フレーバーテキスト(遊戯王OCG)

登録日:2022/07/12 Tue 07:37:25
更新日:2024/04/16 Tue 15:02:28
所要時間:約 22 分で読めます




本項目では、『遊戯王OCG』のフレーバーテキストについて解説する。
フレーバーテキストそのものの説明はこちらを参照。

目次

【概要】

各カードのフォーマット上テキスト欄が1つしかなく枠外のスペースも余裕がないため、
遊戯王OCGにおいてフレーバーテキストが付くのはバニラ…通常モンスターのみで総数自体が少な目。
なので、カードの背景ストーリーは魔法罠に描かれたイラストで何となく把握するのが主流。
それでもガイドブックなどを見ないと具体的な詳細が全くわからないという事も稀によくある
ただ近年は後述するヴェルズやクリフォートのようにかなり凝ったテキストを持つカードや、フレーバーテキストを記述できる抜け穴があるバニラも出てきている。

一時期はノーマルモンスターがブースターパックに収録される事はほとんど無くなっていたが、
9期ごろから1パックに1枚は安定して収録されるようになっている。
通常モンスターにしかフレーバーテキストが書かれない性質上、そのカードが属するカテゴリや世界観を紹介する役割を担っている感が強い。

一方で、OCG初期の頃は実際のステータスや運用性が明らかにフレーバーテキストに釣り合ってないカードが矢鱈と多かった。
それらのカードは多くが物笑いの種になっていったが、その一部には熱狂的なファンがいるカードもある。
ちなみに、過去の非OCGゲームでは、OCGにおいて効果を持っていたモンスターや融合モンスターの多くが効果無しモンスターとして出演していたことがあり、そちらではオリジナルのフレーバーテキストが存在していたことがあった。

そもそもフレーバーテキストが記述されるカードが少ないというのもあるものの、他TCGと比較してフレーバーテキストに遊び心が強いのも特徴であり、
さかさまから読む暗号風、切なげな物語風、windowsのプログラム言語風、評価サイトのレビュー風など様々な新規路線に挑戦している。
中にはフレーバーテキストに『暗黒海』やら『最も親しみ深く愛される』やら『限界を感じる』なんて書かれたせいで屈指のネタモンスターになってしまったものや、
黎明期に登場したカードの素朴な疑問に答えてくれるモンスターというのも登場した。
遊戯王もバニラ需要こそあるものの今やバニラビートが工夫無しで戦えるような素朴なゲームではなくなってしまったため、
このようにしてプレイヤー間の価値や話題性を高めるひとつの工夫である。

なお、フレーバーテキストにカード名が記されていても、「カード名が記されたカードを参照するカード」で参照することはできない。


【有名なカード】

原作関連

魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。
最早説明するまでもない王様の愛用カード、ブラマジ。
現在はこのカード以上の能力の魔法使いは山ほどいるのだが、一応現在でも魔法使いバニラでは攻守の合計が2位だったりする。

高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。

旧テキスト
攻撃・守備が最高の、なかなか手に入らない超レアカード。

真紅の眼を持つ黒竜。
怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。

旧テキスト
攻撃力は上級レベル。まぼろしの超レアカードだ!

闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。
悪魔族ではかなり強力な力を誇る。

旧テキスト
闇の力で心を惑わす。悪魔族ではかなりのレアカード。

原作の有名カード達。
上記のように初期の頃は原作準拠でレアカードであることを強調するテキストだったのだが、現在はテキストにエラッタが入っている。
再録やらノーマル仕様やらでばら撒かれているしね。限定仕様はもちろんお高いが

  • 千年原人
どんな時でも力で押し通す、千年アイテムを持つ原始人。
  • 千年の盾
古代エジプト王家より伝わるといわれている伝説の盾。
どんなに強い攻撃でも防げるという。

