ホロライブ0期生

登録日:2022/02/11 Fri 14:55:33
更新日:2024/04/28 Sun 16:40:15NEW!
所要時間:約 30 分で読めます





この記事では、ホロライブプロダクションで活動するメンバーのうち、「ホロライブ0期生」と呼称されるメンバーについて記述する。




概要

0期生という聞き慣れない名前であるが、実はもともと0期生なる枠組みは存在していなかった。
メンバー5人はそれぞれ、ホロライブからソロデビューしたり、別プロジェクトからの移行でやって来たりと、デビューの経緯も時期もバラバラ*1なので、同期とは呼べないはずだった。
しかし、2020年1月に行われたホロライブ初の全体ライブ「ノンストップ・ストーリー」にて0期生という呼称が設定され、以降定着してきた。

枠組みの誕生経緯以外にも、
  • ロボ子さん以外の4人はキャラクターデザイナーの変更を1回以上経験している
  • 星街すいせい以外の4人は最初からLive2Dモデルを一切持たず、配信活動を全て3Dモデルで行う
という、珍しい特徴があるメンバーが多く揃っていることも特筆に値する。

メンバー一覧


ときのそら
Tokino Sora

そらとものみんなー!元気ー?ときのそらです!

初配信日 2017年9月7日
推しマーク 🐻💿(クマ・CD)
ファンネーム そらとも
デザイナー いかき(初期)
おるだん(2018年5月~)

ホロライブ創設当初から活躍するバーチャルアイドル。
hololiveアプリのイメージキャラクターとして登場し、2017年当時はまだ珍しかった生配信活動によるYouTube以外のVR配信プラットフォーム開拓の先駆者となり、以降、ホロライブにアイドルユニットとしての方向性を決定づけたきっかけの一人でもある。
横浜アリーナのライブを目指しアイドルとして努力を続けており、かなり早い段階からオリジナル曲を歌うようになっている。
歌唱力もさることながら歌声の音域もかなり広く、人間の声で出せる高音のほぼ限界付近である曲「エイリアンエイリアン」を原曲キーのままで歌い上げるなど、一部人間離れした実力を持つ。
(๑╹ᆺ╹) という顔文字を気に入ってよく使っており、そらとも達から「ぬんぬん」と命名され独立したマスコットキャラとなった。
他にも「暗記物は苦手」という話を「あんきも」と空耳したことから「あん肝」というクマのぬいぐるみのようなキャラクターも誕生している。

元気で優しい語り口が特徴で、「そらママ」と呼ばれたりすることも。ネットスラングには明るくなく、コメント欄で目にしても意味が分からず首を傾げることが多い。
大のホラゲ好きなうえに、軽い脅かし要素ならスルーして楽しめるレベルの耐性があるが、例外的に虫だけは駄目でそういう見た目の敵が出てくると震え上がる。
化け物や幽霊、クリーチャー等の「怖いもの」による脅かしは結構平気だが、ジャンプスケア(単純な突然系の脅かし)には比較的弱く、VRホラーゲームでやられると流石に悲鳴を上げてしまう事もある。

ホロライブ全体のスローガンとして「止まらないホロライブ」があるが、これは2017年最後の配信で当時流行っていた「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の登場人物オルガ・イツカの台詞「止まるんじゃねえぞ…」をコメントで振られたそらがこれを知らず、「止まらねえぞ」と返した事から誕生した、偶然の産物である。

初配信のリアルタイム視聴者は50人いたが、そのうちの37人は関係者であり、それを引いた純粋な視聴者はわずか13人のみだった。
当時、バーチャルYouTuberとして活動していた人物は界隈全体で見ても数人しかおらず、ブームもまだだった*2この時代において、純粋な興味を持って生放送を見守っていたこの13人は、後のそらとも達から敬意を込めて「円卓の騎士*3と呼ばれている。

ホロライブプロダクション以外のVTuberとのコラボが多く、同時期に活動を開始したVTuberの富士葵とは特に仲が良い。
一方でホロライブメンバーとのコラボは少なめ。
これは不仲とかそういう訳ではなく、他ホロメンバーが芸人マルチタレント活動をしてていわゆる「身内ノリ」をうまく活用した盛り上がりを楽しむ方針であるのに対し、ときのそらはホロライブそのものの代表、対外的な交流と言った役割を自然と担っているため。

