牡牛座の黄金聖闘士

登録日:2024/01/14 San 17:15:00
更新日:2024/04/12 Fri 21:25:17
所要時間



本項目は

に登場する人気キャラ、黄金聖闘士の牡牛座(タウラス)に属する面々の紹介である。


【概要】

黄道十二星座第二宮である 金牛宮 の守護者。
黄金聖闘士の中でも最速を誇る抜き拳であるグレートホーンが代名詞。
主要技はグレートホーンだが他の技は全員が別の固有技持ちというのも面白い。
また歴代を見回しても偉丈夫が多く、更に気の良い人物が多い人格者が揃う星座となっている。
黄金聖闘士最速の一撃を誇るだけあって、恵まれた筋力と小宇宙から練られたスピードを一番の武器としている。


【人物】

・アルデバラン 登場作品:無印、Episode G・アサシン、LoS、セインティア翔、黄金魂、KoZ

CV:玄田哲章
「いやぁ面目ない。すっかり星矢にしてやられたわ、ハッハハハ!」
『無印』では星矢達に立ちはだかる初めての黄金聖闘士として登場。
敵として登場はしたものの、元が気の良い人物である事と教皇を不審に感じていた事もあり、最終的に星矢達に金牛宮を通過させた。
その際、大幅なハンデを与えた上で星矢たちと戦い、この先の宮でも戦えるように彼らの成長を促した。
なお本気で戦っていたらムウ曰く「ほんの数秒で星矢達は血の海に沈んでた」との事。
車田作品の巨漢の例に漏れず、その後の無印ではかませ犬気味で今一いいシーンは無いが、確殺系の技の使い手である冥闘士のニオベを撃破。海闘士のソレントも笛の音で弱体化したから無事で済んだがまともに戦えば危なかったと評しており、あくまでも実力は強調されている。OVAハーデス編ではニオベ撃破シーンが肉付けされ、見せ場として演出された。

『Episode G』では絵柄の違いもしくは作者の趣味?でイケメンの偉丈夫に、続編のアサシンではイケオジの偉丈夫となっている。
長らく噛ませ犬としてのポジション扱いだったが、『Episode G アサシン』ではなんと異世界のアテナ候補の義父という超重要ポジションで登場となった。
今まで人として生きてきたヨシノが突き付けられたアテナの使命に惑う中、彼女を父として導いている。
ちなみに子供好きでアイオリアの義妹であるリトスに「子供には良き思い出が必要だ」と言ってチベット土産を買い与えている。なおこの時アルデバランはまだ13歳なのだが・・・


ハスガード 登場作品:LC・LC外伝

CV:杉田智和
「名前など大した問題ではない。俺はただ金牛の星のように生きようと思っただけだ」
243年前の前聖戦の牡牛座。
作中ではアルデバランと名乗っているが『無印』のアルデバランとの混同する為、ここでは本来の名前のハスガードと表記する。
黄金聖闘士の中でも年長組であり、射手座のシジフォスや離反する前の双子座のアスプロスとは仲が良かった。

人格者であり、子供たちに好かれる事から戦災の孤児を養っている。*1
特に弟子の育成に力を入れており、指導は厳しいがそこに確かな優しさも有る為、弟子からの人望は厚い。
聖戦から逃亡しようとしていたセリンサに「どこにいても弱き者を守る強さと優しさを持つよう」と諭し見逃した。*2
セリンサは聖戦後にアルデバランが養っていた孤児達の面倒を見ている。

外伝では出会い友となったコル・タウリと共にエトナ山に復活したギガスを撃破し封印した。
なお前述のセリンサはコル・タウリの元にいた孤児だった。

また相手の善し悪しを所属ではなく自分の目で見て判断する公正さがあり、冥闘士である輝火を「お前は邪悪ではない」と断じている。
一方でほぼ聖域で見かける事が無く、仏教を信奉しているアスミタには不信感を抱いていたが。
彼の死を聞いた時は「もっと話をしたかった」と呟いている。
彼の想いである「次代の為に」全てを掛けて聖戦を戦い抜いた。


