天空の扉(漫画)

登録日:2022/07/04 Mon 20:09:00
更新日:2024/04/28 Sun 12:16:20
所要時間:約 30 分で読めます



もう会えない人たちの、最後の輝き

天空の扉とは日本文芸社から出版されている漫画である。掲載紙は「さくらハーツ」→「コミックヘヴン」。
作者は魔法少女プリティ☆ベル科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌のKAKERU氏。既刊20巻。

<概要>

人間の世界で大虐殺を行なった魔王ディアボロを勇者レイが倒した。
それから3年後、とある目的のために世界を侵略した勇者レイにさらわれた姉を取り戻すため運び屋の少年ルーシュが幼馴染みや魔族の少女と共に旅に出る。そしてその旅の中で勇者レイの目的がどんな願いでも叶えられると言う「天空の扉」にあると判明した……


……と言うのがあらすじなのだが、(プリティ☆ベル科学的に~の作者という時点で勘付かれた方もいるだろうが)作者の政治的思考とエログロ描写が多いのが特徴。
興味ひとつで読むと後悔するか逆に引き込まれてしまうだろう。ぶっちゃけいろんな意味で18禁。ちなみに先端だけは微妙に隠されてる。下の唇の方たまに見えてるのに

そして19巻より最終決戦編が開始された。


<登場人物一覧>

ルーシュ・モーデリア

14歳。運び屋の少年。超高速移動魔法「マクロドライブ」の使い手。しかし魔力が強すぎて本来の使い方である自分自身にかけることで超特急便の仕事をすると言うことが出来ずにいた。
(厳密に言うと100メートルまでなら可能だが姉などはひとっ飛びで成層圏まで行くため飛距離不足にも程があると言う状況。実際には強大すぎる魔力を自身にかける事に恐怖があるため精神的に不可能というのが正しい)

だが勇者レイとの初戦にて他の物体を最大出力マクロドライブで放出することでマッハ50(約秒速17キロ)の砲撃を行う技に開眼、以降主力として活躍することになる。

砲撃はその気になれば森ごと消し飛ばすことも出来るバカ威力を持つが、加減は出来ず羽毛だろうと馬車だろうと一秒後には17キロ先まで飛んでいく。(ここまでのスピードになると元々の質量に関係なく激突した物体は跡形も残らない。)

後にマクロドライブと言う魔法が分解されて再構築不可能になってしまうが、代わりにパーツとなっていた複数の魔法も使用可能となり、精神的に成長したこともあり自身の超高速移動も出来るようになっている。

普段眼鏡をかけていて風呂の時にも外さないが遠視用であり視力はかなりよく、方角と距離だけ分かればどこに何があるのかも頭の中に入っているインテリ少年。

よく発狂したようにキレることがあるがハッタリらしいハッタリでもあんな脅迫が出来る14歳は怖いが

かつて父が勇者レイの魔王退治の旅に同行していて魔王を倒した後に父が死んでいるため、真実を知るため勇者レイを止めるために旅を始めた。



マギア・ドトーレ

13歳。ルーシュの幼馴染み。ルーシュに淡い恋心を持っているが明かせないツンデレ少女。

医者の家系であり医療魔術を多く使用できる。その他ディアボロやレイシャなどから魔法を教えられてからは様々な魔法が使えるようになった。

特に先代魔王ディアボロがかつて有していた魔法に関しては全て継承できていて小柄な少女でありながら既にチートの領域に達している。(これに関してはまだ理由が明かされていない)

しかしそれでもまだ13歳の少女に変わりはなく、敵にさらわれ襲われた時にはあっさり瞬殺できる能力がありながら恐怖に抗えず為すがままされてしまう。(一番大事な部分だけは守りきったが)。後におせっせまでする。

ただ幼い頃より医療で慣れてるためか「これは医療的措置」だと思えば相手を殺すことはできないがある意味それ以上のことまでは平然と行うし、自分を襲ったとある野盗をも「自分に貢献すれば悪夢を見させる魔法で自分を犯す夢を見せてもいい」と言う条件で服従させているなど旅先でメンタルを鍛えまくった。