前例や成功例のない中で築き上げてきた、界隈そのものの立役者の一人であり、アイドルという概念を体現したかのような所作や出立ちはまさに「原点にして頂点」
そのためか「そら先輩の前では緊張する」というメンバーも少なくない。*4
またその一挙手一投足が無自覚なまま後輩達へのプレッシャーじみた影響を与えている、という事もしばしば。
その象徴とも言える事案が「じゃあ敵だね?」であろう。
ただ本人はそのように特別視されることをあまり望まず、ホロライブの後輩たちにはむしろもっとフランクに接してほしいようである。

名前の由来はズバリ「時空を超える」。*5





友人A
(えーちゃん)

こんにちは、友人Aです
バーチャルタレントではないが便宜上本項目で紹介する。
ホロライブのスタッフであり、ときのそらの親友。
事務所では主に裏方を担当しているほか、自身の公式Twitterでタレント達の配信時間の告知や活躍の紹介などをしている。
仕事終わりのエゴサは最高らしい。

当初はそらちゃん専属のスタッフだったのだが2019年4月にホロライブに正式に入社。
こうしてホロライブ全体を支えるようになり、コラボ企画などで司会・アナウンサーを担当するなど、厳密なVTuberではないにもかかわらず配信上での出番が増えてきている。
というか実際、推しマークとしてクロワッサンが存在したり、マリオカートのホロライブ杯にも参加している等、VTuberに準ずる広報担当になりつつある。
とてつもなくホラーが苦手なのだがホロライブにはそらちゃんを筆頭にホラゲ好きがそれなりに多く、コラボのお誘いを受けては悲鳴を上げるえーちゃんが見られる。
Live2Dモデルも作られたが、立ち絵の胸がぺたんこなせいで、ホロライブまな板四天王(5人)に数えられている。真実は不明。*8


ロボ子さん
Roboco-san

はろーぼー!ロボ子だよー

初配信日 2018年3月4日
推しマーク 🤖(ロボット)
ファンネーム ろぼさー
デザイナー kuromaru9

自称高性能ロボットののんびり屋さんなぼくっ子VTuber。間違われやすいが、「さん」まで入れてフルネームである。
元々はkuromaru9氏が2015年に生み出したオリジナルキャラクターであったが、まずそのキャラクターモデルをホロライブ運営がスカウトし、そこに人格を入れるという珍しい経緯でデビューしている。

穏やかでおっとりした性格で、面倒見もよくFPSもできるのだがポンコツな部分があり“へっぽ高性能”といわれることも。
ロボットではあるのだが食事をしたり病気になったりするし感情も豊か。
ホロライブ随一の人脈を活かして外部コラボにも積極的。

配信においてはその高性能ぶりを撮れ高の面で発揮している。ホロライブにおける「マイクラ全ロス」の代名詞といえばさくらみこだが、ロボ子さんも2021年元日の配信以降しばらくほぼ毎回というかなりの頻度で全ロスを喫してしまっている。
とりわけマイクラハードコア配信に参戦した際には、木すら生えていない孤島からスタートしてしまい、近くの島に移動しようと海に入った途端にトライデント持ちのドラウンドに襲われてわずか1分18秒で死亡してしまったという超不運まで見せてしまうことに…。

また高性能と言う名のポンコツ繋がりなのか妙にバグや不具合に縁があり、
  • 配信機材一式を新調した後の初配信でなぜか髪の毛が消失してしまう
  • VCで一人だけ音声がバグってしまい壊れかけのロボットのような声になってしまう …メカバレ?
  • 怪談話中に突然別の衣装に切り替わってしまう*9

など。
まぁ原因不明のバグだったりするので本人のポンにカウントするのは酷かも知れないが。

バイオハザード7で、ハンドガンの弾が有限かどうか視聴者に聞いて「有限」と聞かされたにもかかわらず、有限と無限の意味を取り違えて弾を乱射して視聴者を本気で困惑させたり、
ヴァイスシュヴァルツの開封配信ではカメラが回っているのにバランスを崩して真横に倒れ、さらにカメラがもう切れていると勘違いしてペットのちゃんが完全に映り込んでくるなど、何が起こるかわからない別の意味でドキドキする配信を行っている。
公式設定でも記憶喪失と言われているので、ある意味解釈一致と言えなくもない。