旧テキスト
千年アイテムのひとつ。
どんなに強い攻撃でも防げるという。

千年アイテム関連のカード達。
千年の盾の方は原作設定と矛盾するため、エラッタされている。

α、β、γで変形合体する。

OCGでは2021年現在フレーバーテキストが最短(13字)である磁石トリオ。
ちなみにOCGの効果欄の最短文字数はバニラ融合である深海に潜むサメの5文字*1

  • 暗黒騎士ガイア
風よりも速く走る馬に乗った騎士。突進攻撃に注意。

今では儀式になったり、混沌を開闢したりする姿をよく見かけるガイアさん。
新規召喚法が出たての頃に対応したリメイクカードよく出てくるお方。

人に羽のはえたけもの。美しく華麗に舞い、鋭く攻撃する。

今や一大勢力であるハーピィ・レディの開祖。
他のカードにも言えるのだが、リメイクや派生形によって元祖のカードがデッキから抜ける本末転倒な自体になっている。

宙に浮いているので地割攻撃をうけない。

ペガサスの「トムの勝ちデース!」の台詞と共に一躍注目を浴びたカード。
なお、このテキストは『遊戯王デュエルモンスターズ』第16話の回想シーンで行われたキースとトムのデュエルで確認できるものであり、 OCG化されたこのカードは効果モンスターとなった ためこのテキストは記述されていない。ちょっと残念
ただし効果の再現度(?)はそこそこ高い。

フィールドに壁を出現させ、出口のない迷宮をつくる。
原作ではフィールドを迷宮フィールドに変化させる魔法カードであったが、出口はちゃんと用意されていた
とはいえ迷宮変化等で迷路の形を作り替えたり出口には超強力モンスターが待ち構えてたりするため、「出られずに果てる」=「出口がない」という比喩表現の可能性もある。

丸いゴキブリ。ゴロゴロ転がって攻撃。守備が意外と高いぞ。
守備力1400は別段高いとは言い難いが、登場当初の環境ではレベル4モンスターとしてはそこまで低くない数値ではあった。
現在でもいわゆる「リクルーターライン」を止められる数値であるため、どうしようもないステータスという程でもない。
ちなみに「意外と攻撃力、守備力が高い」「意外と強い」とフレーバーに書かれているバニラカードのほとんどがそんなに高くなかったりする。

  • ルイーズ
体は小さいが、草原での守備力はかなり強い。
攻撃力は1200と低いが、守備力は1500かつ獣戦士族であるためフィールド魔法《草原》で+200アップできる。
しかしそれでも守備力1700は「かなり強い」というには厳しい。上記の連中のように「意外と」ならそれらしかったかもしれないが。
……と長年ネタにされたりされなかったりしていたが、2021年に遊戯王ラッシュデュエルに参戦。《草原》も同じ効果で参戦済み。
全体的にステータスが調整されたあちらでは守備力1500は非レジェンド下級モンスターの中でも最高値であり、草原での守備力1700ともなれば文句なしに「かなり強い」
フレーバーテキストもOCGと同一なので、まさに面目躍如といったところ。

成長したらどんなムシになるか分からない、小さな幼虫。
実際には成長したらこうなる。

山の砦を守る竜。天空から急降下して敵を攻撃。

  • 逆転の女神
聖なる力で弱き者を守り、逆転の力を与える女神。

その他、原作出身でネタにされやすい連中たち。

三幻神
GBソフト『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』に付属された三幻神カードのみフレーバーテキストが記されている。
発売当時ラーのみ原作で使用されていなかったため同ゲーム内のオリジナル効果*2に準拠した内容になっている。

天空に雷鳴轟く混沌の時、連なる鎖の中に古の魔導書を束ね、その力無限の限りを誇らん。

その者、降臨せしむれば、灼熱の疾風大地に吹き荒れ、生きとし生ける者全て屍とならん。

精霊は歌う。大いなる力、すべての万物を司らん。その命、その魂、そしてその骸さえも。

名物バニラ

どこにでも出てくるガイコツのおばけ。攻撃は弱いが集まると大変。
攻撃力300は登場当時でもどん底の弱さだったが、低レベル通常モンスター補助の増えた現在では、
トライワイトゾーンとピラミッドパワーを組み合わせると一瞬で攻撃力2300が3体並ぶ事になるため、本当に集まると大変な事になるようになった。

