デカスワン/白鳥スワン

登録日:2021/09/18 Sat 20:14:00
更新日:2023/09/19 Tue 07:11:12
所要時間:約 3 分で読めます





デカマシン、発進!


デカスワン/白鳥(しらとり)スワンは『特捜戦隊デカレンジャー』の登場人物。
愛称は「スワンさん」

演:石野真子

キャラクターソング:「MOTHER UNIVERSE」


【概要】

チーニョ星人の女性で、地球署のメカニック担当。
元々は宇宙警察科学捜査研究所に所属していた。
デカマシンの設計、開発、メンテナンスは勿論のこと、科学捜査やプロファイリングまでこなす。
ただでさえ膨大で複雑な計算をそろばん1つでやってのけると言えば、彼女がどれだけ天才か分かるだろうか。


【人物】

いつも優しい笑顔でデカレンジャーを見守る、彼らの母親のような存在。
マシンを作る際は、「乗る人への想い」や「愛」を忘れない人格者。
デカレンジャーが安心してデカマシンやデカレンジャーロボを操縦できるのは、スワンさんの日々の綿密なメンテナンスのおかげであり、彼女が不在の時にメンテ抜きのデカマシンで出撃した時は、合体の時点で明らかに様子がおかしく案の定苦戦してしまった。

劇中では何かと「辺境」や「田舎」呼ばわりされがちな地球だが、そこでの生活は気に入っており、先述の功績を惜しんだヌマ・O長官が直々に科捜研の所長になるように勧めたり、宇宙警察一の科学者であることの証明「サイテック賞のメダル」の授与式の手紙が届いても、地位や名誉には興味を示さず断っている。
だが、それ故にあえて悪く言えば本人に興味が無いとはいえ当たり前に貰えてしまう賞の有難みを知らないということでもあり、天才である彼女をライバル視していたかつての同僚が「サイテック賞のメダルを貰えなかった」という理由で宇宙警察の科学捜査研究所を辞職したと聞いた際は、「たったそれだけのことで?」絶対に本人の前で言ってはいけない発言をしてしまう等、他者の挫折や失敗から来る感情や行動には無頓着とも言える。*1


デカレンジャーからの信頼は厚く、時折彼らの相談に乗っている。稀に雑用も押し付けられているようだが。
特にテツはスワンの高い技術力を絶賛し、尊敬の念を抱いている。
スワンもまた6人を信頼しており、特キョウのリサ・ティーゲルが地球署の面々を批判した時は、珍しく感情的になって彼らの良さを説こうと必死になった。

デカマスターことドギー・クルーガーとは男女や出身星の垣根を越えた戦友のような仲で、親しみを込めて「ドゥギー」と呼んでいる。
ドギーはスワンが事件に巻き込まれると妙に感情的になりがちで、アモーレ星人 バーチョがスワンに求愛している(実際は違ったが)と知った時は誰よりもキレていた。


【デカスワン】


エマージェンシー!デカ、スワン!!


フェイス・オン!

真白き癒しのエトワール!デカスワン!!


スーツアクトレス:小野友紀

スワンがSPライセンスで変身する戦士。
戦隊シリーズ初の女性番外戦士

本人曰く、「4年に1回しか変身しない主義」なので滅多に前線に出ることはないが、実力は高く白鳥のような華麗な戦い方で素早く敵を倒す。
なお、デカスワンのスーツはスワンが白衣の下に着ている服のオレンジと白が反転したもので、そこに面・胸当て・グローブ・ブーツを装着している。

たまに勘違いされるが、この人と違って変身そのものには何の制約もない。
あくまでスワンが自主的に課しているだけで有事の際にはセオリーを破る事もあるため、本編では1年間で2回変身しており、またそれとは別に変身しようとして阻止された回もあった。

シンボルナンバーは「99」で、これは「漢数字の百から一を引くと白」という言葉遊びから来ている。

意外とは曖昧で、「白」鳥からホワイトとする説とスーツの色からオレンジとする説に分かれている*2


【その後の活躍】

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

本人は未登場だが、デカスワンとしてレジェンド大戦に参戦。
流石に地球の命運がかかっている時は4年に1度など言ってられなかったのだろう。
デカマスターと共に宇宙帝国ザンギャックを足止めした。

海賊戦隊ゴーカイジャー』では当初バスコがレンジャーキーを所有していたがゴーカイジャーに回収された。

Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』

地球署を離れ、科学捜査の独立部門で研究をしている。
昏睡状態のドギーの点滴に毒が混ぜられていたと見抜き、彼を治療した。
そして、事件終了後にドギーから…


【余談】

演者の石野真子は歴代最年長の女性戦士(放送当時は43歳だった)。

パワーレンジャー・S.P.D.』では白鳥ではなく猫をモチーフとした「キャサリン(キャット)・マンクス」というキャラに変更されており、変身した姿も「キャットレンジャー」となっている。*3
また、本家では描かれなかったジャッジメントシーンもオリジナルで新規撮影されている。



流石スワンさん!これからは一緒に、追記・修正しましょうね!

ダメよ!あたし4年に1度しか追記・修正しない主義なの。

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最終更新:2023年09月19日 07:11

*1 逆恨みとはいえ、自分の代わりにメダルを貰い続けた上でそれに興味も示さない張本人がこんなことを言っていると知ったらキレられても無理もないだろう。実際、それを聞いたブンターにも「あいつにとってはそれだけのことじゃなかった」とやんわりと諭されている

*2 前者はデカブレイクの色でもある。

*3 綴りは猫を表す「Cat」ではなく「キャサリン」の一般的な愛称の一つである「Kat」。発音が同じ言葉に引っ掛けた掛詞的表現である。