18巻ではルーシュと結婚し、子供が生まれ、両親から一文字ずつとってルギアルアと名付けた。ちなみに自分自身で助産することにより痛みなく出産した。


レイシャ・ソルディト

17歳。魔族(獣人族)の少女。魔王護衛隊最強最後の一人。勇者レイに洗脳された二人の姉からディアボロを守りながら逃避行していたところルーシュ達に出会う。

普段は気のいい姉貴分だが「首狩り姫」の二つ名を持ち、細腕ながら人魔問わずあらゆる首を跳ねてきた。さらに高度な風属性の魔法も使用できる上、ルーシュ達と違って正式な軍人と言うこともあり敵であれば容赦せずに殺す覚悟も出来ている。

また魔界でも特にヤバい種族として知られているブラックホーネットの巣に12歳で乗り込んでは当時の女王を狩り、その外骨格をインナー代わりに着ている。魔族では自分で倒した相手しか装飾として装備できない掟があるため大抵はこれを見ただけで格上どころじゃない化け物として逃げていく。

それ故物語序盤までは頼もしい味方だったのだが中盤頃より発情期を迎えてからは一気に性欲に逆らえなくなりさらにルーシュやマギアのチート化に伴って、ひたすらセックスばかりしてるキャラになりつつある。
なおこれまでも発情期を迎えたらまだ成熟していない十代前半くらいの少年をその辺から浚って一晩楽しんでいたらしい。

最新18巻では(おそらく)スタンとの間の子供が出来ていた。そしてその後本来の目的通りルーシュとも肉体関係を持った。(マギア了承済み)


スタンピード・ライア

23歳。ルーシュやマギアとは顔馴染みの商人。愛称は「スタン」。勇者レイに憧れていてかつて勇者レイが使っていたとされる装備のレプリカを大金叩いて購入、装備するなどお熱だったのだが倒すべき敵になってしまってからは複雑な感情を抱いている。

マクロドライブも多大な魔法も使えない、剣術も素人の域を出ないなど一行の中では最年長ながら一番戦力外だと自他ともに認めているが故に度々敵味方ともに想定外な戦果をあげる。

また、勇者レイが落とした本物の装備である「小さな加護の剣」を手に入れてからは怪物相手でも戦えるようになった。さらに元々商人として各地を渡り人魔問わず様々な対象と商売してるためか腹芸を得意としていて、詐欺や話術など人間が仕掛ける罠などに非常に強い。旅になくてはならない存在である。

その一方で「不死鳥」「カイザーペニックス」などの二つ名を持つほどの絶倫であり、しかも本編ではそこそこ年の離れた少女とばかり関係を持ってしまうなどセクシャルコメディ要員でもある。

(とある理由で離ればなれになっていたパーティとの再会の時も下記ハーレムとお楽しみしてる時だった)。当初はちょっと気になるレイシャへの操を立てて常時戦場とばかりにいつもフル装備だったがレイシャの姉であるフランから立てるだけ無駄と言われてからは吹っ切れたのか夜のリミッターを解除した。(って言うか基本的に日中且つ野外でヤってる)

また、コミックスの表紙になるのがかなり遅く1~3巻はルーシュ、マギア、レイシャだったのに彼が表紙になったのは15巻である。

最新18巻ではソルディト三姉妹、つらら、フェアリア、ルサルカとの間に子供が出来て超ハーレム状態となった。また、豪邸を購入してルーシュ一家と同居している超勝ち組男である。
旅商人なのに収入は大丈夫なのだろうか?


