キャル(プリンセスコネクト!Re:Dive)

登録日:2020/05/31 Sun 01:35:00
更新日:2023/11/16 Thu 19:28:41
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努力すればきっと願いは叶うし、がんばれば不可能なんてないのよ。あたしは、そう信じてる


つらいことも、苦しいこともあったけど……今、幸せだし、世の中ってきっと、そういう風にできてるのよ


前向きにがんばれば、誰だって幸せになれるわ。あたしだって、あんただって、誰だってさ


そうでしょ。ねぇ、そうだって言ってよ。お願いよ……


キャルとは『プリンセスコネクト!Re:Dive』の登場人物の1人である。
CV:立花理香

プロフィール

年齢:14歳
身長:152cm
体重:39kg
誕生日:9月2日
血液型:A型
種族:獣人
所属ギルド:美食殿
趣味:猫と遊ぶ


概要

【美食殿】所属。
行き倒れていたところを主人公たちに助けられ、なし崩し的にギルドに参入した。メンバーの中では常識人ポジションで、ツッコミ担当。
何かと物言いはキツいが、美食殿の面々は友人としても気に入っており、ツンツンしつつ何かあると心配したり、気遣ったりする典型的なツンデレ。
実は人見知りで、あまり親しくない人間が相手だと打って変わって大人しくなる。

常識人なので、コッコロと異なり昆虫や魔物のゲテモノ食いには強い抵抗を示すものの、付き合わされる内になんだかんだ慣れてきた*1

ペコリーヌからは頻繁に抱き付かれたり頬ずりされたりと何かにつけてスキンシップを取られており、「抱き付くなー!」などと抗議しているが、
無邪気に自分に対する好意を示し、仲間・友人として信頼を寄せてくるペコリーヌにストーリーが進むにつれて絆されていく。
コッコロに対しては妹分のように見ているのか、「コロ助」というキテレツなあだ名で呼び、主さまに過保護な点には軽く引いている節があるものの、
彼女なりにコッコロを気に掛けているようで、バトルではコッコロと一緒に編成すると「あんたの主さまを護りましょ!」と呼びかける。

精神年齢が赤ちゃんの主人公にも、基本的に甘いペコリーヌやコッコロと違ってツンツンしており、あまりにおかしな行動を取ると容赦なく突っ込むが、
なんだかんだで世話を焼いてやったり、ペコリーヌやコッコロが(主に食事面で)自分の常識に反することをしていると主人公に助けを求めたりする。
コッコロの真似をして照れながら「あ、あるじさま……何でもないわよ!」と言ったりと、デレを垣間見せることも。


素性が不明で、時々不穏な行動も見せていたが、実は【美食殿】とは敵対する立場であり、王家直属の親衛隊ギルド【王宮騎士団(NIGHTMARE)】との関係が深い。
主である覇瞳皇帝(カイザーインサイト)・ユースティアナからペコリーヌの殺害・監視命令(後に主人公の監視も)を請け負っており、【美食殿】への所属もそのため。
平たく言えばスパイ兼暗殺者なのだが、本来の主であるのに自分に冷たく接するユースティアナに対し、
(キャル視点で)偽りのギルドメンバーであるペコリーヌ、コッコロ、主人公は自分を大切な仲間・友人として接してくれるため、
「自分は彼らの敵である」という罪悪感を抱えながらも、キャル自身も【美食殿】を大切に思うようになるが、
ユースティアナに対する忠誠心と、彼女への恐怖心もまた強いため、友情と命令・恐怖の板挟みとなり、苦悩することとなる。

ちなみに、ユースティアナこと覇瞳皇帝のプリンセスナイトでもあり、その力の一部を譲渡されている。
固有の能力は「魔物の使役」。魔物を自分の意のままに操る力だが、あまり上手く扱えておらず、何匹かで指定した対象を襲わせる程度のことしかできない。
最初に行き倒れていたのも、ペコリーヌを捕縛しようとして魔物の制御に失敗したためである。

