シューベル(風来のシレン)

登録日:2022/05/02 Sat 01:14:00
更新日:2024/02/19 Mon 21:45:01
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シューベルとは、風来のシレンシリーズに登場する、鈴のようなシルエットをしたモンスター。
鈴のようなシルエットをしており、音楽家のような髪型(一説にはこれらの髪型はカツラであるとも)をしている。蝶ネクタイがオシャレ。
ここでは同系統のモンスターや、他の不思議のダンジョンシリーズに登場する「仲間を呼ぶ」系統のモンスターも一部取り扱う。


【系統の概要】

全部で4種が登場しており、基本的に「音楽家」+「ベル」という構成のネーミングで登場している。
一見は強そうには見えないし、実際にその戦闘能力も高いとはいえない。
しかし手に持ったベルを振れば、1ターンの重みが大きな不思議のダンジョンにおいて「仲間を呼ぶ」ことにより、ボーナスタイムから処刑タイムまで思い出になる体験を幅広く提供してくれる。

多くのタイトルに共通する仕様として
  • シレンと隣接していない
  • シューベルの周囲に空きスペースがない
  • フロアのモンスター数が限界
  • アイテム、罠、特技により封印状態
時は特技を使用せず、召喚はしてこない。
対策アイテムが勿体ない、だけど召喚は防ぎたいという時は狭い地形やコーナリングを利用して、召喚してきたモンスターがすぐに攻撃してこない位置取りで相手するのが基本。
安定して倒したければとりあえず通路、もしくは部屋の入り口に誘うこと。
仲間を呼ぶモンスター全般に有効な対処法である。

【レベル別概要】

レベル1・シューベル

クラシック音楽が すきだったベルが ながい年月のあいだに シューベルに へんげしたといわれる。こいつがベルをふるたびに その音色にさそわれて モンスターがやってくる。(シレン2・物知りの杖より)
ネーミングの由来はシューベルト+ベル。
髪は藤色でネクタイは赤色。

最も格下で、特技によりレベル1のモンスターを1体召喚する。
レベル1のモンスターはハッキリいって、シューベルが出てくる階層ではだいたいザコばかり。後回しにしてシューベルを倒した後にひとひねりすれば問題ない。
と、いいたいところだが…実際には登場タイトルや同時に出るモンスターの都合により、レベル1でもそこそこ強い種類を呼ばれるケースが稀によくある。
か弱そうな外観だが中盤から終盤にかけて出現することが多く、舐めプしていると序盤の雑魚よりは数段痛い一撃を喰らう。

初代ではレベルアップの概念が存在しないモンスターも呼んできてくれる。
肉化して食べれば周囲を照らすやみふくろう、背中の壺が無い時の命綱となるいやしウサギ、大抵のモンスターの目を欺けるエーテルデビル、ワナ師になれるカラクロイド…いずれも、ブフーの杖などで肉化したくなることうけあい。
デビューした時から、食糧難の味方である妖怪にぎり変化系のように「うまく利用すればおいしい」モンスターであるという歴史はすでに始まっていた。

変身して特技を使うと敵対状態のモンスターを1体呼び出す。HPや盾の強さが充分あるなら稼ぎに使えるが、妖怪にぎりへんげによるアイテムロスト事故が稀にあるので注意。

レベル2・メンベルス

メンデルスゾーンにあこがれたベルが ながい年月のあいだに メンベルスに へんげしたといわれる。こいつがベルをふるたびに その音色にさそわれて モンスターがやってくる。(シレン2・物知りの杖より)
ネーミングの由来はメンデルスソーン+ベル。(ソーンが抜けたのは字数制限の所為)
髪は桃色でネクタイは緑色。初代の時はパレット管理の都合で髪が藤色。

シューベルより格上で、特技によりレベル2のモンスターを1体召喚する。
大抵のタイトルで、ここから厄介さが上がってくる。呼ばれてくるレベル2モンスターを次々に相手取るには、結構な地力を要求されがち。
初代のキラーギャザー召喚はみんなのトラウマ。

ナンバリングにより呼ぶモンスターは大きく変わるので、地味な存在で終わるか、好敵手として長く付き合うかが分かれやすい。
モンスターのレベルの違いが落とすアイテムの違いにつながるというケースがある、シレン2・アスカ見参ではドロップ限定武器目当てでプレイヤー諸氏に悪用、もとい利用される。
時には出現階層でレベルを操作し、シューベル→メンベルス経由、あるいはその逆で狙ったアイテムを奪おうとする風来人も少なくない。

レベル3・ベルトーベン

ウンメイにほんろうされたベルが ながい年月のあいだに ベルトーベンに へんげしたといわれる。こいつがベルをふるたびに その音色にさそわれて モンスターがやってくる。それも 一度に何匹も。(シレン2・物知りの杖より)
ネーミングの由来はベートーベン+ベル。
髪は緑色でネクタイは青色。

メンベルスから飛躍して、特技によりレベル3のモンスターを2~3体召喚する。(作品によっては1~3体)
HP・攻撃力・防御力に加えて、特殊能力の質が跳ね上がったレベル3モンスターを複数呼んでくるので、ちょっと対応をしくじっただけで数の暴力による死の洗礼を味わう羽目になる。
特にイッテツ戦車ねむり大根、デブートンといった遠くから厄介なブツをよこしてくれるモンスターを、ベルトーベンの後方に同時召喚されると大体ロクな展開にならない。
ベルトーベン自体の能力もおおむね高めで、特にアスカ見参!に登場した時にいたっては小さな見た目に反し、HP200というタフネスを引っ提げて、何が何でも「♪ チャララ ラーン。 よびまくるー。」つもりでこちらに立ちはだかる。
出現率はナンバリングとダンジョンによりまちまちだが、見かけたら要対処レベルの強敵。力押しだけで何とかしようとせず、増援呼びを防ぐためのアイテム消費は割り切ること。

その召喚能力はこちらがベルトーベンに変身して使うときも健在で、敵対状態のモンスターを最大3体まで一度にご招待できる。
何の考えも備えも無しに使えば自殺ルートまっしぐらであるが、世の中にはこれを他キャラクターの育成や重要アイテム稼ぎに応用する廃人級の風来人が多数存在し、記録も刻まれている…。
なお、敵対状態のベルトーベンで稼ぐという話は極めてマイナー。
3体同時召喚のせいで、一度に一掃しきれない位置に敵が出てきてしまうことが多いのも一因。

レベル4・ショーパン

髪は赤色、ネクタイも一応赤色。
ネーミングの由来はショパン+鐘(しょう)+召喚。
しかしこれはシューベル系のひとおおりの要素にかぶせてはいるものの、「折角なのだから最後まで『ベル』を含めた名前を並べて整合性を取ってほしかった」という声も少なくない。

ベルトーベンにあわせて、特技によりレベル4のモンスターを2~3体召喚する。

【作品別概要】

初代シレン

初登場作品。呼び出すモンスターには法則があり、ドラゴン系・正面戦士系は召喚しない。また、シューベルは兵隊アリも召喚しない。
それ以外なら何でも呼び出すので、モンスター出現テーブル外からもお取り寄せしてくれるのだが、そのせいで多くの風来人に利用される羽目になってしまった…。