ディアボロ

勇者レイによって三年前に倒されたとされる魔王。現在はゴブリン(下記参照)によく似た小動物の姿になっている。
思想的にも知識的にも作者の分身と言って差し支えなく基本的にこの世界の知識はスタンか彼から明かされる。

小動物の姿になってからは自力ではほとんど魔法を使えずゴブリンにも負けるほど弱いが、その知識や技術は凄まじく一時的にマギアの肉体を乗っ取った時は最低限の魔法しか使っていないにも関わらず盗賊団を殲滅している。

敵であるキャロスにとある存在の降臨法(ただし本人は30年前に同じことをして失敗している)を教えたりそもそもどうして今の姿になったのかなど不明な点が多い。

ちなみに一般人相手には「ボロ」と語尾をつける可愛い系小動物を演じてはレイシャの腹筋を破壊している。

高齢故かルーシュ達にベビーブームが来てからは子供達に散々おもちゃにされているが目に入れても痛くないなどと言っているなど子供が可愛くて仕方ないらしい。
しかしそんな中ついにその目的が明らかになり……
詳細は該当項目にて


ルサルカ・モーデリア

20歳。ルーシュの姉。第一話で町を焼かれ意識を失ったところを勇者レイにさらわれた。彼女の救出がルーシュ一行の旅の目的のひとつである。

……のだが勇者レイの目的が天空の扉だと知ると出任せで成層圏にそれがあると伝え、
勇者レイの部下である将軍達全員を巻き添えにして世界各地の危険地帯に音速で飛び回り「元の場所に戻りたかったら私を守りなさい」として
危険なモンスターに突撃させたりマクロドライバー以外は流されて死ぬしかない危険な海峡に突っ込んだりして将軍達を壊滅させた上で疲労困憊の勇者レイやキャロスを相手に女王様プレイさせるなどとてもさらわれのお姫様とは思えない魔王ぶりを見せているがルーシュ達はまだ知らない。

実はスタンに惚れているのだが子供の頃にその腹黒いところを見られたことでマジびびりされ、それ以来レズに嵌まっていたらしい。
レズの手腕はすさまじく、さらわれたその日にキャロスを即落ちさせ完全に陥落させた。
最新18巻では戦う意味がなくなったため勇者レイによって解放され、ルーシュの元に帰還。
また、誤解が解けたのかスタンとよりを戻し、彼の子供を出産することになった。



勇者レイ

かつて魔王ディアボロを倒したとされる伝説の勇者。厳密に言うと人間ではなく竜人種に当たるらしい。

かつては昭和の少年漫画のように難しいことは考えない少しスケベな少年だったが魔王を倒して恋人とゴールインして幸せだったところ「魔王をも倒してしまう力」を恐れた国王によって毒殺された。が、「大いなる加護の鎧」の一部を装備していたことで死体に向かって鎧の本体が動き、死体に装備したことで蘇生。

数多の人魔を一瞬で殲滅する「収束極大雷撃魔法(ギガボルト)」、一度装備すれば絶対に死ななくなる「加護の鎧」、タイミングこそ不定だが知りたい情報を何でも教えてくれる「天恵の冠」など数多くの強力な魔法、装備を有し復活直後に王国を滅ぼす。

しかしそこで復讐は済んでいてそれ以降はとある人物より聞いた天空の扉を開けることを目的として行動している。

かつてのようなまっすぐで熱い性格は鳴りを潜め、目的のためなら手段を選ばずにいる。その一環としては現在の魔王セイタンを服従させて魔族をも支配。かつての魔王すら不可能だった世界征服を完了している。
……そして彼が天空の扉を開けて叶えたいと言う願いは「全てをなかったことにする」事である。

ラスボスである筈だが基本的にやってることはルーシュ達の規格外な活躍にドン引きする事と現実逃避に洗脳した女を抱いてることである。
最終的に天空の扉を開ける事は即ちこの世界の神になる=永遠の時に囚われる無間大紅蓮地獄である事が判明、多くの命を奪った罪滅ぼしとしてキャロスとともに神になる事を受け入れディアボロ一行から指定される扉を開ける日を待っていたが、水面下で神になりこの世界を迫りくる「滅び」から救おうと画策していたディアボロのオリジナル魔法「停止封印魔法」によって時を擬似的に停止させられている(ディアボロ曰く「神経質だとは思うが万一にも神になることを妨害させないため」)。


