スコッチウイスキー

登録日:2023/07/09 Sun 18:41:16
更新日:2023/11/12 Sun 20:08:10
所要時間:約4分で読めます






当記事は飲酒を勧める物ではありません!!
また、20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。


スコッチウイスキーとは、イギリスのスコットランド地方で生産されるウイスキーのこと。


概要

現在世界的ブームになっているモルト(大麦麦芽)ウイスキーの主役的存在。

スコッチウイスキーを名乗るには、イギリスの法律に定められた以下の条件を満たさなくてはならない。
  • スコットランドの蒸留所でもろみを醸造すること。
  • 上記の通り醸造したもろみを蒸留すること。
  • 蒸留した原酒はアルコール度数が94.8度以下であること。
  • 700ℓ以下のオーク樽で熟成すること。
  • スコットランド敷地内で3年以上熟成させること。
  • イギリスの物品税倉庫もしくは許可された場所で熟成すること。
  • 水、カラメル着色料以外の添加物を入れないこと。
  • ボトリング時にアルコール度数が40度以上であること。

スコッチであれば一定の品質が保証されている事になるなど手厚く保護されている。
日本もこのくらい国を挙げて国産ウイスキーのサポートをしてほしいものである。

特徴的な点として、ピート(泥炭)という大昔の植物の死骸が燃料化した物を使うことが挙げられる。
製造段階でモルト(大麦麦芽)を乾燥させるが、そこでこのピートを燃料としてモルトを燻す。
乾燥と同時に煙の香りがモルトに移り、スコッチ特有のスモーキーな香りになる。
このピート、内陸では木々が原料になっていて焚き火のようなカラッとした香りになったり、海辺で産出されたピートは海藻原料なのでヨードの香りがしたりと個性がある。
ただし、最近ではピートを使わないノンピート銘柄が人気で、そちらが増えている傾向。


原料による分類

  • モルトウイスキー
モルト(大麦麦芽)を100%使用し、ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器で蒸留したウイスキー。
この蒸留器が重要で、モルト100%であっても単式蒸留でなければモルトウイスキーを名乗れない。
現在世界中でブームが過熱して、希少性の高いものは暴騰してもはや資産扱いになっている。
スコットランド中にひしめく蒸留所の数だけ個性があり、とにかく多種多様で複雑怪奇。
奥深いを通り越してもう深淵。その為マニアックなコアファンが多く、人気が上がり続けているカテゴリ。

単独の蒸留所だけで作ったものをシングルモルトウイスキー、
複数の蒸留所のモルト原酒をブレンドしたものをブレンデッドモルトウイスキーと呼称する。

  • グレーンウイスキー
穀物類を連続式蒸留器を使用して蒸留したスコッチウイスキー。
その穀物がモルトであっても、連続式蒸留器で蒸留するとモルトウイスキーではなくグレーンウイスキー扱いになる。
連続式蒸留器は単式蒸留器よりも大量生産に向いているものの、原料の味わいが残りにくく、淡泊な味になる傾向。
製造されるほぼ全ての原酒は上述のモルトウイスキーを混ぜ合わせて、後述のブレンデッドウイスキーとして製品化される。
少量ながらシングルグレーンウイスキーとして単体でボトリングされるものもある。

  • ブレンデッドウイスキー
上述のモルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をブレンドしたウイスキー。
モルトウイスキーブームではあるものの、世界的な市場規模は圧倒的にこのブレンデッドが最大。
大手企業が自身で所有する数多の蒸留所から、多数の原酒を集めてブレンドするのが主。
世界一売れているスコッチ『ジョニーウォーカー』や次ぐ『バランタイン』などがそのパターン。
様々なモルト原酒をグレーン原酒を繋ぎにしてブレンドする事で、調和の取れたまろやかな味わいになる傾向。

近年では単体の蒸留所でモルトとグレーンの両方の原酒を製造し、単独でシングルブレンデッドウイスキーを製造する蒸留所も出てきた。


熟成樽について

スコッチでは現在はナラやカシであれば様々な素材の木樽で熟成する事が認められているが、概ね他の酒を熟成した樽を再利用する場合が多い。
  • バーボン樽熟成
現在最も主流の樽での熟成。
アメリカンホワイトオークという素材が使われており、バニラやフレッシュフルーツの香りが生まれやすい。
アメリカンウイスキーの一種であるバーボンは新樽を使うのがルールである為、一度使った樽はバーボンに再利用できない。
そこでスコッチの蒸留所や業者が買い取ってスコッチの熟成に利用する流れ。

