サンラク/陽務楽郎

登録日:2020/08/10 Mon 19:05:00
更新日:2024/02/06 Tue 19:04:15
所要時間:約 30 分で読めます






やっぱりゲームは最高だ

物理法則(エンジン)に夢がある


サンラク/陽務(ヒヅトメ) 楽郎(ラクロウ)シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の登場人物。
本作の主人公であり、本編は基本的にサンラクの視点で進行していく。




プロフィール

性別:男性
年齢:17歳(高校2年生)
身長:176cm
体重:62kg
誕生日:11月21日(さそり座)
家族構成:父、母、妹
好きなもの:ゲーム、刺身、エナジードリンク
嫌いなもの:ラグ、偏る乱数、パラワンオオヒラタクワガタ*1
趣味:フルダイブVRゲーム、エナジードリンク
特技:ミュートで音ゲーをフルコンクリアする、利きエナドリ
好みのタイプ:趣味の合う人
嫌いなタイプ:話を聞き入れる気がそもそもない奴
日課:一日一本エナジードリンク
:クソゲーだけがぎっしり並んだ部屋が欲しい
好きなゲームカテゴリ:ほぼ全般*2
嫌いなゲームカテゴリ:ノベルゲー*3
好きなゲーム:サバイバル・ガンマン
嫌いなゲーム:フェアリア・クロニクル・オンライン
特徴:クソゲーハンター
座右の銘:心楽しきは万能なり
CV:内田雄馬


概要

趣味人の一家に生まれ、己の趣味をクソゲーと定めた変人。
多種多様なクソゲーを制覇し、その過程で理不尽に対する耐性・反応速度・仕様やシステムの穴を突く機転・検証技術といったプレイヤースキルを培った生粋のクソゲーマー

「フェアリア・クロニクル・オンライン~妖精姫の祈り~(通称:フェアクソ)」をクリアして燃え尽き症候群になっていたところ、巷で神ゲーと話題のVRMMOシャングリラ・フロンティアを馴染みのゲームショップで気分転換に*4購入、その世界にのめりこんでいく。


人物

クソゲーを偏愛していることを除けばゲームが大好きな少年。
性格は基本的に明るくノリも良いが、プレイしてきたクソゲーの環境からか外道気味なメンタルをしている。
高校のクラス内でもゲーム好きで通っている模様。
妹が読者モデルをやっているくらいなので顔面偏差値は高く、クラスで3番目くらい。

一日のスケジュールは基本的に学校から帰って課題を済ませ、夕飯を食べ、必要なら勉強してエナジードリンクを飲んで徹夜でゲーム
体調が悪い時は深夜2時くらいに寝る、といった若さ故の暴挙としか言いようがない生活をしている。
クソゲーレビュー仲間の武田インゲン氏を尊敬しており、将来は彼のような私生活に余裕を持ったビジネスマンとなるべく大学進学を目指している。
第一志望としている来鷹大学経済学部*5の合格圏内に十分入る程度に成績は良い。

徹夜のゲームでも集中力を切らさないようエナジードリンクを愛飲しており、特にライオットブラッドシリーズがお気に入り。
カフェインがキマり、更にテンションが最高潮となると相乗効果でプレイヤースキルが飛躍的に上昇する。


嫌いなものに「偏る乱数」を挙げており、ランダムな事象で引きが悪いことが多々ある。
シャンフロにおいても早々にユニークモンスターに襲われ呪いを受ける羽目になったことで、本当に高LUCが機能しているのかと嘆いていた。
別のゲームではキーアイテムである桃を入手するために3週間も掛かったことも。
一方で良い引きを連発することもあり、乱数の偏り方が両極端と言った方が正確。


ゲームにおいても現実においてもやたらフルフェイス型の被りものを着用することが多い。

ゲームをプレイするに当たりプレイヤーネームは統一する派。
どのゲームでも本名を捩った「サンラク」で固定している。((サン)(ラク)郎)
ただし、稀にだが気分次第ではサンラク以外の名前でプレイすることもある。