キャロス・インシエム

レイと協力関係にある謎の少女。金髪ロングと純白のドレスが目印。非常に高度な魔法を当たり前のように使う強力な存在……なのだが名乗りをあげて登場した次の回でルサルカに調教されて牝犬になってしまった。

その正体は「ラクシア」と言う亡国の姫の幽霊が取り付いていて父親の事を性的に愛していてわずか5歳の頃には側近を性的にたぶらかしていただけの「普通の少女」である。父が応じてくれてからは近親相姦に更けていたのだが母親に見つかり父は自殺。祖国には呪いが撒かれてしまい滅亡した。

それからは「ラクシア」の記憶から天空の扉に関する情報を得て勇者レイと協力関係となった。

勇者レイによって全てがリセットされると言うのにラクシアが亡国の民と再会した時には自分の肉体を貸し与えたり、かつての婚約者である王子が生きていた際には肉体は自分でありながら結ばせたり心優しい少女なのは間違いない。しかしそれ故に……。

正確な年齢は不明だがラクシアが亡くなったのが本編16年前であり、生まれた時からラクシアが取り付いていたことから16歳未満だと思われる。

父の蘇生によるハッピーエンドを望んでいたがそれが無意味だと理解させられてからはその身をラクシアへと貸し与え、王子との間に子供を作った。

ラクシア

耳長族の姫。享年16才。嘘つき鬼族によって故郷を滅ぼされた。婚約者がいたが幽閉され、自分一人になっても故郷のために戦うべく禁じられた魔法に手を出したことで人ならざる姿となりながら死んでいった。
それからは何故かキャロスの精神に憑依することになり、彼女とは一心同体の運命となった。

お姫様だが虫が好きらしく、綺麗なドレスや髪が汚れるのも厭わず2メートル級の虫型モンスターを多数飼育してはよく戯れている。
しかし肉体はキャロスのもののためよく怒られる。
他にも琴が好きらしく、故郷が健在の頃はよく家族や家臣達に聞かせていたらしく、キャロスに宿ってからもその腕前などは一切変わっていない様子。

ガッシュ達が嘘つき鬼族に戦争で勝利し、故郷が解放された後当時の婚約者だった王子と再会を果たし、キャロスの協力もあってやっと結ばれることが出来た。

ちなみに何故か天空の扉の事を知っているらしく、最低でも本編開始3年前にはキャロスに伝えていたらしい。
(後の展開からすると恐らくラクシアがキャロスに教えたのでは無くもう一人からの情報だと思われる。)


フラン・ソルディト

20歳。レイシャの下の姉。戦姫の二つ名を持つ。何故か関西弁を使う。
三姉妹最弱と言う不名誉を持っているが汎用性の高い風属性の魔法を姉妹で唯一持っていないと言うだけで純粋な戦闘能力はかなり高い。

勇者レイに洗脳されていたがスタンに頭を狙撃されて蘇生された際に洗脳魔法が解けたらしくそれ以降正気を取り戻して味方になる。

妹同様かなりの性豪だがスタンには負ける。

スタンとの間に生まれた子供にスターライトプリンセスだの名前をつけようとしたためネーミングセンスは最悪。


マーレ・ソルディト

三姉妹の長女。年齢不明。勇者レイがディアボロと戦っていた頃には既に巨乳だった事もありフランよりかも少し歳が離れているように見える。

ずっと洗脳されているため素の性格は不明だが勇者レイの回想シーンでの洗脳前の頃も口数が少ないため正確なところは不明。

魔法に関してはぶっちぎりのチートであり、巨大なドラゴンを複数使役したり特定範囲内に入った敵を一瞬で洗脳して目的を果たせている幻覚を見せたり出来る。劇中何度か死んでる勇者レイを生き返らせてもいる。