水をあやつる魔法使い。分厚い水の壁をつくり敵を押しつぶす。

今はまだおだやかな心を持っているが、邪悪な心に染まる運命を背負っている…

ドラゴン族を操る才能を秘めた戦士。過去は謎に包まれている。

何を考えているのかさっぱりわからない天使のはみ出しもの。たまに怒ると怖い。

森の精霊。草木の力を借りて相手の動きを封じる。

大天使の力を手に入れる事ができるという聖域を探し求める戦士。
邪悪な魔族からの誘惑から逃れるため、孤独な闘いの日々を送る。

※遊戯王OCGではそこそこ知名度があるバニラカード達。
派生形態や専用サポート、他カードのイラストへ出張する頻度も多い。

あらゆる手段を使ってジャマをすると言われているおジャマトリオの一員。三人揃うと何かが起こると言われている。

GXでお馴染みの《おジャマトリオ》。
カードプールが増えるたびにできる事が増えていく侮れない連中である。

微妙なバニラ

モリンフェン様を筆頭に、OCG初期にちらほらいた微妙なステータスの連中。
関連項目も参照の事。


長い腕とかぎづめが特徴の奇妙な姿をした悪魔。

大きな耳と目で周囲を監視する、恐ろしい風貌の天使。

目から出す怪光線で、相手をゾンビに変えてしまうと言われている。

魔界に生息するモンスター。闇の炎をはき攻撃する。

黒いマントをはおった魔術師。正体は言葉を話すシシ。


レベル4攻撃力2000

《ジェネティック・ワーウルフ》から始まった、レベル4かつ攻撃力2000という恵まれたスペックで同攻撃力以下のデメリットアタッカーのお株を奪ったバニラ達。
このうち、《幻のグリフォン》はOCG初期の羽根帚メタカードに描かれていたモンスターで、単独のモンスターになったのは実に15年後の事であった。


  • ジェネティック・ワーウルフ
遺伝子操作により強化された人狼。本来の優しき心は完全に破壊され、闘う事でしか生きる事ができない体になってしまった。
その破壊力は計り知れない。

  • メガロスマッシャーX
太古の大海原に突如として現れた恐竜型バイオノイド。
自慢の消音装甲で獲物の背後に忍び寄り、音もなく喰らいつくが、捕食モードになると体が発光する仕様なのでよく逃げられてしまう。

  • 幻のグリフォン
山岳に隠れ棲む伝説のモンスター。その翼はひと羽ばたきで嵐を巻き起こすという。ハーピィとは仲が悪く、狩場を巡って争いが絶えないらしい。

  • ゾンビーノ
ふたりは とってもなかよし
しんでもいっしょ よみがえってもいっしょ
はなれることはない
だから ふたりがであうことは もうにどとない

  • G戦隊 シャインブラック
黒光りするスーツを身にまとい、戦場を駆け回る"黒の閃光"…。影あるところにG戦隊あり!
隠された飛行能力を駆使して巨大なモンスターにも立ち向かうぞ!!

  • 幻殻竜
別次元から突如として飛来した謎の生命体。
高い攻撃力と奇襲能力を併せ持つ。その攻撃は対象物の神経を麻痺させ、強烈な幻覚症状を引き起こす。

  • ライドロン
高い適合能力を持った電子獣。縄張り意識が強い。

以前から気になっていた軍貫一筋の軍港に。
ここのしゃりは年間二千隻しか製造されておらず、独自開発した粘り気の少ない古米によって
他港には無い重厚感が愉しめる事もあり、数多の通を唸らせてきた逸品。
港内の雰囲気も格式高く胸が高鳴ります。
念願の軍貫は、お酢比率、握り加減、造形が正に職人技で流石の一言。
店主曰く「円みと芳醇な香りを備えたEDO-FRONT製の赤酢も近日入港予定」との事で調和が大変楽しみです。
周辺海域が若干騒がしかったのが残念でした・・・。
今後の期待も込めて今回は星4とさせていただきます!
通販サイトのレビュー風のテキスト。
よく見ると「年間建造数」と評価の☆の数がそのまま攻撃力とレベルに対応している。
「今後の期待を込めて」の減点はレビュー的には粗捜しのようで敬遠されがちだがOCG的には使いやすくなるので大歓迎。
ちなみに2022年現在フレーバーテキスト最長文字数である。

  • ジョングルグールの幻術師
もりあげじょうずなだいどうげいにん うたやおどりでゆだんをさそい おかしなじゅつでこうげきしてくる そのめがまわればきけんなあいず いそいでにげよう!
全てひらがなになっているフレーバーテキストに加えてイラスト内に更に枠がありそこからモンスターがはみ出している、とGB版の遊戯王を思わせる1枚。