・テネオ 登場作品:LC・LC外伝

「その任務必ず果たしましょう!この牡牛座(タウラス)黄金聖衣(ゴールドクロス)にかけて!」
ハスガードの弟子にして彼の後を継いだ牡牛座。
『LC』では彼の弟子だが、『LC外伝』では黄金聖闘士として活躍している。
上記のセリンサは同じハスガードの弟子兼将来の嫁(多分)。
誠実かつ生真面目で更に優しい性格であり、黄金聖闘士に就任した直後は自分の力不足を痛感してはいる為、日々修練の明け暮れている。

14年前にハスガードに封じられたが、思念体で復活し蘇ろうとしていたギガスを再び封じた。
聖戦後はシオンを師事していた為、彼の技の亜流のような技も使える。
聖戦でアスプロスに敗れたカイロスが復活し、聖域を強襲してきたところテネオが迎え撃った。
撃破寸前まで追い込んだが、時の牢獄に捕らわれた同朋狙ったカイロスの攻撃から彼らを庇い敗北した。


・フランキスカ 登場作品:LC外伝

「なぁに、その神聖な十二宮が害虫の巣になったっていうんでな。駆除しに来たんだよ、あんたのところはどうだ?」
『LC』聖戦の前聖戦に当たる牡牛座でLCの教皇であるセージ(とその兄のハクレイ)の同期となる。
口癖は「あんたのそういう〇〇な所、嫌いじゃないぜ!」
黄金聖闘士一のパワーと瞬発力の持ち主であり、それを活かした突進技が得意。
死界の蝶に魂を乗っ取られた状態でも直球勝負であり脳筋。
解放された後はセージ・ハクレイと共に聖域で起きているクーデターの阻止に手を貸した。


・オックス 登場作品:ND

「はじめからお前たちザコなど眼中にないわ。オレが見ていたのはただ一人、お前だ水鏡。」
一応車田御大の正式な続編にあたるNDに登場。
御大直々の作品に登場した牛の悲惨な末路は聖闘士星矢ファンには最早常識・・・。
一応ガルーダの水鏡の冥衣を半壊させたり、最初から全力で戦っていれば負けていたとリップサービスを言わせるほどの実力はある。
水鏡に殺されたと見えて実は仮死状態にされた後は、蛇使い座のオデュッセウスにアケローン川より連れられて蘇る。
蘇らされオデュッセウスにアテナを裏切れと問われるとそれを拒否。
過去の傷を呼び起こされ悶絶しているところにヒーリング空間により眠りにつくと彼の出番は終了した・・・。


ハービンジャー 登場作品:Ω

CV:矢尾一樹

『Ω』の世界の牡牛座であり「力と破壊を司る黄金聖闘士」。
歴代牡牛座のような人格者というわけではなく、骨と心が砕ける音が好きと宣うサディスト。
ただ自身の過去から弱者を虐げるのは嫌いであり、見るのも怒りを覚えるらしい。
左目は過去にリンチを受け失っており、この際に小宇宙に目覚めている。
過去に荒くれ共や警察官、果ては聖闘士相手に喧嘩三昧の生活をしてたせいで善悪の境界は限りなく緩い。
また貴鬼と割と過去から交流があるようで、彼の勧めもあり最終的には教皇に就任した


・アイン 登場作品:DW

「DW」の牡牛座で褐色の肌をしている。
まだ出番が無いので詳細は不明。


【必殺技】

・グレートホーン 使用者:アルデバラン、ハスガード、テネオ、ハービンジャー

アルデバラン「フッ、お前ごときに露骨なファイティングポーズをとるまでもあるまい。」
腕組みをした状態から居合の応用で光速の衝撃波を放つ、黄金聖闘士でも最速を誇る一撃。
『エピソードG』では「威風激穿」と呼ばれ、ヒドラの頭を一撃で撃ち抜いた。
どの作品でも全力で振るった時の威力は尋常ではなく、『無印』ではニオベは自身が死んでる事すら気づけず、『Episode G』では神の技を威風激穿の余波だけで破壊し、『Ω』では聖剣を単独で破壊するまでに至っている。
比較すると喰らっても怪我で済んでた星矢戦では、如何に手を抜いていたかが良く分かる。
ソレントは不意打ちの笛の音で威力を『本来の100分の1』にまで落としていたが、それでも衝撃波の圧で壁に吹っ飛ばされていた。
これにはソレント側も「さすがはグレートホーン、全力であったなら今の一撃で致命傷を受けていただろう」と素直に讃え認めている。