片付けられない事でも有名で、自宅の玄関に段ボールがありすぎてトイレに行くのも大変、床に下着が落ちているのが普通といった汚部屋エピソードを持つ。
一度、ちょこ先生に片付けてもらった時には、最初はちょこ先生も冷蔵庫の中に賞味期限が数年前のものが余裕であるという凄まじい状況に突っ込みをいれていたが途中から無言になり、これには恐怖を感じたらしい。当然のごとく冷蔵庫の中身は容赦なく全て捨てられたそうな。
その段階で一度片付いたが、時間が経ってふたたび汚部屋が復活。今度はちょこ先生が鷹嶺ルイを伴って襲撃*10し、2度目の強制断捨離が行われることとなった。

ちなみに、配信の途中でトイレに行くときはミュートしない。

長らく多くの人から同じ0期生のみこちとともにホロライブ2大ポンの一角と認識されていたロボ子さんだったが、この度、ついに「ホロライブNo.1ポンコツ」に認定された。
2022年8月の「ガルパホロライブサマー」の公式企画配信で行われたクイズコーナーで、みこちとの一騎打ちの末に見事選ばれた。
ロボ子さん本人も企画に参加していてその場で抗議の声を上げたが、何とその日にスタジオに家の鍵を忘れて閉め出され、深夜に取りに戻るというミラクルをかまし、No.1の実力を見せつけた。

とはいえ、ライブでは紛うことなき高性能アイドルであり、オリジナル曲の「リルビ」はホロメンからの評価も高いポンコツのイメージが変わるほどの名曲である。

2024年4月に登録者数100万人突破。
100万人記念振り返りLIVEの途中まで靴下を逆に履いていた。


さくらみこ
Sakura Miko


にゃっはろー!さくらみこだよ~!

初配信日 2018年8月1日(ソロプロジェクト)
推しマーク 🌸(桜の花)
ファンネーム 35P(みこぴー)
デザイナー 田中雄一(初期)
おるだん(2019年12月~)

当初はホロライブとは別のプロジェクトとして活動していたが、2018年末にホロライブに仲間入りした、華やかで自信家な電脳世界の巫女さん。愛称は「みこち」。
エロゲが大好きなことで有名で、素晴らしいゲームの紹介やOP配信などで日々布教をしていた。

何故か配信中に炎上(物理)する事が多く、ゲーム内でみこちと(マグマ)が絡むと大抵大惨事に陥るため、視聴者からは初期設定を差し置き「火属性」「火の神を祀る神社の巫女」と言われる事もあり、みこちの(マイクラでの)炎上集をまとめた公式の切り抜き動画がある。むしろ電撃耐性火炎弱点
特にマイクラでの溶岩遊泳死はあまりに自然に吸い寄せられるように落ちていく事から、すでに伝統芸の域に達していると定評があり、
その後みこちのねんどろいどが発売された時には本人希望で付属品がマグマ入りバケツだったり、ヴァンサバ×ホロライブのファンゲーム「ホロキュア」でもみこち関連の武器として溶岩バケツがあったり(しかもみこちの得意武器扱い)*11と名実ともにみこち=マグマという図式が完成している。


撮れ高の神に非常に愛されていると言われるほど、上記の炎上芸以外にも配信中に多くの見せ場を提供してくれる。
誰が呼んだか「ホロライブの出川哲朗」
Minecraft配信では火元やマグマ絡み以外でも凡ミスからの全ロス・貴重品ロストも日常茶飯事であるらしく、ボスを倒したらバグでそのエリアに閉じ込められたり、視聴者参加型企画で機材トラブルでゲームができず負けた時用の罰ゲームを実行するはめになったり、
関係ない配信中に操作を誤ってエロゲを誤爆するというアクシデントが時折発生したり、2020年最後の配信で復帰ライブの映像を流そうとしてエロい画像が出てきたり、みこのデビューからの映像を裏話と共に時系列で振り返る、一番いい所で建築家の隈研吾氏の映像が入り込むなど様々。

