ビショップジャマト

登録日:2023/04/26 Wed 18:40:00
更新日:2023/09/02 Sat 19:15:40
所要時間:約 4 分で読めます




ビショップジャマトは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場する怪人である。


【データ】

身長:227cm
体重:87.6kg
特色 / 力:格闘 / 特殊な胞子の操作

【概要】

ビショップの駒にアミガサタケ・キヌガサタケ・ベニテングタケ・エノキダケなどの様々なキノコが合わさったような外見をした変異体ジャマトの一種。
女性のような甲高い声で鳴く。
爆発性の胞子は攻撃以外にも相手に幻覚を見せて同士討ちを狙う際にも使われる。

【派生種】

かくれんぼジャマト

ミッション:イス取りゲーム

イス取りゲームのボスキャラに相当するジャマト。赤い帽子の少女として、参加者のデザイアドライバーを奪って回った。
ドライバーを奪い返してこのジャマトを倒す事がクリア条件となる。

  • 赤い帽子の少女
演:佐原杏奈

赤い帽子を目深にかぶる白いワンピースを着た少女。一言も言葉を発さずに、参加者の近くに現れては目にもとまらぬ速さでドライバーを奪う。奪ったドライバーはジャマト達に与えられ、ジャマトライダーへの変身を可能にさせる。
正体はビショップジャマトの胞子によって作り出された幻覚である

爆弾魔ジャマト

ミッション:時限爆弾ゲーム

配達員の格好をした個体で、配達ジャマトの親玉的存在。
採石場に設けた拠点で配達ジャマトと一緒に爆弾の梱包を行っている。
部下に指示して爆弾を仕掛けさせる、運営にジャマト語で書いた脅迫状を送りつけるなど知能が高く、アルキメデルにも大層気に入られていた。

一方でかくれんぼジャマトほどの戦闘力は見せておらず、せいぜい部下と一緒に爆撃で足止めするのが良いところ。

【劇中での活躍】

謀略編

14話にかくれんぼジャマトが登場。
戦闘では胞子の幻覚作用によって他の参加者がジャマトに見える幻覚を見せて同士討ちを狙い、仮面ライダー達を苦戦させたが、
最期はキャノンモードとなった仮面ライダータイクーン コマンドフォームの「コマンドツインビクトリー」で倒された。
だが、桜井景和達が奮闘していた裏で英寿は仮面ライダーグレアと、彼に洗脳された仮面ライダーパンクジャックの妨害を受けてデザイアドライバーを取り落としてしまい、その状態でかくれんぼジャマトが撃破された事で脱落となってしまった。

乖離編

20・21話に爆弾魔ジャマトが登場。
アジトを突き止められた時はまだ余裕があったが、仮面ライダーロポ ブーストフォームには敵わず、あっさり敗れ去った。

慟哭編

「ビショップ」と呼ばれる個体がジャマトグランプリに参戦。
仮面ライダーベロバによるジャマーガーデン焼き討ちから生き残っただけあって、戦闘能力はこれまでの個体より高く仮面ライダー達とも互角に渡り合える。
しかし、他のジャマトに比べると扱いが悪く、胞子攻撃をタイクーンに躱されたり、ビーストモードのギーツに踏みつけられたり支柱に叩きつけられたり、ナーゴに必殺技を叩き込まれたりとやられ役になりがちだった。

そんなビショップにも活躍の場が巡って来た。「闘牛ゲーム」である。
自身が出場する2戦目では、対戦相手の祢音の出生が暴露されるサプライズが仕組まれており、メンタルがボロボロになったナーゴを妨害役のダンクルオステウス(古代魚)ジャマトと共に甚振るというシナリオ。
戦国ゲームでの雪辱を晴らす絶好の機会でもあるので、ビショップにとってはこれ以上無い幸せであっただろう。

そしてこれが悲劇の始まりだった。

まず、嫌な予感がした英寿が祢音の代わりに2戦目に出場。案の定ギーツには苦戦するが、古代魚ジャマトの加勢でギリギリ負けずにはいた。

そして、ここでぶち込まれたのが祢音の秘密を暴露するベロバの動画。

LASER RAISE RISER.

英寿は激怒した。
レーザーブーストフォームに変身したギーツは、重い一撃をビショップに叩き込む。この瞬間、ビショップ&古代魚ジャマトVSギーツの決闘がビショップの公開処刑に変貌した
古代魚ジャマトが早々に逃げ出したせいで、怒り狂うギーツのパンチ、キック、銃撃をひたすら受け続ける羽目に。
さらに、レーザーレイズライザーに撃ち落とされたオーディエンスのカメラの下敷きになったり、倒れたところを踏んづけられて蹴り飛ばされたりと文字通り踏んだり蹴ったりである。

人の不幸って面白~い♪

当のゲームマスターはこれだから全く心配してもらえず、ギーツのレーザーブーストビクトリーで観客席の方まで吹っ飛ばされ、防御壁に激突して死亡。このゲームを以てして脱落が確定したのであった。


劇中ではジャマトグランプリを心から楽しみ多数の民間人に被害を出していたので、少なからずビショップも悪いのだが、ブチ切れたギーツにボコボコにされたのはあまりにも不運だったと言えよう。

【余談】

映像作品の仮面ライダーシリーズでは、『仮面ライダー555』のトードスツールオルフェノク以来19年ぶりのキノコモチーフの怪人である。
ただし、漫画版も含めるとビショップジャマトより前に『風都探偵』にてトードストール・ドーパントが登場している。



追記・修正は怒りのレーザーブーストの猛攻を耐えきってからお願いします。

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最終更新:2023年09月02日 19:15