そして、ペコリーヌの捕獲が上手くいかないことにしびれを切らせた覇瞳皇帝に、その負担を考慮せずにプリンセスナイトの力を注ぎこまれ、
また、深く洗脳されたことにより、仮面を被らされて「陛下(=覇瞳皇帝)代理」としてペコリーヌや【美食殿】と敵対するが、
キャルの正体を知ってなお、彼女を大切な仲間・友人と思う【美食殿】は彼女の洗脳を解くべく彼女の精神世界にダイブし、洗脳を解くことに成功。
かつて自分をプリンセスナイトとしてくれた覇瞳皇帝への未練は残しつつも、キャルは【美食殿】に戻ることとなった。

第一部クライマックス「王都終末決戦」の際も、完全に覇瞳皇帝を敵視することは出来ずにおり、それに付け込んだ覇瞳皇帝に自分の下に戻るよう唆されるが、
キャルは自分の嫌がることを強制する覇瞳皇帝と、自分を大切に思ってくれる【美食殿】のどちらが自分にとって大切かを痛感し、改めて拒絶。
覇瞳皇帝にプリンセスナイトの力を返上すると、主人公のプリンセスナイトの力を受けた魔力の渦をぶつける。
このキャルの決断によって「王都終末決戦」は【美食殿】やその仲間たちが優勢となり、勝利へと繋がったのであった。

+ 第二部では…
「王都終末決戦」後、「ユースティアナ」を騙った覇瞳皇帝の腹心であったことが問題視され、危険な立場に立たされていたが、
その覇瞳皇帝打倒に多大な功績をもたらしたことと、本来の「ユースティアナ」ことペコリーヌの取り成しもあり、
王宮の監視下に置かれつつも、立場はペコリーヌ…「ユースティアナ」の侍女ということになっている。

ソルの塔から降ってきた記憶喪失の少女・シェフィの面倒を見ることにもなったものの、主人公のように幼児退行している上、
何故かシェフィはキャルの尻尾を気に入っており、隙あらばシェフィに尻尾を噛まれたりしていた。
そのため、大いに苦労する羽目になったキャルだが、シェフィの幼児退行が治った後は一転して幼児退行時代のことをからかうようになり、
折に付けて「バブバブ~♪」などとからかっているが、彼女なりのシェフィへの愛情表現でもある模様。

一方で、主人公のプリンセスナイトの力の更なる発露により、彼と深い絆を持つ者が『プリンセスフォーム』という新たなる力を得ていくことになるが、
ペコリーヌやコッコロ、【トゥインクルウィッシュ】のメンバーが次々と変身していく中、キャルだけが変身できずにいた。
そのことに思い悩んでいた最中、未だに蟠りがある覇瞳皇帝への想いを敵である【レイジ・レギオン】に利用され、
覇瞳皇帝に化けた人形により苛烈な尋問を受け、その見た目もあって反撃することも出来ずに死を覚悟したが、
ラビリスタに送り出された主人公が救出に現れたことにより、彼への想いを爆発させたキャルは遂に『プリンセスフォーム』に変身した。
なお、初変身時にほぼ主人公への愛の告白をしていたため、窮地を脱した後にそれに気付いたキャルは焦るが、
赤ちゃん天然の主人公にはほぼ伝わっておらず、「僕も(仲間・友人として)大好きだよ」と含むところなく返され、脱力する羽目に。
しかしこの一件でキャルは色々吹っ切れたらしく、彼への好意を自覚してペコリーヌたち強力なライバルと競い合う覚悟を決めると共に、
覇瞳皇帝への蟠りもようやく消滅し、自分の居場所である【美食殿】に帰っていくのであった。


現実世界のキャル

名前は百地(ももち)希留耶(きるや)
アストルムと名前が異なるのは単なる打ち間違いだが、希留耶は自分の名前をかわいくないと思っているため、「キャル」のハンドルネーム自体は気に入っている。
断片的に語られる情報では(特に母親に)かなり問題のある家庭環境(娘に自分の指示通りの行動を強要、風水的に縁起がいいからと遠くの塾に通わせる、旅費の積み立てをケチって修学旅行に行けなくする)で育ったようで、
そのためか普段から精神的に余裕が無く、他人の善意を信じられない。
唯一の心の拠り所はアストルムの生みの親の一人「千里真那」と自分が遠縁の兄妹*2であるという母親の言葉であり、アストルムを始めたのも彼の手がかりを探して少しでも近づくため。
神様みたいな人と同じ血が流れているという希留耶なりの信仰であるらしい。

