メグ(グラブル)

登録日:2020/08/30 Sun 14:19:58
更新日:2023/10/09 Mon 20:33:36
所要時間:約 11 分で読めます




メグとは、グランブルーファンタジーに登場するキャラクターである。CV:黒沢ともよ
ちなみに本名は「マーガレット」だが、ここでは自称・ゲーム中での基本表記に則って「メグ」で統一する。


【概要】

イベント「わたしの愛しのアウギュステ」に登場する少女。
濃いピンク色のツインテールの髪に、制服のような衣装が特徴的な普通の女の子
少し引っ込み思案ではあるが基本的に明るく、また夢見がちで変に律儀な少女である。
グラブル作中屈指のリゾート「アウギュステ列島」に旅行に行くためにアルバイトに精を出す努力家な一面もあるが、所属している女子グループでは自己主張が苦手な為、若干軽んじられている。
なおアウギュステに行きたい理由としてはリゾートとして有名な事もあるが、何より「そこに行くだけで自慢できる」からという動機の方が大きかった。
そして遂に旅行費用が貯まり、アウギュステに旅立つ日がやってきたのであった。


【彼女の活躍】

こうしてアウギュステ列島にやってきたメグだったが、そこには女子グループのリーダー「まりっぺ」がいた。
この時点で「アウギュステに行ったことを自慢」できなくなった上、当のまりっぺもリゾート(というか男性との付き合い)を楽しみたいが為メグを邪険にしていた。
早速出鼻をくじかれたメグだったが、ホテルにて創業100万人目の宿泊客として「アウギュステ列島ユディスティラ島の特別ツアー」を獲得する。
色々と予定を組んでいた(その予定はゲーム内でも確認できる)のが早速崩れるが、ほぼ貸し切りに近い上何よりまりっぺに会いたくないため1人で楽しむメグ。
しかしその島の正体は2014年7月末夏イベント「蒼海を征く暗黒巨大魚」の舞台である。
つまり巨大魚「アルバコア」が大暴れするイベントであり、メグもそれに巻き込まれてしまう。
プレイヤーである騎空士達にとってアルバコアは見慣れている存在だが、メグは単なる一般人。
リゾート地にでかい魚が飛び込んできた時の衝撃は計り知れない。
この事にショックを受けたメグは以後ホテルから一歩も出ること無くこの夏を終えるのだった。


旅行というものは得てしてうまく行かないもの。
故に同じ場所に何度も赴くのもまた醍醐味である。特に憧れの地アウギュステとなれば。
…というわけでアルバイトを凄く頑張って、翌年メグは再びこの地に降り立った。
ちなみにホテルの人には謝罪された。まりっぺも普通にいる。
気を取り直して今度はベネーラビーチで楽しむことに。なんか騎空団とか言うカタギじゃないっぽい人もいるが気にしないことにした。
ここでメグはアニラというドラフと出会い仲良くなるが、このベネーラビーチは2015年7月末夏イベント「薫風、白波を蹴立てる」の舞台。
このイベントのボスであるカツウォヌスに尾びれで強烈なビンタをされ、2回目の旅行もほろ苦い結果に終わった。
ちなみにこの時のメグは「アルバコアとカツウォヌスの区別なんかつかん」とプレイヤーの心の声を代弁した感想を述べていた。


3年目。
もう金輪際アウギュステには行かないと決意していた筈、地元の商店街の福引でアウギュステ旅行を当ててしまう。
辞退しようにも周りが盛り上がってしまい断りきれず、こうして3年目のアウギュステにやってきてしまった。変なところで律儀な少女である。
まりっぺも来ているが今度はプレイアブルキャラのヘルナルと付き合っていた。
はて、寿命3年とか言われたサルナーンというキャラがいたような気がするが…。*1
今回旅行したのは2016年7月末夏イベント「盛夏、来たりて」の時期。
今回はイベント的にも平和だったはずなのに、ウオノタユウにビンタされ気絶した挙げ句、眼を覚ましたら白馬の王子様…ではなく白いふんどしが目の前にあったことで強烈なトラウマとなってしまった。
なおふんどしの本体であるジンはあくまで善意でメグを助けようとしていたのだが、彼が騒動を起こしている「例の騎空団」のメンツだったこととその格好のせいで逆効果となってしまうのであった。


