ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

登録日:2023/05/05 Fri 17:43:30
更新日:2024/03/13 Wed 23:19:31
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世界を救うのは、の絆!?




『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』とは、『スーパーマリオ』のアニメ映画作品である。
日本での初公開は2023年4月28日。

概要


任天堂とイルミネーションの共同制作映画。
監督はアーロン・ホーヴァス&マイケル・ジェレニック。脚本はマシュー・フォーゲル。プロデューサーを宮本茂とクリス・メレダンドリが務める。
任天堂としては初の本格的な映像事業で、公開前の広報もゲーム同様Nintendo Direct中心で行われた。更に言えば、冒頭には任天堂のロゴもしっかり表示される。

マリオの映画というと、最初のアニメ映画『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』や、かの怪作実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』を想起する人も多いかと思うが、今回は通常のアニメや実写ではなくCGアニメ。宮本茂を始めとした任天堂スタッフも制作に深く関わっているだけあって、キャラクターのイメージは損なわれていない。
なお後述する通り、一見別物のようで本作と『魔界帝国の女神』には、マリオの出自等やキノコ王国に行くまでの流れ等、ストーリー部分で共通する点も多い*1

実際の制作はフランスにあるイルミネーション・マック・ガフが行った。
任天堂側にはアニメーション制作のノウハウが少ないので、専門であるイルミネーション側に基本的に任せていたとの事。
監修については『ゼルダの伝説シリーズ』などのデモシーンを作っているスタッフの中から映画好きな人々を集めて結成されたチームが担当した。

2024年に任天堂とイルミネーションが『スーパーマリオブラザーズ』の新たなアニメ映画の制作を発表。公開は2026年を予定している。

ちなみに、マリオの声でお馴染みのチャールズ・マーティネー氏もこの作品に出演しているが、この作品の公開から4ヶ月後の8月21日にマリオを含めたマリオシリーズのキャラクターの声優を引退し、マリオの親善大使に就任されることが発表された。

その為、この作品がチャールズ氏が出演する最後のマリオ作品となった。

※以下、ネタバレが多大に含まれます。
未鑑賞の方はブラウザバックするか、ネタバレ覚悟の上お読みください。


あらすじ


ブルックリンを拠点に配管工業者を立ち上げたマリオとルイージだったが、元の上司にはいびられ、初の仕事も失敗に終わってしまう。
しかし、そこにブルックリンで大洪水が起きたとのニュースが飛び込んでくる。

原因を調査するべく地下に潜っていったマリオとルイージは、そこにあった緑の土管に吸い込まれ、それぞれピーチ姫が治めるキノコ王国とクッパが治めるダークランドに飛ばされてしまう!
クッパは手に入れたスーパースターで世界を支配しようとしていた。マリオは、ピーチ姫やキノピオの協力を得て、弟を救うべく冒険に赴く。


ネタバレ込みの概要




登場人物


メインキャラ


ブルックリン


ジャングル王国


ダークランド


その他


アイテム



用語




小ネタ




余談





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最終更新:2024年03月13日 23:19

*1 そもそも実写版は、今ほどマリオのキャラクターイメージが浸透しきっていない当時に「マリオを実写にしたら」という要素を大真面目に考えた上で一本の作品にまとめ上げた結果「怪作」と言わざるを得ない絵面になってしまっただけ。荒唐無稽な原作無視をしているわけではないし、後年になってBlu-rayがきちんと発売されており、公式で黒歴史扱いされているわけではない。

*2 これについては、生みの親である宮本茂氏も「マリオが人間になった」とコメントを残している

*3 Plumblingは「配管」と言う意味。また、ブラザーズは英語圏では一般的な社名で、兄弟が立ち上げた会社に名前が付く(ワーナー・ブラザースが特に有名)。日本語訳するとスーパー・マリオ兄弟・配管社とでも言ったところか。