ところで、前作『プリンセスコネクト!』最終決戦では覇瞳皇帝の本名が「千里真那」だと判明しているが…


ユニットとして

通常バージョン

初期から使える配布キャラの1人で、後衛の魔法アタッカー。レア度は☆1。
通常スキルは単体攻撃の「サンダーボール」と物防&魔防デバフの「アーマーダウン」、UBは全体攻撃の「グリムバースト」とバランス良く取り揃えており、初期キャラらしく癖の小さいタイプ。
物防と魔防の両方を下げるので、魔法パーティーのみならず物理パーティーに入れても一定の働きをしてくれる。
色々な編成に組み込めるのが強みで、特にアカリと組むとデバフの相乗効果でタンクを一気に吹き飛ばすことも。通称・裏切り○ックス。
また、専用装備を付けると「サンダーボール」が範囲攻撃化&魔防デバフ付与とさらに強化される。

☆6開花後はUBが「アビスバースト」に変化。
威力が約2倍にアップした他、敵のTP回復を妨害できる『恐慌』を付与できる効果も追加されるように。演出もド派手になった。

水着バージョン

後衛の魔法アタッカー。レア度は期間限定☆3。
単体攻撃の「ウォーターバレット」、ダメージ+魔防デバフの「スパイラルウェーブ」、浮き輪を投げつけて攻撃するUB「レイジングフローター」と、単体を攻めることに特化した性能となっている。
専用装備を付けると「ウォーターバレット」にも魔防デバフ効果が付き、デバッファーとしても優秀なユニットとなる。
攻撃力は実装時点で同タイプキャラ中トップであり、今日もアリーナにて何人もの岸くんを浮き輪で沈めている。

ちなみにキャルは泳げないため、ガチャ演出は大き目の浮き輪でバカンス気分だったところで浮き輪に穴が開き、涙目でこっち(騎士くん)に助けを求めるというものになっている。
水着姿も露出度的には恥ずかしいようで、UBでは「こっち見んなー!」と叫び、勝利ポーズでは猫のように身を屈めて浮き輪の穴から恥ずかしげに顔を出す。
なおコッコロと一緒に編成するとUB発動時の台詞が変化し、「見てなさい!」「ジロジロ見るんじゃないわよー!」という、「どっちやねん!」とツッコみたくなる流れになる*3

ニューイヤーバージョン

後衛の魔法アタッカー。レア度は期間限定☆3。
結い上げた髪や猫柄の晴れ着がとても可愛い。そして「ウィッシングフィールド」(=希望の場所)というスキルの名前がエモい。

何よりも特筆すべきはUB「ニューイヤーバースト」。
「単体にダメージ+自身に魔攻バフ」という基本性能に加え、「与えたダメージが大きいほどバフの効果が上がる」という特性がある。
これを利用し、バフが切れる前に次のUBを撃つことができれば、バフの効果が増大し威力が指数関数的に跳ね上がっていく。
ただし、うまく回して最大限に活かすには専用のパーティーを組み、かつニャル以外に余計なTPを与えないよう 手動で UBを回す必要がある。
これにより、ネネカルナなどのTP支援を持つユニットと組み合わせてひたすらキャルにUBを撃たせるパーティーが運営も想定外のカンストダメージを叩き出すなどして話題になった。
実装直後に開催された2020年1月のクランバトルでは、全てのボスを1回の戦闘で撃破するという大暴れっぷりを見せ、次回からボスへのダメージに上限が設けられるなどの調整が入る事態に。
これによってクランバトルを一度破壊した女とあだ名されることとなった。

そこまで極まった運用をしなくとも、魔法アタッカーとしては十分に強力な部類に入る。もちろん、UBの特性を活かすためにも魔攻バフ・魔防デバフ・TP供給といったサポートは必要となるが。
また、スキル「ウィッシングフィールド」で味方全体に魔攻バフと物理無効バリアを付与でき、サポーターとしての役目もこなせる。
ちなみに「魔攻が高いほどバリアの無効ダメージ量が上がる」という特性があるため、上記のUB連発状況下だと物理攻撃に対してもほぼ無敵になる。