シューベルは各ダンジョンの21~25階に登場。
周辺のモンスターに比べると攻撃力もHPも低いが、先のフロアでこちらを苦しめるミノタウロス・マスターチキンに比べれば高い防御力を持つ。
角を利用して妖刀かまいたちの能力で2度殴ったり、ミノタウロスの斧の能力で会心を出せるなら恐ろしくはない。
しかし、本作のダメージ計算上遠距離から処理しようと矢で撃っても仕留めきれず、消費がかさみやすい。
「シューベルならば変なのは呼ばれるまい」という自信があるなら問題はないが、矢の備蓄がないと不安にはなる。

召喚してくるモンスターはレベル1かレベル変動なしのモンスターが多く相手しやすいが、やはり例外はある。
倍速かつ各ダンジョンの21~25階のあたりでは攻撃力が高く、放置すると各地にワナを仕掛けてくるカラクロイド、
同士討ちしやすく、レベルアップを重ねると加速度的に強くなるオヤジ戦車、ぼうれい武者を遺して予期せぬ敵の成長を促す鬼面武者など、丁寧な処理が求められるものはいる。
ギタン投げなら確実に倒せるHPだが、どうせ使うならシューベルではなくメンベルス以降や、先述の呼ばれてきた強敵に温存した方がよいだろう。
テーブルマウンテンだと26階以降の死神とガイコツ魔王のほうがワンチャンから即死できるレベルです。ありがとうございました。
基本的には包囲でもされない限り、「温存するほどではないが対策にはなる」といったアイテムを使うか、呼ばれてきた敵ごと力押しで対処すればよい。

メンベルスは各ダンジョンの21~25階に登場。
見事にシューベルと出現階層が被っている。ダンジョンによっては誤差の範囲であるが、こちらのほうが出現率が高いことも。
パラメータの方はというと、防御力はシューベルより低いがHPは上がっているという塩梅なので、硬さが変わった実感はわかない。

そして特殊能力は強化された。呼び出すモンスターはレベルが上がっており、メンベルスを倒した後も迅速に処理するのが難しい輩が多い。
特に語り草なのはキラーギャザーを呼ぶこと。彼はシューベル系が呼ばないスカイドラゴンを除けばレベル2モンスタートップクラスの攻防でこちらを真正面から叩き潰してくる。周囲の4倍をも超える攻撃力208は伊達ではない。
また、上記のインパクトに隠れているがメンベルスをフレンドリーファイアで葬り、イッテツ戦車となって暴走しうるガンコ戦車や、ベルトーベン爆誕の引き金になるはんにゃ武者→ぼうれい武者が出てきた時も脅威。

ベルトーベンは各種のクリア後ダンジョンとフェイの最終問題で出現。掛軸裏の洞窟と食神のほこらでは51階以降の全階層に、フェイの最終問題なら51~59階に低めの確率で出現。
そろそろまともに相手するのがしんどくなる耐久力を誇るスカイドラゴン・メガタウロス・ハードレムラス・オドロといった曲者共に混ざり、うっかりターンを渡すとハプニングの源と化す。
HP70、防御力30と防御面の数値が高い点も厄介で、具体的にはこちらの攻撃力がカンストした状態で殴っても2~3発殴らないと倒せない。
妖刀かまいたちを合成した武器をもってしても、低乱数を連続で引くと32×2=64ダメージどまりで倒し切れずに増援を呼ばれるため、万全を喫するなら矢で削りたいところ。
しかし木の矢では貧弱な上、遠くから何発も当て続けられる地形がそうそうあるわけもないので、殴り合う羽目になる展開は多い。会心の一撃が出やすい能力を合成しておけば気休めになる。
厄介ではあるが、ジェノサイドの巻物で出現を封印するのは考え物。というより勿体ないのでやめたほうがよい。
出現率が低い上、ベルトーベンの出現階層を過ぎるともっと恐ろしいアークドラゴン・イッテツ戦車が頻繁に出現して、シレンの体力とゲームのテンポにダメージを与えまくってくる為である。

そして、召喚した敵の内容によっては…
  • オドロ・ねむり大根・イッテツ召喚→処理失敗→オドロに地雷ナバリの盾の能力を剥がされるねむり大根に眠らされるHP250(カンスト)をイッテツの砲撃で削り切られ終了
…みたいな名連携による即死コンボを見舞ってもらえる。

攻撃力は36階以降のモンスターらしく255でカンスト。ただし同じ階層には同攻撃力で倍速行動するグレートチキン、1ターンに3回攻撃を行うブレイドゲータが頻出する。経験者からすれば、驚くようなことではない。
それでももし、メンベルスの出現階層で、しあわせの杖の誤爆やぼうれい武者の憑依経由で出現させてしまったら、ベルの一撃で脳天をかち割られるか、射程や行動回数に優れた追っ手をけしかけられ、一巻の終わりとなる。
不幸の杖でレベルを下げて仕切りなおす、身代わりの杖を振って呼ばせた奴らに倒してもらう、隣接させないことで仲間呼びを阻止するなど対策は多いが、余裕がなければ次のフロアに逃げるほかない。
上記のような即死コンボをやられるのも怖いので、経験値目当てなら他のモンスターでやるべし。

新手を呼ばれるという点は一見厄介だが、一フロアに滞在できるターンが限られ、敵を待つにも満腹度を必要とするこのシリーズではむしろ「仲間を呼ぶ」能力はプラスに転用しやすく、色々な形でカモにされる。
  • 相手の攻撃に耐えられるだけの数値に盾を強化した後、壁を背にしたシューベル(メンベルス)に仲間を呼ばせて、的確に仲間を倒し続ける。「ガマラ」「ぴーたん」「ぬすっトド」系を倒せればギタン・食料・アイテムでほくほく
  • レベルアップさせても安全なモンスターを召喚させて、シューベルそっちのけでレベルアップさせてから狩る。飛びぴーたんでの限定アイテム狙いや分裂するみどりトド・アイアントドを軸にしたトド狩りで、アイテム難を立て直すこともありうる
  • 物資難を脱出するために、店などで手に入れたなけなしのシューベルの肉をあえて敵に投げ、無力化するなどして召喚させ、オニギライズなどでジリ貧から脱出
  • 「食神のほこら」や「フェイの最終問題」などでブフーの包丁やブフーの杖を得た状態で、シューベルに敵を呼び出してもらい、お目当てのモンスターを肉にして今後の冒険に役立てる
…ここまでくると幸福の使者にさえ思えてくるので、興味があるなら出現階層までに「シューベルが比較的安全に敵を呼べ、シレンで対処できる」状況になるアイテムを21~25階までに充実させたいところ。
ただし、敵を沢山呼ばせて稼ぐという観点では、この作品だと無限に作動できる召喚スイッチの罠がライバル。