*4 但し、中盤あたりから「躊躇無く自分の意思でキノコを食べる」程度には克服している。

*5 正確にはクリア直前にパックンフラワーのトラップに引っかかって失敗するも、そこまでの努力と根性をピーチ姫に認められて合格となった。

*6 BGMにも『ルイージマンション』のメインテーマのフレーズが使われているほか、マリオを呼ぶ動作もする。

*7 この事に関して巷では物議を醸したようだが、そもそもゲームシリーズからして彼女はただ攫われるだけの女性ではない

*8 実際に劇場で公開されたこのシーンは、コング同盟軍を失い、マリオとドンキーは生死不明、戦えないキノピオ達は逃げ出し姫を守るために残ったのは後述の1人だけ…という絶望的な状況でピーチは己を奮い立たせているシーンである。

*9 この点、「恐竜世界から人間界に逃がされ、修道院で育てられた」魔界帝国版のデイジーと正反対の生い立ちである。

*10 本人曰く「可愛いのに飽きた」との事。

*11 実際に初登場シーンでは彼のテーマ曲が使われているほか、ツルハシを取り出すシーンがある。

*12 英語版で演じるジャック・ブラック氏はアーティストとしても有名である。

*13 かつての『魔界帝国の女神』の方にも「スパイク」が出ていたが、そちらはお察しの通りガボンの方である。

*14 クランキーこと初代ドンキーコングは、原作『ドンキーコング』ではマリオの元ペットという設定であった。

*15 ゲームでの設定は、初代ドンキーコング=クランキーの息子は本来ドンキーコングJr.であり、クランキーの「孫」が『SDK』シリーズに登場する2代目ドンキーコングであった。…のだが、映画公開に合わせたのか2023年4月末よりそれを解説していた任天堂の公式ページが抹消されてしまったため、その設定が今も生きているのかは不明。前述通りドンキーの性格やデザインも初代やJr.寄りに変更されているため、「従来のJr.と2代目の設定が融合し同一人物となった」説も浮上している。

*16 日本語版での正式名称はバリアフリー上映で判明。英語版では「Koopa General(=ノコノコ将軍)」名義。トゲの生えたノコノコは『ペーパーマリオ』シリーズでトゲノコが登場しているが、向こうは露出の少ない甲冑を身に着けているのに対してこちらは顔周りやお腹等が見えているので、トゲノコとは別種の模様。あるいはリーダー格のキャラとしてノコノコ系キャラの要素を複合したデザインになったとも取れる

*17 実はよく見るとターゲットのDK機よりピーチ機の方が先行していたりする。

*18 ペンギン族やルイージより長い間クッパに囚われた状態が続いていたという背景があるのだが、ランダムで手に入る入場者特典の「ハテナブック シーン1(赤い枠の表紙)」しか載っておらず、劇中やパンフレットでは明かされていないので、殆ど裏設定の類になっている。

*19 星の子、という通り成長すると物言わぬ星になることが確定していることから。ロゼッタの絵本の終盤や『ギャラクシー』ラストシーンのように、死を恐れていない描写は原作ゲームの時点でいくらか見受けられる。そのため、「ロゼッタと出会わなかったために、誰かの為に星になりたいと願うこともなかったルマリーが、長らく幽閉されたこともあり価値観が歪んでしまったのではないか?」という考察も多い。

*20 よく聞くとパーツ選択時に『8』でのアイテムボックスのSEが使用されている。BGMも同じく8のカート選択画面のアレンジ。

*21 その時の衣装は従来のドレス姿ではなくウェディングドレス姿であったので、ウェディングドレス姿のアイスピーチという特殊な姿となっている。

*22 『3Dランド』の場合、地蔵マリオに変身するには専用の「地蔵このは」を使う必要があり、これで変身したタヌキマリオは首に赤衣を巻いている。

*23 ちなみに「Mario Brothers Rap」は、日本版サントラでは英語版・吹替版共々未収録であり気軽に聴ける手段が限られるので注意が必要。(吹替版「Peaces(ピーチズ)」も同様)

*24 原曲がそのまま使われている。

*25 ドンキーコングのキャラクター書き換え版

*26 ヤラレチャッタの英語版表記。ちゃんと字幕表記もされる。

*27 任天堂は元は花札屋だった

*28 任天堂創業の年

*29 リンク