パーフェクトダーク(ゲーム)

登録日:2022/1/15 (土曜日) 20:56:20
更新日:2024/04/05 Fri 18:58:21
所要時間:約 8 分で読めます





ひそかに、そして大胆に。

「パーフェクトダーク」とは、2000年10月21日に任天堂から発売されたNINTENDO64FPSゲーム。
開発はあのゴールデンアイを開発したレア社で、共通の操作やネタも多く実質的な続編にあたる。
N64版のプレイにはメモリー拡張パックが必要で同梱版も発売された。
また、N64版発売から約13年後の2013年10月11日にはXbox360のXbox Live Arcadeでの配信が開始した。

【概要】

同名の映画が元ネタだった前作と違い世界観は完全オリジナル。SF要素の多分に入った近未来が舞台となっており、プレイヤーはキャリントン協会所属の女性エージェント「ジョアンナ・ダーク」を主人公にした一連の任務を遂行していく。
メモリー拡張パックが必須となった分様々な点がゴールデンアイから正当進化しており、実際にプレイした人間からの評価はやはり高い。ただ前作程の知名度がないためか、一般的には知る人ぞ知る良ゲーという扱い。
発売当時にこれの面白さを広められた人は多分英雄的存在だろう。

【あらすじ】

新米の女性エージェント、ジョアンナに下された初任務。
それは、データダイン社という本社ビルの地下からある科学者を助け出すことだった。
しかし、これはほんの序章に過ぎない。新米エージェントの長い戦いが今始まろうとしている……。

【登場人物】

●ジョアンナ・ダーク/ベルベット・ダーク

協会内のあらゆる実践テストを完璧にクリアし、過去の記録すらも塗り替えてしまった天才エージェント。
実は1つ目のミッションが初任務となっており、移動中に民間人を巻き込まないように忠告を受けていた。

●ダニエル・キャリントン

ジョアンナが所属するキャリントン協会代表者。
著名な科学者でもあり機械への造詣が深く、任務中のジョアンナへも、文字を表示できるマイクロバイザーなどを通して任務をサポートする。
ちなみに服選びのセンスはイマイチらしい。

●カサンドラ・デブリーズ

兵器開発会社「データダイン社」の取締役社長。
富を稼ぐべく時には強引な指揮に走ることもあるが、自分の生命反応やアクセサリーを鍵にしていたりと用心深い一面も。
ただの嫌味なオバハンと思いきや、終盤意外な形で株を上げる御仁。

●ドクター・キャロル

ジョアンナの初任務の依頼者となったデータダイン社所属の科学者。
その正体は浮遊端末で自律行動できる「人工知能(AI)」。作られてまだ半年程しかない。
暗号解読を目的に作られたが善良な人格だったために会社の命令を拒否し、人格書き換えの為に幽閉されてしまう。
ホログラムで目元の表情だけ表現され、穏やかそうだが書き換えと同時にツリ目にする予定だそうで。

●ミスター・ブロンド

白いコートを着込み、金髪の凛々しい表情に低く落ち着いた話し方が特徴の男性。
カサンドラと何かしら企んでいるらしい。
その正体は地球のある物が目的で潜入していた異星人「スケダー」で、ホログラムで人間に変装しているが本来は二本足の爬虫類の様な姿をしている。

●トレント・イーストン

国防省長官にして、大統領の補佐も務めているほどの実力者。
野心家な乱暴者で裏では色々悪どいことを仕切っており、必要とならば大統領すらも裏切る悪代官
特注製のカスタムマグナムは最強クラスの破壊力を誇り、度々ぶっ放してくるが最後は……。

●エルビス

どう見ても異星人な「マイアン」と呼ばれる種族の男性。
マイアン地球大使のボディガードだったが、乗っていたUFOを撃墜されて危うく解剖される寸前だった。
マイアンは地球人に対して非常に友好的で、本人も地球の文化について興味津々。実は300歳位らしい。

