Mr.5(ONE PIECE)

登録日:2020/12/26 Sat 17:42:49
更新日:2024/04/28 Sun 20:57:35
所要時間:約 4 分で読めます


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26歳 5 Mr.5 NEWスパイダーズカフェ ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 かませ犬 アラバスタへの加害者 オフィサーエージェント カナヅチ ゲス野郎 サングラス シリアスな笑い ジェム ハナクソ バロックワークス ボムボムの実 ボンバーヘッド ローと同い年 七武海幹部 下品 不遇 井上陽水 初登場が偉大なる航路突入~アラバスタ編終了まで 南の海 国境のジェム 悪魔の実 愛すべきバカ 懸賞金1000万越え 本名だと誰かわからない人 爆弾 爆弾人間 爆発 爆破 能力だけは出る時期を間違えた男 能力は宝の持ち腐れ 能力依存 能力者 超人系 高塚正也 黒ひげに能力を奪われても不思議じゃない人 鼻くそ 鼻くそ斬っちまった!!! 鼻ほじ 鼻空想砲 鼻糞


へ……おれ達に必要なのはただ"任務遂行の意志"

くだらねぇ仲間意識は死を招くだけだぜ…


Mr.5は漫画『ONE PIECE』の登場人物。

○目次


【プロフィール】


通称:Mr.5(バロックワークス時代)
本名:ジェム
異名:国境のジェム
所属:バロックワークス→NEWスパイダーズカフェ
役職:オフィサーエージェント→NEWスパイダーズカフェ店員
所属船:ポップロックキャンディ号
懸賞金額:1000万ベリー
悪魔の実:ボムボムの実(超人系(パラミシア))
年齢:24歳→26歳
誕生日:7月26日
星座:獅子座
身長:197㎝
血液型:X型(現実だとA型)
初登場:単行本13巻・第110話・『夜は終わらない』
出身地:南の海
好きな食べ物:火薬茶・上質な火薬・かやくご飯
CV:高塚正也



【概要】


犯罪組織バロックワークスの社員でオフィサーエージェントの1人。
本名はジェム。パートナーはミス・バレンタイン
サングラスと厚い唇が特徴のボンバーヘッド。
常時左胸に「5」の文字があしらわれたロングコートを羽織っている。


【人物】

性格は項目冒頭の台詞から読み取れるように、冷酷かつ忠実な仕事人だが、自分より地位や実力が低い者を見下す傲慢不遜な一面がある。
ただ捕まったミス・バレンタインを、Mr.2ボン・クレーが隙を作ってくれたとはいえ見捨てずにミス・ゴールデンウィークと共に助けに来るなど、実際のところ相棒に対する仲間意識はある様子。


そして、能力の都合上とはいえ人前で鼻をほじるとんでもない奴。

【能力】

超人系悪魔の実「ボムボムの実」の爆弾人間。

肉体や体液、果ては吐息ですら起爆することができる。
自爆した場合も瞬時に元に戻る
起爆に関しては本人の任意のようで、少なくとも普通に歩いたり呼吸したりするたびに爆発するような惨事にはなっていない。
また、能力ゆえに爆発の完全無効化という特性を持ち、爆薬を食って腹の中で処理することさえできる。
ただし当然食べれる量には限界があり、アラバスタの時限式爆弾のような巨大な爆弾は無理。
作中の描写から、上質な火薬ほど美味らしい。

ただし、戦闘は「ボムボムの実」に依存しがちで、能力を封じられると一気に不利になってしまう。
能力開発や基礎戦闘力の鍛錬は疎かであり、Mr.3からは「自分の地位を過信した“能力バカ”」「弱い」とバカにされている。
また爆発はあくまで爆風による物理的な破壊力だけで熱などはないらしく、ウイスキーピークでのルフィとの戦闘では盛大な爆風を起こしながら傷一つ負わせておらず、リトルガーデンでも動けないルフィの顔面に足爆を何度も喰らわせているが、顔が汚れただけで全くダメージが入っていなかった*1
故に爆発を伴わない熱は無効化できないようで、とどめを刺されたのも燃える刀による斬撃だった。
ウソップは火炎星を使えばよかったんじゃないだろうか。
タバスコ星で火を噴いたのはウソップも制作中に目に入って火を噴いたので能力ではなくギャグ表現の一環であろう。