  • シェリー樽熟成
過去に主流だったもの。ドライフルーツやレーズンのような派手で重厚な香味が生まれやすい。
スペインの酒精強化ワインであるシェリーを運搬する為の樽。熟成する樽ではない。
元々シェリーを熟成する樽は再利用する為に入手しにくかったが、昔は運搬用の別の樽に移し替えての輸出が認められていた。
そのシェリー運搬用の樽を利用した物が本来のシェリー樽熟成。現在は樽での輸出が禁止されたので出回らない。
現在ではスコッチ熟成に使う為だけに疑似シェリーを樽に詰めてシーズニング(味付け)した樽を使うのが主。
かつてシェリー酒の運搬に使われていたスパニッシュオーク、伝統的にシェリー酒の本熟成に使われるアメリカンホワイトオークのどちらもある。
樽材によって同じシェリー樽でも味わいはかなり異なるので、なかなか難しい。

  • その他レアカスク系
現在ではポートワイン樽やラム樽、メスカル樽からブランデー樽まで幅広い使用が認められている。
日本のミズナラ樽もそのうちの一つ。
全期間をこれらで熟成させるわけではなく、仕上げの数か月~1年間だけ移し替えて熟成させる追熟(カスクフィニッシュ)と呼ばれる利用法が主。


熟成期間について

ワインは「1995年」「2010年」などといった具合に樽詰めした西暦を表記するのに、ウイスキーは何故「12年」「18年」と年数表記なのかという疑問を持った方もいるだろう。
その理由はウイスキーの熟成期間の表記はあくまで最低熟成年数であるから。
ワインは同じ年に仕込んだ樽は時期を揃えてボトリングするが、ウイスキーは「12年」なら最低12年間熟成していれば13年物だろうが14年物だろうが自由にブレンドして使える。
ウイスキーの蒸留所は基本的に様々な時期の様々な樽の原酒が貯蔵されていて、「12年」という商品には12年以上経った原酒を色々とブレンドして味を調整するのが通常。

なので例えば「グレンリベット12年」を樽に戻して2年熟成させれば、「グレンリベット14年」として棚に並んでいる商品と同じ味になるかと言ったら全くならない
あくまでただグレンリベット12年を追加で2年熟成しただけのボトルである。
この辺りの誤解が多いので注意しよう。


シングルモルトスコッチの6大産地

多種多様な個性も生産地が同じならある程度傾向が絞れる、という事で登場した産地別分類法。
正直例外が多すぎてあまりアテにはあらないかも? あくまで傾向として参考にしよう。
  • ハイランド地方
最も広く最も歴史ある産地。広すぎるので東西南北に更に四分割することもある。
傾向として牧歌的で伝統的な、程よくピートが効いた銘柄が比較的多いだろうか。
その他、バチバチにシェリー樽熟成の効いた派手な銘柄からノンピーテッド銘柄まで幅広い。
例としてダルウィニー蒸留所、クライヌリッシュ蒸留所、グレンドロナック蒸留所など。

  • スペイサイド地方
元々はハイランドの一部だったが、特に栄え始めたので分化した。
フルーティーで華やかな銘柄が多いとされ、スコッチシングルモルトが一番売れているのがここ。
また、世界で一番売れているシングルモルト銘柄のトップ3もここ。
初心者向けなのでウイスキー慣れしていない日本人にも大人気。
例としてグレンフィディック蒸留所、グレンリベット蒸留所、マッカラン蒸留所など。

  • ローランド地方
3回蒸留など他よりライトでフルーティーな酒質の傾向。
モルトウイスキーの製造にはハイランドが優れるとされてきたが、近年ローランドにも新規蒸留所が増えてきている。
またグレーンウイスキーの大手蒸留所もここ。
例としてグレンキンチー蒸留所、オーヘントッシャン蒸留所など。

  • キャンベルタウン地方
かつて栄えていたが、色々あって*1ほとんどの蒸留所が廃業して寂れてしまった地方。
今ではわずかな生き残りの蒸留所があるのみなのだが……その生き残りの一つであるスプリングバンク蒸留所は超ド級の人気銘柄になっている。
「ブリニー」とも表現される不思議な塩味が特徴(当然ウイスキーに塩分が入り込む余地はない)で、甘じょっぱい独特の味わいが個性的。
例としてスプリングバンク蒸留所、グレンスコシア蒸留所など。

