スカーフィ(星のカービィ)

登録日:2023/05/10 Wed 00:09:00
更新日:2024/04/24 Wed 08:35:19
所要時間:約 3 分で読めます




スカーフィとは『星のカービィシリーズ』に出てくる雑魚キャラの1体である。

【概要】

                
                
                
                
               
              
              
               
               
               
               
               
              
             
            
          

初代『星のカービィ』から登場し続けている最古参のキャラの1種で、その後も『星のカービィ スーパーデラックス』や『星のカービィ トリプルデラックス』等に登場しており、本編シリーズに関しては今のところ皆勤。
むしろ出てないシリーズの方が少数派で、『カービィのきらきらきっず』や『スーパーカービィハンターズ』といった外伝作品の一部には登場していない。
手足は無く、オレンジ色の丸々とした体型に角のようなとんがった耳(翼?)が左右に生えており、見た目はとてもキュートでかわいい。
プカプカと宙に浮いており、基本的に自分から動くことは無いものの、『星のカービィ3』などのように元のゆっくりと追いかける者もいる。
というか顔はカービィそっくりと言っても過言ではない。そのため見た目はとても可愛い。
しかし……

                 
                 
                 
                 
                
               
               
                
                
                
                
                
               
              
             
           

カービィがスカーフィを吸い込もうとした瞬間、1つ目となり歯を尖らせ鬼のような形相となり体色もややくすんだ色になる。
この状態になるとカービィに向かってものすごい勢いで執拗に追いかけてくる。
そして一定時間を過ぎると自爆する。
カービィに似た無害そうな可愛いキャラがとある行動を与えることで化け物のようなキャラとなるというのは衝撃的な光景であろう。
故に『星のカービィ2』で初登場したプロペラー*1と共にトラウマになった人もいたのかもしれない。
また、初期の作品では普通に倒した場合にも爆発するため爆風に巻き込まれてダメージを受けるという点でも厄介な敵だった。この頃はほぼ動かないのがデフォであり、かつ中盤から終盤にかけて初登場するので、罠の雰囲気を感じ取ったプレイヤーもいたのでは。
ちなみに吸い込むという方法でなくとも、1度の攻撃で倒しきれなかったり、一部だけだが背を見せるだけでも豹変し襲ってくる


なお、上記の特性からゴルドー等と共に吸い込む事の出来ない数少ない雑魚キャラの1種である……と思いきや吸い込むことの出来る例外的な作品がある。
それは『星のカービィ スーパーデラックス』とそのリメイク作の『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』である。
ただしこれには条件があり、ウィングのトスなどのダメージを与えない攻撃で、スカーフィを跳ね上げた瞬間に吸い込むことができるといったものである。
なおこの作品のみに登場するコピーという能力をスカーフィに向かって使うとクラッシュを手に入れることができる。最終的に爆発するからだろうか。


しかし『星のカービィ スターアライズ』において一発能力を持つ敵にフレンズハートを当てるとその能力の帽子になるがスカーフィは対応していない。

そして通常の吸い込み以外の吸い込みに類するアクションへの耐性はまちまち。
スロウとバックドロップによる吸い込み、UFOのミステリーキャッチは(原則)無効、『3』でのチュチュやリック*2グーイによる飲み込みは有効、マルクマホロアのブラックホールは吸い込めないがダメージにはなるという扱い。但し『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』に限りスロウが効く。

吸い込むという概念がない一部外伝作品で雑魚キャラとして登場することもあり、その場合『毛糸のカービィ』、その移植作の『毛糸のカービィ プラス』だと巻き取ろうとすると豹変、『あつめて!カービィ』のサブゲームの「空中探検隊EOS」にて何発か攻撃すると豹変する。

【派生種・関連種】

  • ミスター・アングリップ
『USDX』の「大王の逆襲」に登場するスカーフィの強化版で、青リンゴの姿をしている。
スカーフィより移動速度が速い。
こちらは吸い込もうとすると赤リンゴになる上にハロウィンのカボチャでお馴染みジャック・オー・ランタンのような恐ろしい見た目になる。
こちらもコピーを使うとクラッシュが手に入る。

  • ハンタースカーフィ
通常版より赤みがかったスカーフィで、吸い込みや攻撃に反応しない(吸い込むこと自体は不可)がキャリーキーを持っていると豹変し襲い掛かって来る

  • デグト
スカーフィとは似ても似つかぬ姿をしているがスカーフィに似た性質を持つため記載。
ピスタチオのような金属製の殻に入った敵で、吸い込みに反応しないが攻撃を加えると襲い掛かって来る。
しかしとんでもなく耐久性が高いという性質を持つ。
またハンター版も存在する。
余談だが初登場がハルカンドラであるためかつてはハルカンドラ固有種という説もあったが『TDX』以降*3ではポップスターにも普通に生息していることが判明した。

漫画『星のカービィ ウキウキ大冒険』オリジナルキャラクター。
詳細は項目参照。

【アニメにおけるスカーフィ】

ペット問題を風刺した第56話「わがままペット、スカーフィ」に登場。
デデデ大王カスタマーサービスから取り寄せた高級ペットで計4匹も飼う事ことになった。
しかし食費*4や冷暖房費などで飼育費用があまりにもかかるのか4匹育てると膨大な費用がかかるとエスカルゴンに言われたので森に捨ててしまう。
しかしすぐに野生化しその4匹で繁殖してしまったのか短い時間で20匹に増えて、牧場のやコンビニの菓子を盗み食いする。
デデデ大王はホーリーナイトメア社から手に入れたスカーフィ専用の餌を与えたが、凶暴化して前述した1つ目の形相へと豹変し魔獣にするペットフードだった。
最終的にはデデデ大王のハンマーをコピーしたハンマーカービィがハンマーを打ち込み餌を吐き出させる事で鎮静。
そしてデデデ大王が大量発生したスカーフィに手が負えなくなったので返品を求めたが、カスタマーサービスが1匹900デデンの引き取り料を求めてきたのでデデデ大王は発狂したのであった。

この「変わったペットが大繁殖したりある条件を満たして豹変しモンスターと化したりする」という展開はまんま『グレムリン』のパロディ。

【小説におけるスカーフィ】

角川つばさ文庫では、第22弾『星のカービィ スターライト・シアターへようこそ!の巻』で初登場し、重要な役を務めた。
詳細は項目を参照。





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最終更新:2024年04月24日 08:35

*1 このキャラもスカーフィのように無害そうと思いきやとある行動がきっかけで恐ろしい見た目になりカービィに執拗に追いかけるという共通点がある

*2 『2』では吸い込みなので、スカーフィを怒らせるだけ。

*3 正確には『Wii』のエクストラモード時点。

*4 エスカルゴンもペットフードの領収書を突きつけ「安い!?どこが!?」と突っ込んでいた。