●ジョナサン・ステインバーグ

キャリントン協会のエージェントでジョアンナの同僚。本名は次回作で判明する。
皮肉屋だがエージェントの中では最も実戦経験が豊富であり、隠密行動や不意を突いた急襲が得意。
マグナムリボルバーの名手でジョアンナに更新されるまでは協会のエージェント中トップの訓練成績を保持していた。
作中ではエリア51へ潜入して情報収集を行っており、特殊なルートでクリアすると後のミッションでキャリントン協会内に姿を現す。
条件を満たすと挑戦可能なスペシャルミッション内ではシミュレーターでの決闘も可能。

●大統領

立派なヒゲのアメリカ合衆国の大統領。本名は不明。
トレントみたいな部下にすり寄られたり傀儡用のクローンを作られたりと災難続きな人。
クローンもクローンで雪の中にワイシャツ姿で無抵抗でガタガタしていたりとちょっとかわいそう。

【ゲームモード】

【ソロ・ミッション】

前作同様、ジョアンナを操作して1人でミッションを遂行するモード。任務内容も前作より複雑なものが多くなった。
今回では「エージェント(イージー)」、「アドバンスト(ノーマル)」、「パーフェクト(ハード)」という3つの難易度が設けられており、前作と同様に難易度に応じて必須任務の内容落ちているアイテムの数敵の攻撃力・体力・命中率敵の落とした銃から得られる弾の数などが変化する。
ミッションを無事にクリアすると、それぞれの難易度にクリアしたことを示すマークが表示される。
また、全ミッションの全難易度をクリアすると、お楽しみ難易度として「スペシャル(前作の007に相当)」が出現し、敵の体力敵の攻撃力命中精度をプレイヤーが自由に設定できるようになる*1

【協力ミッション】

二人プレイ用のミッションモード。1Pのジョアンナに加えて、相方の「ベルベット・ダーク(妹?)」が2Pキャラとして参戦。
片方が死亡しても相方のライフを使って復活することは可能。ただジリ貧にならないよう計画的に。
ミッションの内容や難易度の違いはソロと同じ。

ちなみに一人でプレイするとベルベットの方がNPC扱いとなり、ある程度は指示を出すことができる。
しかしこちらでは任務に干渉できず、戦闘もハンドガン(ファルコン2)しか使えず超弱いのでソロ・ミッションとあまり変わらない…。
チートを適用するとベルベット以外の装備が違う(素手・DY357マグナムとDY357-LXの二丁持ち・K7 Avenger・RC-P120)相方を選べる。

【敵対ミッション】

1Pはジョアンナとしてソロと同じ任務を完遂し、2Pは(ミッションには関係ない)雑魚敵の一人としてジョアンナを撃破するのが目的。
雑魚側は弾は最大所持だが体力はその雑魚相応。やられると別の雑魚としてリスポンする。
何故か自殺薬を常備していて、これで1Pから遠い地点に出てもリスポンしやすくなる。
ただあまり自殺し過ぎると、最終的には素手でジョアンナのスタート地点からしかリスポンできなくなってしまう。

【コンバットシミュレータ】

おなじみの対戦モード。その名の通り仮想フィールドに「シミュラント」というNPCプレイヤーを登場させることができるようになった。
その為今回は一人でもプレイでき、勿論多人数&シミュラントでワイワイすることもできる。
シミュラントの挙動は今となってはかなりぎこちないが、最大8体にプレイヤー4人が入り交じれるのは当時としてはかなり画期的だった。
強さも文字通りの新人タイプから、驚異的なエイムで即蜂の巣にしてくるタイプまで存在。加えて素手や爆発武器を好むものやスコアの良し悪しで相手を決めるといった行動タイプも設定できる。
素手と言っても神業の武装解除からパンチでボコボコにしてくるので全く弱くない。8人入れると軽くホラー映画気分になれる。

【キャリントン協会】

ミッション外として、所属する協会本部を散策できる。
武器やデバイスのデータベースや人物名鑑、アクションの訓練所や銃の試射ができる射撃場まである。
ちなみに射撃場で高スコアを取っていると、前作の一部武器をクラシックウェポンのチートとして解禁することもできる。これらには第二武器モードはない。

チート

前作にも登場した公式チート
各ステージを特定の難易度でプレイした際に設けられる目標タイム以内にクリアすれば解禁される。やはり実用的なものから笑いを誘うものまで様々。適用中は記録に載らないので、息抜きにどうぞ。