余談だがオーバーロードのキャラストーリーでは現実世界の彼女がこの衣装を装備して「結構ヤバそうな能力だった」とついに公式で壊れ認定された。
ついでにこの時、ゲームにおける別衣装の数々は衣装をmimiでスキャンする事で衣装ごとに違う装備として認識される事も判明した。

プリンセスフォーム

後衛の魔法アタッカー。レア度はプリンセスフェス限定☆3。
ストーリー第2部で発現したプリンセスフォーム。
ストーリー上では最後に変身したが既に変身しているレイを差し置いて実装された。
単体攻撃に特化しておりダメージと同時に魔法防御力を下げる「カラミティサンダー」や単体回復を兼用した「アビスコールエイド」を使いこなす。
設定上では使えるとされた回復魔法をこのバージョンで満を持って実装される運びとなった。
だが注目すべきはユニオンバーストの「アビスエンドバースト」。初となる極大ダメージ表記でその破壊力は実装当時では全キャラの中でもトップクラスとなっている。
ただアタッカーなのに「HP吸収」パラメータがRank20でも0という致命的な弱点も抱えている。その点は他の回復役と編成するなどしてカバーしてあげたい。


外部出演

CygamesつながりでグランブルーファンタジーShadowverseにゲスト出演している。

グランブルーファンタジー

2018年12月に行われたコラボイベント「プリンセスコネクト! Re:Dive 蒼空の食卓をともに」にて、ペコリーヌ&コッコロ&プリコネ主人公と共にゲスト出演。
ユニットとしては一人だけ サイドストーリー化した2019年5月に実装 キャル虐かな?
ストーリーエンディング後、フリークエストのHARDをクリアすると加入する。レア度はSSRで属性は闇。
原作準拠で闇アタッカー兼デバッファーとなっており、SSR相応の攻撃性能はあるものの、他二人のようにヤバいですね☆と言いたくなる程の性能にはなっていない。
初心者が早々に入手可能な闇アタッカーとしては悪くはないのだが、ある程度闇キャラが増えてくると自然と出番がなくなっていく、一般的に配布キャラとして想像する程度の性能。キャル虐ですね。
余談であるが、サポートアビリティ「ぶっ殺すぞ!?」の名前は当初は「ぶっ殺すわよ!」だったがアップデートで変更された。
文面の過激さから修正されたと疑われたが、実は「ぶっ殺すぞ!?」のほうが原作で実際に言ったセリフだったため。
そもそも、どっちにしろ過激だ。

Shadowverse

2019年3月28日、第12弾カードパック『鋼鉄の反逆者(リベリオン)』のリリース開始とともに、リーダースキンが販売された。クラスはウィッチ
自社コラボなので期間限定ではなく、いつでもクリスタル(課金アイテム)500個で購入可能である。
また当時のコラボミッションで、キャルのイラストが描かれたスペルカード「運命の導き」(元々存在した同名カードのイラスト違い)を手に入れることができた。

運命の導き


奥歯ガタガタ言わせてやるわ!

登場カードパック クラシックカードパック/蒼空の騎士
5コスト スペル ブロンズ
スペルブースト*4コスト-1
カードを2枚引く。

また第15弾カードパック『アルティメットコロシアム』では、ウィッチのレジェンドレアのフォロワーとして実装された。

猫耳の魔法使い・キャル


いいわ!やってやろうじゃない!

覚悟はいいかしら?グリムバースト!!

登場カードパック アルティメットコロシアム
6コスト フォロワー レジェンド
4/6
ファンファーレ*5相手のリーダーの体力の最大値を-5する。
ユニオンバースト10*6;ランダムな相手のフォロワー1体と相手のリーダーに1ダメージ。これを5回行う。
進化後
5/7
進化時 体力3以下の相手のフォロワーすべてを破壊する。

全フォロワーでも珍しい、相手のライフ最大値に干渉するという能力を持ったフォロワー。
シャドバの初期ライフは20のため、このファンファーレを4回発動、もしくは相手の最大ライフが10になった時にユニオンバースト発動状態のキャルをプレイすれば、相手のライフが0になり勝利できる
つまり言ってしまえば「3回出せば勝てるフォロワー」その性質上、ナーフを叫ばれることもしばしば。
また進化時効果も強力で、スタッツ上昇は控えめなものの、相手の展開したフォロワーを一掃することができる。

ブッ殺すわよ!