4年目。サルナーンは無事。
今度の今度こそアウギュステ旅行には行かない!と少し大人になったメグ*2は決意していたものの、
助けた老婆から貰ったチケットを断り切れず、ついでにそのチケットを無駄にする事も出来ずにまたもややってきてしまった。
最早アウギュステがメグを誘っているかのように…。
後やっぱりまりっぺもいる。最早腐れ縁である。
なお去年まりっぺが付き合ってたヘルナルは互いに「いい関係」とは思っていたらしいが去年の騒動の際にはぐれてしまいそのまま別れる形となってしまった。というわけでまた新しい彼氏を作ってた。
それはともかく今度やってきたのはリゾート地として開発されたベンディク島。
2017年7月末夏イベント「ポーチャーズ・デイ」の舞台の為、ならず者ハーヴィン集団「オダヅモッキー」の発する雑音とそれに応戦する漁師達の発する雑音*3に苦しめられた。
とはいえそのイベントで登場した「ンニ」を美味しく頂けたうえ、油断して襲われた魔物から助けてくれた少女とも打ち解ける。
……が、その少女ことフェリが幽霊であることを知ってしまい、泡を吹いて気絶。
またもやトラウマが生まれてしまう結果になったのだが。


5年目。
またもやメグはやってきた。最早理由すら語らないまま
やけくそになって泳いでいたら「デンキンナギ」に襲われ、電流を浴びる。
そう、彼女が泳いでいたのは2018年7月末夏イベント「ビリビリ☆エレクトリカルサマー」の舞台であったのだ。
というわけで感電し気絶していたところを、またもや助けられる。
今度は白ふんどしではなく、正真正銘の理想に描いた貴公子「アルベール」の手によって。
イケボでイケメンの彼、立ち上がる時にどっこいしょとか言い出すギャップもまた素敵で、まさしく夢に描いた白馬の王子様を前にして、メグは…何故かときめかなかった
そして何も言えずに、例の騎空団と共にデンキンナギとの戦いに赴く彼を見送ることしかできなかった。

ただ単にアウギュステと白馬の王子様に憧れ、故郷を離れた世界には楽しいことと美しいものしかないと思い込んでいた普通の少女メグ。
しかし度重なる経験とトラウマは、彼女を「大人」の女性へと変えてしまったのであった…。

こうしてほろ苦い結末を持って、メグの出番は終わる。
ついでにアルベールも失恋したような気持ちとなってしまう。








追記・修正は白ふんどしで少女にトラウマを植え付けてからお願いします。


























大人とはなんだろうか。
楽しいこと、面白いことを切り捨てることだろうか?
それとも、世の中には苦しいことばかりだと諦めることだろうか?
メグはそうは考えなかった。
確かにアウギュステにはトラウマばかり。
だが、アニラやフェリとの出会い、美味しい料理、美しい街並み、そして驚くほど綺麗で広い海…楽しい事も多い。
ではそれを心の底から楽しめないのは何故か?
白馬の王子様にときめかなかったのはなぜか?
それは─

私自身が弱いからだ。



アウギュステ旅行を始めて6年目。サルナーン2人分。
2019年6月イベント「THE MAYDAYS」 …要するにサメイベント。
およびその後の7月イベント「カッパサマー・クロニクル」の際にも、メグはアウギュステにいた。
しかしそこにいたメグは、最早普通の少女ではなかった。

左手には短剣を、右手には鮫を、全身には戦闘服と傷跡。
「バカンスを楽しめなかったのは自分自身が弱いせいだ」との考えに至ったメグはバイトを辞め、山籠りと通信教育の末精悍な女戦士と化していた。声もまるで別人。だが中の人は同じ。
それを見たまりっぺの感想は「…誰?」「そうはならんでしょプレイヤーもそう思った事だろう。

正真正銘の戦士となったメグは、なんと暴走した神聖なる存在「灼弩火罹」を単体で討伐してしまった
戦闘中、アルバコア、カツウォヌス、ウオノタユウ、デンキンナギ、ンニ、白ふんどしといったトラウマがフラッシュバックするが、それごと粉砕。
「例の騎空団」のようにアウギュステを救ってしまったのである。
今まで自分を見下していたまりっぺを含むアウギュステの人たちは突如現れた英雄の姿に感激する。
だがメグに喜びはない。 再びアウギュステに現れる脅威に備え、彼女は再び爪を研ぐのであった。