【武器】

やはりというか武器の種類は今作も非常に豊富。
今作では全ての武器に通常のモード(主に普通の射撃)に加え第二武器モードというものが存在し、自由に切り替えができる。
内容はライフルとグレネードを切り替える、特殊な機能を起動する、グリップで殴る、銃自体を爆弾にする、と銃によって様々。
また前作武器を除き各武器にリロードモーションが用意された。
全部載せると説明が収まり切らないので、例の如く一部省略して紹介。

《ハンドガン・マグナム》(全て二丁持ち可能)

  • ファルコン2
初期装備となるレーザーサイト装備のハンドガン。敵も非常用として持ち歩くことがある。
取り回しや命中精度に優れており、中距離相手なら十分通用する性能。サイレンサー付の消音型、簡易スコープ付属の望遠型もある。
第二武器モードではグリップで殴る攻撃。敵を殺さず気絶させるだけに留める性質があり、殺してはいけない民間人に使っても問題ない。
  • Magsec4
エリア51の戦闘員が使うハンドガン。
3点バーストが可能で威力がファルコン2より高めだが命中精度は低め。
9発入りなので、バースト射撃で3回撃つとリロードすることになる。
  • フェニクス
異星人のマイアンが開発したハンドガン。
リロード時に液状化して弾を吸い込む謎の材質。
通常の射撃に加えて、連射できない代わりに小さな爆発が起きる爆弾シェルが使える。
きっちり爆発系と同じ判定で、大半の敵が掠るだけで吹っ飛ぶのでミッションでは大活躍。
  • Mauler
マイアンと敵対する異星人スケダーが使う厳ついハンドガン。
20発と破格の弾数が入り、押しっぱなしの連射も早いが逆にマニュアルの連射ができない。
数発分圧縮して必殺級の溜め撃ちを放つチャージアップができ、この間は銃が赤く光る。
間違えてリロードすると無駄になるので注意。
  • DY357マグナム
6発装填のマグナムリボルバー。
連射力は低いものの、威力が高く敵だけでなく扉や防弾ガラスをも貫通する。
こちらもグリップで殴れる。
  • DY357-LX
前作の黄金銃を思わせるゴールドカラーと虎柄グリップが目を引くカスタムマグナム。
ちなみに元はトレント専用の特注品。
威力も金色の例に漏れず一発当たれば即死。戦闘ヘリやスケダーでも一撃必殺。
なんでこれ持ってるのにやられたんすかトレントさん
その代わり貫通力と連射速度は通常版より更に低下している。

《サブマシンガン》(一部は二丁持ちに対応)

  • CMP150(ダブル)
武器製造会社大手「データダイン社」が開発したサブマシンガン。
簡易版のロックオンシステムを搭載しており、一度捉えてしまえば壁の裏までも追跡可能。装弾数・連射性能も共にバランスが良い優等生。
  • サイクロン(ダブル)
国家要人護衛のSP向けに開発されたバレルの太いサブマシンガン。
襲撃者の牽制がメインの為集弾性は敢えて緩く設計してあり、
代わりにリミッターを外すと50発ある弾薬を一秒程度で撃ち尽くし凄まじい弾幕を作り出す。
保弾板のようなマガジンを銃の横から差し込むと吸い込むように銃上部をスライドしていき、そのまま板が排出されるという非常に独特なリロードを持つ。
  • ラップトップガン
(その時代の)ラップトップPCに偽装できる潜入用サブマシンガン。
可変式のメカニカルな動作が特徴的。
更に変形させて壁等に貼り付け、敵に自動で発砲させる自動機銃モードもある。
この自動機銃が凄まじく凶悪な性能を持つため本作のバランスブレイカーとして名高い。
  • RC-P120
キャリントン協会製の試作サブマシンガン。
何故かチェスラック工業製と書いてあるが恐らく誤植。
120発入る弾数と連射速度が魅力。
所持者の姿を消すスパイクローク機能があり、非常に便利だがこの間撃ちっぱなし同然で弾を使うので計画的に。
  • カリストN
マイアン製の丸っこいサブマシンガン。マイアン戦闘員達の標準装備でもある。
連射速度と精度が落ちる代わりに威力と貫通力が増すハイ・インパクトモードがあり、中距離では弾の節約にも有効。