対戦ゲームにもよく挑戦するがとにかく弱く、宇宙人狼「Among Us」に至ってはあまりにも簡単にキルされまくるため生き残っているだけでインポスターと疑われる有様だった。
またアソビ大全の五目並べブームの火付け役だが、これは5手・23秒で終了し敗北RTAと化した白上フブキとの五目並べ対局(直前にフブキからルールを説明されたうえで)の影響が大きい。おかげでしぐれういとロボ子さんがそのみこちにすら負けた事をネタにされている
かと思えばごく稀に高度なファインプレーを無自覚に見せる「覚醒」を起こすこともしばしば。
そしてエリートを自認するだけあって企画実行・トークや動画編集・サムネ制作といった縁の下で非凡な才能を発揮する努力家でもあったりする。

みこちを語る上でポンと双璧を為すのが寝坊
不規則な生活をしているので仕方ないものの、通常配信どころかコラボ配信ですら寝坊で遅刻することもしばしば。
極め付きが2021年12月12日のポケモンBDSP配信。なんと配信枠を開いたまま4時間11分という(当時の)ホロメン最長の寝坊記録を叩き出す。
その結果、彼女を労った「#ゆっくり寝ろみこち」タグがTwitter世界トレンド1位になり、翌日のYahooニュースで1面を飾ることとなった。*12

音声入力ソフトや自動字幕機能泣かせの滑舌が特徴的。ゆっくり落ち着いて話している時はともかく早口になると何を言っているのか分からないこともある。
みこちの有名な口癖である「~にぇ」というのも「~ね」がそう聞こえるもの。


視聴者からは新たな言語「みこ語」として親しまれており、
コラボの時に「そらちゃん」と言っているのが「すいちゃん」にしか聞こえないのを「自分はどっちを呼んでるか全然把握できた」と話したときのそらが能力者扱いされたり、他のホロメンの配信で英語の話題が出た時にみこちの名前が海外勢として出てくるなど、鉄板ネタの一つになっている。
ちなみに、この滑舌は英語でも健在であり、海外リスナーからは「エリートイングリッシュ」と呼ばれるほど奇妙なもの。
何かと「FaQ!(ふぁっきゅー!)」と叫ぶため海外ニキからは「FaQ miko」の愛称で呼ばれているとか。

一方で漢字や熟語にも弱いようで、異次元の読み間違いをした例は枚挙に暇がない。
  • 自由→ きんし
  • 阿鼻叫喚→ あえんびえん
  • 馬耳東風→ うまみみひだりかぜ
  • HIDE(ハイド)→ ヒデ
  • TAKE(テイク)→ タケ
  • スタンディングオベーション→ マスターオベーション
特にあえんびえんは全メンバーが揃っていた中でやらかしたため皆の記憶に残ってしまったのか、常闇トワは阿鼻叫喚を本当にあえんびえんと覚えてしまっていた。
後に鷹嶺ルイも「漢字でGO!」配信の際あえんびえんとしか読めていなかった。ポンデミックの一種だろうか。
マスターオベーションに関しても深夜の配信で唐突に発言して35Pの総ツッコミをくらった。しかもよりによって発言した所をおかーたんにも見られていたらしく、さすがに死にたくなったという。
また、この事を配信で取り上げた某コヨーテは「マスターオベーション」という言葉を言い間違えたと勘違いして「マスターベーション」と正しく発言してしまい、二次災害まで引き起こしてしまった。

これらの理由でホロライブ非公式wiki内のみこちの語録のページはトップクラスの充実さを誇っている。「森林」(もりりん)「百人百色(ひゃくにんひゃくいろ)なんやが?!」など日に日に増え続けている

2020年12月14日には、さくらみこ本人は何もしてないのに勝手に配信が始まるという怪奇現象まで発生。
約9分間真っ暗な画面の配信がされていて、裏でMinecraftをしていたみこちが気づいて運営に連絡し、真剣なミーティングが行われる事態になった。
その後、通常の配信を始めたが、実はこの時Google側がトラブルでダウンしてしまっており、配信などろくにできるような状態ではなかったのだが何故か配信できており、その日のライブ視聴数世界1位を記録してしまった。
そして、その後の「Googleに勝利した我々の宴」と題した雑談配信で配信が落ちるというオチがついた。

以前よりフリーダムな内容からエリート巫女かつアイドルであると同時に芸人としても注目されてきたが、一方でGTAの「ステイホーム射撃事件」*13を皮切りにホロメン有数のやべーやつとしても認知されたことがある。

