ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0979 めーリンガル
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ankoss
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めーリンガルという物が販売された。
これはめーりんの様に喋れないゆっくりが何を言っているのか解るという物だ。
喋れないから良いんだ、という意見もあるだろうが、
めーりんを飼っている俺としては、何を喋っているのか興味がある。
そこで早速これを購入、めーりんに使ってみることにした。
めーりんの場合
「じゃおん!」(おはよう!)
「じゃおじゃおぅ」(まだ少し眠いよ)
「じゃおぉぅ?」(ご飯を食べたら一緒にお昼ねしてくれる?)
………これは想像以上の破壊力だ。
めーりん好きの俺にとっては、今世紀最大の発明といっても良いだろう。
早速友人を巻き込んで「めーリンガル」で遊ぶ事にしよう。
みょんの場合
友人が遊びに来るまで暇なのでもう一匹の飼ゆ、みょんにも使ってみる事にする。
「めーリンガル」は様々な種類のゆっくりにも対応している。
普段、卑猥な言葉しか喋らないみょんだが、いったい何を言っているんだろう?
「ちーんぽ!」(お兄さんだ!)
「おまえちんこでかっ!」(今日はお休みなの?)
「えろほん、きんたま、しこるすきー!!」(ご飯食べたら、遊んでね!)
意外と普通のことを喋っているんだな………
金バッチの場合
友人が金バッチれいむを連れてきた、通常のゆっくりはどういう反応になるのか興味があったからだ。
このれいむは流石金バッチといった感じの優良ゆっくりだ。友人にも俺にも懐いている。
さあ、喋れるゆっくりにはどういう反応があるのか…?
「ゆゆっ!おにいさんこんにちは!おひさしぶりだね!」(またこいつか、もう顔も見飽きた)
「めーりんもこんちにわ!ゆっくりしていってね!」(くずのめーりんだよ!ゆっくりできないよ!)
「じゃおおん!」(ゆっくりしていってね!)
「おにいさん、れいむにきをつかわなくていいよ!ゆっくりしていってね!」(何してる、さっさとあまあま持って来い!)
「ゆゆっ!どうしたのおにいさん?」(アホ面みせるな、さっさと動け)
「………」
「………」
「…お前のれいむって実はゲスか?金ゲスなのか?」
「…そんな…はずはない…と思うけど…」
「でかまらほうけい?」(どうしたの、お兄さん?)
「ゆっ!みょん、ゆっくりしていってね」(ちんぽしか喋れない、無能ゆっくりが来たよ!)
「ちーんぽ!」(ゆっくりしていってね!)
「………」
「………」
「……お前、加工所行き決定な!」
「どおしてそんなこというのぉぉぉぉぉぉぉ!!」(なんだと!くそじじい!)
ゲスの場合
「…まあ、そう落ち込むなよ」
「………」
とりあえず、ゲス容疑が掛かけられたれいむはケースに閉じ込められている。
いろいろ騒いでいるが、まあ気にしないで置く。
「まあ、一応あれも用意してあるんだが…」
「……せっかくだから、俺のれいむと比較してみるか」
「はなすんだぜぇぇ!!このくそにんげん!」(放してね、人間さん!)
「どうしてれいむが、かこうじょいきなのぉぉぉ!」(くず人間、れいむを敬え!)
「………なんだこれ?」
一応野良ゲスも用意しておいたんだが……
この機械、壊れているのか?
だが、めーりんやみょんの会話がちゃんと聞けたし…
翻訳機能がおかしいのか?
「ぶれいなくそにんげんだぜ!まりささまにきやすくさわるんじゃないんだぜ!」
(まりさは弱いからすぐ怪我をしちゃうんだよ、あんまり強く持たないでね)
「ゆ!このまりさはなに?のらなの?のらはゆっくりできないよ」(薄汚い野良だね、ゆっくり死ね!)
「………」
「……やっぱりお前、加工所行き決定な!」
「どぼじでぇぇ?!」(なぜだ!)