ゲームプレイヤーとして

フルダイブ型VRシステムに適した脳の持ち主であり、現実よりもVRゲーム内で身体を動かすことが得意。
テンションとプレイヤースキルが直結しているタイプで、テンションが上がれば上がる程凄まじいパフォーマンスを発揮する。
特に集中力と反応速度に秀でており、両者を駆使した高速戦闘をどのアクションゲームにおいても得意とする。
そのプレイスタイルを簡潔に表現するならば極まった「エンジョイ勢」であり、ゲームをプレイする上での思考はロマン主義で固まっている。
このため、楽しむためならばセオリー度外視の奇行に走ることを厭わない。

ゲームプレイヤーとしての強さの本質は「一度の体験から得る情報の反映速度と尽きせぬモチベーション」
目標を設定したならば幾度失敗しようとも改善点を見つけ出し、それを反映・体得するべく挑戦し続けることに妥協しない。
このためやり込んだゲームであればユーザーインターフェースに完璧に適応し、インベントリ三画面ブラインドタッチ操作といった曲芸も平然と行う。
また、他者や他のゲームのキャラの動きと戦法を模倣する「見様見真似(なんちゃって)戦法」と「役割模倣(ロールプレイ)戦法」も得意としている。

これら集中力と反応速度から来る見切りと対応能力、ロマン思考による意外性、経験から来る戦術の引き出し…etc.といった要素が組み合わさった「悪食」とも言えるスタイルから、「初見殺し」に特化した性質を持つ点が強みの一つ。
どんな対戦ゲーム・対戦相手であっても、尖りに尖った長所を問答無用で押し付けることで初戦では優位に立てることが多い。
一方でロマンというものは得てして何かしら大きなリスクを背負っているので、対戦回数が増えてくるとそれらに気づかれて一転して不利になってしまう。


良くも悪くもテンションが実力を大きく左右するのが欠点。
ライオットブラッドによるドーピング、テンションの上がるシチュエーションさえあれば世界レベルのプロゲーマー相手でも食い下がることができる。
逆にテンションが低い状態では先述の強みをロクに発揮できず、一方的に圧されてしまうことも。

また、フルダイブ中のスタミナは多い方とは言え無尽蔵ではないので、極限の集中力と反応速度をインターバルを挟んで何度も連続で発揮することはできない。
特に自分と同等以上の反応速度を持つような相手との高速バトルとなるとその消耗ぶりは顕著。
脳をフル回転するような状況でないのであれば、双方をある程度のレベルで発揮し続けることはでき、シャンフロではユニークシナリオの高難度10連勝ち抜き戦(総戦闘回数100回以上)をグロッキー状態になりながらも一度の挑戦でクリアしたり、強エネミー相手に徹夜で一晩戦ったりしたこともある。


先述のようにクソゲー経験からゲームプレイにおいて外道な考え方をすることが多く、周囲からドン引きされることも少なくない。
一般的に嫌われるPK行為に対しても「ゲームの楽しみ方の一つ」と考えており、システム的に認められているのであればそれを否定しない。
もちろん自分が標的にされれば反撃も辞さないし、仮に殺られたならば恨みは忘れない。

外道な考え方をする一方、どれほど難易度が高いギミックであろうともそれが正規の攻略手段であると明確ならば、正面から突破することを好む一ゲーマーとしてのプライドも持ち合わせている。
web版と漫画版ではゲーム攻略に対する意識に関して若干の差異が見られ、前者はゲーム内の死や失敗について割切った考え方をすることが多いが、漫画版では割切りつつもその場その場で全力を尽くそうと己を奮い立たせる描写が増えている。


プレイヤーキャラクター「サンラク」

シャングリラ・フロンティアにおける楽郎のアバター。クラン「旅狼(ヴォルフガング)所属。
ビルドは避けタンクにもなれるLUC重点の紙耐久高機動アタッカー
喋るヴォーパルバニーを連れたプレイヤーとして、そして初めてユニークモンスターを倒したプレイヤーの一人としてその名を知られるようになった。