  • アイラ島
小さな小島だが、蒸留所がひしめき合っている。ピートを鬼のように効かせた煙たさが特徴。
しかもアイラ島で掘り出されるピートは海藻が原料の為、海藻に含まれるヨード成分などが強いクセとなる。
慣れない人には「正露丸の臭い」「薬臭い」と表現される事が多いが、まさに同じ成分が入っているのでさもありなん。
しかし慣れると癖になってくるため、モルトファンの間ではカルト的に人気を誇っている。
中にはノンピートのボトルを出す蒸留所もあるが、そっちはそっちで高品質。
例としてラガヴーリン蒸留所、アードベッグ蒸留所、カリラ蒸留所など。

  • アイランズ地方
アイラ島以外の島々にある蒸留所群。
それぞれ島は散らばっているので環境的共通項は少ないが、個性が強く人気は高いし、値段も高い傾向。
海辺である事が殆どで、ピーテッドタイプならアイラ同様にヨードの香る海産系のスモーキーさ。
全体として唯一無二の個性を感じさせる銘柄多め。
例としてスカイ島のタリスカー蒸留所、オークニー諸島のハイランドパーク蒸留所、アラン島のロックランザ蒸留所(旧アラン蒸留所)。


代表的な銘柄

ブレンデッドウイスキー

  • ジョニーウォーカー
言わずと知れた世界一売れているスコッチウイスキー。最大手メーカーのディアジオ所有。
創業者ジョン・ウォーカー氏が紅茶のブレンドをヒントにウイスキーをブレンド販売したところから始まった。
ブレンドのお手本と言われることもある程、王道で評価の高い銘柄。
最も安価なレッドラベル、12年熟成のブラックラベル、15年熟成でモルト100%のグリーンラベルなどバリエーションが豊富。
国内でも特にブラックラベル12年が「ジョニ黒」の愛称で親しまれている。
高度経済成長期以前はとてつもない高級品だったが、それは中身よりも税金のせい。
現在は規制緩和され、ありがたい事に2000円台でジョニ黒が味わえる。
銘柄の特徴としては、他の大手普及品のブレンデッドに比べると幾分スモーキー寄り。
スモーキーさやフルーティさなど、スコッチの全要素を網羅しているような味わいなので、初心者の好みを探る銘柄としてもジョニ黒の名前が挙がる事がある。

  • バランタイン
スコッチ永遠の二番手。首位と同じくらい歴史が古く由緒正しい。最大手メーカーのペルノリカール所有。
成り立ちも創業者の少年期から割とジョニーウォーカーと似ている。
21年熟成や30年熟成など、ジョニーウォーカーよりも長熟のレギュラーボトルに強い。
またスコッチとしては珍しく、公式でウイスキーカクテルをバンバン推しているのも特徴的。
近年バレルスムースなど低価格帯の新銘柄も多く、初心者にも楽しみやすい。
ジョニーウォーカーはブラック12年が代表ボトルなら、こちらはなんと言ってもバランタイン17年が象徴的。
17年は『ザ・スコッチ』(意訳:これぞスコッチウイスキー)と謳われるブレンデッドの王様。
元々高めだったのに、近年は値上げで6000円を超える場合が多いので買いづらいが、スコッチ好きなら一度は飲んでみるべき傑作ボトル。

シングルモルトウイスキー

地域別に比較的初心者向けの定番品を紹介。

スペイサイド地方

  • グレンフィディック12年
単独の蒸留所の原酒のみを使って製造するモルトウイスキーという括りの中では最大規模の販売量の銘柄。
だいたいザ・グレンリベット蒸留所か、グレンフィディック蒸留所のどちらかが毎年世界一になる。
バーボン樽原酒にシェリー樽原酒をブレンドしたオーソドックスなタイプのウイスキーで、青リンゴや洋ナシの華やかな香りが特徴。
ノンピート(泥炭で燻してスモーキーな香り付けをした麦芽を使っていない)な上にハイボールでも香りが立つので初心者にも飲みやすい。
単なる初心者向けの飲みやすいだけの銘柄かというとそんなこともなく、よくよく味わうとモルトのコクや複雑な味わいが楽しめる。
そろそろ初心者を脱したと思ったらもう一度このボトルに戻ってくると、その完成度の高さが改めて実感できるかも知れない。