野生の場合
「めーリンガル」の更なる機能を確かめるため俺達は近くの山に向かった。
話ではこの辺りにドスの居る群れがあるらしい。
善良な群れのようで、人里には降りてこないこと、畑に侵入しないことなどを約束したそうだ。
ちなみに金れいむは少し痛い目にあわせたら、ゲスの本性を現した。
とりあえず、野良まりさと一緒に加工所に送っておいた。
「たしか、このあたりなんだが…」
「ゆゆっ!にんげんさんこんにちは!どうしたの?」
「この辺りにドスの群れがあるだろ?案内してくれ」
「ゆぅ…なんのごようなの?」
「大した事じゃないんだ、危害も加えるつもりもないし」
「ゆん!わかったよ、案内するよ」
「めーリンガル」を使っておけば良かったと思いつつ、群れに案内してもらう。
「ゆ!にんげんさんこんにちは!どすになにかごよう?」(こんにちは、にんげんさん!)
「こんにちは………ふーむ、普通の反応だな」
「やっぱりこの機械が正しいのか?」
「むきゅ!どす、にんげんさん、どうしたの?」(嫌な奴らが居るわ)
「………」
「…ドス、このぱちゅりーは?」
「このぱちゅりーはどすのほさだよ、おしごとをてつだってもらっているんだよ」
(このぱちゅりーは、ドスの為に働いてくれるんだよ優しいよ)
「むきゅ、てつだっているってほどでもないわ」(ちゃんと褒めてくれ)
「………ドス、ちょっとこっちに」
「ゆ?どうしたの?」(どき!何かな?)
「むきゅ?!」(胡散臭い人間さんね)
俺達とドスは「めーリンガル」を使って、群れのゲス因子を排除した。
ドスも初めは信用しなかったが、何回か使っていく内に思い当たる節があったのだろう。
機械の性能を理解し、協力してくれた。
なお、ゲス因子の見つかったゆっくりは俺達で引き取った。
知り合いの鬼威参にでも渡しておくつもりだ。
「ゆぐぅ!ここからだしてね」(ここから出せ!くそ人間!)
「とかいはじゃないわぁぁぁ!」(ドサクサにまぎれてすっきり出来るわぁぁぁ!)
「むきゅ!どす!これはどういうこと?」(群れをのっとる計画がばれたのかしら?)
「だせぇぇ!まりさはげすじゃないんだぜぇぇ!!」(なぜばれた?)
ペットショップの場合
「めーリンガル」の効果に気を良くした俺達は、今度は町のペットショップに向かうことにした。
ゆっくり専門ではないが、多くのゆっくりを扱っている。
たまに胴付の入荷もあるようで、ゆっくり好きな人間も虐待好きな人間も愛用しているほどだ。
「いらしゃいま…何だお前らか」
「ちゃんと仕事しろよ」
「で、何の様だ?」
「実はな、この前買った……」
ここの店員は俺達の仲間でどちらかといえば、鬼威参と呼ばれてもおかしくない人間だ。
ただ、虐待対象はゲスだけのようなので、ペットショップでも働けている。
「そんなに高性能なのか?面白そうだから俺もついて回る」
「まったく、まじめに仕事しろよ」
「いいじゃないか、…店内をご案内します、お客様……これでいいだろ?」
「まあ、なんでもいいけどな」
「こちらがゆっくりコーナーで御座います。どうぞごゆっくり」
「つまらんギャクだな」
「うるせーな、年寄りにはうけるぞ」
そんなやり取りをしながら、「めーリンガル」を取り出し、売り物のゆっくりに使ってみる。
「ゆゆっ!にんげんさん、ゆっくりしていってね」(人間さんこんにちは!)
「にんげんさんはゆっくりできるね!」(お世辞でもいっておけばいいや)
「まりさはにんげんさんをゆっくりさせてあげられるよ」(はやくゆっくりさせろ)
「じゃおじゃーお」(お昼寝したいよ)
「にんげんさんはいいひとなんだね、わかるよー」(人間さん??)