《ライフル》

  • Sライフル
サイレンサーおよび、超倍率スコープ標準装備の狙撃ライフル。
シングルショット専用でモード切替えはしゃがむだけ。代わりに普段のしゃがむ操作でスコープの調節ができる。
当然ながら接近戦は非常に苦手。
  • ドラゴン
データダイン社戦闘員の使用するアサルトライフル。
速いリロードとシンプルな扱いやすさが魅力だが、実は銃の一部に爆薬を仕込んであり、放り投げると銃に偽装したセンサー爆弾として使うことも可能。
爆薬の代わりに小型のグレネード弾を追加し、切り替えて二刀流ができる「Sドラゴン」という亜種も存在。
  • K7 Avenger
データダイン社最新作のアサルトライフル。
威力と連射速度に優れた超攻撃的なライフル。しかし弾数が25発しか入らず、頻繁にリロードさせられるのが難点。サブ機能として危険物探知機が付いている。
  • AR34
キャリントン協会製のアサルトライフル。
↑のK7 Avengerをもう少し大人しめにした性能。
スコープを覗きながら移動できるが、人によっては3D酔いにご用心。

《その他銃器》

  • ショットガン
データダイン社製の散弾銃。
ポンプアクション式だが単発と2連射の切替えが可能。
リロードが一発ずつで時間がかかるのが難点。実は途中で止められるので撃ち合いではこれを活用すると便利。
  • ファーサイト
強力な貫通力を持つレールガンとXスキャン内臓の望遠スコープを組み合わせた最新型の狙撃銃。
異星人であるマイアンによって開発された。
Xスキャンによって壁を隔てた相手も難なく捕捉し、貫通力に優れた弾丸によってあたかも壁をすり抜けるかの如く相手を撃ち抜いてしまうとんでもない銃。更には標的の自動サーチ機能付き。
しかも一発当たれば即死。使いこなせばラップトップと並ぶ凶悪さを発揮する。
連射が非常に遅く近距離には不利なのが唯一の欠点。
  • リーパー
スケダー製の手持ちガトリング砲。
バレルが回転して前方に大量の弾をばら撒くが、撃ち始めと終わりに時間がかかる。
元々精密な射撃用には向かないが、しゃがむと弾が少しだけ収束する様になる。どうしても遠距離から撃ちたい時に。
弾を発射せず、回るバレルをドリル代わりにしてあまり痛くなさそうだが近接攻撃にも使える。
  • レーザー
弾薬を使用しない、無限に撃てるレーザーガン。これだけは左手に付けて使う。
連射速度は遅いが威力は意外と高め。ショートレンジに切換えると距離が縮む代わりに連続で照射し続ける。
任務ではこれでしか破れない金庫があったりもする。前作のレーザー銃とレーザー時計を統合したもの。