さらに肉を食べてモンスターに変身できる本作ではシューベル系の肉の潜在能力は高く、以下に上げたような形でポテンシャルを発揮する。
何も考えずに使えば呼ばれた敵に即座に殴られるデメリットアイテムであり、特にベルトーベンの肉は扱い方を間違えれば即死一直線の取り扱い注意物である。しかし呼ばれた敵をどうにかすることで無限の可能性を生み出すことが出来る。
  • 「白紙:せいいき」の設置や金縛り状態の身代わりを作るなどして安全を確保してから召喚し、片っ端から殴り倒して短時間で経験値とアイテムを稼ぐ
  • そのフロアに出現しないはずの鬼面武者系を呼び出して倒し、ぼうれい武者を育てたい敵にぶつけて成長促進。後で美味しくいただく
  • 上記の応用でレベルの高いぬすっトド系を引き当てて任意フロアでトド狩り。ぬすっトド系が出現するフロアを過ぎても行えるのが最大の利点
  • 上記の応用でベルトーベンの肉を食べて飛びぴーたんを直接召喚、もしくは低レベルのぴーたん系を何かの方法で安全に育てて店限定アイテム狙いの狩り。各ダンジョンをやり込む際に重要視される
経験値・アイテムを得る機会を沢山増やしてくれるという形で、利用できるものを利用しつくす、不思議のダンジョンの醍醐味のひとつを味あわせてくれるモンスターといえる。

更に極まると、本来は16階でクリアが想定される「掛軸裏の洞窟」を、想定を超えた99階まで潜ってからクリアするため、盾の強さを上げ、緊急避難手段を得るためにシューベルの肉とベルトーベンの肉が真価を発揮する。
  • ブフーの杖がない環境でモンスターの肉を得るために発案された、地形を加工した場所に鈍足状態にしたシューベルを追い込み、ガイコツまおうの肉を食べて変身した後シューベルの呼んできたモンスターを肉化してゆく「シューベル肉屋」*1
  • 初期支給のワナ師の腕輪を装備すれば、モンスターに変身してもワナ師状態で活動できる「掛軸裏の洞窟」の環境を活かし、各部屋の入り口に即死罠を設置して敵の乱入を阻止し、本命の部屋に適量の落とし穴を設置し、つるはしで掘った安全地帯に敵を誘い身代わりの杖で身代わり状態にして金縛り、寄ってきたカモも身代わりに隣接した瞬間に金縛って安全を確保した後、ワナ師状態でベルトーベンの肉を食べた後落とし穴の中心で召喚を連打して敵を奈落に落とし続け、飛びぴーたんが落とす店売り限定の盾強化アイテム「地の恵みの巻物」の入手を狙うために考案された「暗黒十字架落とし」と、その派生テクニック各種*2
…といった中々異次元なテクニックが考案されている。
普段は大変危険なベルトーベンがこの時は大きな立場に躍り出ている点で、本作におけるプレイヤーの情熱とそれに応えるこのゲームの懐の深さを証明している

ちなみにメンベルスはシューベルと違いノーレベルアップモンスターを呼んでくれない。
これが響いて、ベルトーベン経由の飛びぴーたんのような目玉モンスターや、緊急避難に使える強モンスターの肉の供給源としても使いづらいので人気はイマイチ。
いちおうテーブルマウンテンやフェイの最終問題で、定番の「みどりトド」「逃げピータン」あたりを呼ばせるくらいには使える。

DS2版ではショーパンが登場。レベル4モンスターをベルトーベンに準じた勢いで呼び出す。SFC版のようなテクニックに組み込める場はあまりない模様。

シレンGB

モンスター呼びの法則は初代に近い。

シューベルはダンジョンの12~15階に登場。おいしい敵が出てくる階層なので、徘徊する過程でそこそこ見かけるだろう。

メンベルスはダンジョンの31~33階に登場。

ベルトーベンはダンジョンの44~46階に登場。強敵ひしめくラストスパートの中に出てくる。50階を越えれば勝ちなのでアイテムでうまくあしらうが吉。

携帯機という事でシステムは簡略化されており、モンスターに変身するシステムもないのでちょっと影は薄いか。

シレン2

特殊モンスターハウスの一種「マジックハウス」の所属に。
この作品では基本的に「シューベル系のレベルかつ、シューベル系が登場するフロアのモンスターテーブルに登録された系統」のモンスターを呼ぶようになる。早い話、呼ばれる種類が絞られるようになった。
また、シューベル系、マゼルン系、ものまね仮面系、ドスコーイ系、タウロス系、ンドゥバ系、オトト兵系、シャチーン系、水龍系、テッポーウオー系、プチフェニックス、エスカルゴン、女王グモは召喚しない。
ボーナスモンスター・挙動があまりにも特殊・水場とのかかわりが強い・捕獲がステータスになるレアモンスターはシューベルにいくら願掛けしても呼んでくれない傾向にある。一部例外もあるが後述。

シューベルは本編クリア後の各ダンジョンに登場。だいたい15~25階に現れる。
周囲の敵より攻撃力が低いのはそのままに、防御力も低くなったので殴り合う分には怖くないが、初代よりも手こずる敵を呼ばれる確率は上がっている。
この階層だとレベル1にしては中々強いデブータ、ノーレベルアップ枠であり安定したしぶとさを持つくねくねハニー、かんにんぶくろなどを呼ばれた場合、うまく処理できる火力がないと普通に苦戦する。
たまに呼び出した直後のタベラレルーを手にかけてメンベルスにレベルアップした場合、一気に上がったその攻撃力がなによりの脅威となる。
一応召喚モンスターの格も上がるが、こっちのインパクトの方が強いか…

メンベルスはさらに進んで、本編クリア後の各ダンジョンの53~70階に現れる。今回は中盤の山場を越えてからも長いつきあいに。
戦闘能力がフロア相応に上がった上に、その階層に登場するレベル2モンスターを呼んでくるので単純に手間どらされる。
主にイアイやデブーチョやゴリボットを呼んできて、各々がその戦闘能力と特殊能力でこちらに消耗を強いてゆく。

ベルトーベンはさらに進んで、本編クリア後の各ダンジョンの63~70階に現れる。今度はこちらがメンベルスと出現範囲がかぶるようになった。
前作に比べると柔らかい。どれだけかというと強化が上手くいっていれば、計算式の変化もあり武器1~2発で倒せるようになったし、木の矢の通りもかなり良くなった。
なので、視界が確保できているなら召喚される前にだいたい倒せる。
特殊能力の方は、シューベルやメンベルスとは格が違い、基本的に呼ばないハズの13種類のレベル3モンスターを呼び出すこともできる。呼べる範囲はベルトーベンがいるフロアのモンスター出現テーブルに依存する。
その結果、水から上がった状態で動けないまま召喚されるキングオトシゴンや水神龍、呼ばれた後にシコ踏みで隠れた罠を踏ませてベルトーベンを暗殺するゴッツアーンというネタシーンを演出してしまうことも…。
マゼゴンを呼んでもらうことも可能だが他の敵がついでに呼ばれるので、よほどHPや盾の強さ・印が充実していないとボーナスモンスターとして扱うのは難しい。