基本の見た目は頭に鳥(ハシビロコウ)の覆面を被った半裸の入れ墨男。某ブ男のスタンドの色違いにも見える。
何でこんな有様なのかというと、仕様や偶然、性格等が綺麗にかみ合った結果。
  • キャラメイク時に初期装備の売却が可能だった上、防具を売り払うと初期所持金の倍額が獲得できた。*6
  • アクション性が極めて高いゲームなので、紙装甲でもプレイヤースキルで「当たらなければどうということはない」が可能。
  • キャラメイクしたアバターとは言え、顔出し半裸は流石に精神的に無理だったので、たまたま使用可能だった鳥の覆面を初期装備に選択した。
  • LUC補正を優先して選択した出身地の特性により、スタート地点が街ではなくその周辺の森からになった。
  • 最初の街をチュートリアルごといきなりすっ飛ばした。*7
  • 運悪くエリアボスを初見撃破できてしまった。
  • 次の街で防具を購入するも、周辺の敵相手に狩りをしていたらユニークモンスターと遭遇。付与された呪いに伴って防具が破壊され消滅。
という流れでほぼ半裸固定となった。
一応、一時はあらゆる呪いを解除するNPCとの面会機会を得られそうだったが、その前にまたしても偶然の流れで刻傷(後述)へと変化してしまったため、それすらも不可能となった。
「半裸姿」については、web版では「せめてズボンを履かせてください」とぼやいていたが、漫画版ではベルト付きハーフパンツ(ぴっちり)と*8、もろパンイチよりはちょっとだけマシくらいの姿に描かれている。
一方で履物はweb版では無装備時の粗末なサンダルを着用しているが、漫画版では完全な裸足。
なお、鳥の覆面は固定装備というわけではないため、必要とあれば外すこともある。
ただし、外しても別のフルフェイスタイプの防具を装備するため、口周りはともかく顔全体が露出することはない。

メインウェポンは双剣・片手剣の二刀流・拳だが、状況に応じて様々な武器種を使い分ける他、飛び道具代わりに武器投擲もよく行う。
基本的にアタッカー思考なのでDPSを重視しており、剣一本では効率が落ちると考えているので盾系統の装備はあまり使用しない。*9
習得スキルは機動力強化に関するものが大部分を占め、近接攻撃スキルに乏しいため殆どの武器はスキル無し運用。*10
不足した攻撃面については物理演算やクリティカルで火力を、多種多様な武器の使い分けで攻撃スキルの乏しさを補っている。
結果、自身の速度・機動力を大幅に強化してフィールドを縦横無尽・立体的に駆け回りながら自前バフを積み、高確率クリティカル攻撃の連打でダメージを稼ぎ、隙あらばハイリスクハイリターンの超火力攻撃を叩き込む戦闘スタイルを確立。掲示板でプレイスタイル考察を見たプレイヤーは「公道でドラッグカーでも乗り回してるんですかね?」とコメントした。
あまりにも使用する武器の種類が多いことから、多くの剣を同時に操る職業の剣聖になぞらえて「人力剣聖」と称されることもある。
敵の攻撃は回避で対応することが多いが、場合によってはパリィなども積極的に活用する。


プレイするにあたり拠点としているのはヴォーパルバニーの国「ラビッツ」。
ここのNPC・ビィラックをお抱え鍛冶師として囲っている。
ヴォーパルバニーはレアドロップ目当てに狩りまくったモンスターだが、「こちらも命を狙っていたのでお互い様」ということで特に遺恨はなく受け入れられている。

第8の街「エイドルト」に隣接する隠しエリア「水晶巣崖」*11を稼ぎ場としており、ここの採掘素材と出現するレベル100オーバーの蠍型モンスター「水晶群蠍(クリスタル・スコーピオン)」の素材が主な資金・リソース源。
通い詰めるうちに水晶群蠍のことを「マブダチ」と一方的に称するようになり、彼ら含む蠍型モンスターに対して並々ならぬ執着を持つに至った。
なお、この蠍狩りはプレイヤーの技能・感覚やスキル構成に依存するため、容易に真似できるものではない様子。*12


