登録日：2024/03/09 Sat 17:17:00
更新日：2024/03/16 Sat 09:28:21
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出典：ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、（C） 2017 Nintendo ／ INTELLIGENT SYSTEMS
●概要
フレリア王国の東部国境守備隊隊長を務める実直で物静かな男。
自分にも他人にも非常に厳格で部下などからは頼られつつ恐れられてもいるが、他国の騎士団などの鍛錬法を積極的に取り入れたりひとつの考えに固執しない柔軟なところもある。
顎髭ともみあげが印象的。その顔立ちゆえ老けて見られがちだがまだそれなりに若い模様。
1章の途中から、フレリアに単騎で救援を求めてきたルネス騎士のフランツと共に援軍として登場。自軍ユニットとなり
エイリークらと合流する。
●性能
アーマーナイト LV4
HP-25(90)+4
力-9(40)+2
技-6(30)+2
速さ-3(30)+3
幸運-3(30)
守備-
9(55)+2
魔防-3(20)+3
体格-14+2
移動-4+1
属性-雷
武器LV-槍C
てつのやり
てやり
微妙。
初期値・成長率は
前作で活躍した強アーマーである
オズインをベースに調整されている。
成長率は幸運が5%、魔防が10%低下したものの、物理壁としては相変わらず問題なく成長する。
では何が問題かというと初期値である。
レベルが5下がっているので成長次第ではオズインより伸び代があるが、
期待値は幸運以外負けている。
そして、それ以上に
肝心要の守備が9、僅か一桁しかない。のが問題である。
同時期の主な仲間よりかはさすがに硬いとはいえ、速さが3しかなくアーマーらしく追撃されやすい点を考慮すると加入時点から相当頼りない。
こうなるとオズインと変わらないはずの幸運3による被必殺のリスクも気になってくる。
そして、仕方ないと言えば仕方ないが
パラディンの
ゼトの方が硬いという問題も。
登場章である1章のザコ敵でも複数まとめて相手にすると危ないくらいで、その後暫くは
斧使い主体のバズバ山賊団との戦いに突入するため殊更厳しい。
伸び代はあると言っても、アーマー故に移動力が低く追撃も狙いにくい、その上攻撃を受けるリスクも高い状況での経験値稼ぎは容易ではない。
そもそもアーマーの硬さは全体的に他のユニットが貧弱な序盤でこそ強く求められるため、
「育てれば強い」という特徴自体あまり好ましくない。
レベルごと初期値を盛ることで高評価を得たオズインとは真逆であり、お馴染み振り子調整の犠牲者と言える。
それでも育て上げればかなり強力なユニットになる。
本作のジェネラルは剣を装備できるため相性が悪かった斧使いに対抗でき、さらにレベルの確率でスキル『大盾』を発動し敵の攻撃を無効化できる。剣レベルは最低のEからはじまるが上記のヴェルニの塔であっという間に上げられる。
上限値は前作に引き続きパラディンや
ドラゴンマスター(及び本作で登場したグレートナイト)の上位互換。
加えて本作では移動力の
ドーピングにも制限がなく、育成の自由度も高いので潜在能力を発揮しやすい。
8章をクリアすればヴェルニの塔が解禁されるため、ある程度レベルを上げればすぐ戦力として仕上げる事が出来る。
しっかり育てれば、本作最大の難所であるエフラム編11章でも万夫不当の大活躍が期待できる。
ジェネラル以外にグレートナイトにもなれるが、移動力がジェネラルより1高いものの他の能力では劣り、騎馬特効が付与され、『大盾』もない。
グレートナイトはソシアルナイトからでもCCできるため力の伸びるカイルあたりを就かせる手もあるし、初期上級職の
デュッセルもいる。
ギリアムを育てるなら基本的にCC先はジェネラル一択で良いだろう。
…が、ジェネラル候補としても
新人兵士として加入する
アメリアが強力なライバルとなる。
彼女のこのクラスはソシアルナイトとアーマーナイト、そして一定条件を満たせば強化版の新人兵士にCCできる。
騎馬系にはゼトやフランツ、カイル等人材が豊富なので、彼女はアーマーナイトとして育成されることが多い。
バランスの取れた成長率とレベルアップ回数の多さで、経験値さえ与え続ければ大抵強力なジェネラルになってくれる。
新人兵士を卒業してアーマーナイトになった時点でギリアムより強くなっていることが多い。
