コンドル(トランスフォーマー)

登録日:2021/11/11 Thu 23:14:00
更新日:2024/04/20 Sat 18:47:01
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コンドル、イジェークト!



コンドルとは、トランスフォーマーの初代アニメ、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場する最強の登場物である。海外名は「レーザービーク/Laserbeak」。

概要


そりゃまぁ、俺達骨身を惜しまず活躍してますけどぉ?

声: フランク・ウェルカー(~2010 日米共通)、山口健(HM)

デストロン情報参謀サウンドウェーブの部下であるカセットロンの1体。名前通りカセットに変形し、サウンドウェーブの胸部に格納されることも可能。
同じカセットロンのジャガー同様、人型に変形するのではなく、コンドル型のロボットモードを持つ。
2010』までは言葉を話すことも出来ず、鳥の鳴き声をあげるだけだったが、『ザ☆ヘッドマスターズ』ではしゃべれるようになっている。これは他の動物型カセットロンも同様。

主な任務として、小柄な体格を生かした偵察や空からの奇襲を行うことが多い。レーザーキャノンを利用して攻撃を行う一方、玩具設定によると弾切れになった時にパニックを起こしてしまうらしい。

同型のカセットロンやカセットボットもいくつか登場している。
ボディの赤い部分を黄色にした「バズソー」は初代アニメにも登場しており、同型の中では最も知られていると思われる。それでも空気だけど。
青を主体としたカラーリングの「ガーボイル」は、デストロン秘密警察隊する公安部隊「コバルトセントリー」の片割れで、他の兵士や占領下の住人が反抗しないか監視したり、「悪のエリート」を選抜したりする役目を持っている。
オレンジのカラーがまぶしい「サンドル」はデストロンの兵士だったが、太陽黒点の影響で体が変化し、さらにサイバトロンに寝返っている…と思いきや、実はスパイとして寝返ったふりをしている。スパイ活動の一環として、人類との親善大使である「カセットぷれいやーず」の一人となっている。

後述する活躍もあってか、カセットロンの中でも以降のシリーズでの出番が多く、サウンドウェーブが登場する場合大抵コンドルも登場する。
実写版3作目『ダークサイド・ムーン』や、『トランスフォーマー プライム』あたりが有名であろう。これらの作品では、日本でも海外名準拠の「レーザービーク」となっている。

ちなみに『マイクロン伝説』ではサイバーホークというハンディカムから鳥型ロボに変形するキャラがいるのだが、英語版ではコンドルさんの英語名レーザービークだったりする。

最強伝説

さて、ここからはコンドル…否、コンドルさんが初代アニメで残した、数々の活躍について記す。何も知らないと、サウンドウェーブの命令に従う目立たない裏方のようにも思えるかもしれないが、実際にはサイバトロンからしてみれば、下手なデストロン兵士とは比べ物にならないほどの脅威となっているのである。

以下に、その目覚ましい活躍の一部を記す。
  • 戦いで弱っていたとはいえ、敵の総大将であるコンボイ司令官の中枢部を確実に攻撃、ほわああああ!させて瀕死の重傷を負わせる。サイバトロン戦士たちは見ていないで攻撃しろよ。
  • それどころか、別に弱っていないコンボイ相手に単身で挑み、崖から転落させ気絶させる。その後コンボイの容姿をスキャンし、偽物の制作に貢献する。
  • 自分よりもはるかに大きいスタースクリームを軽々と持ち運び、基地に連れ戻したり、逆にガダルカナル島に追放する。

空中を飛び回る機動性、(地の利があるとはいえ)敵の総大将を単騎で気絶させる実力、自分よりもずっと大きい相手を軽々持ち上げて長距離飛ぶパワーやスタミナを持ち、さらにピンチとなれば即座に撤退する冷静な判断能力も持ち合わせる、強力な兵士である。

メガトロンもコンドルさんの優秀さを認識しており、「役立たずでドジな誰かとは大違いでお前はよく働くわい」と称していたり、サイバトロンの奇襲に対し、酔っぱらってまともに動けなかった時には、「ええい!コンドルまでが!」と叫んでおり、重用していることがわかる。

一方、コンドルさんにも弱点はあり、狙撃手を相手とした場合、撤退に追い込まれたり時には撃ち落されたりするなど、敗北することが多い。

『2010』のエピソード、「原始の呼び声」では多くの動物系トランスフォーマーが集められたが、その中にコンドルさんの姿は無かったりする。コンドルさんは野獣ではなく最強の戦士なので、当然であろう。え、バズソー?影薄いから仕方ないね。

玩具

G1放映当時の玩具は「ミクロマン ミクロチェンジシリーズ」の「ミクロカセットロボ コンドル」の流用。ジャガー同様、日本語版の名称はミクロマンから変わっていない。劇中同様、サウンドウェーブの胴体にしまうことも可能。

バズソーはサイバトロンのサンストリーカー、スキッズとセットで発売された。カーロボット2体に対しカセットロン1体じゃ分が悪そうである。コンドルさんなら勝てそうだが…
なお、スキッズもバズソーに負けず劣らずの空気キャラである。

ガーボイルはe-HOBBY限定で同じコバルトセントリーの「ハウルバック」とセットで発売された。

サンドルは『キスぷれ』の玩具として、同じ「カセットぷれいやーず」のロザンナ、グリッドと共にこちらもe-HOBBY限定で発売された.

リメイクトイとしては、『レジェンズ』にて、コンドル、メモリーデバイス、ビークルに三段変形するという形で発売されている。ヘッドマスターの「エイプフェイス」も付属し、ビークルモードで載せられる。
海外ではバズソーも出ている…というか、バズソーの方が先に発売されている。
『レジェンズ』のサウンドウェーブに搭載したり、音は鳴らないもののイヤホンを挿すことも可能である。

カセットに変形するタイプにリメイクとしては、『シージ』にてラヴィッジ(ジャガー)とセットでリメイクされている。アニメの序盤に出ていた、セイバートロン星にいたころのデザインとなっている。
こちらは『シージ』のサウンドウェーブに格納することが可能である。

『ネットフリックス』シリーズでは、カセットデッキに変形できるサウンドウェーブ、ジャガーとセットで、お馴染みの地球仕様でリメイクされた。

そりゃまぁ、俺達骨身を惜しまず追記修正してますけどぉ?

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最終更新:2024年04月20日 18:47