レベル18の時にユニークモンスター「夜襲のリュカオーン」と遭遇、圧倒的な実力差がありながら驚異的な粘りを見せた。
この際リュカオーンに気に入られて呪いを刻まれてしまい、胴・脚装備を着用できなくなったため本格的に防御力を捨てたビルドを構築する。
呪いの効果により、NPCからは「最強種に目をつけられたやべーやつ」として認識されている。
リュカオーンの他、7体のユニークモンスター全てと遭遇経験があり、尚且つ対応する7種のユニークシナリオEXを発生させている唯一のプレイヤーでもある。*13

リュカオーンとの初遭遇で善戦した結果、プレイヤーで初めてユニークシナリオ「兎の国からの招待」を発生させた。
これにより相棒としてヴォーパルバニーのNPC・エムルを連れ歩くようになったのだが、悪意無き初心者プレイヤーにその姿をスクショに撮られ掲示板に晒されてしまう。
結果「誰も見たことがないユニークを持つプレイヤー」*14として度々捜索隊が組まれるようになり、その後もユニークモンスターの討伐や隠しダンジョン解放等に関わるうちに知名度が増していき、希少生物というかUMAに准えて「ツチノコさん」という渾名が定着した。
本人としては自分のアドバンテージの確保*15、および後発プレイヤーへのネタバレ配慮から情報公開に消極的な姿勢を取っている。
ただし、ある程度交流を深めたプレイヤーに対しては普通に喋る他、取引の一環で情報をやり取りすることも初期と比べると増えている。

多くのユニークシナリオを発生させている一方で、実は装備・アイテムの(オンリーワン性能という意味での)ユニーク品はあまり所持していない。*16
他のプレイヤーから「見たことのない装備のオンパレード」と言われることもあるものの、あくまでサンラクはこれらを他者に先んじて入手できているに過ぎない。
類似・同等性能の装備は相応のコストを支払い、ゲーム内で人脈を築けば誰でも入手することができる。*17


アクセサリー


武器


防具


戦術機関連


アイテム


スキル


職業


称号

称号そのものに特別な意味や効果はないが、NPCからの反応に一部影響がある。
ユニークシナリオやボス戦のクリア等で相当数獲得しているので代表的なものを記載。

シャンフロ外でのサンラク

個々のゲームの詳細に関しては個別ページかシャングリラ・フロンティアに登場するゲームを参照。

フェアリア・クロニクル・オンライン ~妖精姫の祈り~

覆面と海パンだけのレスラー風姿。
本作はこの姿のサンラクがストーリーヒロインに諸々の鬱憤を込めドロップキックをかますシーンからスタートした。
ギャグのような装備なのは、この組み合わせが異常な耐久力を持つラスボスに対して最高効率のダメージを与えられるため。
なお、設定によると決戦前までは普通に防具と片手剣を装備していたが、バグ対策に備え片手は空けていたという。

ベルセルク・オンライン・パッション

web版では隠し流派、漫画版では一部のプレイヤー達が編み出した対バグ技用テクニック「イアイフィスト流」免許皆伝の闘士(ベルセルク)
脳死居合拳最強説を唱え、国内公式戦での勝率が8割を切った事がないプロ格闘ゲーマーにして便秘における最強のプレイヤーでもあるモドルカッツォ相手に勝率3割を維持できる実力者。
人外バグが前提と化したこのゲームでサンラクは「人としてのプライドを捨てた戦い」=「人型としての無意識の動きの縛りの打破」「人外体型での戦い方」を会得した。
イアイフィスト流の技術はシャンフロにおいても存分に活用している。

ユナイト・ラウンズ

ムキムキマッチョのヒゲダンディなボディを鎧で包んだレイピア使いの革命騎士。
世紀末と化し、一人のプレイヤーが国を掌握したこのゲームで国王軍にも反乱軍にも属さない傭兵(騎士とは一体…)として活動していた。
最終的にカッツォタタキと共に2人で王城に乗り込み、ラスボスプレイヤー・鉛筆戦士を相討で葬り鉛筆王朝を滅ぼした。
おそらく過疎ってはいるが、今も稼働中な為、悪だくみの打ち合わせに使ったことも。