ぺこーらとは仲が良く、現在は諸事情から組むことは減ったものの、この2人の掛け合いは“ぺこみこ戦争”というタイトルで親しまれていた。
3Dお披露目配信の際はどちらもお互いがカメラマンを務めている他、複数のVtuber事務所からコンビを招いて行われた企画ではホロライブ代表としてぺこみこが出演した事もある。
2020クリスマス配信はさくらみこの自宅で行われたが、みこは子供のころから自宅に他人を招かないタイプだったらしく、初めて自宅に招いた友人と言う事になった。
同時にぺこらも「酒くれ」「服無いから貸して」等、「同期相手でも言わないワガママでもあんたになら言える」と語っており、2人が非常に親しい仲である事が改めて分かるほのぼのとした配信であった。
ポンの数々に加え、相方のすいせいとは対照的に威厳や威圧感とは程遠い雰囲気から後輩からも軽く扱われているかのように見られがちだが、0期生としての自負と実績に裏打ちされたプロ意識は本物であり、普段は弄りに徹している後輩達にもそれは伝わっている事がうかがえる。
どのような形からでも集団を正しい方向へと自然と導いていくその姿は正に真のエリート…なのかも知れない。

赤井はあとのガチ恋勢でもあり、普段はいいように振り回される事が多いが、本気で迫った時ははあちゃまですらタジタジになるレベルのヤンデレと化すなど意外な一面も持つ。

2020年12月23日、3Dモデルが一新された。
基本的な衣装のデザインは変わっていないが、全体的に細かく作り込まれて洗練されたモデルにブラッシュアップされ、表情の幅も大幅に増えた。
ただししょっちゅうパンチラしていたせいか、毛糸のパンツのようなものを履かされてしまった。そのお披露目配信でも冒頭にパンチラしてたし

2021年8月、ついにカフェコラボでリアル進出。
本人ではなく、通称「みこだにぇ」と呼ばれるみこちの分身マスコットだったが、勝手にカバー本社に行ったりPVに登場したりと今では独立した存在として扱われている。

加湿器は無から水を生み出して加湿すると長らく思い込んでいた事は35Pはもちろんホロメンにもイジられてしまい、さらにSHARP公式にまで突っ込まれてしまった。
その際おかーたんから恥ずかしいよと言われたのがきっかけで

  • みこち俺恥ずかしいよ→み俺恥

というな阪関無的なノリで「み俺恥」なるワードが誕生、一文字入れ替えるだけで誰に対しても使える汎用性とその後に五目並べブームが重なったこともあってホロリス内でバズってしまい、Aちゃんやういママにまで飛び火している。

さらに配信者活動を続けて6年目にしてなんとPCのシャットダウンを知らなかった。
配信中にメモリ使用量が100%になってしまっている事を35Pに相談したところ、時間経過によるスリープを電源OFFだと思い込んでいた事が発覚。
その時使っていたPCが購入して3年目のもので、実に3年間休みなくみこちの配信を支えていた事になる。みこち俺休みたいよ


星街すいせい
Hoshimachi Suisei


彗星の如く現れたスターの原石!アイドルVTuberの星街すいせいです!
すいちゃんは~? \今日も可愛い~!/

初配信日 2018年3月22日(個人勢)
推しマーク ☄️(彗星)
ファンネーム 星詠み
デザイナー 本人作成(初期)
手島nari(2019年12月~、ホロライブ加入以降)

当初から継続して歌や各種配信などで活躍中の彗星のアイドルで、自身もアイドルをこよなく愛する。
ホロライブどころかカバー社全体で見ても2023年末時点で唯一となる、独力での完全個人勢としてデビューした人物。
2019年5月にイノナカミュージックに加入した後、同年12月にホロライブに転籍した。

イノナカミュージック経由参戦だけあって歌唱力はホロメン中でもトップクラス。
生配信でリクエストに応じて即興で歌う歌配信でも事前の練習の上で収録した音源のようにクールかつパワフルな歌声で歌ってのける。
しかもこれで別に専門的なトレーニングを受けた事が無い感覚派だというのだから驚き。

歌以外にも画力も高めで、以前に短期間ではあるが絵師としての副業をしていたことがあると明かしており、実際にしばしばTwitterにて自作イラストを上げている。
事実、星街すいせいの初代Live2Dは自作のもの
ホロライブでは使われていないが、3Dモデルも自作した事があるとのことで、ホロメン屈指の多才なライバーとして知られている。

