京極/龍宮院京極

登録日:2021/03/14 Sun 21:35:00
更新日:2024/03/18 Mon 16:38:22
所要時間:約 7 分で読めます





合法合法、(運営)がそうしろって言ったんだから、

僕は悪くない……ってね


(キョウ)(アルティメット)龍宮院(リュウグウイン) 京極(キョウゴク)シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の登場人物。




プロフィール

性別:女性
誕生日:6月25日
家族構成:父、母、兄2人
好きなもの:うなぎ
好きなゲームカテゴリ:辻斬・狂想曲:オンライン
特徴:外道、自信家、バトルジャンキー噛ませ犬


概要

関西に居を構える名門・龍宮院家の長女
ショートカットの髪に切れ長の眼差しが特徴のクール系美少女。
斎賀姉妹とは従姉妹の関係にある。

VRMMOシャングリラ・フロンティアでは初期からプレイヤーキラー(PK)として活動している対人勢にして重度のバトルジャンキー。
サンラクらが所属するクラン「旅狼」とサイガ-100率いるトップクラン「黒狼」が対立しているという噂を聞きつけ、黒狼と戦いたいがために旧知のアーサー・ペンシルゴンとコンタクトを取り旅狼に加入した。
加入後直ぐさま絡まれたことを口実に黒狼のメンバーをPKして事態を悪化させ、目論見通り両クランの決闘を実現させる。


人物

IT技術が怪物的な進化を遂げる時代に現れた稀代の剣豪たる祖父・龍宮院富嶽を敬愛する剣道少女。
3兄妹唯一の女性ということもあって家族全員から可愛がられている。
特に祖父に懐いていたおじいちゃん子であった。
従姉妹達とは対照的に貧乳

性格は「より西から東まで敵なし」を自負する自信家。
実際、従姉妹の玲からも「関西では敵なし」と言われる当たり同年代の中では抜きん出た実力を持つ。
その自信故かビッグマウスというかイキリ気味な発言が多いのが欠点。
外道な思考回路の持ち主でもあり、目的のためならば多少悪辣な行為を選択することに躊躇がない。
ただし、戦い自体は正面からの真っ向勝負を好む。

亡くなった祖父を超える剣道家になるのがで、ゲームで対人戦を好むのも実戦経験を積む修行の一環という側面がある様子。
祖父が亡くなる前に遺した「儂のようになるな」という言葉の真意を測りかねている。

ゲームをプレイするにあたり、確認できる限りプレイヤーネームは「京(アルティメット)で統一している模様。
読みにくいので他の登場人物達からまともに呼ばれることは少なく、サンラクに至っては「京ティメット」と呼んでいる。
ネーミングセンスがおかしいのは祖父譲りらしい。


龍宮院流

龍宮院富嶽が創始した剣道の流派。
実態は剣術に近く、「切断力はあるがまともに攻撃を受け止めるにはよろしくない武器でどう戦うのか」という点を追求したもの。
「相手の攻撃を紙一重で躱す立ち回り」「相手の急所に最短で攻撃を叩き込む竹刀の扱い」という二つの基本動作を極限まで突き詰めることを旨とする。
謂わば「後の先」に特化した剣術。

その本質は「自分の身体を如何にして最高効率で動かすか」という一点にある。
若い頃の富嶽は鋭い観察眼等も駆使していたようだが、晩年には大量に積み重ねた試合経験から経験則で相手が何をしてくるかを察知し、相手を一切見ることなく技を繰り出して勝利する領域に到達した。
元々試合の中での「相手とのやり取り」を好んでいた富嶽は「相手を一切見ていない」という事実を悟って絶望し、孫娘に上記の言葉を遺した。


ゲームプレイヤーとして

プレイスタイルは現実で修めた剣道、及び龍宮院流の剣術を積極的に駆使する現実技能活用型。
…と見せかけて実際は祖父の若い頃のスタイルに近い、眼と直感で得た情報を無意識に全力活用するデータ型
プレイヤーとして単純に強いタイプだが、現実の認識と経験に引きずられやすいのか、「ゲームとしての自由度」を利用されると押している状況であっても一転して不利になる様子が見受けられる。
辻斬・狂想曲:オンライン(通称:幕末)を始めてからは剣道としては邪道な環境利用を躊躇なく行ったりと克服傾向にある模様。

どのゲームでも絶妙に情けない負け方をすることに定評がある。
実は最も向いているジャンルは格ゲー
これは本質的にはデータ型であり、キャラクター性能によりできることがある程度決まっていて、自由度が比較的少ないためと思われる。


プレイヤーキャラクター「京極」

シャングリラ・フロンティアにおける京極のアバター。
元はPKクラン「阿修羅会」に所属していたが活動方針の変質に反発して脱退、フリーの期間を経てクラン旅狼(ヴォルフガング)に加入した。
ビルドはTECとDEXに偏重した技量剣士。
アバターは長い黒髪を一まとめにした狐耳が特徴の女性型。