なお、例の騎空団は寿司を食べていた
その際回想で当時安否が心配されていたカシウスが登場したお陰で「なんでこんなギャグイベントで悲しい気分にならなければいけないんだ」という声が相次いだとか。*4


とまぁ毎年何らかの奇怪な事件が起こっていたアウギュステだったが、2020年は大食い大会が行われるなど平和そのもの。
例の騎空団こと主人公の騎空団とシェロカルテを通じ、アニラやフェリ、ヘルナルとも再会。
度重なる戦いの結果戦闘脳になっていたメグは、騎空団のバカンスに同行しながら疑心暗鬼の気持ちで新たな脅威を探していたが、そんなものは現れなかった。
つまり、普通の、弱い少女であっても楽しめるリゾートがやってきたのである。

「ねぇまりっぺ、そうだよね? 今日、騎空団のみんなと過ごしたの……バカンスだったよね!?」


ようやく6年越しのバカンスを(期せずして)楽しんだメグの姿は、 かつてアウギュステのバカンスを夢見ていた「普通の女の子」そのものであった。


【アウギュステ・オブ・ザ・デッド】

翌年の2021年夏イベントにも登場。
騎空団にて鍛錬を積みつつもまりっぺと文通を楽しんでいた「普通の女の子」だったが、そんなまりっぺに誘われてアウギュステに再びやってくることとなった。
イベントの寸前にシャトラによっていわゆる「フラグ」を教えられる。
そしてやっぱり事件が勃発。人間がゾンビになるという恐怖の事件だ。
途中、お約束をした人間が真っ先にゾンビにやられる事に気付き、自分や仲間がフラグを踏まないように奮闘するが…。
2020年は彼女自身がツッコミどころ満載だったものの1年たった今では「普通の女の子」として逆にツッコミ役に収まっている。
というよりこのイベント全体がゾンビ映画とバイオハザードパロディに全振りしている為、ツッコミせざるを得ない状況というか…。


【拝啓、大切な君へ。】

2022年夏イベントにも登場…しなかった
なぜならイベント自体がアウギュステとは全く無関係な現パロであった。
それどころかなんとエピローグにてアウギュステが閉鎖されたという事がしれっと語られる始末。
アウギュステを守るために戦い続けるメグや、新理事長に就任したまりっぺがどうなったかは語られていない。
しかしその割にはルリアもビィも特に深刻そうな雰囲気を見せておらず、また「来年は行きたい」といった旨の話をしている為、ネガティブな理由での閉鎖ではなさそうだ。
というわけで2022年の夏は出番が無かった。


【元帝国軍人のおじさん(37歳)がサウナを通してととのいの世界をめぐる話】

2023年6月のイベントにて本格的な夏になる前に登場。
アウギュステから離れている為か言動はまるっきり普通の少女である。
またアウギュステ閉鎖の理由もしれっと語られた。
デリフォードの影響でサウナに興味を持つのだが、初めてのサウナだったのに「主」である老婆に怒鳴られガチビビリしたり、冷たすぎる水風呂に凍えてたりと災難に会いまくる。
それでも最終的にはサウナの事が大好きになる…のだが、正直このイベントでは彼女よりまりっぺの方が目立っていた。ウルスラもおやすみ。
しかし久しぶりに普通の少女であるメグが見れて安堵したプレイヤーも多いとか。


【キャラとしての性能】

イベント「わたしの愛しのアウギュステ」ではクリア後に仲間になるキャラがいることが期間前から告知されていた。
とはいっても新キャラがメグくらいしか見当たらないので十中八九彼女が仲間になるとは思われていた。
そしてプレイヤーのその予測は当たっていた。当人は斜め上の変化を遂げていたが

性能としてはレアリティはSRの為能力値はSSRキャラには劣るが、瞬間火力が非常に高く、条件を満たせばかなりの攻撃力となる。
そして彼女のサポートアビリティ『頭アウギュステ』はパーティの水着・浴衣バージョンのキャラ数に応じて攻撃性能UPという物。
なお内容的には「仲間の水着やユカタヴィラ*5を見るほどかつての災難を思い出し、目の前の敵をアウギュステの脅威とみなす」との事。
だが残念ながらスキンは対象外なので主人公を水着、ユカタヴィラにしても効果は出ない。