…が、実は空白で区切られたテキストの文頭を繋げると「もうおそい」と言う文章が隠されている。
これをテキストの末尾に加えて空白ごとに改行すると
もりあげじょうずなだいどうげいにん
うたやおどりでゆだんをさそい
おかしなじゅつでこうげきしてくる
そのめがまわればきけんなあいず
いそいでにげよう!もうおそい
…と、隠しメッセージを含めると文章のバランスが取れる上に、枠からはみ出そうとしているイラストと危機を知らせるテキストも含めてあたかも《ジョングルグールの幻術師》がカードから飛び出して現実世界の我々に危害を加えようとしている様にも見える秀逸なデザインとなっている。

宝石ドラゴン

「こんなカードオレは36枚持っているよ…」でおなじみの《ダイヤモンド・ドラゴン》を元祖とする名前に宝石を冠したドラゴン達。
この中だと上述のレベル4攻撃力2000の1体である《アレキサンドライドラゴン》と対応サポートカードに恵まれすぎている《ラブラドライドラゴン》が頭一つ抜き出た汎用性を持つ。
その他《エメラルド・ドラゴン》も【聖刻】全盛期には《連鎖除外》対策で投入されていた。

  • ダイヤモンド・ドラゴン
全身がダイヤモンドでできたドラゴン。まばゆい光で敵の目をくらませる。

  • サファイアドラゴン
全身がサファイアに覆われた、非常に美しい姿をしたドラゴン。争いは好まないが、とても高い攻撃力を備えている。

  • エメラルド・ドラゴン
エメラルドを喰らうドラゴン。その美しい姿にひかれて命を落とす者は後を絶たない。

アレキサンドライトのウロコを持った、非常に珍しいドラゴン。その美しいウロコは古の王の名を冠し、神秘の象徴とされる。
――それを手にした者は大いなる幸運を既につかんでいることに気づいていない。

ラブラドレッセンスと呼ばれる特有の美しい輝きを放つウロコを持ったドラゴン。
そのウロコから生まれる眩い輝きは、見た者の魂を導き、感情を解放させる力を持つ。
――その光は前世の記憶を辿り、人々を巡り合わせると伝えられる。


占い魔女

遊戯王5D's』でカーリー渚が使用したカード達。上記のようにレベルと属性に対応したラッキーカラーとラッキーナンバーが記されている。
カテゴリ指定の浪漫カードこそあるが、基本的にはフレーバーテキストを用いたカード占いが主な用途。
遊☆戯☆王タッグフォース』ではオリジナルカードとして収録されたが、「COLLECTION PACK(コレクションパック) -革命の決闘者(デュエリスト)編-」でのOCG化に伴い効果モンスター化=フレーバーテキスト削除。ちょっと寂しい。

  • 占い魔女 ヒカリちゃん
このカードをドローした今日のあなたの運勢は、スーパーハッピー!
ラッキーナンバーは、1。
ラッキーカラーは、黄色。
ラッキーアイテムは、光るチャーム。
願いは何でもかなっちゃう!!

  • 占い魔女 エンちゃん
このカードをドローした今日のあなたの運勢は、ベリーハッピー!
ラッキーナンバーは、2。
ラッキーカラーは、赤。
ラッキーアイテムは、金魚。
楽しいことがおこるかも♪

  • 占い魔女 フウちゃん
このカードをドローした今日のあなたの運勢は、まあまあね。
ラッキーナンバーは、3。
ラッキーカラーは、緑。
ラッキーアイテムは、植物。
無くした物が見つかるかもよ。

  • 占い魔女 スィーちゃん
このカードをドローした今日のあなたの運勢は、ちょっと悪いかも。
ラッキーナンバーは、4。
ラッキーカラーは、青。
ラッキーアイテムは、傘。
東に向かうと運が向いてくるかもね。

  • 占い魔女 アンちゃん
このカードをドローした今日のあなたの運勢は、アンハッピ~。
ラッキーナンバーは、5。
ラッキーカラーは、紫。
ラッキーアイテムは、サングラス。
落し物に注意して!

  • 占い魔女 チーちゃん
このカードをドローした今日のあなたの運勢は、スーパーピンチ!
ラッキーナンバーは、6。
ラッキーカラーは、黒。
ラッキーアイテムは、革靴。
ライバルに差をつけられちゃうかも!がんばれ!