総じて上述されているMr.3の評やクロコダイル、そして作者が言うところの「強力な能力を手に入れてもそれに依存してしまい、自己や能力の鍛練を怠ると大した戦闘力を得ることも能力の真価も発揮することもできずに、宝の持ち腐れ状態となってしまう」ことをよく現している典型例といえる。
逆に言えば能力自体はシンプルな強力さを持つものであり、新世界に跋扈する実力者の手に渡っていれば恐ろしいことになっただろうと推察される実の一つでもある。

  • 鼻空想砲(ノーズファンシーキャノン)
Mr.5の代表技で、丸めた鼻糞を指で弾き飛ばし、着弾と同時に大爆発させる。
名前も「鼻空想→はなくうそう→はなくそ」というシャレから。
鼻ほじで取り出したブツを手の平に乗せてから打ち出すその発射シーンと語感の良さはネタにされる。
作者も1人で爆笑していたとか。
ゾロ「ハナクソ斬っちまった!!!」という迷言は非常に有名。
どう見てもネタ技だが威力はかなり強力で、巨人族のブロギーですらマトモに食らえば気絶してしまうほど。

  • 鼻空想二連砲(ノーズファンシーダブルキャノン)
両手で鼻糞爆弾を放つ、鼻空想砲の派生技。
カルーに乗ったウソップを攻撃したが、カルーの速度には対抗できなかった。

  • ラリアット
ビビを庇って立つミス・マンデーを一撃で倒した攻撃。
技名はないが、後述の足爆同様にヒットの瞬間に能力の爆発を引き起こすことで威力を跳ね上げている。
純粋な腕力で勝ち目があるか怪しい相手を軽く撃破できる威力で、悪魔の実の能力者の優位性とBW上位エージェントの異常さを示す一撃である。

  • 足爆(キッキーボム)
蹴りつけると同時に足を起爆させ、打撃と爆撃を一度に叩き込む。
Mr.5自身は格闘があまり得意ではないらしいが、ラリアット同様爆撃の威力はそれを補って余りある。
動きを封じられたルフィの顔面を何度も蹴りつけたが、全く効いてなかった。

  • そよ風息爆弾(ブリーズ・ブレス・ボム)
自前のリボルバー拳銃の弾倉に息を吹き込み、その息を銃弾として射撃する。
Mr.5曰く「おれの究極能力」
「息」であるために実弾を必要とせず、しかも目に見えない上に対象に息が掛かった瞬間に起爆するため避けようが無い。
余談だが、使用する武器こそ拳銃であるが「爆発する弾体を発射する」という性質上、拳銃というより擲弾筒に近い。
またフリントロック拳銃から発射されることから、シリンダー内で吐息を撃発用の爆薬と目標到達後に起爆する爆薬に分離させ、混合しないようにしているという、かなりややこしく芸の細かい事をやっている事になる。
究極能力というのも伊達ではないのかもしれない。

  • 全身起爆
相手に抱き着き、そのまま全身を起爆させて木端微塵に吹き飛ばす……と推測される技。完全にウルトラダイナマイトじゃないか
繰り出される前にゾロに倒されたため不発に終わっており、威力の程は不明。


武装

  • フリントロック式44口径6連発リボルバー
「南の海」の新型銃。
弾薬は持たず、自分の吐息を爆薬代わりに装填して射出する。
吐息なので不可視であり、被弾した時点で炸裂するため回避が困難。