「まりさはまりさだよ!よろしくね!」(にんげんさんとあそびたいよ)
「おにーしゃんゆっきゅりできりゅひちょ?」(ちょっとこわいよ)
ペットショップだけあって優良な個体が多いが、反面上位バッチ付でもゲスっぽいものも居る。
まあ所詮ゆっくりといった処だろう。
「めーリンガル」の性能は想像以上だった。
これはあとで知った話だが、元は加工所がゆっくりの心理を知るために開発したらしい。
それが喋れないゆっくりに使ってみたところ効果があったようだ。
「まあ、ざっとこんな所だな」
「すごいもんだな、でもこれを持っていると迂闊にバッチ付を買えないな」
「まあ、元は喋れないゆっくり用だし、いいんじゃないのか?」
「実際喋れないゆっくりはその方がいいって事で買われていることが多いし、お前達のような使い方が特殊だろう。」
「あーそうだ、先週胴付が入荷したんだが……使ってみるか?」
胴付の場合
「先週入荷されたうどんげだ、喋らないから丁度良いかもね」
「ゼロがいっぱい………誰が買うんだよ…」
「さあ?だから売れ残ってるんだろ?」
「ではさっそく……」
『にこっ』(人間さんこんにちは!)
「「「おぉ!」」」
『きょろきょろ』(店員さんと……しらないおにいさんだね)
「かしこいな」
『じー』(ずっと一人だから、人間さんが来てくれて嬉しいよ)
「「「!?」」」
『じーーー』(遊んでくれたら嬉しいな…)
「「「な、なんだってぇぇぇ!」」」
『うるうる』(もう一人ぼっちは嫌だよ…)
「「「……………」」」
「すみません、これください!」
「ちょwてめ!うどんげはおれんのだ!!」
「お前にはめーりんがいるだろ?!うどんげは俺が買う!!!」
「店員はひっこんでろ!それにお前は鬼威参じゃないか!うどんげは俺が幸せにする!!」
「うっせー!うどんげは別だ!おれが責任もって面倒見る!!」
「貧乏人は引っ込んでろ!俺が買う!借金してでも買う!!!!」
「てめ…この…」
「おら…あきらめ…」
「く…おのれ…」
『おろおろ』(喧嘩はやめてー)
俺は醜い争いにやぶれ、家に帰ることになった。
結局うどんげは金ゲスれいむの元飼い主が「めーリンガル」とセットでお持ち帰った。
…まさか本当に借金してまで買うとは………まあ、俺も欲しかったんだか…
「じゃーおう?」(どうしたの?お兄さん?)
「じゃおじゃお?」(元気ないみたいだよ?)
「じゃおおん!」(めーりんがなぐさめてあげるね!)
「…………」
「めーりん!浮気しそうになってすまなかったぁぁぁぁぁ!!」
「じゃお?!」(?!どうしたのおにいさん?)
「どーていおとこ、びっくぺーす」(めでたし、めでたし?)
どうしてもこれは単品にしておきたかったので短めですが投稿します
「めーリンガル」をほかの作品で使いたかったので
飽きられてなければ、ムシゴロウ王国の続編でも書いてみようと思います。
徒然あき
過去に書いたもの
ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国
ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2
ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3
ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~
ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム
ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート
ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク
ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション
ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう
ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ
ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興
ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5
ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草
これはめーりんの様に喋れないゆっくりが何を言っているのか解るという物だ。
喋れないから良いんだ、という意見もあるだろうが、
めーりんを飼っている俺としては、何を喋っているのか興味がある。
そこで早速これを購入、めーりんに使ってみることにした。
めーりんの場合
「じゃおん!」(おはよう!)
「じゃおじゃおぅ」(まだ少し眠いよ)
「じゃおぉぅ?」(ご飯を食べたら一緒にお昼ねしてくれる?)
………これは想像以上の破壊力だ。
めーりん好きの俺にとっては、今世紀最大の発明といっても良いだろう。
早速友人を巻き込んで「めーリンガル」で遊ぶ事にしよう。
みょんの場合
友人が遊びに来るまで暇なのでもう一匹の飼ゆ、みょんにも使ってみる事にする。
「めーリンガル」は様々な種類のゆっくりにも対応している。
普段、卑猥な言葉しか喋らないみょんだが、いったい何を言っているんだろう?
「ちーんぽ!」(お兄さんだ!)
「おまえちんこでかっ!」(今日はお休みなの?)