初代ほどではないが、序盤に戦力が安定したらシューベルを安全な地形に誘い込み、アイテムを落としやすいくねくねハニー・ひまガッパ等を呼ばせ続けて稼ぐくらいのことはできる。
また、メンベルスの出現階層でシューベルを出現させれば、強力なパワーアップアイテム「ちからの草」を確定で落とすMr.ブーンの呼び出しを狙うことが出来る。
必須ではないがクリアをより確実にする稼ぎの手段としては有効。誰が読んだかシューベル草屋。
メンベルスの場合は中盤や終盤に飲むことでレベルアップが図れる「しあわせ草」を確定で落とすMr.ヘリコや、序盤以外では入手が難しい鉄の矢の入手源としてコドモ戦車の召喚を狙うことが出来る。
ただし他に呼ばれる敵に、「必中の剣が無い環境に出てきて、ワンミスからの反撃でこちらの切り札を握る恐れがあるにぎりへんげ」「見えない・掃除し忘れた罠への放り投げが事故につながるタイガーウホホ」「盾どころか剣や腕輪を呪ってくるので腕輪温存派には困るクギワラドール」などが混ざっているので、シューベルほど気楽に利用はできない。
ベルトーベンは稼ぎ目的ではまず使われない。Mr.ブーン系と重複出現する場所が60階しかない上に、
狙う過程で遠距離からHPをガシガシ削ってくるデブートンやベアボーグ、ぶん投げの範囲が広すぎてどんな事故を起こすか予測できないタイガーウホーンなどを一度に3体補充されるため、彼らが原因で色々失っては本末転倒。

仲間にした時の挙動は、「他のモンスター召喚」…ではなく「仲間モンスター呼び寄せ」。なので無限稼ぎには使えない。
シューベルになると、敵に隣接した際に視界の外の仲間モンスターを1体呼び寄せ、自分に加勢させることがある。
しかしこの特技はシレン自身が2体以上の仲間モンスターを出していないと意味がないので、1体ずつ慎重に出したらしまうスタイルでは無用の長物になりがち。
強いて言えば、モンスターを展開中にバネの罠や高飛び草ではぐれてしまった時のフォローとして役に立つ。
メンベルスの特技もシューベルと似ていて、一度に呼び寄せできる仲間モンスターの数が2体に増えている。よくも悪くもシューベルと一緒の使い勝手。
ベルトーベンになると特殊能力が大きくパワーアップし、手持ちのモンスターの壺も対象にしてくれる。戦闘能力はメンベルスと変わらないので過信は禁物。
敵にベルトーベンが隣接するような位置に出せば1ターンで3体のモンスターを呼び出し敵を袋叩きにできる。モンスターの壺は持ち物欄の上から順に選ばれ、他の仲間モンスターが外に出ているならそちらを優先して呼び出す。
「しおかんべんで力下げ→どしゃぶりボウズで封印して無力化→マルジロウ父で戦利品を確実に回収」といったこともでき、うまく構築すると強力だが整頓機能との相性が悪いのがネック。採用するなら整頓を封印して心して挑もう。
3種揃って成長回数は多くなく、とても強くはならないので、大量の敵にぶつけるのはなるべく避けたい。

シレンGB2

モンスター呼びの法則は初代に近い。
アイアンヘッド・ウルロイド・エーテルデビル・おばけ大根・オヤジ戦車・かさタヌキ・くねくねハニー・人面岩・セルアーマー・タウロス・チキン・亡霊武者・ミニマゼルン・魔城兵系などは呼び出さない。
主にフレンドリーファイアを起こしやすいモンスター、ボーナスモンスターになりうる存在が除外指定されている。

シレンが変身した時やンフーに能力を使わせた時は、敵対状態のモンスターを1体身代わり状態で召喚する。持続ターンは10ターンほどで、呼ばれるモンスターのレベルは能力の引用元に依存する。
身代わり状態が解けるのは早いとはいえ、咄嗟に呼び出して他の敵に狙わせて気を引いたり、しあわせ草のようなレベルアップアイテムの代用として生贄に使うことも可能。
なおかつ初代に近いランダム召喚なので、倉庫の環境を整えればある程度の種類のモンスターの肉の確保にも役に立つ。

DS2版ではショーパンが登場。ウツボカズラ系Lv4の強化カズラの恩恵が凄まじすぎる*1ため、それ目当てでプレイヤーに利用される羽目になった。

アスカ見参!

召喚するモンスターの種類はシレン2同様「シューベル系のレベルかつ、シューベル系が登場するフロアのモンスターテーブルに登録された系統」から抽選。倉庫ではマムル系のみが出現する。
シレン2やGB2よりも召喚制限がゆるくなっており、フロアに出現さえすればンドゥバ系・プチフェニックス・怪盗ペリカン系なども呼ぶようになった。

シューベルはクリア前に攻略できる「天輪国上級」の15階で初登場。
各種ダンジョンでも浅めの階層に顔を出し、みんな大好き白蛇島/裏白蛇島では15~16階に登場。他の試練系ダンジョンでも同じような出現形態である。
今までよりも守備力が減った代わりに、そこそこ増えたHPで耐えるようになっている。
やや出現率の低いボーナスモンスター枠であるプルンや怪盗ペリカンを呼ばせたいところだが、この段階でもそこそこ強いレベル1モンスターを呼ぶケースが多く、簡単に稼ぎには使えない。

メンベルスはシューベルに続いて「天輪国上級」の20階で初登場し、22階まで出現する。
20階ではドラゴンが出現するので、フライング気味に強敵のスカイドラゴンを出現させたり、透明+杖反射+倍速高火力という事故死要員ファントムデビルを呼び出したりするので侮ってはいけない。
それ以上に問題なのは出現階層の構造。21~22階は多数の小部屋を、強制的に発動するバネ床でランダム移動しながらゴール地点を目指すタイプのシャッフルダンジョンなのである。
通路に逃げるという手が使えないため、メンベルスを仕留めそこない新手を呼ばれやすいので、まともに相手しないのが吉。
よく出現テーブルが暗記される白蛇島/裏白蛇島でも20~22階に登場。ここらはランダムダンジョンなので腰を据えて対処できる。
呼び出してくる敵は見所のある相手が多く、攻防共に優れ剣と盾をはじくトラウマメーカーのイアイ、固有ドロップが美味しいがこの時点では盾の強さを貫かれやすいミノタウロス、
位置次第では地形に押し付けられてのハメ殺しもセットでつけてくれるイェンロン、出現率の低い裏白蛇島では呼ばせてでも狙われる怪盗ペリカン2世、
名サポーター一族の端くれで倍速を提供するエビルカンガルー、爆発しそうになると止まる特性を逆利用しやすく経験値もおいしいエレーキライなどが要注意かつ目玉。
シューベルよりも総じて手強くなっているが、呼ばせて倒したい敵も多いという悩ましいジレンマと旨味は増している。なかなかの好待遇かもしれない。

ベルトーベンは本編ラストダンジョン「星華の大筒」の25~28階に出現。
もっと不思議のダンジョンである白蛇島では深層の74~84階、裏白蛇島ではもっと階層が増えて74~86階に登場。他のダンジョンでも大体この辺りで顔見せする。
従来作と違いHP200・守備15とダメージは与えやすくなったが、HPが高いせいで大分タフになっており、アイテムをケチると召喚されるケースが多くなってしまった。
いざベルを鳴らせば睡眠草をよこして永眠フラグを立ててくるねむり大根、挙動不審で杖の魔法弾さえ弾く見えざる脅威アストラルデビル、呼ばれてすぐに投げでハプニングを起こすタイガーウホーン、
かなしばりによるアシストが集団戦で光るパオパ王ーン、武器盾腕輪クラッシャーシハン、そしてサポーターにしてアスカ見参プレイヤーのトラウマ枠・デビルカンガルーといった強敵が量産され、
ヤケクソで処理しようとすれば勝ち目は怪しいし、呼ばれたうえで逃げようと思えば結構なリソースの消費を強いられる羽目になる。
呼ばれても安全のはせいぜい怪盗ペリカン3世・オドロ・ンドゥバ3才ぐらいに限られるうえ、深層ではどれも粘る旨味がない。なので基本的に特技を使わせずに倒すのが鉄板。
倒すのであればクォーターの杖で一気にHPを削り弓矢で追撃をかける、身代わりや封印の杖をかけて安全に殴りあうなどするのが望ましい。こちらに隣接しなけば仲間は呼べないので、距離を離せる杖を使っていくのも有効。
ちなみに頭はよく、自分の周囲に召喚できるスペースがないのを確認すると、躊躇いなくこちらを殴ってくる。
上記のデビルカンガルーの支援を受けた時は倍速+イカリ状態になって猛スピードで寄ってきて、周囲8マスに仲間を呼んだ後「チリン!」「チリン!」とハンドベルで可愛い音を立てつつこちらの頭蓋を粉砕する鬼っぷりを見せる。

