ランバダ(ボボボーボ・ボーボボ)

登録日:2021/03/01 (月曜日) 06:53:13
更新日:2024/04/10 Wed 12:18:29
所要時間:約 4 分で読めます





「お前は普通には殺さん 屈辱的に殺す」



ランバダとは、『ボボボーボ・ボーボボ』の登場人物。

CV:菅沼久義


概要

ツル・ツルリーナ3世率いるマルハーゲ帝国において、毛狩り隊Bブロック隊長をつとめていた、組織の最高幹部の一人。 同時に三世、ハンペンに続く三強の一人でもある。
やや童顔気味な顔立ちと『ボーボボ』の人型男性キャラにしては低めの身長、白い帽子、ヘソ出し、ノースリーブが特徴。アニメでは若干肌が黒くなった。


性格

普段は無口で大人しく、プライドが高いエリート気質の持ち主で、一匹狼を気取っており3狩リアでは誰とも組まずに行動していたが、
ルブバの「血呼玉」に応じて参上する、強敵相手に自らを囮にしてレムを逃がす、宇治金TOKIOと一緒にテレビゲームで遊ぶなど、仲間意識はそれなりにある。そんな彼にすら無視されてたハンペンって…。

その反面、敵に対しては容赦せず、常に見下した態度を取り、下記の能力を使ってボーボボの仲間に化けて不意討ちを行うなど卑怯な手段も平気で使う。
他にも苛立ちを覚えると相手に屈辱を味わわせた上で倒そうとする、ボーボボたちに倒したライスについてわざわざ「弱かったぞ、あの足止めくん」と告げるなど、上記の仲間への対応を考えると強い二面性を持つ人物と言える。

実は天然で間抜けな部分もあり、「俺の変身は完璧」だと思い込んでいたり、その変身を相手の目の前でやっちゃったり、そもそも相手が自分にまでフレンドリーファイアするような輩だということを考慮に入れてなかったりする。
ボーボボたちが乗り込んできた初期の段階から彼らを観察していたのに、何を見ていたのやら…。
念のため言っておくと観察眼皆無というわけではなく、「真バビロンの裁き」を一回食らっただけで見切っている。


戦闘能力

ランバダの戦法は高い身体能力を活かした物理攻撃とポリゴン化だけなのだが、「C以下の隊長が束になっても勝てない」と評される三強の一人に数えられる実力は伊達ではなく、ハジケる前だったとは言えライスを瞬殺するほど。
ただ、ポリゴン真拳はハジケリストと相性の悪いデバフ特化の能力であるため、ライスがディナータイムで覚醒していれば結果は違ったかもしれない。さすがの作者も「おっぱい星人」と「眠ってるボイン」を対面させるのはまずいと判断したか。
次期皇帝決定戦では銀バッジ判定。ハイドレート復活のための最初の生け贄にされるとお約束のかませ化。
真説ではネオマルハーゲに他の旧隊長ともども粛清されてしまい、チンチロ姫のサイコロになってしまっていた。


ポリゴン真拳

ポリゴンを出したり、対象をポリゴン化したりしてそれを操るというシンプルにチートな能力。
ポリゴン化の判定が使用者の放つオーラに触れることなので、使用者を上回るオーラを放つか、それに相当するエネルギーをぶつけなければポリゴン化は防げず、そもそも使用者に触れることすら許されない。
黒太陽の力を得てパワーアップしたバビロン真拳でようやく相殺となり、それでも先にソフトンがガス欠を起こしたので、やはりギャグ補正無しでの対処はまず不可能。
ボーボボたちも結局ポリゴン化自体は無効化できておらず、「ポリゴン化を逆手に取って反撃」というワンパターンを繰り返し、最後はポリゴンが存在しないドットのゲームの力を使う超奥義「レトロ・ゲーム・プレイング」でポリゴンそのものを封じて撃破することになった。

  • ポリゴンチェンジ
一度見た者の姿に変身する。クオリティはあまり高くないが、誰も教えてくれなかったため本人は気づいていない。そのためランバダの特技は「顔マネ」となっている。
この手のギャグ作品はどんなにクオリティが低くても本物と偽物の区別がつかないというのがパターンだが、ランバダの場合は田楽マンが呆れるぐらいバレバレ。首領パッチ天の助への変身はもともとのデザインが単純なのでわりと似てたが、ボーボボ相手じゃ意味が無い。
「死ねー! 首領パッチー!」

  • オーラ・オブ ・ポリゴン
触れたものをポリゴンに変えるオーラを発する。相手が能力で出したものでもポリゴン化可能。ポリゴン化すると相手は動けなくなる。
オーラを放てる範囲は拡大可能なため、単純な身体能力だけでは回避不可能。

  • テクスチャー・ハント
ポリゴン化した相手の一番の表情を奪う。

  • ポリゴニック・クラッシャー
ポリゴン化した鋭い腕で切り裂く。
ポリゴン真拳の中では殺傷力が低めな技だが、ランバダ当人が一時的にボーボボとソフトンをまとめて相手取れる身体能力持ちなので問題無い。

  • メテオ・ポリゴン
空中から円錐状のポリゴンを降らせる。

  • ワインレッド・ジュース
ポリゴンのグラスから、相手をポリゴン化させる高温の液体を浴びせる。
ボーボボたちは一度美容液と勘違いし、そのままエルボーに持っていった。
「「超うるおいお肌エルボー」!」

  • テクスチャー・フェイス
相手の顔をポリゴンで包み込み、変形させる。
本編ではボーボボが豚の顔にされたが、かえってかっこよくなった。
まあ、「豚」と「かっこわるい」が必ずしもイコールではないことはこの作品が証明してるしね。

  • ポリゴニック・ルシファー
究極奥義。ポリゴンで魔王ルシファーを作り出し、オーラに触れた者を一枚のポリゴン板に変化させる。
首領パッチと天の助が思わず土下座して謝罪するほどの迫力で、見た目相応の脅威だったが、ガンダムっぽい「機攻破電メカ三枚板」となった三バカの「セイバー・バスター・キャノン」により打ち破られた。


余談

声優の菅沼久義は以前、本作でふんどし太郎と獄殺三兄弟のビープを演じていた。

ゲーム版の話をすると、『爆闘ハジケ大戦』では、原作にも登場したクソゲーぬ献上ゲームのプレイヤーとして登場している。

『脱出!!ハジケ・ロワイアル』では、能力や立場が似ている電脳6闘騎士の詩人とペアを組んで登場。
キャラクターチェンジという、敵を自分たちと同じ姿にする合体技を使ってくる。

ボーボボ達はポリゴンの存在しないレトロゲームの世界へ導くという形でランバダを完全撃破したのだが、そもそもの話として彼を含めた三世世代のマルハーゲ帝国の一因は本編より100年前の存在なので、設定上は100年前からポリゴンが存在していたことになる。
しかもアニメ版ではビュティが『ちょっと前までのゲーム』はこうだったとレトロゲーム時代のグラフィックについて親切に開設するシーンが追加されている。
一体彼らの言うレトロゲームの時代というのはいつの時代の話になるのだろうか……?
ボーボボの世界だから考察自体が無駄かもしれないが、トドメ用に使った最新ゲームとして現実世界のゲームを持ってきているので、現実世界とボーボボの世界をリンクさせたと見るのが妥当なところだろうか。



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最終更新:2024年04月10日 12:18