《爆発系》

  • Rランチャ
データダイン社の試作ロケットランチャ。
着弾位置で爆発する強力なロケットを発射する武器。弾は遅くなるがロックオンした敵を追跡するホーミングロケットも可能。しかし、弾数は最大でも4発しかない。
走りながら撃つと弾に多少の慣性を付けることもできる。
チートモードでは殆どの敵がこれを所持した「全敵Rランチャ」というものもある。端末がいくら壊されても足りないので極力見つからないプレイがキモ。
  • スレイヤー
マイアンと対立する異星人「スケダー」が使用するロケットランチャ。
奇妙な発射音に加えて弾にカメラと無人操縦機能が付いており、障害物をかわしながら確実に目標に当てられるトンデモ武器。
スケダー達はこれで標的を追い回して楽しんでから爆破するという、何とも趣味の悪い使い方をしているらしい。
ただし、チートで「オール武器」をオンにしてもこれだけは元々拾えるミッションでしか追加できない。おそらく容量の問題でロケットカメラを全マップ分実装できなかったのだろう。
  • デバスター
データダイン社製のグレネードランチャ。Rランチャと違い放物線を描いて飛んでいく。
壁や天井は基本的に跳ね返るが、しばらく貼り付いてから剥がれて着弾するウォールショットもできる。
ちなみに弾はSドラゴンのグレネード弾と共通で、最大所持数は40発。
  • リモート爆弾
任意のタイミングで起爆できる白い爆弾。ポチッとな。
やはりというか今作でも フリーダムな兵器
壁、床、天井、扉…とあらゆる地形に貼り付けられる。更に今作では人にまでくっつくようになった。
ZとBボタン同時押しで爆破用モードに切り替えず即爆発できる。
  • センサー爆弾
設置後、一定時間後に設置者含む誰かが近づくと起爆する黄緑色の爆弾。
直接敵に投げて貼り付けてしまうとデンジャラスなことになる。
やっぱりリスポン(復活)にも反応するので、リスポン地点に設置すると即爆死することになる。
何にでも貼り付けられるので、思わぬ場所に良くついている。
対戦をカオスにする武器。リアルファイトにはくれぐれもご注意を。
大乱闘スマッシュブラザーズDXにもアイテムとして登場。投げて設置し、ファイターが近付くと爆発する。
海外版ではレートの関係で出典が表記されていない。その影響もあってかX以降はデザインが変更され、出典がスマブラオリジナルという扱いになっている。
  • 時限爆弾
説明不要の黄色い小型爆弾。
あらゆる物体に投げて貼り付けられ、数秒後に爆破。
時々不発弾がある…気がする。
尚、これとセンサー爆弾は危険物探知機も兼ねており、投げきるとそちらも使えなくなるので注意。
  • 手りゅう弾
トリガーボタンを押してピンを抜き、離すと投げる。ピンを抜いた後は4秒で爆発する。
その為、ピンを抜いた状態でホールドし、投げてから爆発までの時間を調整出来る他、持ったまま自爆テロを行うことも可能。無敵モード以外の何に役立つかはさておき。
また、センサーピンボールに切り替えると壁以外の敵味方にぶつかるまで延々と跳ね回り続けるという恐怖の武器と化す。

《鎮静剤系》

  • トランキライザ
一般の医療施設に普及している、鎮静剤投与用のエア注射ガン。
殺傷力は殆ど無いが3発連続で撃てば普通の人間は昏倒してしまう。疲弊したマイアンも一発でノックアウト。しかしスケダーにはさっぱり効かない。対戦で食らうと殴られた時と同様に目が回る。第一武器モードは非殺傷攻撃なので民間人に使用しても問題ない。
また、奥の手として致死量の鎮静剤をカプセル状に固め、相手に直接打ち込んでショック死(即死)を狙う「リーサル注入」がある。この場合薬剤が飛ばなくなるため、至近距離で撃つ必要がある。こちらはスケダーにもばっちり効く。
また、当てた相手の認識状態を混乱させて同士討ちさせるように仕向けるサイキックガンという亜種も。

  • クロスボウ
鎮静剤か致死性の毒矢(キル)を放つ折りたたみのクロスボウ。
音が殆ど出ないが矢なので微妙に癖のある軌道となり、リロードが一本ずつの手動なので非常に時間がかかる。
矢が思い切りぶっ刺さるが、鎮静剤モードなら民間人に撃っても死なないのでOK。どういう原理だ。
機械に撃っても所詮矢なので壊せない。…と思いきや、一部はこれのキルを当てると壊せたりする。だからどういう原理だ。
対戦では一発でトランキライザ数発分の鎮静剤or即死という超強力な武器。更に人に当たらなかった矢は回収可能。
  • Nボム
起爆すると中性子を利用した真っ黒い力場を作り出す特殊な手りゅう弾。センサー式に切替えも可。
力場に触れると強烈な目眩を起こして武器を落とし、ミッションでは数秒で気絶する。一応気絶だけで殺傷力はない。
対戦では触れている間スリップダメージを与える。食らった側は目が回るわ武器を失くすわ黒い力場と被弾で画面がカオスになるわでそれはそれはエライことになる