この作品ではエレキ箱を「押す」ことでNPC状態のシューベル系を放出でき、「装着」することで自分から意図的にシューベル系になり、モンスターを召喚できる。
初代同様に呼ばれたモンスターは敵扱いなので、何も考えずに使ってしまうと先制攻撃で酷い目にあうトラップアイテムだが、考えて使えば従来通り、稼ぎや合成作業の役に立つ。
相手を転ばせるレアなエレキ箱であるロケットイノシシ系の箱があれば、シューベルで弱い敵を呼び集めてイノシシで転ばせることでアイテム無限稼ぎみたいなことも可能。潜在能力はシリーズを超えて健在。

シューベル系統のエレキ箱は、特殊能力をカスタマイズできる回路スロット数が9個もありカスタマイズや底上げの余地はある。
しかし、「敵対状態のモンスターを呼び出す」特技はそのままなので野放しにした状態だと大量の敵を知らないところで呼び出してしまい、壊れてしまった後に増えた敵がアスカにゾロゾロと向かってくる。
ベルトーベンでやろうものならハイペースでLv3モンスターを増やしてきてしまうので、直接戦闘させたいならば他のモンスターのエレキ箱を使うこと。
利用するなら戦闘用としてではなく、保険に「HP回路」「まもり回路」「不動回路」などを組み込んで、聖域の巻物もサポートにつけて、他のエレキ箱の経験値稼ぎやと特定のアイテム集め用として使うのが無難なところ。
貴重な「倍速回路」を3つ積めば*3すごい勢いで敵を呼ぶベルトーベンも実現できるが、育てたいエレキも倍速にして敵の処理ペースを上げておかないとうまく実用できないだろう。

シレン6

3~5ではリスクよりリターンのほうが大きめなモンスターと判断されてか、プレイヤーに厳しめ・もしくは新しめの調整の波が多い中登場できなった。
そして2024年のシレン6にて再登場を果たす。
  • 呼び出すモンスターはシューベル系のレベルではなく、フロアの敵の出現テーブルに依存。自分と同種も呼ぶ
  • シューベル系のレベルが上がるほど最大出現数が増える
  • 隣接していない時でもモンスターを呼ぶように進化したため、離れていても油断できなくなった
上記の強化点から全体的に自由にさせてはいけない敵としてデザインされている傾向にあり、全体的に今までのようにボーナスキャラみたいに扱うのは難しい。
(本編に通常形態で出現しない・即降りでクリア安定のダンジョンに出ることが多いのも一因か)
だが、「土塊の杖」で閉じ込めるなどして安全地帯を作りレベリングに使ったり、遠投の腕輪と倒して美味しいモンスターの桃まんを組み合わせて稼ぐときに、生贄を数十匹単位で呼び集めさせるなど逆利用する余地はちゃんと存在している。

通常のシューベルはメインストーリーの延長線上である「魃の砂丘」「水龍の洞窟」の前半部に登場。
特別なシチュエーションで挑む「水龍の洞窟」では、ナシャーガやパコレプキーナなど能力の高い敵を追加される恐れがある。
本編ではデッ怪化した状態で出現し、旬のタコぎんやアイアンヘッドなど力押しなモンスターを呼んでくる。
また、「デッ怪ラッシュ」では除去不能のホーミング弾みたいなノリでギガタウロス・バシャーガを呼び出してくる。
シレンを見失えば召喚はしてこないので通路に退くなどして対処するのが有効。しかし大部屋モンスターハウスで引くと沢山の敵の対処に追われてしまうように。

メンベルスは本部クリア後の「ドスコイダンジョン」の19-20Fにしか出現しない。もうクリア目前というところである。
モンスターを1-2体呼べるように進化したが、かなり地味になってしまった。

ベルトーベンは持ち込み前提ダンジョン「仕掛けの修験道」の12-20F、もっと不思議のダンジョン「とぐろ島の神髄」の66-79Fに出現。
シレン6のシューベル系の中で一番目立つ付き合いになる出現形態である。
仕掛けの修験道ではなかなかの強敵を呼び出してくるが、その中にタベラレルーが紛れているのが厄介。呼ばれたほかのモンスターが食べてしまうとまずい事になる。
とぐろ島の神髄ではねだやし候補として名が挙がっている、装備品キラーのシハン、杖振りでレベル下げまくるガイコツまてん、深層の敵よりパワーもスピードも優れているミラクルチキンらと同席し、彼らを呼ぶことがある。
合成モンスターのマゼドンも呼ぶ可能性があるが、ベルトーベン経由で狙うには割に合わない。
モンスターハウスでは部屋をよく見渡して、姿を確認したら急いで別の部屋やフロアに逃げるくらいの慎重さは欲しい。
同じ部屋で敵の数を減らそうとムキになっていると、倒された横から増援を補充される悪循環が始まる。

ショーパンは最高レベルの持ち込み可能ダンジョン「無双の島」の中盤に登場。どれだけ最強の装備や最高のアイテムを持ち込んだとしても召喚の特技は止めることが出来ないので、向き合うことは避けられない。
限定アイテムが深層の店売り、ということで店目当ての高速巡回して進む体制においては邪魔であり、同階層に出るモンスターも
杖対策があればいいが無いと上記のような目に遭うガイコツまてん、部屋内に催眠をかけるゲンナマゲイズ、
盾の印では対策できないちから下げが面倒な極鬼サソリ、最大満腹度を削ってドスコイ状態を解除するらんぶポリゴンと凶悪な特技持ちが揃っている。部屋での同席は避けること。

他作品に登場する召喚系モンスター

「仲間を呼ぶ」という能力は厄介な能力にも役得な能力にもしやすく、個性付けになるので派生作品でも採用されている。ここでは一部を紹介。

エビルポット


初登場した原作のドラクエ6ではヒートギズモを呼び出すので精いっぱいだったが、外伝作品では1種類に限らずいろいろ呼べるようになって帰ってきた。
召喚するモンスターはそのフロアに出現するモンスターから選ばれ、一度に最大5体を呼び出せる。召喚数でいえばシューベル系とは格が違う。
その中には自分も含まれるので、ちょっとした召喚ループを繰り広げることもある。