「えろほん、きんたま、しこるすきー!!」(ご飯食べたら、遊んでね!)
意外と普通のことを喋っているんだな………
金バッチの場合
友人が金バッチれいむを連れてきた、通常のゆっくりはどういう反応になるのか興味があったからだ。
このれいむは流石金バッチといった感じの優良ゆっくりだ。友人にも俺にも懐いている。
さあ、喋れるゆっくりにはどういう反応があるのか…?
「ゆゆっ!おにいさんこんにちは!おひさしぶりだね!」(またこいつか、もう顔も見飽きた)
「めーりんもこんちにわ!ゆっくりしていってね!」(くずのめーりんだよ!ゆっくりできないよ!)
「じゃおおん!」(ゆっくりしていってね!)
「おにいさん、れいむにきをつかわなくていいよ!ゆっくりしていってね!」(何してる、さっさとあまあま持って来い!)
「ゆゆっ!どうしたのおにいさん?」(アホ面みせるな、さっさと動け)
「………」
「………」
「…お前のれいむって実はゲスか?金ゲスなのか?」
「…そんな…はずはない…と思うけど…」
「でかまらほうけい?」(どうしたの、お兄さん?)
「ゆっ!みょん、ゆっくりしていってね」(ちんぽしか喋れない、無能ゆっくりが来たよ!)
「ちーんぽ!」(ゆっくりしていってね!)
「………」
「………」
「……お前、加工所行き決定な!」
「どおしてそんなこというのぉぉぉぉぉぉぉ!!」(なんだと!くそじじい!)
ゲスの場合
「…まあ、そう落ち込むなよ」
「………」
とりあえず、ゲス容疑が掛かけられたれいむはケースに閉じ込められている。
いろいろ騒いでいるが、まあ気にしないで置く。
「まあ、一応あれも用意してあるんだが…」
「……せっかくだから、俺のれいむと比較してみるか」
「はなすんだぜぇぇ!!このくそにんげん!」(放してね、人間さん!)
「どうしてれいむが、かこうじょいきなのぉぉぉ!」(くず人間、れいむを敬え!)
「………なんだこれ?」
一応野良ゲスも用意しておいたんだが……
この機械、壊れているのか?
だが、めーりんやみょんの会話がちゃんと聞けたし…
翻訳機能がおかしいのか?
「ぶれいなくそにんげんだぜ!まりささまにきやすくさわるんじゃないんだぜ!」
(まりさは弱いからすぐ怪我をしちゃうんだよ、あんまり強く持たないでね)
「ゆ!このまりさはなに?のらなの?のらはゆっくりできないよ」(薄汚い野良だね、ゆっくり死ね!)
「………」
「……やっぱりお前、加工所行き決定な!」
「どぼじでぇぇ?!」(なぜだ!)
野生の場合
「めーリンガル」の更なる機能を確かめるため俺達は近くの山に向かった。
話ではこの辺りにドスの居る群れがあるらしい。
善良な群れのようで、人里には降りてこないこと、畑に侵入しないことなどを約束したそうだ。
ちなみに金れいむは少し痛い目にあわせたら、ゲスの本性を現した。
とりあえず、野良まりさと一緒に加工所に送っておいた。
「たしか、このあたりなんだが…」
「ゆゆっ!にんげんさんこんにちは!どうしたの?」
「この辺りにドスの群れがあるだろ?案内してくれ」
「ゆぅ…なんのごようなの?」
「大した事じゃないんだ、危害も加えるつもりもないし」
「ゆん!わかったよ、案内するよ」
「めーリンガル」を使っておけば良かったと思いつつ、群れに案内してもらう。
「ゆ!にんげんさんこんにちは!どすになにかごよう?」(こんにちは、にんげんさん!)
「こんにちは………ふーむ、普通の反応だな」
「やっぱりこの機械が正しいのか?」
「むきゅ!どす、にんげんさん、どうしたの?」(嫌な奴らが居るわ)
「………」
「…ドス、このぱちゅりーは?」
「このぱちゅりーはどすのほさだよ、おしごとをてつだってもらっているんだよ」
(このぱちゅりーは、ドスの為に働いてくれるんだよ優しいよ)
「むきゅ、てつだっているってほどでもないわ」(ちゃんと褒めてくれ)
「………ドス、ちょっとこっちに」
「ゆ?どうしたの?」(どき!何かな?)