  • ザ・グレンリベット12年
グレンフィディックのライバル敵蒸留所のスタンダードボトル。数年負け越しだったが、2022年は競り勝って世界1位の座を獲得した。
ほぼ全ての原酒がバーボン樽で熟成されており、同じフルーティー系でもシェリー樽も使われるグレンフィディック12年とは味わいが異なる。
飲み口がとにかく優しく軽やか。バーボン樽特有の甘み強め・酸味少なめのフルーティーさを味わえる。
グレンフィディックよりさらに初心者向けかもしれない。
こちらもハイボールでもストレートでもなんでもござれ。安価なので購入もしやすい。

ハイランド地方

  • グレンドロナック12年
シェリー樽の人気から高騰気味で、7000円を超えるちょっとお高い定番品。全行程をシェリー樽で熟成したシェリー樽熟成100%のスコッチ。
世のシェリー樽好きを魅了している人気銘柄で、上位グレードは投機の対象になってしまうほど人気が過熱した事も。
比較的辛口寄りのオロロソと、オロロソよりは甘口のペドロヒメネスという2種類のシェリー樽を使用している。
シェリー樽の味わいとはどういうものかを味わいたいなら、これほど適したお手本は無いくらいの逸品。
シェリー樽の教科書のような銘柄。

  • ダルウィニー15年
クラシックモルトシリーズと言われる、シングルモルトブームの先駆けとなった由緒正しいシリーズの内の一本。
リフィル樽という、一度以上スコッチの熟成に使用した後の樽を再利用して熟成させる方法を取る。
再利用した分だけ樽から染み出す要素が薄くなるので通常はあまり歓迎されない方法なのだが、
ダルウィニーは敢えてリフィル樽を使用する事で樽の味わいよりも原材料であるモルト本来の味わいを堪能できるという玄人好みの品。
なのでスタンダード品としては比較的長い熟15年という成期間を経ても樽感は強くなく、モルトの優しい甘みとコク深さが特徴的。
また、ほのかに内陸系ピートのスモーキーさも楽しめるクラシカルなスタイル。
シングルモルトとしてはかなり地味だが、素朴で落ち着く牧歌的な味わいの銘酒。

ローランド地方

  • グレンキンチー12年
クラシックモルトシリーズのローランド代表。
フルーティーさやハーブのような香りが楽しめるが、全体的に繊細。飲み口も優しくスルスルと飲めてしまう系。
シェリー樽がメインらしいが、あまりシェリー樽感は強くなく、飲みやすさが一番の印象かも。
味は結構違うものの、キャラクターとしてはダルウィニーに近い牧歌的な雰囲気がある。

キャンベルタウン地方

  • グレンスコシア ダブルカスク
キャンベルタウンでほぼ唯一入手性の良いグレンスコシアの、下から2番目の価格帯のボトル。
一番安いキャンベルタウンハーバーとの価格差以上に味が良いと評判。
バーボン樽とシェリー樽を合わせた定番の構成。
キャンベルタウンモルトの中でも特に塩味がはっきりとしており、かなり個性的。
塩バニラアイスや塩キャラメルのような独特の甘じょっぱさが味わえる。

アイランズ(アイラ島以外の島々)

  • タリスカー10年
こちらもクラシックモルトシリーズのアイランズ代表。
スカイ島という島にあるタリスカー蒸留所のシングルモルト。
ベーコンのようなスモーキーさと黒コショウのようなスパイシーさ、それらに負けないフルーティーさが特徴。
燻製のような煙の香りが強いピーテッドタイプなのである程度人を選ぶが、モルト好きには大人気の銘柄。
国内ではハイボールが特に絶品と評判だが、当然ストレートも飲みごたえがあっておいしい。
タリスカー蒸留所は上述のブレンデッドウイスキー、ジョニーウォーカーを支える重要な蒸留所の一つでもあり、ジョニ黒のスモーキーさが気に入ったなら次はこちらを試してみてほしい。
ド派手で刺激的な、シングルモルトの醍醐味が味わえることだろう。

  • ハイランドパーク12年
オークニー諸島のメインランドで作られるシングルモルトウイスキー。
クラシックモルト以前からシングルモルトを売り出していた老舗、ハイランドパーク蒸留所のスタンダード品。
個性の強いシェリー樽原酒を中核に、大人しめのリフィルシェリー樽原酒を合わせてバランスを整えた1本。
程よくスモーキーさが効いており、使用されるピート(泥炭:麦芽を燻す為の植物由来の化石燃料)はオークニー諸島固有の若い物だそう。
まだ炭化しきっていないヘザーの草花が混じっており、草や花、蜜の香りが混じる独特の香りになっている。
ちゃんと味わうには複雑で難しめだが、質の高い調和の取れた銘柄なので初心者にも飲みにくくはないはず。
ウイスキーに慣れた後でも再度立ち返って味わいたい1本。

