ラブーン(ONE PIECE)

登録日:2020/12/27 Sun 21:23:35
更新日:2024/02/02 Fri 23:02:44
所要時間:約 2 分で読めます





ブオオオオオオオ


ラブーンは漫画ONE PIECE』の登場キャラクター。


【プロフィール】

本名:ラブーン
年齢:51歳→53歳
身長:400m
所属:ルンバー海賊団ペット
出身地:西の海(ウエストブルー)
種族:アイランドクジラ
誕生日:9月16日
星座:乙女座
血液型:F型(現実だとB型)
初登場:単行本12巻・第102話・『さて、偉大なる航路』
好物:大王イカ


【概要】

偉大なる航路(グランドライン)”の入り口である双子岬に住むアイランドクジラ。
誕生日は9月16日で、出身は西の海(ウエストブルー)。年齢は53歳。*1

一言で表すならばアイランド(島)クジラの名に相応しくとにかくデカい。身長は400m。
頭を水面から出すだけでもリバースマウンテンの中腹ほどもあるため、遠目からは完全に山にしか見えない。
そんな巨体とは裏腹に、意外と可愛い目をしている。

モデルは多分マッコウクジラ。それと比べると口周りも丸く太い。


【来歴】

過去

まだ小舟サイズの子供だった52年前、西の海に生息していたが、群れから離れて迷子になってしまう。
そんな時に出会ったのが、「泣く子も笑わす」ルンバー海賊団。
寂しくて泣いていたところ、彼等の音楽を聞いて笑顔になり、いつの間にか航海についていくことに。
「ラブーン」という名前は彼等から付けられ、特に自分とよく似たアフロ頭ブルックに懐いていた。
しかし、「偉大なる航路は危険すぎるためこれ以上連れていけない」と判断され、ブルックが別れの話を切り出すも全く聞き入れず、遂には心を鬼にして無視される形で置いていかれてしまう。

が、結局双子岬までついてきてしまった。
3ヶ月後、ルンバー海賊団と「世界を一周して戻ってくる」という約束を交わして双子岬に残り、クロッカスに面倒を見てもらうことになる。


しかし、ルンバー海賊団は旅の途上で壮絶な最期を遂げてしまった。
まず、船長のヨーキを含む一部の船員達が未知のウイルスによる疫病に罹りリタイア。
彼等は凪の帯(カームベルト)を通って偉大なる航路からの脱出を図るも、その後の消息は不明
残されたメンバー達は船長代理となったブルックを中心に航海を続けていたが、魔の三角海帯(フロリアントライアングル)で海戦に破れ全滅。
ラブーンに届けるために、「ビンクスの酒」を音貝(トーンダイヤル)に録音して死んでいった。
ブルックはヨミヨミの実で生き返ったものの、濃霧によって遺体の発見が1年も遅れたせいで白骨化してしまい、それから49年も魔の三角地帯で彷徨う羽目になってしまう。

一方、ラブーンは律儀に約束を守り続けていたが、あまりにも音沙汰がないことを案じたクロッカスが船医としてロジャー海賊団に同乗し3年間も行方を捜索。
その後、状況証拠から「ルンバー海賊団はラブーンを置いて逃げた」とクロッカスは推測*2
だがそれを聞かされるも全く信じようとせず、
以来リヴァースマウンテンに向かって吠えたり、赤い土の大陸(レッドライン)に頭をぶつけ破壊しようとする、自傷行為を始めてしまった。
クロッカスはこれらの行動を「ルンバー海賊団を待つ意味そのものを失うことが恐い」と推測している。

だがそのせいで、額にかなり痛々しい傷がついてしまう。
このまま頭を打ち続けるのは命に関わると判断したクロッカスの手で、体内に入れるように手術を施され、
ぶつける度に鎮痛剤を射ちつつ、適宜に治療を受けている。なお遊び心で胃袋に島を浮かべて絵を描いていたのは内緒だ。

偉大なる航路編

偉大なる航路に突入した麦わらの一味と出会うが、成り行きでゴーイングメリー号ごと彼等を丸呑みしてしまう。
その後、クロッカスからラブーンの過去を聞いたルフィは何とラブーンの額にメリー号のマストをぶっ刺す凶行「ゴムゴムの生け花」を行う。
当然酷い痛みで暴れまわり、ルフィと喧嘩するも「引き分け」を言い渡される。
そして、ルフィから「偉大なる航路を一周したらまたケンカしよう」と言われ、それが辛い思い出の再会の約束とはまた違う形の、再会の約束の上塗りであることを理解、
嬉し涙を流し喜びの咆哮を上げるのだった。

その後、「戦いの約束」としてルフィに額の傷の箇所にクソ下手くそな「麦わらの一味の海賊旗」をペイントされ、二度と頭突きをしないことを誓うと、双子岬を去る一味を見送った。

そしてスリラーバーク編にて麦わらの一味とブルックが奇跡的に遭遇し、
麦わらの一味*3は彼らの生き残りが居たことを、ブルックはラブーンがずっと待ち続けていてくれたことを知ることとなる。
ブルックもまたラブーンとの約束を胸に抱き続けており、その約束を果たすべく麦わらの一味に加入。
その時、偶然か否かラブーンはルンバー海賊団との思い出を懐かしみ、えらく上機嫌だった。

新世界編

現時点では扉絵にのみ登場。
2年後でもルフィとの約束を守り続けている。

魚人島編では同族のアイランドクジラの群れが登場。
大きさはラブーンとは比べ物にならないほど巨大で、まさに島のような図体。
ラブーンの親族がいると思ったブルックは興奮気味にラブーンの無事を伝え、ビンクスの酒を演奏する。
すると、クジラ達は何処と無く嬉しそうな表情を浮かべ、サニー号を額に乗せ、海上へ連れて行った。



追記・修正は数十年越しの仲間の再会とそれとは別の喧嘩の約束を持つ奴がお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ONE PIECE
  • ONE PIECE登場人物項目
  • ラブーン
  • クジラ
  • アイランドクジラ
  • デカい
  • 巨体
  • 巨大
  • 双子岬
  • ルンバー海賊団
  • 約束
  • 非能力者
  • 53歳
  • 西の海
  • ブルック
  • クロッカス
  • 初登場が偉大なる航路突入~アラバスタ編終了まで

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月02日 23:02

*1 現実のクジラは短いもので35年、長いものでも90年は生きる。アイランドクジラの寿命自体は不明だが、現実と同じくらいだとすれば割と年寄りな部類に入る。

*2 真相は上記の通り。

*3 と言っても、偉大なる航路で仲間になったチョッパー・ロビン・フランキーは事情を知らない。