アメリアが育つまでにレベル差を付けて主力の座を固められれば良いが、上記の通りギリアムは育て始めに苦労するので優位性を生かしづらい。
さすがにHPや守備ではギリアムが大きくリードできるが、それ以外のステータスは全て期待値で負ける。特に技・速さ・幸運では圧倒的差をつけられる。
物理面に特化した壁役にはなれるが、魔法や特効武器で攻撃されるリスクを考慮するとバランス型のジェネラルに成長するアメリアの方が安定感がある。
他に見習い組と競合するユニットとしては
シャーマンの
ノールやバーサーカーの
ドズラも存在する。
が、ノールは間接攻撃やサマナーにCC後は亡霊戦士の召喚を中心に立ち回ればそれなりに使え、ドズラの方もロスの成長率がそこまで良くない
ので、どっちも使わないプレイヤーも多いという違いがある。
そのためアーマー組の格差が特に目立ちやすい。
ただアメリアは上記の通り専用クラスである新人兵士の強化版にもCCでき、このクラスは最高レベルのステータス上限に加えて必殺補正まで付くので潜在能力が高い。
普通に育てるだけではフルパラカンストが難しい上に体格が補強されないので活躍させるにはドーピングが重要だが、ラグドゥ遺跡のやり込みや通信対戦を考慮すれば選択肢に上がる。
その場合、ジェネラルとして使えるのはギリアムとフリーマップの追加キャラであるファードのみ、かつ支援を受けられるのはギリアムのみになるので晴れて出番が回ってくるだろう。
ラグドゥ遺跡では生存率がとにかく重視されるため守備30・3すくみマスター・大盾はいずれも恩恵が大きい。
もしアメリアをジェネラルにするのだとしても、お互いフルパラまで育てるなら強力なジェネラルを2人同時に使用できる。
なんならファードですら下手なキャラよりは3番手として活躍できる。
しかし、通信対戦ではギリアムにお呼びがかかりにくい。
ジェネラルの上限値は男だと力29・技27・速さ24・守備30・魔防25、女だと速さ力27・技28・速さ25・守備29・魔防26と差別化されているためである。
ウリである力や守備は高いのは嬉しく、技や魔防の差はそこまで重要ではないが、速さ1の差が追撃の有無という点で影響力が大きいのでジェネラルが欲しいなら大抵はアメリアが優先される。
支援の面で比較しても属性は同じ雷だが、アメリアが
ロス・
ユアン・デュッセルと組めるのに対してギリアムはガルシア・シレーネ・モルダであり、どちらかと言えばアメリア組の方に分がある。
そのためギリアムを使うなら新人兵士3と両立可能、あるいはジェネラルを2人使用可能と、いずれにせよアメリアと組むことが基本となる。
一応、
ネイミーはアメリア・ギリアムの両方と支援を組めるほか、ガルシアも
ウォーリアの上限値がそこそこ優秀、さらに息子のロスと支援を組めるのでその気になればチームとして成立させられる。
また下記の通り支援相手や
支援属性に恵まれており、シレーネ以外とは序盤から組める。
ギリアムを育てるなら上手く活用したい。
クラスの上限値に成長率が追い付いていないため、成長率を上げるメティスの書を使ってやるのも手。
炎に次いで優遇されていると言われる雷属性なので強力な支援効果を受けやすい。
ゴツメンマッチョ同士で力比べをし始め、お互いを称え合う。
支援Aでは結婚の話題になるが、この支援を成立させた状態では結婚できないのだが。
本編ではガルシアが典型的な柔らか鈍足戦士で育てるプレイヤーが少ないため活かされにくい。
しかし支援効果は攻撃力が若干上昇、回避率・必殺率が最大まで上がる攻撃面では特に優秀な補正。
上記の通りウォーリアの上限値も悪くないのでやり込みなら組むのも良いだろう。
騎士として自分は力不足ではないかと悩むフランツに対し、ギリアムが訓練を付ける。
それをきっかけにフレリアとルネスそれぞれの訓練方式を経験し、理解を深め合う。
支援効果は防御力と必殺率が大きく上がるが、回避率への補正が少なめ。
やり込みだとパラディンやグレートナイトの上限値の低さが残念。
モルダから謎の旋律が聴こえたと伝えられ、最初ギリアムはただの幻聴では？とそっけなく対応。
後にそれがヘイデン国王の戴冠式の時の音楽だと思い出し、初心を忘れるべからずという神の思し召しだったのだろうと語る。
支援効果は必殺率の上昇率こそ低めだが、防御力・回避率・必殺回避率が大きく上昇する。
モルダの杖による回復を受けられる点も踏まえ、壁役をこなしやすくなる。
ギリアムがネイミーに戦場での心得を説くほか、ネイミーから彼女の祖父が弓の達人だったという話が聞ける。