もう一つのサポートアビリティは戦闘不能時一度だけHP1で耐えるというもの。
というわけで背水編成にし水着ゾーイと組ませると意外な活躍をする…かもしれない。

2021年の夏イベント「アウギュステ・オブ・ザ・デッド」開催時にSSRの水着?バージョンも追加。普段から割と水着っぽいのは秘密。
こちらは更に攻撃的になっただけでなく「頭アウギュステ」も健在。それどころ自分が水着になったのでそれもカウントされる。
なお説明文は「仲間の水着やユカタヴィラを見るほどバカンスの記憶が蘇り、愛しのアウギュステを守る意志が強くなる」とSR時のトラウマ刺激から少し前向きになっている。
そしてその効果だが…
1人:攻撃UP、防御UP(前述の通りメグ本人が水着なのでこれは必ず乗る)
2人:トリプルアタック確率UP(デバグを喰らわなければ確実にトリプルアタックできるほど)、闇属性追撃効果
3人:弱体耐性UP
4人:強化効果が無効化されない
5人:ダメージ上限UP
全てにおいて破格
とはいえ全ての効果を得るには水着、浴衣キャラを組み込む必要がある。
メグと同じ闇属性の水着、浴衣SSRは2022年現在4人(ゾーイ、アンスリア、タヴィーナ、ヴァジラ)がおり全員が普通に強い。闇水着パは結構実用的と言えるだろう。
そもそも2人だけのTA確定+追撃だけでも十分な火力が出るので、攻撃一辺倒なパーティを組みたいのであれば筆頭候補と言えるだろう。



【関連人物】


  • まりっぺ
本名「マリリン」。グラフィックはロングヘアになり水着を着たモブ女性エルーン。
メグの所属する女子グループのリーダーで、流行の最先端を行く少女。
初登場時はメグを軽く見ていたが意外と面倒見は良く、田舎娘丸出しのメグに色々アドバイスをしていた。
毎年やってくる彼女に一種の友情めいたものを感じていたが、「灼弩火罹」の際、彼氏に見捨てられ大ピンチになったところをメグに救われて以降、完全に惚れ込んでしまう
ルリアノートにすら「将来の夢はアウギュステでメグとたくさんの子供に囲まれる生活」とまで書かれる程である。
それと彼氏に見捨てられた事はトラウマらしくナンパ男嫌いも発症してしまった。

2021年イベント『アウギュステ・オブ・ザ・デッド』で専用立ち絵を引っ提げて再登場した。実はモブキャラが専用立ち絵を得て再登場したのはまりっぺが初。ゾンビ化差分もあるよ!
実質イベントのヒロインで、更に色々あってアウギュステの新理事長に就任した。
なおメグに対しては事実上の告白をした挙句、現在は一緒に暮らす新居探しもしているらしい。
メグに対する愛情は深くなっており、ぶっちゃけメグ以外の人間はどうでもよく、男女主人公問わずメグが世話になっているはずの団長に対してもどこかそっけない。
ゾンビ化した時は「メグを襲いたかった」と暴露する。
なお8周年記念の際にはグランサイファーを埋め尽くす程の海の幸を贈ってきたらしい。
閉鎖の理由それじゃないか?とネタにされていたが、どうやら本当の理由は「余りにもトンチキ生物がいたから」となっている。
ちなみに登場する度に新しい立ち絵を得るためルリアノートには3人分掲載されている

  • ホテルのオーナー
単なるモブ。
このホテルの100万人目記念に行った先で災難にあったのに、メグは毎年このホテルを利用していた。
まぁ料理やサービスは良いし悪いのはメグの運なので彼らに落ち度はないのだが…。


  • アニラ
十二神将の1人。
毎年登場する十二神将の記念すべき最初のキャラで、このイベントの後水着Verが追加された。
メグとはナンパ男に困っているところを助けたことで仲良くなるが、アニラはメグの中にある物を見抜いていたのかあだ名で呼びつつも意味深な事を言っていた。
そのせいか戦士になった後に再会しても即座にメグと見抜いていた。


  • ジン
『るっ!』だと変態だが本編だと真面目な侍。
だが白ふんどしという強烈なビジュアルは10代の少女には衝撃的すぎたらしく他の巨大魚共々トラウマ扱いされてしまう。
彼自身は善意でメグを助けただけでふんどしが目の前にあったのも偶然なのだが、つくづく報われない男である。