バーチャルアイドルとしてのパフォーマンスもさることながら、企業VTuber屈指の対戦テトリスガチ勢としても有名。
まず集中力を要するアクションパズルゲームをプレイしながら雑談やコメント返しをできる配信者の一人というだけでも推して知るべきものがあるが、
主戦場としているTETRIS 99では(腕前の差をカバーしやすいシステムとはいえ)配信中に界隈で5指に入るトッププレイヤーの「ロイ」「uyeshota」「Doremy」「MATTYAN」、配信外でも当時ぷよテト神として知られた「あめみやたいよう」とマッチングしてバッヂ有利というハンデ戦ながら上位に食らいついていたりとか、
国内のテレビ番組におけるテトリス特集でVTuber代表として招かれる等逸話に事欠かなかった。
タイマン対戦こそ彼ら本場の上位陣に及びはしないものの、かつてすいちゃんからテトリス同士で1本でも奪ったことがあるホロメンは当時テトリス得意を自称していた赤井はあとただ一人だった。

このようなアイドルとしての高スペックと朗らかな人柄からは想像もつかない物騒な一面を見せる事もある。
多人数PvP系や人狼系などの対戦ゲームでこの好戦的な傾向は顕著であり、とりわけ当時ホロメンでよく開催されていた「Project Winter(雪山人狼)」ではまるで勝敗よりも殺人が目的とも思えるほどのクレイジーな人狼プレイで強烈な印象を刻みつけた。


この雪山人狼での衝撃から「サイコパすいせい」「すいコパス」(後者は主に海外での呼称)というあだ名が生まれたうえに手斧がシンボルアイテムになり、チャンネル登録者100万人達成のネットニュースにも「サイコパスキャラ」のことに触れられる程度には持ちネタとして有名になった節がある。
またハンドルを握っても性格が変わるタイプなのか、GTAのチェイスでは「ゴミカス!」「しゃしゃってんじゃねぇ!」など暴言のオンパレードになる。完全にヤンキーである
一方ちゃんとお化けや虫が大の苦手かつ集合恐怖症。特にGは奇声を上げて逃げ回るレベル。
更に何故かエンダーマンが異様に怖いらしく、拠点の近くに一匹出現しただけで帰れなくなってしまった事もある。
他にもシルバーフィッシュ、クリーパー、カエルの卵(!)など、マイクラには天敵が妙に多い。

たまに配信に実の姉の声が入ることがあり、妹に呼ばれたと思って顔を出したり、夜食のメニューを伝えたりしている。
「星詠み」たちにもその姉妹仲の良さをうかがわせるやり取りや茶目っ気のある言動から「姉街」と呼ばれて親しまれるようになり、知名度が上がった結果、ホロメンじゃないのに有志の手でイメージイラストが作られる事態に。

引っ越しを計画していた所に桐生ココの同居計画に誘われ、「同居ーず」の一員になる。
桐生ココ&天音かなたと同室ではないが、同フロアの準同居として一緒に引っ越している。
というのも当初は1人で「同居ーず」に参加しようとしていたが、姉には離れて暮らすことを全力で拒否され、結局姉妹2人で引っ越すことになったため。

ホロメンとのコラボは3人以上の企画が多く、逆に2人コラボは戌亥とこなど外部VTuberとの物が多いが、例外的に頻繁に絡む相方ホロメンがさくらみこ。「miComet」というコンビ名であるが、長らく案件配信しかした事が無かった。
それ故このタッグには「ビジネスフレンド」*16というネタがあったのだが、初の非案件配信のGTAでもゲーム内で会社設立、マイクラでも同じクランである不知火建設の社員になる等、「業務」をイメージさせるネタばっかり続いてきたため、持ちネタの一つとして定着した。
しかしそのGTA配信を切っ掛けに様々な配信を2人でするようになり、今では0期生ほぼ唯一の同期タッグとして定着する。
兎田ぺこらの凸待ちマリパ配信では、凸待ち開始から1時間以上経ったタイミングでガチの偶然で2人同時に凸するという仲の良さも見せている。

配信環境の設定*17によるものか、コラボして複数人で配信すると、すいちゃんの音量が比較的小さいことがよくある。
このことからすいちゃんの伝統的なイントロコールを捩って「今日も小さ~い!」というネタ振りが(さくらみこによって)発生している。