またネイミーから教えられた視力を上げる訓練を実践するが、強面の彼は仲間や動物から避けられてしまったらしい。
攻撃力が若干上昇、回避率・必殺率が最大まで上がる攻撃面では特に優秀な補正。
ネイミーは弓使いのエース候補かつ支援効果もガルシアと同じなので強力だが、本編だとギリアムと移動力の差が開いてしまうのがやや難点。
スナイパーやフォレストナイトは上限値が優秀なのでやり込みでも主力になれる。
彼女がフレリア天馬騎士団に入団して以来の付き合いであることが語られる。
支援Aの会話ではギリアムからプロポーズし、戦いが終わりフレリアに戻ったら返事を聞かせて欲しいと伝える。
後日談では結婚し、その後も2人の忠誠と活躍は変わることなく長く続いた。
雷属性同士の支援は攻撃力と命中率は上がらないが、それ以外は最大値の補正が受けられるかなり強力なもの。
シレーネは移動力の差が大きく本人の性能も飛行系の中では使いにくい方だが、
ファルコンナイトやワイバーンナイトは上限値が高いのでやり込みならあり。
鎧の傷は国境の砦を守ったときのもの、守備隊に入隊したばかりのときのもの…
どの傷も、俺にとっては輝かしい勲章だ。
出典：ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、（C） 2017 Nintendo ／ INTELLIGENT SYSTEMS
2023年3月にシレーネなど他のフレリア勢と共に登場。イラストはダイクエスト氏。青属性の槍装備重装ユニット。
原作でフランツとの支援会話などで出ていた自己鍛錬がクローズアップされた結果、
筋肉一本一本、指先までおろそかにせず鍛え上げる「フレリア式筋肉鍛錬術」なるものの伝道師に。
武器スキルは『フレリアの重槍』。
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、周囲2マス以内の飛行の味方に「飛行特効無効」を付与(1ターン)
敵から攻撃された時または戦闘開始時敵のHPが75%以上の時、戦闘中、自身の攻撃+6、敵の攻撃-6、
かつ、さらに敵の攻撃、守備が戦闘開始時の自分の守備の20%だけ減少、最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減。
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中攻撃、守備+6、かつ敵の奥義発動カウント変動量-1の『鬼神金剛の構え3』。
Bスキルは自分のHPが25%以上で敵から攻撃された時、戦闘中、敵の攻撃-4、自分は絶対追撃、敵は追撃不可、かつ自身の奥義発動カウント変動量+1の『迎撃隊形4』。
Cスキルは周囲2マス以内の味方が剣、槍、斧、竜、獣の敵から攻撃された時、スキル所持者は【護り手】を発動、スキル所持者が「護り手」を発動時、戦闘中攻撃、守備+4の『鎧の護り手・近間3』。
主に飛行ユニットを守ることに重きを置いた性能。同時実装が魔器ターナをはじめ、シレーネ、ヴァネッサと皆飛行ユニットなのでなおさら。
武器スキルの効果で彼の周囲の飛行ユニットはアイオテの盾無しでも飛行特効無効を得られるので、弓相手も怖くなくなる。
自身も素で48という高い守備を持ち、この守備を守りにも攻めにも活用できる。他も低めの速さを除いて高めのステータス。
近距離攻撃に対しての護り手を持つので、近接攻撃に対してはめっぽう強い。
弱点は遠距離武器には対抗できないこと。そこそこの魔防とダメージ軽減があるので簡単には倒れないが、連続で受けるのは危険。
迎撃隊形の効果を潰される見切り・追撃効果持ちの相手も苦手。
それに、いかに飛行特効無効を付与した味方とて、そもそもの受け性能が低ければ耐えるのはそれでも困難。過信はし過ぎないように。
追記・修正お願いします。
- あまり強いキャラじゃないのを承知のうえで毎回育ててたな。聖魔の剣装備ジェネラルのグラが好きだから毎回ジェネラルにして大剣持たせてた。 -- 名無しさん (2024-03-10 21:49:47)
- エメラルドグリーンの鎧兜姿が超イケてるしね -- 名無しさん (2024-03-12 21:02:12)
- 最終的な期待値はほぼオズインと同等と強くはなるから頑張って育てる価値はあるユニット。幸い、支援要員がほぼ序盤で固まってるから低初期値をフォローできる。 -- 名無しさん (2024-03-12 22:39:02)
最終更新：2024年03月16日 09:28