  • フェリ
ご存知幽霊少女。
仲良くなりかけるも、周りのお供共々幽霊であることを明かしたためにショックで気絶されてしまう。
多少疑われていただけで、誤魔化そうと思えばおそらく誤魔化せる程度の状況だったのだが、
騎空団では幽霊という肩書きがあまりにも普通に受け入れられていたのが仇となったと言えよう。


  • ヘルナル
一時期まりっぺの彼氏だったが、騎空団として人々を守るために出撃して自然消滅となった。
その後まりっぺと再会しその事を謝罪した上でもう一度付き合わないかと誘ったが向こうがレズ堕ちメグに惚れていた為、潔く手を引いた。
百合の間に挟まらない男。


  • アルベール
イケメン・イケボの、まさしく「白馬の王子様」。
厳密には王子ではなく騎士団長、そして25歳という年齢の割にはおっさん臭い一面それと部下に着せる制服がエロいがあるが、そこですら彼の魅力と言える。
メグも彼と出会って一瞬ぞっこんになるものの、既に大人になった彼女の心を完全に捉えるには至らず、アルベールは恋愛の兆しすら知らずにフラれた感触に苛まれる事となった
なお戦士になったメグがかつて助けた少女だということには気付かなかった。


  • ウルスラ
戦士となったメグと共に行動を共にしている小さいサメ。
「THE MAYDAYS」にてサンダルフォンに倒されたサメ人間の細胞の1つが残っており再生。
以後は野良鮫として下水道で生きながらえていたがそこをメグに拾われ、彼女の相棒となった。
凶暴さはなく、メグの意に反する行動をとることもほとんどない。戦闘時には彼女の左腕と同化して武器となる。
なんと公式で彼?のかわいらしいぬいぐるみが販売し、速攻で売り切れる事態が発生した。


  • 右腕がサメの男と両足がサメの男
メグが脅威を探している時にシェロカルテが挙げた人物。
文面だけで異様さがわかるが「普通にアウギュステを楽しんで帰った」らしく、何の遭遇も起こらなかった。

左腕右腕両足にバケモノが移植(?)されるというモチーフ、またベースとなる空飛ぶサメが隕石の影響(突然変異)で生まれたという設定から、『ARMS』のパロディではないかという説が有力。両目がサメの女もいるとでも……?

2022年現在のところ本当に遊びに来ただけで特に何もない。セリフも立ち絵もないという正しく一発ネタ。


  • 例の騎空団
アウギュステに来るたびに騒動を巻き起こしているように見える騎空団。
実際のところは騒動の解決に動いているのだが、傍から見たらそうに思えない。
来るだけで何かが起こるという意味では江戸川コナンみたいな死神かもしれないが。
長らくメグの恐怖の対象だったものの、改めて話してみると意外と良い人達であることが判明。
やがてメグはアウギュステだけでなく色々な世界を見たいと思い、この騎空団に入団し旅立つこととなった。帰りを待つまりっぺに見送られながら

無論、この例の騎空団を率いているのはプレイヤー
このイベント「わたしの愛しのアウギュステ」は今までのイベントの傍らで巻き込まれた少女の視線での話である為、
ほぼ最後までプレイヤーが絡まないという特殊なストーリーとなっている。

その後は「例の騎空団」に所属し、再び現れるであろうアウギュステの敵を倒すために鍛錬を積んでいる。バカンスよりもそっち優先なのかというツッコミは無粋だろう。


  • アウギュステ理事長
メグと同じくアウギュステの事を思い、トンチキな奴らに台無しにされた同士。
元々はハイテンションで人の良い老人だったのだが、度重なるトンチキ生物によってイベントを悉く潰された挙句「アウギュステなんてダッセェよな~!」「アロハスの方が面白いよな」*6という子供の声を聞いて完全に壊れる
メグたちが出会った頃には髪を逆立てたマッドサイエンティストのような出で立ちになっており、彼のまき散らしたゾンビウィルスが騒動となり…。