阿修羅会脱退後、大型アップデートで新大陸が解禁されるや単身渡航し、獣人の集落に到達。
集落にあった覚醒の祭壇で改宗システムを利用し、種族を獣人(狐)に変更した。
更にレベルキャップも解放したため、初登場時点で既に3桁レベルになっていた。
また、獣人(狐)関連のユニークシナリオを発生させており、その関係でユニーク職業に就職し、ユニークスキル・魔法も習得している。

有名なPKの一人として名が通っており、阿修羅会時代は「相手を挑発して喧嘩を吹っ掛ける噛ませ犬ムーヴをかましたとしても勝ってしまうタイプ」と評され、仲間達からの信頼も厚かった。
「PKの結果による利益」を重視してはおらず、単純に「プレイヤーとの対人戦を楽しみたいから」という理由でPK活動をしていた。
このため弱者を痛ぶったり、闇討ち等には手を染めず、自分と対等以上のプレイヤー相手に正々堂々正面から「これからPKする」と宣言して戦いを挑んでいた。
このスタイルからPKにしてはカルマ値はあまり高くなく、京極本人の王子様系女子な性格も相俟ってファンも多いらしい。


旅狼参加当初の目的であった黒狼との決闘では三番手としてサイガ-100と対戦。
レベル差もあって優位に立ち回るが、本領を発揮したサイガ-100にあえなく敗北してしまった。
戦いの前にイキリ気味な言動を見せていたにもかかわらず、あんまりな結果に終わったために外道3人から煽られることに。
更に、後を任されサイガ-100と対峙したサンラクが祖父を彷彿させる動きを見せたことに動揺し、以前にクリアしたVR教材で裏ボスとして祖父のトレースAIと戦えると知り愕然とする。


実は旅狼に加入以降、一度も他のメンバーとダンジョンやエリアの攻略といった活動を共にしている様子が見られない
強いて挙げるなら大型レイドイベント「竜災大戦」にはメンバー総出で参加したが、京極のみモンスターとのレイドバトルとは違う役割を任されたため、肩を並べた共闘はしていなかった。

武器


魔法


職業



シャンフロ外での京極

個々のゲームの詳細に関しては個別ページかシャングリラ・フロンティアに登場するゲームを参照。

龍宮院富嶽全面協力! VR剣道教室・極

敬愛する祖父が監修したVR教材ゲームということでプレイしていた。
六級から初段まで自身の剣道としての技量のみで難なく制覇したが、祖父のトレースAIを搭載した裏ボス「AI範士・極」については存在すら把握していなかった。
裏ボス攻略の過程で「龍宮院富嶽スタイル」の一端を習得したというサンラクから修行場として下記の幕末を勧められ、その狂気に完全に染まることになる。

隠し要素について調べたり探さなかったことに対する自罰的な念からか、自分が納得できる腕になるまでは裏ボスへの挑戦は控えている様子。

辻斬・狂想曲:オンライン

サンラクの勧めでプレイし始め、初ログインでウェルカム天誅*2の洗礼を受ける。
こんな状況になることを教えなかったサンラクに対して怨嗟の叫びを上げるが、十分な幕末適性を持っていたため、その異常な環境に適応してドハマりした
プレイし過ぎて夕餉抜きになる等、メインとするゲームがシャンフロからこちらに完全に変化してしまっており、旅狼のメンバーと一緒に活動する機会が無くなった最大の原因。
一方、幕末での戦闘経験がプレイヤースキルそのものの向上に寄与しているのも事実で、シャンフロにおいて竜災大戦中に96人斬りを達成した際は幕末戦術をフル活用していた。

イベント「極限月下」ではサンラクと行動を共にし、いまだ幕末の常識に乏しかったため様々なレクチャーを受ける。
しかし、途中で幕末総合ランキング大体三位・メタルマシュマロと大体四位・むっちりタングステンの怪獣大決戦に騙されて突撃してしまい、火薬樽&油壺で諸共爆殺された。
その後、同じように亡霊アバター*3と化した他プレイヤー達のやり取りを見て「天誅の本質」を悟り一皮剥けた*4

仮に二つ名持ちにまで成長した場合、二つ名「あるてぃめっと」になるらしい。





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最終更新:2024年03月18日 16:38

*1 かつて存在したとされる獣人族の女王「九尾」の直系の子孫。

*2 初心者のログインを見計らってチュートリアルすら体験させずにリスポーンキルするスコア稼ぎの一種。普通のゲームなら垢BAN待ったなしの悪質行為だが、幕末では日常風景・常識として根付いている。

*3 極限月下中に倒されるとイベント期間限定で強制的に亡霊アバターに切り替わる。生者のプレイヤーとはジェスチャーでしかコミュニケーションを取れないが、亡霊同士は会話可能。

*4 闇堕ちともいう