ラブ・クロック

プレイヤー名は漬鮪(づけまぐろ) サンラク」。名字の理由はプレイ開始した日の夕飯が漬鮪だったため。
キャラメイクシステムは搭載されていないため、キャラクター造形は固定。
いわゆる「脱ぐとそれなりに筋肉はあるけど普段はなよっとした雰囲気を漂わせる若干ベビーフェイスなギャルゲー主人公」そのもの。
コンマ1秒たりとも安らぎの時間を与えないクソギャルゲーであったが、ゲームクリアのその時まで「憩う」権利を剥奪された悲しみのピザスレイヤーとしてトロコンするまでやりこんだ。
このゲームでサンラクが学んだものは多く、瞬間チャート管理、瞬間状況把握、最速最適の割り出しといった速度関係はほぼラブ・クロックの影響。
一方で、恋愛系の相談について結論を急いでしまう傾向になってしまったり、反射的にキザな言動をとってしまったり*44と後遺症も残ってしまった。

Nephilim Hollow

ヤカン頭。漫画版ではアイ〇ンマン風の面に、後頭部から注ぎ口のようなパーツが飛び出ている形で描かれた。
超高機動ビルドのネフィリム「キングフィッシャー」を操り、ランキング戦初参戦にして最下位から一気に駆け上がって最強プレイヤー・ルストと引き分ける伝説を打ち立てた。
ここまでとんとん拍子に上手くいったのは、たまたまキングフィッシャーが当時の主流ビルドをメタっていたため。
後に気分転換*45で復帰した際は初見殺しビルドの「フィドラークラブ」を使ってルスト相手にリベンジを遂げた。
この結果、幸運にも新たなユニークシナリオEXの手掛かりをつかむことに成功した。
その後もルスト相手に勝った負けたを繰り返している。
また、このゲーム自体が「操作性が劣悪すぎてやる分にはクソゲーだが動画を見ている分には良ゲー」と言う特殊な立ち位置にいる事もあってか、
リアルで「好きなゲーム」を聞かれた際はクソゲーマーバレがしにくいし当たり障りのないゲームとしてこのゲームの名前を挙げている。

ギャラクシア・ヒーローズ:カオス

カッツォの中の人・プロゲーマーの魚臣慧に依頼され、「グローバル・ゲーム・コンペティション(GGC)」と「笹原エイトのチャンネル8!」に謎の覆面ゲーマー顔隠し(ノーフェイス)として助っ人出演。
ライオットブラッドの加護を受け、両舞台でアメリカ最強クラスのプロゲーマー相手に互角の戦いを繰り広げた。
特にカースドプリズンを使った際のプレイスタイルが注目・評価され、カースドプリズンが登場するコミック「ミーティアス」の原作者公認で「リアル・カースドプリズン」と認められるに至った。

辻斬・狂想曲:オンライン

般若の仮面に着流し、イベント報酬武器を携えた二刀流の剣客。
イベントの時のみ現れることから「祭囃子」の二つ名で呼ばれる。
一応の所属勢力は幕府軍で、一時期は新選組ランキングで上位ランカーになったこともある。
リスキル天誅の亜種「ログイン天誅」の考案者。
更に他人に暗殺者をけしかけて賭けを行う「トトカルチョ天誅」を開催するなど、人斬りの業を全部天誅の一言に責任転嫁し、「洗脳より悪質な人格汚染」「会話能力を殺傷力に変換している」と揶揄されるゲームであることを差し引いてなお、とても主人公とは思えない外道行為が目立つ。

総合ランキング上位の幕末ランカー連中とは「一対一」「周囲のオブジェクト無視」ならば二位以下とは結構戦えるが、周囲の状況やNPCまで絡んでくると勝率30~50%程度と不利を強いられる。
ただし、リスポーン狙いで雑魚を根切にした方が旨味が多いことを知っているので基本的にランカーに喧嘩は売らない。

イベントでコンスタントにログインするため他のゲームと比べてプレイ時間が長い。
このゲームで「拍子の間隙を突く」技術を会得した。

スペル・クリエイション・オンライン

小杖二丁流(ダブルワンド)を使う死鋼の魔術師
上位Tierの魔法詠唱を下ネタまみれにした集団「UIE(別名:シモネタニア帝国)」に抵抗するレジスタンスの主戦力として活躍し、結果として本作の悪評の広まりに一役買ってしまうことになった。
デスメタル歌唱による連続複合魔法詠唱術を編み出し、ラスボスプレイヤー・ナッツクラッカーをサービス終了直前で撃破した。
これを切っ掛けにナッツクラッカー改めディープスローターに執着されることになる。