【通信教育】

上の方で少しだけ触れている通信教育とは「リュミオーラ格闘術」
「リュミオーラ格闘団」と呼ばれる先鋭部隊の歴代最強とまで言われた元団長「マスター・シャルル」が広めた通信塾である。
その団長が引退した理由が「身長が高すぎて味方を危険に晒してしまうから」である。
…という風に良く聞くとほぼ「リュミエール騎士団」の「シャルロッテ」と身長エピソード以外同じ経歴でであることから、ビィやシャルロッテにインチキではないかと疑われる。
結果だけ言うとビィが正解で、その内容は元軍人のドラフが酔っぱらいながら一晩で完成させたインチキであった。
内容の一つが「バジリスクは岩で殴り続けたら倒せる」という脳筋な内容ばかりであった。
ビィ「そんな事したらどんな奴でも倒せるだろ…」
ということでその開祖の男は自分の育てたメグによって成敗。騙したそれで強くなった少女に対し「免許皆伝」と口走り気絶した。
詐欺師だったとは言え「皆伝」をもらえたことにメグは喜ぶが、そんなインチキで強くなった彼女が更に意味不明の存在となったのは言うまでも無いだろう…。


【余談】

  • 公式4コマ『ぐらぶるっ!』にも登場するのだが、元々が吹っ飛んだキャラなので菊一文字先生も扱いに困ったのか妙に大人しい。 加入時ではツッコミキャラ達からそのぶっ飛んだ見た目から「普通が売りの新人思ったら、ツッコミ待ちキャラ」と即解散している。

  • まりっぺの夢に関しては「同性」「別種族」ということで非常に茨の道であるが、このイベントの寸前のメインストーリーでまさしくそれをやったカップルが(話の中でのみだが)登場している。
    ただしそこはある意味ではかなり離れた空域の上ディストピアと呼ばれる場所なので結局難関なのは間違いないが…。
    同性恋愛ならコルワやクロエ、シャトラ等*7、主人公を女性にしていても普通に惚れるキャラが何人かいるためそっちはまだ目があるが、別種族同士で子供を産んだという話は全く聞かない。果たして夢は叶うのか…。

  • 彼女の名前の元ネタは2018年公開のサメ映画『MEG ザ・モンスター』ではないかといわれている。
    クソ映画の多いサメ映画には珍しくアクション有りドラマ有りの正統派娯楽大作なので、興味があればどうぞ。

  • また声の人が某アニメで演じていた主人公が、アニメ化部分以降の原作でメグの様に弱さから脱却しようとしてメグが普通にみえるくらい歪な形で心身共に変貌しているため、一部ファンからはそっちを連想する声も上がっている。

  • プロフィールでは彼女は18歳。
    グラブルは年が進んでも年齢が加算されないサザエさん時空なので実際は初旅行時も騎空団加入時も18歳とは思われるがアウギュステへの初旅行は単純換算で12歳の頃、そんな少女があんなの見たらトラウマになるのは必至だろう。
    ただし「ぐらぶるっ」で「17歳の頃から18歳ぐらいの時に一年間修行した」と説明されており…要するに深く考えたら負けだ!

  • 故郷でのメグに関しては、バイト先には気に入られていたが女子グループでは軽んじられていた事がわかる。アウギュステ旅行も本来はそんな立場を変えるためだったのだが…結果的はごらんの有様である。

  • 仲間になった時の台詞は「わたし、メグ!普通の女の子!よろしくね!」と文面は普通だが、実際のボイスはドスの効いたヤケクソ気味な物となっている。

  • 余談中の余談であるが、上記説明中にぶん投げられたサルナーンの寿命問題については「るっ」でネタにされた。詳しくは「サルナーン算」で検索してほしい。余談だが2022年で彼も9年目に突入する。






わたし、メグ!普通の追記・修正!よろしくね!


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最終更新:2023年10月09日 20:33

*1 実際のところサルナーンは寿命が短いとは言われてたが3年とは言われてない 明らかに長生きはしているが…。

*2 立ち絵も少し大人っぽくなった

*3 キャラクター名もご丁寧に「雑音」である

*4 そのカシウスは翌年1月のイベントで無事が確認されました

*5 浴衣の事

*6 アロハスというのは2021年3月のイベント「十二神将会議」に登場した「休みながら仕事もできるスーパーリゾート」。十二神将全員が全く会議できない状態にまでリラックスさせる程の施設である

*7 なお3人とも主人公とは違う種族でもある