2021年7月、ソロ曲「3時12分」でメジャーデビュー。作曲は同じくメジャーデビューとなるTAKU INOUEこと井上拓。
その後本楽曲の歌唱と1stアルバム「Still Still Stellar」収録の新規ソロ曲「Stellar Stellar」のイノタクへの作曲依頼を経て、2人で音楽グループ「Midnight Grand Orchestra」を結成し楽曲を多く発表していくことになる。

アイドルとしての目標を『アイドルマスター』のアイドルたちと答えているようにアイマスPでもあるのだが(担当はシンデレラガールズ高垣楓)、2024年3月に関連ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』とのコラボでコラボアイドルとして実装された。ゲーム中にて配布のレア・イベント報酬のSレア・限定ガチャのSSRともに属性はクール
ちなみに 過去にデレステ風にプロフィールをフル公開したことがあり 、デレステ内のプロフィールはこれに準拠している。


AZKi(アズキ)

こんあずき~AZKiです!

初配信日 2018年12月23日(初動画投稿11月15日)
推しマーク ⚒️
(ハンマーとつるはしが合わさった絵文字)
ファンネーム 開拓者
デザイナー 加速サトウ(初代)
焦茶(2代)
古弥月(3代)
スコッティ(4代)
年齢 18歳(永遠)
住所 バーチャル高円寺
あだ名 あずきち、AZちゃん(あずちゃん)

音楽活動を主体としていたバーチャルシンガー。
手掛けるオリジナル曲は大別して、疾走感のある「AZKi BLaCK」と、穏やかな「AZKi WHiTE」、クラブミュージック調の「AZKi ReD」とジャンルによって名義を分けている。
オリジナル曲の8ヶ月連続全12曲リリースや複数回のワンマンライブ開催など、バーチャルアーティストとして八面六臂の活躍をしている。
2019年11月には1stアルバム『Without U』を発売している。
何気にヤンデレ系ASMRも手掛けている

癒し系ボイスとお淑やかな物腰が魅力的な、ときのそらと並ぶ王道系アイドル。
「SorAZ」の二人で歌う機動戦士ガンダムSEED挿入歌「暁の車」は互いのイメージカラーも相俟って正に自由正義である。

実はかつて、ホロライブとは別のプロジェクトである「イノナカミュージック」に所属しており、同じカバー社所属でありながらホロライブメンバーではないという扱いだった。
とはいえ他のホロライブ0期生との交流が多かったため、便宜的にホロライブ0期生としても扱われていた。
そして2022年4月、イノナカミュージック解散(後述)に伴い、ついに正式にホロライブ0期生への仲間入りを果たすこととなった。

ホロライブ移籍後に大きなビジュアル変化を経ているが、リスナーである開拓者も後にマイクのような姿からAZKiの髪色に似た毛並みのプレーリードッグのような小動物の姿となり、*18
打って変わって表情豊かなキャラクター性の強いものとなった。

基本的には歌配信や歌ってみた動画の配信が中心だが、2021年からは主にときのそらとのMinecraftコラボなどゲーム配信も始め、ホロメンとの絡みも増えてきている。中でもGoogleマップを使ったゲームGeoGuesserで頭角を現しつつある。
オーストラリアやインドネシアMAPでもゼロゲッサー(1mのズレもなく場所を当てる事)を達成する実力者であり、オリーやハコスが唖然としていた。そのかいあってか公式から認証マークをもらう(日本人では彼女含め3人のみ)快挙を成し遂げた。
その一方で名古屋を「名古屋県」と呼んでしまったり、「Euro Truck Simulator2」でフランスのカレー市に荷物を運ぶミッションを見て積み荷がカレーだと思い意気揚々と引き受ける(開拓者に突っ込まれても途中まで気づかなかった)
など可愛すぎるポカも目立つ。忘れろビーム!
他にも予習時間3分で47都道府県を暗記するなど、ホロライブきっての地図女王である。
「右手にマイク!左手に地図!あなたのハートをゼロゲッサー!」

メンバー限定スタンプなどに、初見ではまず分からないネタがいくつかある。
以下はその一例。

  • メンバースタンプ「湊あくあ」
ホロ2期生・湊あくあそのもののスタンプがある。他のメンバーのスタンプは無い。
何故あくあだけあるのかというと、7thオリジナルソング「Fake.Fake.Fake.」のMVが湊あくあ主演であることから。