この進化時ボイスでせっかく横並べしたフォロワーを消し飛ばされたプレイヤーも多いだろう。
主な採用デッキは「自然ウィッチ」。トークンアミュレット「ナテラの大樹」を何度もプレイすることで山札から直接召喚したフィニッシャー「エレメントシャーマン・ライリー」に相手リーダーを攻撃させる際、守護を退かせる&相手の最大HPを下げてリーサルを確実に狙う役割を持つ。

若干の運要素もあり環境的にはTier2の位置にいるデッキだが、このデッキで実績を出すユーザーや苦手なデッキとして挙げるユーザーも多い。
また後日同パックのアディショナルカードとして追加された、自分以外のファンファーレ能力持ちをサーチしつつ、進化時に手札のユニオンバースト持ちを実質3も加速させる「プリンセスナイト」(騎士くん)が実装されたことで、
  • ファンファーレを持つフォロワーをキャルだけにしてプリンセスナイトのサーチを確定にする
  • さらにウィッチ・フォロワーもキャルだけにすることで「イザベルの詠唱」*7でのサーチも確定させる
  • 手札のフォロワーをコピーして手札に加える「マナリアの偉大な研究」でキャルやプリンセスナイトを増刷する
といった構築を行うことでキャルを3回召喚することに特化した「キャルウィッチ」となるデッキも地雷デッキとして使用するユーザーもいる。
このデッキは最速8ターンで相手のライフを蒸発させることができ、ゲーム環境が遅ければ遅いほど脅威になる地雷として認知されている。

特に、ライフ上限を減らしながら自分のターンでバーンするという性質上、コッコロがキーカードとなっている「コントロールエルフ」はこのキャルウィッチに滅法弱い。
いくら回復しようとライフ上限を削られれば無意味、フォロワーの攻撃でライフを削るデッキではないので除去もあまり有効ではないと、得意とするコントロールプランが通用せず、
相手の7ターン目までに「豪風のリノセウス」の疾走条件を満たしてOTKを決める以外の勝利手段がなく、マッチングされると十中八九負けると言っていい。

加えて「堕落の漆黒・アザゼル」をトリガーに最大HPを10にして戦う「復讐ヴァンパイア」にとってもこの上ない天敵である。

逆に、キャルが着地するのは最速でも6ターン目以降なので、速攻を仕掛けて序盤からガシガシ相手の体力を削るアグロデッキには弱く、
除去スペルでの対処が追い付かないほどの大量展開を、全体除去を持つキャルがプレイできる6ターン目までに何度もされたりすると、体力が持たずにそのまま押し切られることも多い。
ロイヤルやネクロマンサー、ヴァンパイアなど、アグロデッキやアグロプランも取れるデッキが有力なリーダーと戦う際には、除去スペルを効果的に用いることを意識した立ち回りが求められる。

運命の神々(FOH期)に登場した「リンクル」とのコンボによるシナジーが高く“秘術キャルウィッチ”という凶悪デッキで環境を荒らした。
リンクルによるターン毎体力上限減少効果→キャルでさらに減らす→キャルのUBor同期の禁約の黒魔術でリーサル… といった悪行を平気で行うのでキャルへのヘイトは溜まる一方。

アディショナル追加前のナーフにも引っかからなかった*8ためさらなるヘイトを溜める結果となった。
ただ、アディショナルにて体力上限を上げる「招来の大天使」が追加されたため対策を打つ、といったことが可能に。
そのためFOH期終盤では環境トップではなくなった。

余談だが、公式Q&Aの「「猫耳の魔法使い・キャル」の能力によって相手のリーダーの体力の最大値が0以下になるとどうなる?」という質問に対する、「相手が敗北します。」というあまりにも単純明快すぎる回答は割とネタにされている。