端末世界関連

  • A(アーリー)・マインド
A・O・Jの思考回路を強化するために開発された高性能ユニット。
ワーム星雲より飛来した隕石から採取された物質が埋め込まれており、高いチューニング能力を誇る。その未知なるパワーの謎は未だ解明されていない。

DUEL TERMINALにて登場した初の上級チューナーにして、
後に上述の《ラブラドライドラゴン》(107字)に抜かれるまでは当時最長の文字数(100字)を誇ったカード。

  • ジェムナイト・ガネット
ガーネットの力を宿すジェムナイトの戦士。
炎の鉄拳はあらゆる敵を粉砕するぞ。

ジェムナイトのアタッカー兼素材要因。
大会で英語版のこのカードを使用したプレイヤーが、対戦相手にテキストの確認を求められ
それに対してこのフレーバーテキストを一言一句諳んじたという話があったとか。

クリスタルパワーを最適化し、戦闘力に変えて戦うジェムナイトの上級戦士。
その高い攻撃力で敵を圧倒するぞ。しかし、その最適化には限界を感じる事も多く、仲間たちとの結束を大切にしている。

ジェムナイトではお馴染みのクリスタさん。
「最適化=効果を持たない」という事なのだろう。

ルメトモ ヲンエウユシ ツメハ イカハ ンネヤジルナウコウス
ノズルエヴンイ イシマタノラレワ ルナクアヤジ テシニイスンユジ

ヴェルズ堕ちしたジェムナイト・エメラル。
逆から読むと意味が通じる類のテキスト。

  • クリフォート・ツール
システムをレプリカモードで起動する準備をしています...
C:\sophia\sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。
次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。
C:\tierra\qliphoth.exe の実行を許可しますか? <Y/N>...[Y]
システムを自律モードで起動します。
  • クリフォート・アセンブラ
qliphoth.exe の 0x1i-666 でハンドルされていない例外を確認。
場所 0x00-000 に書き込み中にアクセス違反が発生しました。
このエラーを無視し、続行しますか? <Y/N>...[ ]
===CARNAGE===
たッgなnトiのoモdる知rヲu悪o善yりナnにoウよyノrりgトnひaノれsワiれワdはo人Gヨ見
イdなoレo知lもfカるeキr生iにf久永gベn食iてrッb取もoラtか木tノn命aベw伸ヲd手nはa彼

コンピューター用語でテキストが占められたクリフォートのバニラペンデュラム2枚。
アセンブラの後半部分は一見意味不明だが英単語と日本語を分けると意味の通った文章を読み解ける。
デュエルリンクスマスターデュエルから入った層がこのテキストをバグだと勘違いするという珍現象も起きたりした。

星遺物関連

  • 星杯に選ばれし者
機怪の残骸で武装する、真っ直ぐな心の少年。星辰の森に古くから伝わる『星の勇者』に憧れており、
妖精リースの願いを受けて、光を授かった仲間たちと共に七つの星遺物を解き放つ旅に出る。
”星明かりの勇者 掲げし剣に光を束ね 大いなる闇を討ち祓わん”

  • 星杯を戴く巫女
星神に鎮魂の祈りを捧げる巫女。
手にした杖は代々受け継がれし祭器であり、力を結界に変えて機界騎士による支配から森の民を守護している。
森の守護竜が懐く程の神通力をその身に秘めているが、普段は兄と幼馴染を大切に想う、心優しい少女の顔を見せる。

  • 星杯に誘われし者
機怪との戦いに明け暮れる青年。
森の周辺に生息する機怪蟲が突如凶暴化した際にも、一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。
常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。

10期で登場した星遺物を巡る各カテゴリの中心人物達。
それぞれ星杯の力を受けていない《星杯剣士アウラム》《星杯神楽イヴ》《星杯戦士ニンギルス》の三人なのだが、彼らに待ち受ける運命はあまりにも波乱万丈だった……。

  • 機界騎士(ジャックナイツ)アヴラム
国内版
星の光を守護する勇者 幻界せし闇を討つべく 選ばれしものに力を託す。
星の杯に継がれし意志は新たな鍵となり 闇を絶ち切る剣とならん。

英語版
"Check THIS out!"