魔法の影響を遮断するカーテンを被せられた上で勇者レイを無力化(実質死亡状態)したにも拘らず自力でカーテンを払い除けて勇者レイを復活させているなど謎が多い。
登場シーンのほとんどが勇者レイに凌辱されてるかブッ殺された勇者レイを蘇生しているかであり基本おっぱい丸出しな不遇なのか分からないアレな人。

勇者レイの全面降伏により洗脳も解除されて解放されるが洗脳されていた頃より無口になっていてぶっちゃけ姉妹にしか違いも考えていることもわからない。
そして何故かスタンと肉体関係を結んで妊娠した。(勇者レイに散々されていたため彼との子供の可能性もある)


つらら

14歳。氷雪族の娘。巨乳。ドジッ娘。男性が非常に少ない種族ゆえ早ければ12歳から行為をおこなって個体数を増やさなければ行けないためか既に娘がいる。

自称氷雪族最強だが実際に氷属性の極大魔法を使用できるためかなり強いのは間違いない。

スタンへの刺客として放たれるもいつしかスタンの嫁と化した。しばらくはただの仲間だったがフラン参戦より美味しくいただかれた。


フェアリア・マークレーデン

13歳。勇者レイの部下である竜人族の少女。つらら同様スタンへの刺客として放たれた。(時期は違うし、互いに面識もない)

飛竜のリリイを連れている。リリイに乗っている時はもちろん生身でもかなりの実力を誇り、スタンがラッキースケベ発動させなければまず勝てない相手だった。

基本相手が目上だから敬語だがつららなど同格が相手だと意外にもボーイッシュな口調となる。

つらら同様にスタンの仲間Bでしかなかったがフラン参戦により以下略。スパイとしても参加していたため彼女は初体験を実況&喘ぎ声付きで味方全軍に垂れ流すことになった。スタン終了のお知らせ


ガッシュ・アルファルド・G・ダンダルフィア

14歳。三つ目族の第三王子。ドジッ子。かつて祖国を滅ぼされ奴隷として売られていたリンゴを貿易のための資金を使って購入してしまったために国を滅ぼしかけてしまった。滅亡寸前の三つ目族復興のために勇者レイに協力する。

ルーシュとは刺客として出発していながら料亭で相席になり一緒の鍋をつついた仲な事もあって非情になりきれずにいた。

ルーシュのマクロドライブと比べるとかなり遅いがそれでも時速500キロを出せる高速移動魔法を使用可能。

最初はリンゴにドキマギしてるだけのヘタレだったが祖国を嘘つき鬼族から解放した暁には無事結ばれている。また王位継承権こそあるが継承する可能性が低いため純血を保つ必要もないため正式にリンゴと婚約を結んだ。そして15歳の若さで父親となる。


リンゴ・ミッズガル

14歳。メルテ王族に連なる貴族の娘。人間。金髪ツインテ。(若干キャロスと間違えやすい。特に全裸だと)

嘘つき鬼族に祖国を滅ぼされ奴隷として売られていたところガッシュに買われる。それをガッシュは民の餓死と言う形で責められそうになっていたがお礼として祖国が持っていた畑に関する秘伝の技術を用いることで無事復興させた縁を持つ。

ややツンデレ気味だがガッシュへの好意は結構素直。そんなこともあり作中初登場時に処女だったヒロインの中では8巻と言う早い時期に大人となっている。
ルーシュ達のベビーブームより5ヶ月早く子供を出産している。


ナナ・バルバロス

28歳。巨乳。三つ目族。処女。腐女子。

ガッシュに仕える女性でありゴスロリ風の服を着ている。教導隊の隊長でもあり時間稼ぎもあってかマギアに対して鬼のような、しかし優しく非常に勉強になる形で教育をつけた。

