グリップ(暗殺教室)

登録日:2022/02/18 Fri 17:25:55
更新日:2023/06/25 Sun 23:02:24
所要時間:約 4 分で読めますぬ




間違ってるならそれでも良いぬ

この場の全員殺してから"ぬ"を取れば恥にもならぬ

漫画『暗殺教室』の登場人物。

【データぬ】

出身:デンマーク
身分:フリー
武器:己の肉体(主に握力による破壊)、麻酔ガス(スモッグの所持品を拝借)
暗殺方法:標的の背後から、及び、すれ違いざまの頸椎破壊
弱点:「ぬ」が上手く書けない
声:村瀬克輝

【人物ぬ】

鷹岡が普久間ホテルでの暗殺に雇った暗殺者の一人で、ウエーブヘアーが特徴の男性。

日本語は達者なのだが、なぜか 語尾に「ぬ」を付けるとサムライっぽい喋り方になる という変な思い込みをしているため微妙に喋り方が変。
から「おじさんぬ」という不名誉なあだ名を付けられてしまった。

基本は仕事に忠実だが、暗殺者では珍しく「強い敵との殺し合いを好む戦闘狂でもあり、同業者のガストロも「変わってる」と評している。
暗殺以外の戦闘では正々堂々としていることが多いが、プロとしての分は弁えているため、いざとなれば素手へのこだわりを切り捨てて小道具に頼る柔軟さも持ち合わせている。


【能力ぬ】

窓ガラスを素手で割り砕くすさまじい握力を持ち、暗殺スタイルは「驚異的な握力に任せてすれ違いざまに相手の首の骨や頭蓋骨をへし折る」というもの。
わざわざ素手にこだわるのは、「武器の持ち込みが規制された場所への侵入が容易」というメリットがあるらしい。
反面、あくまで暗殺者であるため、格闘技術そのものは中学生の業にさばききられる程度とそこまで優れているわけではない。


【活躍ぬ】

普久間ホテル5階の展望回廊で見張りをしていたところ、通りかかったE組と遭遇する。
烏間がスモッグの麻酔ガスでマトモに動ける状態ではなかったので「雑魚の集団」と判断し、仲間達を呼んで皆殺しにしようとするが、業に連絡用の携帯電話を破壊される。

意外とプロってフツーなんだね。

ガラスとか頭蓋骨なら俺でも割れるよ

ていうか速攻仲間呼んじゃうあたり中坊とタイマン張るのも怖いひと?

臆せず挑発する業の実力を試してみたくなり、彼に戦いを挑む。
頭蓋骨を握り潰す握力を以てすれば一介の中学生など一撃で倒せるが、業からすれば「いつもの殺せんせーとE組の立場が逆転しただけの無理ゲー」なので、目を見て盗んだ烏間の防御テクニックや期末テストの挫折を経て培った警戒心で難なく捌いていく。

そして、業が「あんたに合わせて正々堂々、素手でのタイマンで決着つけるよ」と宣言すると、彼を「良い顔だぬ 少年戦士よ」と認めフェアな闘いに専念する。
暫く互角の戦いが続いていたが、業に脛を蹴られ背中を見せてしまい、痛恨の一撃を喰らいかけるが……

長引きそうだったんでスモッグの麻酔ガスを試してみる事にしたぬ

隠し持っていたスモッグのガスを業に噴射し、頭を掴むことに成功する。
「拘る事に拘り過ぎない」長年のプロの秘訣で勝負を制した………筈だった。


奇遇だね 2人とも同じ事考えてた

最初からグリップの行動を予測していた業はガスを吸っていなかったどころか、隠し持っていた同じガスをグリップに浴びせる。
動きが鈍ったところを地面に叩きつけられて拘束され、最後は他のE組の生徒達にのし掛かられ戦闘不能になった。

グリップが素手での戦いをしたかったのは事実だが、この状況で素手に固執するのは紛れもない愚策。
本当のプロならどんな手段を使っても勝負に勝とうとする。
業は、そうしたグリップのプロ意識を信じており、敵に対して敬意を持って警戒できる「隙の無い」人として振る舞っていたのだ。

…大した奴だ少年戦士よ

敗けはしたが楽しい時間を過ごせたぬ

え何言ってんの?

楽しいのこれからじゃん

そう言う業の手にはワサビとカラシのチューブが握りしめられていた。

【カルマくんの愉快な拷問】
①ワサビとカラシをおじさんぬの鼻の穴にねじ込む
②専用クリップで鼻を塞ぐ
③口の中にブート・ジョロキアをぶちこむ
④猿轡して処置完了♪


プロでも死ぬわこれ。

さあおじさんぬ

今こそプロの意地を見せる時だよ


こうして、全く抵抗できないのをいいことに業に人生一の精神的ダメージを負わされたのであった。

ちなみに上記の通り、実はグリップは正面からの戦闘はそこまで強くない。
それもそのはず、彼の暗殺スタイルは不意打ちの方が向いている。
日常で後ろから忍び寄られたら瞬殺は免れないので、そもそもだだっ広い廊下で見張りをやらせること自体間違っている。
殺せんせーはこの点から黒幕の正体に見当を付けていた。

その後、鷹岡が渚に倒されると唇を真っ赤に腫らした状態でガストロとスモッグと共に登場。
当然業のことは殺したいほど恨んでいたが、「私怨で人を殺さない」というプロの信条に乗っ取り我慢。

誰かがお前を殺す依頼をよこす日を待つ

だから狙われる位の人物になるぬ

業に自分なりのエールを残すと、事情聴取を受けるため、ガストロ、スモッグと共に防衛省のヘリに乗って去っていった。
聴取と言っても防衛省は元凶たる鷹岡を調べることが目的だったので、彼ら雇われ暗殺者にお咎めはなかった模様。
彼らも依頼を受けたからE組と対峙しただけで、自分から積極的にE組を殺しに行ったわけではない。
むしろわざわざ中学生を殺すことに何のメリットもないと判断しており、仕事の依頼だから従っていた部分が大きい。


後に椚ヶ丘中学校の文化祭では、仲間と共にE組の出店に訪れる。
やっぱり業にワサビ入りのモンブランを食べさせられていた。
その結果、濃い味と鼻腔への刺激がないと生きていけない体質に変化してしまい、常に練り香辛料を持ち歩くようになった。

【余談だぬ】



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最終更新:2023年06月25日 23:02