アンドリュー・オイッコニー

登録日:2021/02/26 Fri 01:26:30
更新日:2024/04/18 Thu 08:37:38
所要時間:約 5 分で読めます





「アンドルフおじさーん!!」


「スターフォックスシリーズ」の登場人物。

CV.阪口大助(64)、沼田祐介(アサルト)、阿部敦(3D・零・スターリンク バトル・フォー・アトラス)


サルをモチーフにしたキャラクターで、本シリーズの悪玉であるアンドルフの甥っ子である。そのまんまじゃねぇか…
ウルフ・オドネル率いるスターウルフに所属しているが、パイロットとしての腕はメンバーの中では最も低い。そのくせエリート意識だけは無駄に高く、アンドルフの甥であることを鼻にかけて、何かと威張っていたため当然ながら他のメンバーからの信頼は皆無だった。
スターウルフに入隊した経緯も、ウルフやレオンのようにピグマからスカウトされたわけではなく、雇い主であるアンドルフのコネで入隊したというのが実情。
とはいえ彼がいるおかげでスターウルフがアンドルフから得た経済的バックアップは大きいとされている。

おじであるアンドルフの事は「アンドルフ様」「偉大なる皇帝アンドルフ(アサルトのみ)」と呼び、あくまでアンドルフの部下として振舞っている。
しかし撃墜されたら「アンドルフおじさーん!!」と叫ぶ。ちなみに、英語版でも「Uncle Andross!」(Androssはアンドルフの英語名)である。

シリーズでの活躍


スターフォックス64



「アンドルフ様の敵は私の敵だ!覚悟しろ!」

惑星フィチナで他のメンバーと共にアンドルフ軍と交戦していたスターフォックスに乱入。
戦闘では専らスリッピーを狙ってくる。まぁ2人ともパイロットとしての腕前がイマイチのため丁度良い相性ではあるが…

なおこの作品での彼の年齢は17歳。なんとフォックスよりも年下であった…

因みに記事の一番上に表記している台詞は撃墜された際に彼が発したセリフだが、SFでありがちなパターンではあるものの、戦場でこんなセリフを言っているため如何せんシュールで、ファンの間でネタにされている。

この台詞を発したのはフィチナのみで、ベノムでの断末魔は単なる「うわああああああ!!」だった。


スターフォックスアサルト



「因縁に決着をつけてやる!」

アンドルフが死に、後ろ盾をなくしてしまったこともあってかウルフによってピグマ共々追放されてしまった。
だが、その後はアンドルフの遺志を継ぐためアンドルフ軍残党や金で雇った傭兵達を集めてコーネリア反乱軍を結成し、コーネリア軍に宣戦布告を行った。(なおペッピーからならず者を金で雇っていることを聞かされたクリスタルからは「寄せ集めにしては中々頑張っている」と皮肉られていた)

だが、スターフォックスの救援により一気に形勢逆転、最後の手段として搭乗機体『デスバブーン』*1に搭乗し交戦するも敗北。最後はアパロイドに止めを刺され、撃墜されてしまった。

その後の出番は一切なし     ご愁傷様です!



スターフォックスコマンド



「またしてもお前たちにやられるのか~」

やっぱり懲りずに生きており、アングラー軍にスカウトされていた。アングラー皇帝から授かったカニ型の機体『デスクラブ』に搭乗し、コーネリアを襲撃するも、フォックスとスリッピー、そしてペッピーの娘であるルーシーの3人によって倒されてしまった。
軍人ですらない民間人に倒されるオイッコニーェ…

倒されてしまったが生存はしてるみたいです…
コマンド以降もストーリーが続いていたら再登場してたのかもしれない…



因みに本作では一人称が「俺」に変更されているが、同じく一人称が変わっているレオンと比べるとそこまで違和感ない…
まぁあっちは性格までも変わっているのでね……
あとアンドルフのであるアッシュ・ボウマンも同作に登場しているが、彼との絡みは一切無く、互いにどう思っているのかは不明。

Starlink Battle for Atlas(スターリンク バトル・フォー・アトラス)



「私にはアンドルフ様ほどの頭脳はないと、見くびっていただろう?」
レオン「事実だろ」

本編でのヘタレっぷり、雑魚っぷりとは打って変わって歴代最強のオイッコニーとして登場する…らしいのだが、スターフォックスシリーズの源流から外れているので詳細は不明。情報求む。

しかし最後はやっぱり「うわあ!アンドルフおじさーん!」


そんな彼のもっとも印象的な台詞といえばやっぱり冒頭の断末魔

「アンドルフおじさーん!!」

だろう。実はこの台詞、登場作品によって微妙に違うのだ。

スターフォックス64
「アンドルフおじさーん」 CV.阪口大助
スターフォックスアサルト
「アンドルフおじさーん…」CV.沼田祐介
スターフォックス64 3D、スターフォックス零
「アンドルフおじさーん!!」CV.阿部敦
スターリンク バトル・フォー・アトラス(DLC「クリムゾンムーン」)
「うわあ!アンドルフおじさーん!」CV.阿部敦

残念ながら(?)、アンドルフ死後の時系列かつノーボイスのコマンドと、あくまで客演作品であるスマブラではこの断末魔はない。
逆に言えば、ボイス付きで彼が出てきた作品では全てこの断末魔がある。まさに彼を語る上では欠かせない台詞といえよう。
ちなみに、3Dと零は文面上では同じだが、流用ではなく新録である。

余談


作中における彼の表記と他のキャラからの呼ばれ方であるが、初登場の64では名前である「アンドリュー」と呼ばれていたが、アサルトとコマンドは苗字である「オイッコニー」と呼ばれている。だが、零からは再び「アンドリュー」表記に戻されている。
このように呼ばれ方が統一されていない事情からファンの間でもアンドリューと呼ぶ者もおれば、オイッコニーと呼ぶ者もおる。

確かにパイロットとしての腕はイマイチで周りからの信頼もなかった彼だが、アサルトで反乱軍を結成するなど指揮力までもないというわけではなかったようだ…

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」ではスピリットで登場。
性能は投げ属性のアタッカーでスロットは1だが、やっぱりというか階級はもっとも下のNOVICEである。

スピリッツバトルではサル繋がりでディディーコングに乗り移っており、惑星コーネリアで戦う。サルなのにチンパンジーに乗り移るって
相手はピンチになると攻撃力が増すが、NOVICEなのであまり苦労しないだろう。
ちなみに叔父でもある64版のアンドルフもスピリットで登場している。


追記・修正は叔父好きな人にお願いします。

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最終更新:2024年04月18日 08:37

*1 彼の顔を模した機体。スターフォックスアドベンチャーでのアンドルフとのラストバトルとほぼ同じ構図になっており、その時フォックスと共に彼と交戦したファルコからは「おいおい アンドルフのまねっこか?」とバカにされていた