経験がないことそのものは気にしてないがその事を兄含め他人から言われるのは気にしている。

後に部下から一人立候補されたため遅咲きながら無事経験者となった。


ドリアン・バルバロス

32歳。ナナの兄。14歳の娘がいる。

武器開発を行っており、ファンタジー世界でありながら銃火器をもたらした。男性側の教官であり、スタンと戦うが時間稼ぎの幻だとすぐ見破られてしまった。

ナドゥ

13歳。氷雪族の少年。とても寡黙な少年だが……


こゆき

12歳。氷雪族の少女。ナドゥ曰く「親子丼美味しいです」。
全く重要なキャラではないが作者のお気に入りなのか全く出番がないのに17巻の表紙に選ばれた。

ガルドフス

勇者レイの部下である獣魔族の英雄。侍のような性格をしていて義に厚い。
1トン以上もある鎧に包まれていながら最高級馬車よりも速く走れるし、ひとっ飛びで数百メートル上空まで行けるフィジカルモンスター。
魔王ディアボロの臣下でもあり、かつては勇者レイの前に立ちはだかってはギリギリのところで敗北した。

現在は獣魔族に僅かしかいない雌の個体が行方不明になったためにその捜索のために勇者レイに協力していたのだが嘘つき鬼を経由して勇者レイが既にお手つき済みで魔王城地下に幽閉されていたことが判明。
スタンとの縁もあり、ルーシュ一行の仲間入りを果たした。

かなり生命力が強く、常人なら一発受ければ一瞬で心臓停止して死ぬ即死魔法を数発受けても生死不明の重傷程度で済み数日程度で戦闘可能になるまで回復している。


フィース

平和の聖女の二つ名を持つ。どんな敵でも友愛の信念で仲間にしてしまう恐ろしい聖女。その際にレイプされようとも子を下ろしたりはせず既に三人の子供がいる。その言動だけで戦争を終わらせられると本人は信じているが彼女には二つの能力がある。
ひとつは100キロ以上の範囲内に存在するあらゆる武力や攻撃魔法を分解して消滅させるミリタリーバランスブレイカー。(ぶっちゃけFGOのナイチンゲールの宝具)そしてもうひとつは彼女と接して数日経過する事を条件に自然と洗脳してしまう能力である。
本人は頑なに認めていなかったが詐欺と洗脳だと判断したスタンによって斬殺された。……信者達はその事実を認めながら新たな宗教を開拓したが恐らくそれは別の話。早速2代目が登場してたけど


バルドフェルド

勇者レイの部下のひとり。飛竜騎士団の将軍。
極めて理知的にルーシュ討伐を行おうとしているが逆に極めて消極的で決して定石を利用しない勇者レイに対して苛立ちを見せている。
しかしいざ出撃命令が下されるや否や部下の天才少女は公開セックスするわどっかの聖女に軍隊全部持ってかれるわようやく遭遇したルーシュは妖精族の二人の援助を受けていたため妖精族と戦争することになるわかなりの苦労人。
その後勇者レイは全てをリセットするため部下達の粛清に走り、その後すべてが無意味と知り降伏を受けるのだが半ば精神崩壊しながら徹底抗戦を続けている。


ボルケーノ

勇者レイの部下である商人。大国すらまともに口を挟めないバウ商会の代表。最初に勇者レイの手先としてルーシュ達を襲った。
レイシャに対して暴力じみた好意を持っている上、捕らえたマギアを凌辱するなどかなり危ない人物。

しかし曲がりなりにも資本主義を採用している世界観に於いては無視できる存在ではなく、大国をして常に皆殺しにされるよりマシ或いは皆殺しの方がマシかの判断を迫られる。

ルーシュ達に敗北してからはおとなしく商人に戻っていてディアボロの脅迫もありガッシュ三つ目族復興の手助けをした。(もちろん自分達がさらに儲けるための礎とするのがメインだが)

その後しばらく出番がなかったが、最終章にてポチと共にマギアとレイシャ用の魔法少女アイテムになるためにその身と命を捨てた。


バック&ローラ夫妻

32歳。妖精族の夫妻。幼児にしか見えないがおじさんおばさんらしい。

氷雪族が起こした吹雪とマギアが起こした熱波の激突で起きた大津波によって仲間とはぐれ密林で一人きりになり死にかけていたルーシュを助けた。当初はそれだけの仲だったが勇者レイの手の者がルーシュを探していたためバルドフェルドに襲われていた彼を助けるために現れる。

