二人っきりになり文字通り後に引けなくなってしまった。


無差別日記
雪輝が周囲の物事を無差別に携帯に記録されていたものが、神によって未来日記化された。

能力は「雪輝を中心とした周囲の未来を無差別に全て予知する」こと。
そのため、未来日記の中では随一の情報量を持つ。

その一方で「雪輝自身に関する予知が含まれていない」という弱点がある。
この点、良くも悪くも物語序盤の雪輝がよく表れているといえる。
作者曰わく、自分自身に目をそらし続けたツケ。

弱点については由乃の「雪輝日記」に自身の予知が出るため、併用することでカバー可能。
しかし、常に自身を監視されているため、サバイバルゲームという点では由乃は雪輝の最大の脅威でもある。


【余談】
  • 雪輝の名前の由来はローマ神話の主神ユーピテル。
    ギリシャ神話のゼウス神に対応する神で、普段は余り神様らしくなく、ここぞという時に神様らしくなる神様であり雪輝らしい神様と言えるかもしれない。

  • 握力は原作45キロと中学二年にしては凄い握力である。雪輝らしくない為か、アニメでは修正されて握力30台後半に落とされた。
    でも、携帯をダーツで串刺しにするあたり「振る力」はあるのだろう。

  • 外伝「パラドックス」ではムルムルのミスで由乃が一時的に消えてしまい本来の因果から外れてしまったために、
    雪輝は火山に刺されゲームから一時退場するはめになる。
    雪輝復帰の間、代役として秋瀬或が任命されるのだが…








由乃

君を救いに来たんだ

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 未来日記
  • 主人公
  • ヘタレ
  • 新世界の神
  • 日記所有者
  • 1st
  • 未来予知
  • 予知能力者
  • ユッキー
  • 無差別日記
  • 富樫美鈴
  • 傍観者
  • ダーツ
  • 妄想癖
  • ぼっち←後にリア充
  • ネタバレ
  • ストーカー被害
  • 由乃監視項目
  • 天野雪輝
  • ストーカー被害者

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年03月28日 00:24