【来歴】

ウイスキーピーク編

Mr.0の命令で、組織に潜入していたMr.8(イガラム)とミス・ウェンズデー(ネフェルタリ・ビビ)を抹殺すべくミス・バレンタインとウイスキーピークに来訪。
ビビを逃がすべく立ちはだかったMr.9とミス・マンデーを瞬殺すると、ナミに脅されたゾロと交戦しようとする。

が、そこへ「ゾロがもてなし料理の中に好物が無かったことに腹を立て、町民達を斬った」実にアホらしい誤解したルフィが乱入。
ビビの抹殺を遂行しようとしても、ガチの喧嘩を繰り広げる2人に邪魔をされ思うように動けない。
そこで、計画を一部変更しルフィとゾロも殺そうとするが、逆にルフィの「準備運動」の相手としてボコボコにされてしまう。
見事に面子を潰されたのでミス・バレンタインと共に本気を出すも、「勝負の邪魔」という理由でルフィとゾロに一撃で倒されてしまった。

初登場時はフロンティアエージェント達を赤子扱いする強敵として描かれていたが、僅か3話で本気のルフィとゾロにビビるかませ犬となってしまった……。

その後、ビビ抹殺に失敗した事でミス・バレンタインともども逆に粛清対象になってしまった模様。まさに踏んだり蹴ったり。

リトルガーデン編

汚名返上するべくルフィ達を追跡してリトルガーデンに上陸。そこで自分達を抹殺しに来たMr.3と出くわし、「ドリーとブロギーの捕獲を手伝えば賞金の三割を分ける」「それで納得しないなら二人とも始末する」という条件の下に已む無く彼の手先として暗躍。
なお、Mr.3からはハッキリと「弱い」と断言された上、ルフィ達の妨害にあったためと説明すると「子供のへ理屈だガネ」と論破されてしまった。
ドリーの酒に爆弾を仕込んだり、ビビを呼ぶためにカルーを拷問したりと苛烈な行動をする。
ウソップとの戦闘では彼の十八番の「火薬星」を食べて無効化するなど終始優位だったが、「火薬星」と称して撃ち出した「タバスコ星」に食らいついてしまい自滅。
激昂し「全身起爆」でトドメを刺そうとするも、ゾロの「焼き鬼斬り」で粉砕された。

まともに戦った相手はウソップだけで、直接的には圧倒していても仲間を救出する行動をろくに止められず、そしてそれが陣営の決定的な敗因であり、
挙げ句に一杯食わされ(文字通り)、復帰したゾロにはまたもや瞬殺されると、結局「弱い」としか言いようのない有様であった。
酒爆弾による不意打ちがなければ一連の計画が成り立っていないため、全体で見れば役立たずだったわけではないのだが。

ミスG・Wの作戦名“ミーツバロック”

気絶したままリトルガーデンに置き去りにされ、放置された蝋の家で巨乳と貧乳が両極端な女性陣と原始生活を営む。リア充爆発しろと言いたいのだが、元々爆弾人間なんで無意味な悪口である。
BW崩壊のニュースを受けて「仲間を助けに行く」と言い出したミス・ゴールデンウィークに(当初はミス・バレンタイン共々反対していたものの)同行する。
紆余曲折あって海軍留置所に潜入し、Mr.4他エージェントたちを解放すると、夢の虹色で消防士になった。
奇しくも自身の能力は建物を鎮火する消防士とは真逆である。
以降はそのコスプレのままNEWスパイダーズカフェでウエイターをやっている模様。

【余談】

スピンオフ漫画『ワンピースパーティー』では森森運虎大砲(フォレストフォレストラックタイガーバズーカ)というとんでもない下ネタ技があることが発覚した。



この"ボムボムの実"の能力によって追記・修正できなかった項目は

ない!!!!

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最終更新:2024年04月28日 20:57

*1 気絶してはいるものの、Mr.5がその場を離れた直後に起きてカルーたちの協力で脱出し、その後も普通に戦闘に参加しているなどダメージが継続した描写はない。気絶の原因は顔面で何度も爆音が響いたためだったのだろうか。