さらにはソロプレイの期間限定の「クエスト」では上級でキャルとカードで対戦できた。
使用クラスはウィッチ、ウィッチらしくスペルブーストを軸にしたデッキを使う。が……
  • 上級なので貰えるポイントが多い。
  • デッキの性質上アグロプランに弱く、他のデッキよりも試合が早く終わる上に戦いやすい。
  • 中級のペコリーヌも貰えるポイントの量は同じだが、アグロプランに強い「お姉ちゃん剣士・シズル」や「栄光のフロントガードジェネラル」などがいるせいでキャルに比べて周回効率が良くない。
  • より上の超級にカイザーインサイトがいるが、1回勝てば次の日まで戦えない上、デッキも全てがトークンカード編成されており非常に強力で簡単には勝てない。
と言った事情でユーザーから周回先として選ばれ倒されまくってしまっていた
さらに用意されているミッションがあり、そのミッションをこなせば大量のポイントを貰うことができる。クエストの相手により異なるミッションが設定されているが、キャルの場合……

  • 相手がプレイした猫耳の魔法使い・キャルを破壊する(100pt)
  • 1ターンで相手の体力を10以上減らす(200pt)

「キャルを虐めてください」と言わんばかりの内容であった。
フォロワーとしては非常に強力な一方でやっぱりキャルはキャルでした。

セブンズストーリー

騎士くんが触った宝石が放った光に包まれて向こうの世界に訪れ、はぐれた騎士くんの捜索とペコリーヌへのツッコミに走り回る。
地名が通じないことから見知らぬ土地に居ると感づく等のクレバープレイも見せるのだが、やはりペコリーヌに振り回されている。
ステータス欄をよく見ると、種族が現地基準のニャア族になっている。
会話イベントでは、いじられるかツンデレっぽく扱われている。マモノや虫を食べるのはランドソルでも普通じゃないと主張したり。
あとぼっちに見つめられていた。奇しくも両者は闇属性杖装備である。

「はぁ?協力してほしい?あたしは忙しいのよ…って、マモノ来てるじゃない!早く言いなさいよっ!」

強気な猫娘 キャル
レアリティ5 闇属性 杖 歩行
異世界 女性 青年 ニャア族

限定の杖ユニットとして実装。デフォルメ3Dモデルが拝める。
杖キャラの弱点である移動力を補いつつ、通常攻撃でマヒや防御デバフを付与できる。編成効果は攻撃アップ。
やや大物向きだろうか。


アニメ版

アニメでは某駄女神のごときいじられキャラになっており(ついでに顔芸もよく似ている)、カエルや虫が大の苦手。
ペコリーヌに虫料理を強引に食べさせられて猫口+涙目になったり、ミツキとエリコの魔の手から主人公たちを逃がすために囮となって「無茶しやがって…」演出をされたり、
その後ミツキに「3割増しで元気になる」治療をされた結果、その次の回の冒頭でギルドハウスに帰るなり明らかにヤバい目で「寝る!」と叫んだ後にOP入りしたりと、
アニメスタッフからもちょっと歪んだ愛され方をしている。
また、若干胸のサイズが増量され、普乳くらいまで大きくなっている


余談

1周年記念に行われた人気投票では、☆1キャラ部門で3位に入賞した。

以上のように、公式設定および劇中の扱いからして、不幸&弄られ街道を突き進むキャラであり、
ファン間からもソフト・ハードを問わず弄られまくる。通称・キャル虐
彼女の明日はどっちだ。どうあがいても公式が最大手だが





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最終更新:2023年11月16日 19:28

*1 なお実際の猫は昆虫が好きで食べることもある。

*2 原文ママ。実際は生き別れの兄妹というニュアンスと思われる。

*3 コッコロがいると「見てなさい!」に変化するのはどのバージョンでも共通である。ちなみに、第二部で【美食殿】入りするシェフィと一緒に編成した時にも「見てなさいシェフィ!」という特別台詞になるため、コッコロと同じような流れになる。

*4 スペルブーストの効果を持つカードが手札にある状態で、自分がスペルをプレイするたびにスペルブーストが1回働き、効果を発揮する。

*5 手札からPPを支払って召喚した場合に発動する能力。他のカードの能力等でPPを支払わずに召喚した場合は発動しない。

*6 「ユニオンバースト X」と書かれた能力は、Xターン以降にプレイすると発動する。Xの数字はこのカードが手札にあるときに自分の場のフォロワーが進化する度に-1される。

*7 ナテラ崩壊で実装された「結束の魔術」のチョイス選択肢の一つ。

*8 キャルはもちろんのこと悪行に加担してたリンクルや禁約の黒魔術師も…