サバイバル・ガンマン

「敵に近づいて眼球に鉛玉を接射すればイチコロ」理論を実践する暗殺幼女。
痛覚100%・ゴア表現全面解禁のギリシャ文字サーバーの一つ「μ鯖」で頭角を現し、「μ-sky(μ鯖のサイレント・キル・幼女)」の異名で呼ばれた。
体格差や武器の差で怯まず、咄嗟の動きから最速で殺しにかかってくるなど「なりふり構わない」プレイスタイルであり、この頃のスタイルが現在も根底にある。

当時中学生だったサンラクにとって「人生を変えたクソゲー」であり、現在でも好きなゲームに挙げる程のお気に入り。
オンラインがサービス停止になった際は他の鯖癌プレイヤー同様荒れに荒れ、その鬱憤のぶつけ先となったのがスぺクリである。

ファンタジウス建国立志伝V

辺境伯に従っている遊牧民。
遊牧民族のスパイ適性を活かして情報を集めながら、戦力が整ったところで辺境伯に反逆して辺境伯の領土を奪い取る。
その際、新たに「娑婆駄馬道愚連帝国(シャバダバドゥクリムゾンエンパイア)」を建国した。NPCの最強国を滅ぼした後でカッツォ・ペンシルゴンと直接対決になるが、その際に2人どころか各方面に生き残ってたNPCの国家にも喧嘩を売った。
多方向から攻められて敗北と思われたが、裏でカッツォと通じており、ペンシルゴンの隙を突いて敗北させた。


余談

硬梨菜氏曰く、キャラ造形にあたってのインスピレーションの八割はヴぁーんさんFF11)。二割はクレイトス(GOD OF WAR)。
嘴平伊之助鬼滅の刃)は「動物の覆面」「半裸」「二刀流」「『ハシビロコウ』の覆面と『はしびら』」と、変にシンクロする要素は多いが特に関係は無い。
ただ、「そういやパクリと言われても言い訳できないレベルで共通点多いな……」と後から気づいたとのこと。
変態性を追及すると自然とこのファッションに行き着くのかもしれない。


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  • ※主人公です

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最終更新:2024年02月06日 19:04

*1 過去、母が飼っていた個体に鼻を挟まれた

*2 特に身体を動かすアクション系、クソゲーであれば尚良し。

*3 クソゲーの場合ひたすら「見るだけ」の地獄の時間が続くため。

*4 漫画版では店長から勧められて。

*5 偏差値は中堅上位程度。

*6 初期防具はこの段階で一番売り払うのが最も高価なので、初期半裸そのものは決して珍しくない……が、大抵はココで得た資金を元手に街で防具を買う。

*7 漫画版ではドロップアイテム目当てに森で戦いまくっていたら初期の街からどんどん離れていった。

*8 なおこの未装備状態は『モンスターハンター』シリーズでの未装備状態衣装と同じ「インナー」と呼ばれている。

*9 単行本のおまけ小説にて、パリィのための小型盾の使用をペンシルゴンから提案されているが、パリィもダメージを確実に0にできないので低HPでは旨味が少ないとしている。