栄光乃牙(グロリアスホーン) 使用者:アルデバラン

アルデバラン「そこへ帰る道は──輝き 未来のある──栄光ある道と成れ。」
『Eipsode G アサシン』におけるアルデバランのオリジナルムーヴ。
相手の全攻撃力を両腕で防いだ上で、更に自分の全小宇宙を上乗せして相手に叩き返すカウンター技。
聖衣の無い状態で十数年間義理の娘を守り通す為に編み出した文字通りの金剛不壊の一撃。
一撃で聖剣クラレントを破壊し使用者のモルドレッドを戦闘不能にしている。


・タイタンズノヴァ・タイタンズブレイク 使用者:ハスガード、テネオ

ハスガード「帰れギガス!!地の底へ!!」
『LC』のハスガードのオリジナルムーヴであり、弟子のテネオは継承している。
周囲の地盤を砕きひっくり返すという地面にいる以上は逃げようのない一撃。
地面を利用した溜めや反動という行動自体が出来ない為、速度が売りの輝火ですら逃げる事も破る事も出来ず、必殺技の三連のコロナブラストすら潰され敗北している。

タイタンズブレイクはタイタンズノヴァの前進にあたる技で未完成状態。
『LC外伝』で友の想いを背負い、タイタンズノヴァへと至った。


・プレアデスノヴァ 使用者:テネオ

テネオ「お前のような神を俺は絶対に許せない・・・!」
『LC外伝』のテネオのオリジナルムーヴ。
シオンに師事した後に得たもので、上空にパッと見はスターダストレボリューションに似ている光球を浮かべ、そこより雷撃を落とす技。
ここから前述のタイタンズノヴァに繋げて次元移動でもしない限りは回避不能の技となっている。カイロス「外道かテメエは───!」


・ブルリングスパイク 使用者:フランキスカ

フランキスカ「ここは既に俺が主導権を握る闘牛場(ブルリング)。セージ・・・!あんたはただなぶり殺されるだけの闘牛士(ブルファイター)よ・・・!」
黄金一のパワーと瞬発力を活かした突進攻撃。
極めて単純かつ直球勝負な技だが、思慮深いセージが思案する暇がないほど怒涛の連続攻撃を行う。ハリケーンミキサー・死のコース
一度技にかかったセージは聖域中をフランキスカに轢き釣り回された。*3


・グレイテストホーン 使用者:ハービンジャー

ハービンジャー「コイツが黄金の輝きってヤツだ。」
『Ω』のハービンジャーのオリジナルムーヴ。
名前からグレートホーンの強化技と推測される。
自身の周囲に衝撃波を飛ばす範囲攻撃で空間を捻じ曲げる力を持っており、周囲の相手を特定の場所に吹き飛ばす事も可能。
グレートホーンのように直射することもできるが、腕を左右に振り抜くことによって全方位に向けて衝撃波を放てる。



追記、修正はちゃぶ台返しで大地をひっくり返せる方にお願いします。


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最終更新:2024年04月12日 21:25

*1 なお本人は子供は好きでも、セリンサ曰く相手にするのは得意ではないらしい

*2 なお聖域には逃亡罪があるが、ハスガードが見逃した事、聖戦後に黄金聖闘士になったテネオや教皇であるシオンもセリンサと普通にあって気軽に会話しているので不問にされたようだ。巻末の一枚絵では3人が聖戦後の聖域復興中に談笑している姿が見れる

*3 厳密には技に掛かる前にセージが霊魂で作った人形だったが