そんなアヴラムの波乱万丈の途中経過。
この状態の彼は、上述したレベル4攻撃力2000バニラに属する。

国内版は星杯バニラの例に則った伝説の一文がテキストとなっているが、
英語版は3つの単語だけで構成された非常にシンプルな内容になっている。
「『これ』を見ろ!」といった意味のテキストであり、イラストではアウラムが《蒼穹の機界騎士》の装備を身に着けている事を見るに、
新装備を見せ付けているのだろうか。

星鍵は流れぬ涙を流し、天命は果たされる。神の門は嘶き崩れ、蛇は守人の夢幻を喰らう。其の魂は始まりの地に、彼の魂は終極の地に。
――此処に神獄たる星は闢かれん。

そんな波乱万丈の途中経過その2。
一見よく分からないテキストをしているが、ストーリーの流れを踏襲した文章。
この竜の誕生とともに物語はクライマックスへと動き出す。

その他

パワーカプセルにより、様々な能力を発揮する超高性能戦闘機。

グラディウス』シリーズの主人公機。
ちなみにこの機体と対峙する巨大戦艦は全て効果モンスターになっている。
なおテキストにあるパワーカプセルもOCG化しているが、残念ながらこのカードには対応していない。

  • アイツ
非常に頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っているらしい。

極上パロディウス』に登場する自機の1人(?)。
とてつもない潜在能力についてはユニオンモンスター「コイツ」を装備する事によって発揮される。

  • ソイツ
かなり頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っていると思っているらしい。

『実況おしゃべりパロディウス』に登場する自機の1人(?)。
アイツと違って「思っている」だけだからか、ユニオンモンスター「ドイツ」を装備する事によって発揮される能力もアイツに比べて控えめ。

シエンに仕える影武者。鋭い切れ味の名刀を持つ。

初期から存在したよくあるテキストのバニラ。
特筆するネタはDM第1話で最初に登場したモンスターという事ぐらいだったのだが……

  • 六武衆の侍従
六武衆を陰で支える謎多き人物。
今はもう闘う事はないが、体に刻まれた無数の傷跡が何かを語る。その過去を知る者はいない。

真六武衆-カゲキが戦いの中で失った両腕を背中の機械に付いていた副腕で補い、前線を離れた後の姿。
ステータスこそ全盛期の自分と同じだが、両腕とともに効果を失ったのだろうか。

  • 召喚士ライズベルト
妹セームベルをとても大事に想っている、心優しき兄ライズベルト。
昼下がりの午後に妹と一緒に魔術書を読む時間は毎日の日課になっており、そんな二人の仲睦まじい様子に周囲の人は自然と心が癒されてしまう。

前々から召喚師セームベルと関係があると噂されていたライズベルト関連のカードの一番初めの時系列と思われる1枚。
8期では《揺れる眼差し》など彼がどのような経緯を辿ったのかを描いた魔法罠カードが複数登場している。
一方、セームベルの派生カードは全く出ない

  • バニーラ
甘いものがとっても大好きな甘党うさぎ。
世界一甘いと言われる甘糖人参を探し求め、今日も明日もニンジンをかじりたい。

  • ラビードラゴン
雪原に生息するドラゴンの突然変異種。
巨大な耳は数キロ離れた物音を聴き分け、驚異的な跳躍力と相俟って狙った獲物は逃さない。

『PHOTON SHOCKWAVE』に収録されたバニーなバニラ2枚。
それぞれ、妙に特徴のあるステータスを持つ。

  • エレキテルドラゴン
国内版
常に電気を纏い空中を浮遊するドラゴン。
古代より存在し、その生態には未だ謎が多いものの、
古のルールにより捕獲は禁止されている。

海外版
Capable of indefinite flight. Attacks by wrapping its body with electricity and ramming into opponents.
IMPORTANT: Capturing the "Wattaildragon" is forbidden by the Ancient Rules and is a Level 6 offense, the minimum sentence for which is >imprisonment for no less than 2500 heliocycles.