*10 このスタイルは生産職のメインの戦い方で、普通は職業に見合った武器を装備しその武器用の攻撃スキルを使用するのが基本。

*11 崖を登るだけで行けるので存在は以前から広く知られていた。

*12 サンラクから攻略方法を教わったオイカッツォがあえなく惨殺されている。

*13 個別にユニークシナリオEXを発生させているプレイヤーはそれなりにいる。

*14 この時点でテイム可能なモンスターは2種類しか実装されておらず、パーティとして同行可能なNPCは人間しか確認されていなかった。

*15 ほとんどのプレイヤーに言える傾向。独自ユニークを秘匿しているプレイヤーは多い。

*16 シャンフロの仕様上、鍛冶生産品は独自性能のものが多い。全く同じものを作ることは難しいが、同等性能のものであれば生産可能。

*17 実際にゲームが進むにつれて類似性能装備を入手するプレイヤーが増加してきている。

*18 敵対関係のモンスターの周囲5m以内にいると転送機能使用不可など。前述の悪用を散々やった後であるが。

*19 プレイヤーの動こうとする意志に対し実際の動きが過剰になる。

*20 武器の経験を素材の一種として、その経験に相応しい形へと強化する。

*21 鍛冶師系統の隠し最上位職業。条件を満たせば転職可能だが条件が超高難度。

*22 というか、400も必要なので装備による補正前提と思われる。

*23 後方への強烈なノックバック+大ダメージ。自傷ダメージに対して確定発動する食いしばりにより反動そのものでは死なないが、ノックバックは何らかの手段で衝突を回避しないと食いしばり発動済みなので死ぬ。

*24 攻撃そのものは防げても受け止めた衝撃で死ぬ。

*25 穂先のみになっていた理由は激戦で折れたから……ではなく、ドルダナ自身が多数の敵に囲まれた際に「振り回しにくい」とへし折って以降直剣として使っていたため。

*26 要するに前所有者が遺した課題をクリアする事。そのため難易度が青天井仕様。アラドヴァルの場合は「ドルダナ最後の敵である龍蛇の討伐」

*27 嘗てのソレを知る人物から所有権の移譲を認めて貰う。アラドヴァルの場合は「NPC「アラドヴァルのドルダナ」と関わりがあるNPCが彼の最期を知り、アラドヴァルの所有権が所有者に移ったことを認めること」

*28 片手剣としても両手剣としても扱える武器。スキルも両武器種のものが適用可能。

*29 呪いを刻まれる条件が複数存在し、サンラクは一度に2つの条件を満たした。最初に足を食いちぎられるも食いしばりによって耐え、とどめに胴体を食いちぎられたことで足と胴体に刻まれている。

*30 サンラクが推測でこれらの条件をオイカッツォとペンシルゴンに話した際は「誰ができるんだ、曲芸おバカ!」「空の飛び方を聞いたら大胸筋を鍛えればいいと答えられた気分」などと言われた。

*31 例えば胴体に呪いがかかっていても、頭部防具であれば対象外。一方、全身鎧はどの部位であっても呪われている限り装備不可。

*32 「全身に魔法を掛ける」タイプの一般的なバフ・デバフを無効化する。一部の上位プレイヤーが使える「身体の特定部位を経由する」タイプのバフで呪い部位を回避すれば有効。強烈なデバフ効果を持つオブジェクトに触れ続けるような状況の時は抵抗を貫通されることがある様子。

*33 呪いに属する物であれば、フィールド全体を覆うギミックに近いものであっても有効。

*34 プレイヤーの種族を人間から変更するシステム。

*35 素材元のモンスターの特性が反映されているため。

*36 「カートリッジ」4つと、カートリッジの魔力を服に送るための「ストラップ」で5枠。4枠消費でも運用は可能ではあるが、製作者は万が一を考えて5枠消費を推奨している

*37 カートリッジからの魔力供給が延々と発動し続け、制限時間を消費してしまうため

*38 ちなみに女性になる場合、胸の大きさはLUCの値が影響する。

*39 サーバーが観測・予測した攻撃の軌道・着弾地点の情報。

*40 この入手法の場合、ウェザエモンの奥義を攻略した者のみが獲得できる。

*41 複数のスキルを歯車のように組み合わせることで新スキル生み出すシステム。コストがかかるが自由に解除・再連結が可能。

*42 クランは除外される。職業ギルドは該当するため、最初からギルドに所属しないか、素行不良等を意図的に行って除籍される必要があるがカルマ値との兼ね合いもあるので厳しい。

*43 最大火力・最大防御の例からAGI系の最大記録が存在することは予測されていたが、この規定ラインのために数多のスピード自慢達が挑んでは敗れていた。

*44 エキスパンションパスVol.5特典小説より

*45 自分が一番苦労して使用可能にした規格外装備が呪いによって装着できず、他2人に先に使われるのが癪だったためにリアクターを持ったまま逃亡した。