《その他戦闘デバイス》

  • 素手
読んで字のごとく至近距離でのストレートパンチ。
前作のチョップと違い殺傷力はなく、殴り倒して気絶させるので民間人もOK。
武装解除では威力は落ちるが相手の武器を払い落とすことができる。
高難易度の敵はただのパンチでも非常に痛いので注意。

対戦ではダメージに加えて視界をふらつかせる効果がある。
勿論武装解除もできるがこちらではダメージは与えられない。
  • ブーストピル
数秒間時間が遅くなったように感じさせる特殊な飲み薬。
繊細な立ち回りがしたい状況で非常に有効。
第二モードに切り替えて飲むとスロー時間が短縮して元に戻る。
多人数でプレイしている際は全員に効果が出る。
  • スパイクローク
スケダーが開発した光学迷彩デバイス。300秒分までストックできる。
わずかな影を残してほぼ完璧に隠れられるが、流石に目の前で隠れるとバレてしまう。
また、パンチや射撃などを行うと一瞬見えてしまうので注意。
赤外線には映るため、ミッション中はIRモニターを使用することもある。
大乱闘スマッシュブラザーズDXにもアイテムとして登場。取ると透明になり、ダメージを受けないがCPUはごまかせない。
イベント戦ではスリッピーの発明品という設定で使われている場面がある。
海外版ではレートの関係で出典が表記されていない。X以降はレア社の版権がマイクロソフトに買収された関係上、登場しない。

  • シールド
個人単位で展開できる橙色の防弾バリア。前作でいう防弾チョッキに相当。
被弾するごとに黄色緑色と変わっていき最後は消滅してしまう。
即死級の銃にも一発は耐えるが流石に爆風を突っ切るのは無理。また、Nボムの力場も防げない。
些細なデメリットだが、バリアなので使用中は当たり判定が少し大きくなってしまう。

《ミッション用デバイス》(亜種は一部省略)

  • Rトラッカ
自分から目標物への大体の座標を表示するレーダー。
対戦ではレーダーとして標準装備。ちなみに無効にも可能。
  • データリンカ
あらゆるコンピュータ類と無線接続できる万能ハッキングデバイス。当時はWi-FiもAESも無かったし
…といっても接続できるだけなので、後の細かいところは本部のハッカー達がやっているらしい。
その気になればスケダーの飛行艇すらもハッキング可能。
  • ECMマイン
端末装置に貼り付けると妨害電波を流して機能不全にできる。
ただし有効時間はあまり長くなく、数分程度で効果が切れてしまう。
  • 発信機(亜種多数)
ECMマイン同様投げて貼り付けられる小さな発信機。
実はゴールデンアイに登場したものと見た目はほとんど同じ。
  • ナイトアイ
所謂暗視ゴーグル。人影は明るく強調するので戦闘も行いやすい。
案の定というか、明るい場所では眩しくて見えないのですぐに外すべし。
赤い視界でスパイクロークや爆破できる壁を識別するIRモニター、壁の裏側や電子機器の性質を透視するXスキャンもある。
  • カムスパイ
浮遊させて遠隔操作できるスパイ系デバイス。
シンプルな撮影機能が付いた盗撮用モデル。容量無限なので魚眼レンズで遊んでも大丈夫。
スパイ系デバイスは敵に見つかっても初めはただ眺めているが、のんびりしていると壊されてしまうので注意。
強力な自爆装置を内蔵したボムスパイ、撃ち切りの麻酔針を発射できるDr.スパイという派生モデルも存在する。

  • 変装用ユニフォーム
読んで字の如く。初めから持っていることはないので全て現地調達することになる。
偶然鉢合わせた(当時の)スチュワーデスとか男研究員の服でもピッタリ着られるのは謎。
  • アタッシュケース
よく札束とかが詰めてあるアレ。大抵任務用の小道具が入っている。
対戦モードでも一部のルールで登場する。

「そうやって追記・修正するんじゃないだろう?」
「いや、これでいいんだぜ?」
「貸せよ、絶対に間違ってるって。」
「…ジャマするなよ!」
「何でもいいから早く投稿しろ!」


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最終更新:2024年04月05日 18:58

*1 自由に設定できる箇所以外の内容は難易度「パーフェクト」と同じ。