最初の出現場所はBGMが印象的なトロ遺跡7~13階。出現期間はそれなりに長い。
原作やシレンシリーズのシューベルほど守備力は高くないので、それなりに剣と盾を鍛えた状態であれば問題なく倒せる。
もっとも、雑魚なのは単独での戦闘能力に限っての話。本領は召喚能力である。
1体ずつだろうと思っていたら1~5体も一斉に呼び出してくるので、何も考えずに部屋の真ん中で戦ってしまうとだいたい後悔させられる。
一例として、普段は寝てる筈のまどうしに眠らされたあげく、メイジだけれど直接戦闘力もあるメイジキメラにマホトーンを唱えられ、
がいこつ剣士に命綱の盾を弾かれ、きとうしに色々な効果の発生する杖を振られて弄ばれ、色々封じられたまま袋叩きにされてお亡くなりに…という事態を招くだけの潜在能力はある。
不思議のダンジョンでは欠席するも、もっと不思議のダンジョンでは7~10階に登場。
まどうしとのコンビが一番危ないが、めざまし草さえあれば催眠が防げてアイテムドロップ率が高い敵を狩れるチャンスが作れるので、逆利用できることは覚えとくと良いかもしれない。

そして、「呼び出す仲間は同じ階層に出てくるモンスターの出現テーブルを参照している」という仕様は、忘れたころに牙を剥く。
それが本編クリア後に挑戦できる持ち込み前提の強敵満載ダンジョン「試練の館」に出た時である。
出現ゾーンである試練の館28階以降において、単体での戦闘力はお察しの通り雑魚中の雑魚…

なのだが、うっかり隣接されて特技を使われた瞬間デンジャーなひとときが始まる。

このエビルポットの出現するフロアで、一度に1~5体補充されるモンスターのラインナップはエビルポットを除くと以下の通りになっており、
  • 激戦区で合成能力剥がして鉄壁の守りとギリギリの火力を破壊して精神的ダメージを与えるどくどくゾンビ
  • 高威力の毒の矢でフレンドリーファイアして自己強化を図られたりするどくやずきん
  • 急ぎ足だと、HPと力吸収でギリギリなダメージレースに支障をきたすどくうせんし
  • ポストアークドラゴンにして直接戦闘力も高く、出遭ってしまったらフロアの中では逃げようがないダースドラゴン
  • 彼方からのマダンテ攻撃でこちらのHP200以下なら消し炭にしてくるゴールデンスライム
  • 倒す順番間違えると、上記の強敵がツヤテカと回復してしまうメガザルロック
  • 盾の能力で防げるが、どくどくゾンビの悪行を許すと部屋全体への混乱にらみに巻き込まれる恐れがあるおおめだま
といった容赦のない特殊能力のモンスターが揃う。これ以外の敵は通常攻撃が痛い勢であり、盾さえ鍛えてあるなら脅威ではない。
SFCのベルトーベンですら自粛したアーク様(正確にはダースドラゴン)召喚はもとより、別な危険性を持つゴールデンスライムも紛れているので、世界樹の葉を無駄遣いしていると泣くに泣けない。

当時はねだやしの巻物に相当するニフラムの巻物がないので根絶は不可能。
幸いエビルポット自身が試練の館では最弱クラスの戦闘力なので、見つけ次第速やかに処理しておくのが一番。木の矢でも問題なく倒せるはず。
また、いくら一度の召喚数が多いといってもスペースの狭い通路内等でなら1匹ずつしか呼べないので大分マシになる。
…挟み撃ちの場合はアドリブで何とかしよう。
なお、身代わりを作ってごまかそうとすると身代わりに隣接したエビルポットが特技を使って知らないうちに敵を補充し、かえって地獄を見ることがある。凌ぐために取るべき手段も一考。

ちなみに出現はクリアフロアとなる50階まで出ずっぱり。
クリア前後で強さ自体は全く変わらないのだが、周囲の環境次第で化けるという調整の妙を思い知らせてくれるモンスターなのであった。



続編ではポポロ編で訪れるダンジョン「神々の道」から出現。
トルネコにとっては仲間を呼ばれる前に速やかに始末したい、一方で用意がよろしければわざと敵を呼ばせて荒稼ぎ出来る点は変わっていない。
ところかわってポポロの場合、盾が装備できない以上リンチ=死の危険がより高まる一方でこのエビルポットが初心者の味方として光り輝く。

仲間にした時の愛称は「ビルポ」。そこそこ怖い面構えをしたモンスターだが、台詞はどことなく無邪気。
「ららんぷ らんぷ らんぷっぷ〜。」
「よかった。仲間が 来てくれたよっ。」
「仲間を呼んでみたけど 誰も 来てくれなかったよ……。」

その特技は話しかけるだけで敵対状態のモンスターを召喚…するのではなく、一斉に仲間モンスター最大10体に、まとめて全員集合の号令をかけられるのである。
「エレキ箱」「モンスターの壺」のような入れ物がない本作で、仲間と何らかの事故で逸れてしまうのはとても危険だが、それを防ぐことが出来る。
それでいてスライム並みに仲間にしやすく、上記の恩恵にあやかりやすい。
エビルポットと出会える神々の道は、ちょうどトルネコからポポロにバトンタッチしてしばらく進んでいくダンジョンなので、
仲間モンスターの管理の仕方のチュートリアル要員とでもいうべき存在となる。
ただし戦闘力はとても乏しく、はじめのうちは1~2発の被弾で脱落するので、戦闘要員一体と共に常時「いっしょにいてね」と指示して行動させることを推奨。
なにより肝心のビルポくん本体がはぐれたら、それこそお互い死が見えるからだ。

トルネコ3におけるエビルポットは上記の点から「危ない」というよりは「頼もしい」寄りの存在。GBA版だと仲間がはぐれやすいのでさらに株を上げている。
時には分裂の杖をビルポに振って敵のエビルポットを呼び出し、レアモンスターとの出現機会を上げるようなこともできる。

このような感じで引きのいいトルネコ相手なら道場や稼ぎに使え、ポポロにとっては上記の助っ人モンスター的な立場なだけに、異世界の迷宮には登場しない。
そう、異世界の迷宮には登場しないのである。
この高難易度の環境下で出れば、どれほど引率が楽になったことだろうか。どれほどはぐれ対策になりえただろうか。
こうして気骨のあるプレイヤーは、エビルポットとの冒険を卒業した後に、異世界の迷宮で「作戦」の指示による仲間の挙動制御などの経験を積んでいくことになる。

邪悪な箱

トルネコ2のラスボス。各地が不思議のダンジョン化し、狂暴なモンスターが活性化した原因となる魔物。
最後のボスらしくHP165、攻撃125、防御27とドラゴンを一回りくらい強くしたような能力値を持ち、杖の魔法弾を無効化してしまう。そして倍速で動く。
これだけでも中々の強敵なのだが、攻撃を受けると3~5体のモンスターを呼び出してワープで距離を取ってくるという戦法を取ってくる。
一発殴った後も、邪悪な箱が呼び出してきた増援との戦いを強いられるという見事な構成になっており、短期決戦よりも殴り合うための地力や準備が求められた。