魔法カード《古のルール》に描かれたレベル6・攻撃力2500の「エレキ」モンスター。
海外版ではテキストが変更されており、英語(変更された部分)を意訳すると「電気を身に纏い、相手に突撃する。重要事項:エレキテルドラゴンの捕獲は古のルールによって禁止されている。捕獲行為はレベル6の犯罪であり、その判決は2500日以上の禁固刑に値する。」と書かれている。
細かい事だが、犯罪レベルと禁固刑の日数はエレキテルドラゴンのレベルと攻撃力の値と一致している。

謎の刻印が刻まれた聖なる遺物。神の如く力を振るった龍の力を封じた物と伝承は語る。
黄金の太陽の下、悠久の刻を経て、それはやがて神々しさと共に太陽石と呼ばれるようになった。

  • 聖騎士アルトリウス
国内版
聖騎士団に所属する聡明な青年騎士。導かれるかの如く分け入った森の中、ついに運命にたどり着く。
そして青年は大きな一歩を踏み出すのだ。
――これは全ての始まりであり、大いなる叙事詩である。

海外版
No one shall ever know the truth behind
That fateful day. Artorigus went forth
To where the brilliant sword didst lay.
'Twas the first of many feats so great,
A legend through and through. We sing of him,
Artorigus, the Noble and the brave.
-From the Tales of the Noble Knights

日本語版では特に変わった要素は無いが、英語版は通常とは異なるフォントが使用されている他、
最後には「――聖騎士の物語より」という遊戯王には珍しい他の人物や書物からの引用文である事を示す文が書かれている。

いつも仲良しポテトとチップス。
ポテトチップスをかじりながら部屋でごろごろ。
コンソメパンチも美味しい。のりしおも美味しい。
ポテトとチップスの美味しい生活。

遊戯王チップスで登場したレベル2・攻守200と2揃えの貧弱な通常モンスター。
カルビーのうすしお味を食べる芋って共食いではないだろうか…

疫病に苦しむ故郷の村を救うため、霊薬の原料となるドラゴンの角を乱獲する女戦士。
その村はすでに、棲み処を追われたドラゴンたちによって踏み荒らされ、
焼き尽くされてしまった事を、彼女はまだ知らない・・・。

物憂い気な表情の美少女カード。
しかし薄幸どころではないあまりに皮肉かつ悲劇的な事態を起こしてしまっている。
約一年後にリメイクカードが登場する。救いがあれば良いのだが……

  • 竜核の呪霊者
永きに渡って狩り続けたドラゴンの返り血により、常人ならざる力を宿した女戦士。
その魂は斃されたドラゴンの怨嗟に染まり、疫病を撒き散らす邪悪な竜核へと成り果てた。
もはや帰る故郷もなく、本能のままに刃を血に染めたその目的は、彼女自身にも思い出せない・・・。

救いどころか悪化してしまった。

我、至高の玉座にて天地を統べる者なり・・・光あれ!

海流の渦をつくり出し人々を襲うと伝えられる海竜。
巨大なヒレから放たれるスパイラルウェーブは全てを飲み込む。

熾烈な戦渦を経た猛き龍。
傷付いたその身は古の光に触れ、浸渦を遂げた。
やがて、龍はその翼を広げ、天渦を制する煌となる。
その新たなる煌は、夢か現か幻か。

  • ドール・モンスター ガールちゃん
わたしたちのお家にようこそ!
コロンちゃんやデメット爺さん、たくさんのお人形たちと暮らしているの!

ラビィはこの切り株がいちばんのお気に入り。いつも登ってまわりをきょろきょろ。

メルフィーの森には個性豊かでかわいい動物たちがいっぱい。
切り株を見つけるとついつい座りたくなっちゃうそこのあなた!
さぁ、ラビィといっしょにメルフィーのお友達を探しに行きましょう♪


人は誰しも可能性に満ち満ちる。
行くも止まるも、施めるも解くも己次第。
めくるめく世界に扉は数多。
それを解くは魔法の鍵。
2つの鍵で1つの扉。
2つの意思で1つの姿。
扉を解けば世界が繋がり、巨大な力が顔を出す。





追記・修正は印象的なフレーバーテキストを思い起こしながらお願いします。

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最終更新:2024年04月16日 15:02

*1 内訳としては、指定する融合素材の組み合わせである『神魚+舌魚』のみが記述されている。その後融合素材には鉤括弧が付けられるようになったため、もし再録されれば鉤括弧付きの『「神魚」+「舌魚」』になるのでもうちょっと文字数が増える。

*2 お互いの墓地のモンスターを自分のフィールドに召喚し、更に相手フィールド上のモンスター全てのコントロールを得る