戦いのための技は持たないが狩猟用の技は持ち、十分戦闘行為は可能。また、人類はもちろん魔族としても妖精族は未知の相手であるため容易に敵対行動を取れないなどかなり厄介な存在となっている。

基本的に聖人と言って差し支えないがあらゆる知的生命の鏡のような存在である妖精族のためか悪魔のような人格を持っていて、詐欺を働かせようとした盗賊達を嗤いながら凌辱しながら虐殺するなど危ない面もある。(ルーシュがこの一面を知るのが早いタイミングだったのと命を何度か救われた恩があるためか特に問題にはならなかった)。
また、生きていればルーシュと同い年くらいの息子がいたらしい。


空っぽの人

時折ディアボロの前に現れる放心した謎の男。
その正体はかつて天空の扉を開けたことであらゆる望みと不老不死を得た人物である。
当時の勇者のパーティメンバーで荷物持ちに過ぎなかったが願いを叶えたことであらゆる文明のバランスは崩れ彼の中で興味を持ってしまったものは「金」であれ「女」であれ「知識」であれ全てが価値のないものとなってしまった。
後にとある人物は彼を「神」と名付けている。
ルーシュ達に天空の扉について語った後姿を消した。


<種族>

人類

人間界に住む。魔族からしても独特な生活を送っているらしい。かつてディアボロによって滅亡寸前まで追い込まれたためか意外にも登場する人類はかなり少ない。
一応地球と呼称されるが地形が現実のそれとは全然違うものとなっている。

魔族

魔界に住む。様々な種族が共存していてそれを魔王が支配している。しかし魔王でも全てを押さえ込むことが出来るわけではない。
地球における陸地の1割を占めていて、そこでは魔素と呼ばれる特殊な成分が空気に含まれており基本的に魔族はその1割の大地でしか生息できないとされているが、
実際には慣れさえ必要だが他9割の陸地でも生息可能なことが判明した。
(それが原因で結果的に人魔の戦争に繋がる)
人類に対しても最初は友好関係を結んでいたがやがて人魔間での差違から疑心暗鬼が発生、人魔両方の悪人達が蔓延った結果ディアボロによって人類側を滅ぼすことで関係を断ち切ろうとした。
そしてその驚くべき正体とは……

・獣魔族

獣の特徴を持つ種族。身体強化以外の魔法は基本的に使えないが、それだけでも他を圧倒するほどの戦闘力を持つ戦闘種族。
「飛び道具を使うより自分達が突っ込んだ方が速くて強い」レベル。
基本的に豪放磊落で細かいことは気にしない主義で、敵であっても酒を酌み交わせば過去の遺恨は水に流すほど。
ただし、種族的に女性が希少であり女性関連のトラブルだけは決して許さない。
仮にフィースによって世界から攻撃魔法が失われた場合、素のフィジカルの高さ故に世界最強の種族となり得るがどいつもこいつも侍気質故か仕える者への仁義故にそのような未来は望まなかった。

・氷雪族

雪山に暮らす部族。男性は希少。
主に氷系の魔法を得意とし、集団で構築する氷魔法の威力は絶大。
最新刊にて恐るべきルーツが判明する。

・妖精族

概ね子供程度の身長しかない種族。善良で邪悪で危険だが付き合い方を間違えなければ基本的には良き隣人、という一見すると意味不明な種族。身体能力は見た目通り低いが、魔法を得手とし妖精族独自の技術も持つため、決して貧弱な種族ではない。
その本質は、「相手の性質を映し出す鏡」。善意には全力の善意で、悪意には全力の悪意で返すのが妖精族の流儀。