では何故この項目にいるのかと、エンドコンテンツなのをいいことに試練の館で何体もランダム出現するから。まさかの公認の野良ラスボスである…。

こんなのが動き回る絵図のインパクトは絶大で、杖が効かない上に、殴られたらフロアの何処かにワープで逃げるものだから処理も大変。
ところが試練の館の16~20階にしか出現せず、28階以降は上記のエビルポットが出張ってくる。そのせいで能力は高いが地味な印象は否めない。
ただし、呼び出す敵の中に、武器や盾を弾いて、そこへ他の敵の追撃を許したトルネコに地獄を見せる影の騎士が紛れている点は注意点の一つ。

リンリンアイスチャイムマージリンリン

いずれもドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君で初登場した、濃厚な顔つきが特徴の鈴型のモンスターたち。
派生作品のドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン発売にあたって、エビルポット等の後を継いで仲間呼び系モンスターとして登場した。
全員が仲間呼び系の特技を使うのは原作再現であり、実際にそれで苦戦させてくるケースも少なくなかった。

系統最下級のリンリンは、本編6番目に訪れるダンジョン・しゃくねつのほら穴の9~11階に登場する。
そして原作ではリンリンに呼ばれる相方モンスター・デンデン竜も出現し、まさかの原作再現!
と思いきや、デンデン竜の出現エリアはしゃくねつのほら穴12~15階と絶妙なニアピンすれ違いっぷりを発揮し、共演は叶わなかった。
肝心の仲間呼び能力は「仲間を呼ぶ」の強化版である「仲間『たち』を呼ぶ」ことで、一度に3体も増援を呼んでくる。
更に、プレイヤーと隣接しなくても仲間を呼ぶようになったのが従来の連中にはない強化点のひとつ。

同作は各種倍率アップ要素やダメージ計算式のせいか、敵も味方も高火力を叩き出すゲームバランスなので、召喚できる状態のリンリンに喧嘩を売りに行くのは得策ではない。
臆病でも確実に行くなら、武器は剣より離れた場所から攻撃できる槍や飛び道具を重視し、指輪もHPやまもりを高めるものを優先し、複数のちからの盾の印*4を複数合成した木の盾(印が多い)で備えるくらいは要るだろうか。

仲間にした時のデフォルトネームは♂は「スズリン」、♀は「リリンダ」。何故かどちらも喋り方は「アル」が語尾の似非チャイナキャラ路線。
肝心の能力だが仲間呼びで貢献…とはいかず、呼び寄せるための能力。ところがこの呼び寄せ能力、過去作よりも魅力がさっぱりなくなっている。
まず、呼び寄せる範囲は周囲5マスどまりに縮小して、ワープなどで大きくはぐれた時のフォローとして使えなくなった。
次に、呼び戻しのタイミングが指定できなくなった。シューベル系やエビルポットのように確定で使わせることが出来ないので、緊急避難にも使えない。
とどめに味方が使う場合、一回転(あるいは専用モーション)→ワープと演出がやたら長いのでゲームスピードを著しく損なう上に、
敵が見えるとどんな状態でも何度も使用して疲労メッセージまで出し、いざというときにバテて頼りにならなくなるという罠特技と化している。
とうとう忘れさせる特技の筆頭候補にまで落ちぶれてしまった。


ちょっと飛んでアイスチャイムは、上位種でありながらマージリンリンより早くに顔見せ。本編7番目の迷宮・まぼろし雪の迷宮12~15階で遭遇できる。
原作では複数の味方を即死させる死の曲で恐れられたが、少年ヤンガスでは死の宣告も即死も仕掛けてこず、リンリンの攻撃パターンを継いで数の暴力で戦う。
呼ばれる敵も特色があり、倍速移動してくるので逃げるに逃がしてくれないキラーパンサーとシルバーデビルのコンビ、
2回攻撃で、しかもスクリューで突っ込んできて肉薄するアイスビックルと、逃がしてくれない敵が多い。
ダメージを負いやすい環境なので複数の仲間と戦える状況を維持しておかないと泣きを見る。

なお、原作では用心棒の如くトロルを呼び出してくるのだが、本作での彼の出現階層はまぼろし雪の迷宮8~11階。
うっかりか意図的かわからないまま二度目のニアピンすれ違いで共演はならなかった。

仲間にした時のデフォルトネームは♂はチャララ、♀はチャリン。♀はあの顔からは想像できないお嬢様系キャラを見せる。
戦闘力そのものの伸びしろはあまりよくないが、彼らの真価は“つかまる”系でスロットがトップクラスで5つも特技を装備できること。
ヤンガスがつかまって浮遊しながら壁壊し(かべこわし)・消火(ヒャド系)・氷の溶解(メラ系)をこなしつつ、残る枠にインパスで道具識別したり、ベホマかベホマラーと、範囲か回復量かでお好みの回復呪文をつぎ込むとお供として一つの最適解みたいな仕上がりになる。
ただし配合を進める必要があり、そのままだとデフォ特技と呪文の「仲間呼び」「スクルト」で勝手に疲れる失態を晒しがちなので注意。


マージリンリンはアイスチャイムの下位種だが、敵としては出現しない配合限定のレアモンスターである。
肝心の性能はアイスチャイムの下位種ということで、使い勝手も正直下位互換。しかも配合にはクリア後以降でないと仲間に出来ない闇の司祭を要求してくる、コレクターズモンスター。
誰か呼んだか「マージソンソン」。これはひどい。
原作ではレベルアップの曲を奏でて本気出すようなことをしたが、このゲームにはそのような技が存在しない。

仲間にした時のデフォルトネームは♂はジリリン、♀はジリーン。マー「ジ」から取って、目覚まし時計っぽい音色にした名前になっている。

しかし会話内容は、
  • ジリリンの場合
「自分 どんなときでも マジに 生きてるっす。」
「自分 マジ思うっす。仲間は マジ いいものっす。」
マジ どうっすか? 自分 お役に 立ってるっすか? マジ 知りたいっす。」
  • ジリーンの場合
「もー マジうざーい。 マジ かったるーい。 んもー。」
「ベルの中 のぞいたら マジ ブチぎれるよ!?」
「ヤンガスってさー マジびみょー だよねー。 でそ それが キモカワイイよねー。」
…リンリンとは別ベクトルで勝るとも劣らない濃ゆいキャラ付けである。すごく頭カルそうで不安になるけど、忠義は感じられる方か。

メタッピーガチャコッコアイアンクック

ドラクエ8から系統全体で登場。
原作ではそれぞれ呪文「ピオリム」で加速/全体攻撃/自爆装置搭載と持ち味はバラバラだったが、本作では全員が仲間呼び系の能力を得ている。
3種とも一度に大量に出る点をコンバートしたらこうなった感じか。

メタッピーは本編5番目のダンジョン・ならくの洞くつ9~11階に登場。
本編では最序盤の雑魚だがこちらでは中盤以降の登場となるので、相応の強さを得ている。
ようがん石のように強力な攻撃手段が乏しいうちに出てくるので、仲間モンスターとの合体・連携で相手して火力を補いたい。
仲間呼び能力は「なかまをよぶ」どまりなので最大1体ずつ。他の連中に比べればこの点はやさしい。
仲間にした時のデフォルトネームは、♂はピーチク、♀はパーチク。
おしゃべりそうな名前なのに会話内容は人間に対して恐れを抱き気味。