アイラ島

  • ボウモア12年
スモーキーな風味をバチバチに効かせることで有名なアイラ島産スコッチの一種。その中では安価に手に入る1本。
ボウモア蒸留所のシングルモルトは15年や18年の評価が特に高いが、その下に位置するスタンダード品に当たる。
バーボン樽主体で上位クラスとはちょっとキャラが違うものの、熟成が短めであるが故に輪郭がはっきりした分かりやすい美味しさ。
「アイラの女王」と讃えられた味わいの一端を味わえるかも。
同じアイラの定番品、アードベッグやラフロイグと比較するとピートのスモーキーさは優しめで初心者向け。

  • ラガヴーリン16年
クラシックモルトシリーズのアイラ島代表。
アイラの巨人とも謳われるアイラモルトの王様的存在。評判のいいアイラモルトの中でも別格扱いをする人も多いほど。
混沌とすらしている複雑な味わいが多くのモルトファンを惹き付けている。
が、近年スタンダード品の16年も大高騰しており、初心者には値段的に非常に厳しいものがある。
年に数度、入荷のタイミングでかなり買いやすい値段に下がる時期があるのでそこを狙おう。
ネット通販サイトでもAmazonや楽天などの集合店型ではなく、個別の酒類専門店の方が安く買いやすい。


スコッチウイスキーを愛飲する、またはこれと何らかの関わりがあるキャラクターなど

七曲署の5代目若手刑事。「スコッチ」のあだ名で呼ばれていた。
テキサスこと三上刑事の後任として第217話から登場、優しい性格であったが、その性格が仇となり先輩刑事が射殺されてしまった過去を持つ。
登場初期は冷徹な性格だったが、次第に一係の面々と打ち解けていき、一時期他の署に異動したが2回の再出演を得て復帰。
それからはシリアスな一面とコミカルな一面を持った若手刑事達のリーダー格として活躍したが、過去に受けた銃弾が元の古傷が悪化して殉職、その1年後に演じた沖雅也氏も鬼籍に入られてしまった。

故人。公安警察の捜査官。
作中における犯罪組織である黒の組織に潜入捜査をしていた折、幹部に酒の名前にちなんだコードネームを与える同組織では「スコッチ」と呼ばれていた。

バードニックウェーブを浴びた5人の戦士「鳥人戦隊ジェットマン」のメンバーの一人・ブラックコンドル。
仮にも戦隊メンバーでありながら酒・タバコ・ギャンブル好き、おまけに喧嘩っ早いと、ヒーローらしからぬアウトロー気質な自由人で、特に酒はマッカランのストレートを好んで飲んでいた。

スマートブレイン社の社長にして、薔薇の特質を備えたローズオルフェノク。
劇中ではスコッチを「バー・クローバー」での定番として愛飲する姿が見られた。

三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)に参加するために、ホグワーツ魔法魔術学校を訪れたボーバトンの生徒達が乗る馬車を引いていた天馬
校長のマダム・オリンペ・マクシーム曰く「シングルモルトウイスキーしか飲まない」という。

ポッドキャスト『タイタンの真実』の配信者である陰謀論者の男。
妻の形見として「カズナリ」という銘柄のシングルモルトウイスキーを懐に入れており、「これを開けるのは俺が負けを認めた時だ」と語るが、このウイスキーが終盤で思わぬ展開を呼び込む事になる。

ルパン三世の相棒で世界最高峰のガンマン。
アメリカンウイスキーの「I.W.ハーパー」や「ジャックダニエル」の愛好家として有名だが、スコッチ好きでもあるようだ。
しかしながらアニメ版では「バーボンしか飲まない」と言ったと思えばルパンから「スコッチ派のお前が~」と言われていたりと一定してしない。
さらに言ってしまうと、ワインも喜んで飲んでいる描写がある。
それもあってか、公式プロフィールではバーボンとスコッチの双方が好物として挙げられている。


追記・修正は酔いが醒めてからお願いします。

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最終更新:2023年11月12日 20:08

*1 第一次世界大戦、世界恐慌、アメリカの禁酒法、地元産の石炭の枯渇による輸入額の増大、ライトで華やかなスペイサイドウィスキーへの客層の集中、極めつけは狭い敷地内に多数の蒸留所が乱立したせいで起きた環境汚染によるウィスキーの質の低下etc……