・嘘つき鬼族

種族としての性質として「嘘と騙しで陥れるのが最も効率がいい」という教えが蔓延っているどうしようもない一族。同族間ですらその考えが罷り通っているため、もはや種族全体として詰んでる状態に近い。国のトップ陣はそれに気付いているが、対策の立てようもない状態。
しかし、単純に人口が多く、バトルワイルドボアという強力な戦闘用猪も多数所持しているなど、国家としての戦力だけは本物なのでタチが悪い。
100年前に女性関連で獣魔とトラブルを起こしたため、獣魔では「国境に嘘つき鬼が入ったら問答無用で殺して良い」と法律に明記してある。

ゴブリン

人間界に住むウサギのような二足歩行の小動物。人間の言葉を話すこと以外の生態としてはネズミに近くどんな場所でも住み着きどんなものでも食う。そして単体生殖により無限に数を増やす。

一体一体では人間の子供はおろか他の小動物にすら負けて補食される。よく共食いをし、生まれたばかりの子供すら食べる。その上で生き残った個体がどうして自分は生き残ったのかを考えた末「自分は優れている→自分は神」だのと狂った結論に至り、その結果「本能の壊れた害虫」として人類側に知れ渡っている。そのためか外見だけなら可愛いがルーシュもマギアも見つけ次第殺している。

その一方で「国を食らう獣」と言う二つ名を持つように人間として最も警戒すべき生き物でもある。ただの害虫として駆逐されているだけのゴブリンの中にはごく稀に非常に知能の高いゴブリンキングとされる個体が誕生すると、その個体を中心にゴブリンの国家「ゴブリンランド」が形成され、残酷なまでに理想的な軍略を以て人の町や国家を襲撃、支配してしまう。

一体一体は小動物にも負けるほど弱いが人間のそれとは比べ物にならない顎の力と持久力と繁殖力を以て制圧を開始する。対ゴブリン用の罠も人類側には存在するのだがキングには通用しないため逃げ惑う民もフル装備の軍人も歴戦の軍師の知恵を与えられた数億体以上もの小動物に襲われては次々と食いつくされていく姿は人類最大の天敵と言って差し支えないだろう。

そして……

魔法

ドラクエモチーフの世界のため当然のように存在する。
魔力を消費して発動するものが多く、戦闘から日常生活で使われるものなど多数存在し、
この作者の作品にしては珍しく世界規模で当たり前のように使用されている。
魔界の生物には魔力を持ち、魔法を使用できる存在も珍しくはない。
しかし、魔族の方が魔法が使えるものが多いというわけではないらしい。
(とは言え魔王含め魔族の強者はほぼ間違いなく上級魔法が使用できるので無関係ではないと思われる)

この世界の魔法はポケモンのわざマシンのようなもので、素質がある者にしか使用できずまた他人が使用したのを見ただけで覚えて使えるようになるというわけでは無くその魔法を使用できる他人から継承される必要がある。
狙った魔法だけを継承できるわけではないらしく、一度すべての魔法が相手に伝わりその後素質が合った魔法だけが使用可能になるらしい。
そのためスタンピードなどの魔法の才能が全く無い人物は基本的な魔法すら使えない。

大昔から日常的にも戦争にも使われていることから無効化手段も多彩であり、一部人間の国家では携帯できる癖に広範囲に渡って魔法を無効に出来る装置が存在している。
(流石に国家機密レベルの重要兵器だが)

魔法が使用できるというだけで兵装した成人男性の数倍以上の戦闘力を持つと見なされるのだが、魔王ディアボロの魔法をすべて継承できたマギアは当初兵装した成人男性であるスタンと比較して数十倍の強さを持っていながら全くその自覚がないなど情報や認識には偏りが見られる。

ルーシュのマクロドライブは出力魔法、空力制御魔法などの複数の魔法を奇跡的なバランスで組み合わせた複合魔法であるため、人間の手で新たな魔法を作り出すと言うことも可能なようであるが、一度崩してしまうとよほどの大魔法使いでもなければ再構成することは出来ないらしい。





追記・修正は一時の願いのために不老不死になってからお願いします。


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