ガチャコッコはクリア後のダンジョンであるおそろしの大水道38~44階が初登場。
メタッピーと違い仲間呼び能力が「なかまたちをよぶ」ので一度に3体も増援を呼んでくる。
同階層では氷の息持ちのドラゴンキッズが出現するため、しくじると凍てついた目の前で敵の仲間が増えていくという気まずくなる構図が出来上がることも。
仲間にした時のデフォルトネームは、♂はコッコ、♀はガチャコ。完全に機械的なカタコト口調で会話内容が移り変わっていく。

アイアンクックは本編クリア後に入れるおそろしの大水道50階から初登場。
仲間たち呼びの恐怖はもとより、それ以上に厄介なのがげんじゅつしとの組み合わせ。
今回げんじゅつしの杖の麻痺効果は、一度殴られれば解ける「かなしばり」ではなく殴られても継続し、ターン経過でないと治らない「麻痺」であり、
麻痺した間にせっせと呼ばれた仲間たちがジリジリ近寄り、集団リンチでこちらを潰される恐れがある。
こうならないためにも魔弾反射持ちと融合して、せめてげんじゅつしの杖は防御しておきたい。

ド長丁場である魔導の宝物庫では一定の法則にのっとり、かげのきし・スターキメラ・アークデーモン・スペクテット・デスストーカーとコイツの6種の中から抽選で選ばれた時に出現する。
他のテーブル枠にも強豪がひしめいているのでおかしなことされる前に倒したい相手ではある。
最強と名高いパンドラボックスが仲間に出来ているなら融合して魔弾反射としんそく(倍速二回攻撃)を得られるので、倒すも逃げるも自在なくらいには楽になる。

仲間にした時のデフォルトネームは、♂はクックン、♀はクッキー。
肝心な仲間としてのこの系統の実用性は、直接的な戦闘力こそアイスチャイムに勝るものの、スロットが1個少なくてやれることの自由度が減ったのが残念。
基本的にアイスチャイムに比べ“つかまる”系としての使い勝手は下位互換。選ぶならば戦闘力か。


そして、種族ごとにまとめられたモンスターハウスオンリーのお楽しみダンジョン・いにしえの闘技場5階の鳥系フロアではメタッピーとガチャコッコが共演する。
開幕で敵の数が多く包囲されやすいというのに、近くであろうと遠くであろうと仲間を呼んで補充し、戦力を整えてから突っ込んでくるという鬱陶しいアシストを行う。
例え最弱のメタッピーでもフロア構成次第で色々成してくれる点に、トルネコ2のエビルポットを思い出す諸氏もいるかもしれない、いないかもしれない。
持ち込みに制限はないのでメタルドラゴンなどを連れて薙ぎ払うことも可能だが、仲間を展開してから各個撃破にうつる方が安定か。

仲間を呼ぶけどちょっと違う能力

特性「はっこう」持ちのポケモン

効果は攻撃の対象にされるとフロアに1体敵が増える、というもの。原作の第七世代までの「エンカウント促進」をアレンジした結果こうなった。
敵に回した際はチマチマと殴っていると、その代償として余分に沸いた敵と戦う羽目になってしまい、PPなどの消耗を加速させる要因になる。
味方の場合はチマチマと殴られても平気平気、とやっているといつの間にか多くの敵がフロアに徘徊するような事態に直面させられたりする。
しかしいずれの場合でも、思い出したかのように出てくる「出現率の低いポケモン」の出現を促す手段としては有効であり、レアポケ集めのお供に1体連れていくのはアリ。
人によっては部屋全体に有効な技・おおべやのたまと合わせて、経験値の高いポケモンを大量に呼ばせてから一掃する経験値稼ぎに応用することもできる。

しかし、進行とそれに伴う経験値稼ぎが不安定なレベル1ダンジョンにおいては、ポケモンの強さと状況に合わせて発動をコントロールしなくてはならない悩みの種になる。
無計画に被弾していく大雑把なプレイだと増えすぎた敵を捌くことが出来ず、やがて数の暴力の前に散る羽目に。
初期はこんな特性を持ったヒトデマン清らかな森なんか潜ったら苦行だろ…、とも言われていたが、それでも打開に成功する猛者は出ている。

後の作品では「光に関わる技を引き寄せる」という防御型の特性になり、召喚とは無縁になった。

「ふくろだたき」持ちのポケモン

効果はフロア中のポケモンを呼び寄せる、というもの。原作では特殊な攻撃技だったがポケダンでは特殊補助技になった。
味方が使えばフロア中に散開していても集合して多対一に持ち込める…というより、呼び寄せるという性質を利用してメンバーの分断を防ぐために使われることがメインになっている。
敵が使えば即座に「よびよせスイッチ」を使われた時並の集客効果があり、初期配置の敵が多いフロア開始時などで使わせると面倒である。
モンスターハウスには普通は反応しないが、一度発見した状態でこれを使われると多数の敵が集合してきてしまうので使わせてはならない。

初期のころはレベルを大きく上げた味方でないと見ない技だったが、後のシリーズではポケモンの技を覚えるレベル、そして敵の出現時のレベルが見直されたことによって、普通にこの技に襲われる機会が増えている。
特に敵のレベルが高いダンジョンでニューラやデルビル系列を見かけたら、この技を警戒してもいいくらい。

フィアーラビ

シューベルを見かけなくなった後のシレンシリーズで阿鼻叫喚の事態を引き起こす、呼び寄せ能力を得意とする悪名高いモンスター。
動かずの盾がないと高確率で死ねたり、階段を前にしてたらいまわしに遭わせる屈辱を味合わせてくる上、メリットとして役立てることも難しい。
詳しくは個別項目も参照。

発動すると敵が増える罠

「召喚スイッチ」「モンスターのワナ」等についてはこの該当項目を参照。

余談

シューベルのモチーフは音楽家…と思われているが、シレン2のファンブックに掲載されている設定ラフ画ではキャバレークラブで嬢に指名が入ったことをベルを鳴らして伝えるボーイがモチーフとなっている。
そのイラストでは女性っぽいモンスターを侍らせながら煙草を吸ってガハハと笑うシレンも掲載されていた。
黒い任天堂ならぬ黒いチュンソフトである。

追記・修正はハンドベルを鳴らすたびにお願いします。

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最終更新:2024年02月19日 21:45

*1 ここに挙げたのは一番簡易な方法であり、実戦ではあかりをつける「やみふくろうの肉」・沸いてくる敵を無力化するための「カラクロイドの肉」・シューベルを無力化するための「おばけ大根の肉」・本命その1「シューベルの肉」・本命その2「ガイコツまおうの肉」の5種類を併用して行うことが多い。

*2 当初は1フロアで60~70匹狩れれば上出来だったのだが、最新の方の「れんごく鍋」と呼ばれる、防御力カンストの洞窟マムルを変化させた安全な身代わりと、ゲイズの特技と混乱を応用した身代わり持続時間延長を組み合わせた運営では1フロアにつき1000体近い敵を倒せるほどの発展を遂げている。興味が沸いたら外部のwikiに詳細が書かれているのでご参考に。

*3 1つか2つだけでは意味をなさないが、3つ積むたびに等速→倍速→2倍速→3倍速に加速することが出来る。

*4 ダメージに応じて回復≒実質的なダメージカット。カットする割合は0.1の印の数条根なので、3~4個付ければ半分前後削れるので、まずそこから揃えるのが急務。