スタンプにもある、ただの水。
AZKiが歌枠中に水分補給をすると、コメント欄でも水スタンプが連打されたり、700円のスパチャが投げられたりする。
これは過去のライブイベントで「ツラニ水*19」という、ただの水道水を700円で売るというおふざけをやったら爆売れしたというエピソードから。
配信中で「水ビジネス」と言ったらこのこと。


今(2023年)ではあずきち、あずあず等様々な呼ばれ方で親しまれているが、初配信前にTwitterであだ名を募集し投票で決まったのは「AZちゃん(あずちゃん)」である。この投票に「あずきち」「あずあず」も含まれていたが、4つ目の候補「ずっきー」は今でもあまり定着していない。


補足: イノナカミュージックについて

2019年5月19日に活動を開始した音楽レーベル。「INNK MUSIC」とも表記する。
最終メンバーはAZKiのみだが、2019年11月までは星街すいせいもここに所属していた。
過去には、Activ8社主催のVTuber支援プロジェクト『upd8(アップデート)』にも参加しており、AZKiはカバー社に所属しながらupd8参加シンガーとしても活動していた。*20
なお、upd8自体は2020年末に終了している。

2021年12月29日、主宰者兼マネージャーのツラニミズ氏がプロジェクトから脱退することが発表された。
これに伴い、イノナカミュージックは2022年3月末をもって解散し、最後までイノナカに残っていたAZKiも、同年4月1日からホロライブ0期生へ正式に合流した。

そうしたらきっと届けられるから 君がいるって 一人じゃないって



追記・修正はVTuberが世間に浸透する前から彼女達を応援していたそらとも、ろぼさー、35P、星詠み、開拓者にお願いします。

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最終更新:2024年04月28日 16:40

*1 「0」といっても1期生より早いとは限らず、中には2期生やゲーマーズよりもデビューが遅かった人も。

*2 バーチャルYouTuberのブームが起こったのは2017年末~2018年にかけてのことである

*3 一説にはこのうちの一人がホロライブ6期生の風真いろはと言われている

*4 りっちしょこらにお呼ばれした際は初めて対面した鷹嶺ルイはガチガチになっており、マインクラフトで唐突にVCすることになった戌神ころねは日本語が明らかにおかしくなっていた

*5 https://twitter.com/tanigox/status/951757519608733696

*6 一方「超人女子戦士 ガリベンガーV」のように、外部制作の番組などでは21歳と紹介されることもあったため、ホロライブ外の組織にまで年齢隠しを強制していたわけではなかった模様。

*7 特典にもかかわらず78分もある

*8 「巨乳声」なるパワーワードを生み出すなど妙にバストサイズに関する話題が多く、割と実態に即しているのではないかと言われている

*9 しかも切り替わったのは喪服や死装束のように見えなくもない「ダークウェディング衣装」である

*10 厳密に言うとロボ子宅でちょこ先生・ルイ両名が手料理をごちそうしてもらうオフコラボだったが、あまりの汚さに来て1分もしない内にルイ主導で急遽掃除を始めたという経緯

*11 武器名はそのものずばりの「エリート溶岩バケツ」。

*12 なお、この記録は2022年2月2日に天音かなたの“5時間2分”寝坊で破られた

*13 「このご時世は家で大人しくしていないと」と言う建前で「ステイホーム!」と叫びながら通行人をライフルで片っ端から射殺していった事件

*14 サバイバー=生存者の意。雪山脱出を目標とする村人側。 トレイター=反逆者。サバイバーの妨害を目標とするいわゆる人狼側。

*15 この時はすいせいもルーナもサバイバーで、すいちゃんに返り討ちされたアキロゼがトレイターであった

*16 「仕事として」配信の中だけでそういう演技をしている、という意味合いのビジネス

*17 音楽収録においては音割れを起こさないため、最大値に達するような音量にはしないのが普通。

*18 ゲッサー類バーチャルディーバー科、らしい

*19 当時マネージャーの「ツラニミズ」にかけたダジャレ

*20 似た経緯のVTuberに、774 inc.のあにまーれ・ハニーストラップ両初期メンバーやバルス所属のMZMなどが挙げられる