「むきゅ?!」(胡散臭い人間さんね)
俺達とドスは「めーリンガル」を使って、群れのゲス因子を排除した。
ドスも初めは信用しなかったが、何回か使っていく内に思い当たる節があったのだろう。
機械の性能を理解し、協力してくれた。
なお、ゲス因子の見つかったゆっくりは俺達で引き取った。
知り合いの鬼威参にでも渡しておくつもりだ。
「ゆぐぅ!ここからだしてね」(ここから出せ!くそ人間!)
「とかいはじゃないわぁぁぁ!」(ドサクサにまぎれてすっきり出来るわぁぁぁ!)
「むきゅ!どす!これはどういうこと?」(群れをのっとる計画がばれたのかしら?)
「だせぇぇ!まりさはげすじゃないんだぜぇぇ!!」(なぜばれた?)
ペットショップの場合
「めーリンガル」の効果に気を良くした俺達は、今度は町のペットショップに向かうことにした。
ゆっくり専門ではないが、多くのゆっくりを扱っている。
たまに胴付の入荷もあるようで、ゆっくり好きな人間も虐待好きな人間も愛用しているほどだ。
「いらしゃいま…何だお前らか」
「ちゃんと仕事しろよ」
「で、何の様だ?」
「実はな、この前買った……」
ここの店員は俺達の仲間でどちらかといえば、鬼威参と呼ばれてもおかしくない人間だ。
ただ、虐待対象はゲスだけのようなので、ペットショップでも働けている。
「そんなに高性能なのか?面白そうだから俺もついて回る」
「まったく、まじめに仕事しろよ」
「いいじゃないか、…店内をご案内します、お客様……これでいいだろ?」
「まあ、なんでもいいけどな」
「こちらがゆっくりコーナーで御座います。どうぞごゆっくり」
「つまらんギャクだな」
「うるせーな、年寄りにはうけるぞ」
そんなやり取りをしながら、「めーリンガル」を取り出し、売り物のゆっくりに使ってみる。
「ゆゆっ!にんげんさん、ゆっくりしていってね」(人間さんこんにちは!)
「にんげんさんはゆっくりできるね!」(お世辞でもいっておけばいいや)
「まりさはにんげんさんをゆっくりさせてあげられるよ」(はやくゆっくりさせろ)
「じゃおじゃーお」(お昼寝したいよ)
「にんげんさんはいいひとなんだね、わかるよー」(人間さん??)
「まりさはまりさだよ!よろしくね!」(にんげんさんとあそびたいよ)
「おにーしゃんゆっきゅりできりゅひちょ?」(ちょっとこわいよ)
ペットショップだけあって優良な個体が多いが、反面上位バッチ付でもゲスっぽいものも居る。
まあ所詮ゆっくりといった処だろう。
「めーリンガル」の性能は想像以上だった。
これはあとで知った話だが、元は加工所がゆっくりの心理を知るために開発したらしい。
それが喋れないゆっくりに使ってみたところ効果があったようだ。
「まあ、ざっとこんな所だな」
「すごいもんだな、でもこれを持っていると迂闊にバッチ付を買えないな」
「まあ、元は喋れないゆっくり用だし、いいんじゃないのか?」
「実際喋れないゆっくりはその方がいいって事で買われていることが多いし、お前達のような使い方が特殊だろう。」
「あーそうだ、先週胴付が入荷したんだが……使ってみるか?」
胴付の場合
「先週入荷されたうどんげだ、喋らないから丁度良いかもね」
「ゼロがいっぱい………誰が買うんだよ…」
「さあ?だから売れ残ってるんだろ?」
「ではさっそく……」
『にこっ』(人間さんこんにちは!)
「「「おぉ!」」」
『きょろきょろ』(店員さんと……しらないおにいさんだね)
「かしこいな」
『じー』(ずっと一人だから、人間さんが来てくれて嬉しいよ)
「「「!?」」」
『じーーー』(遊んでくれたら嬉しいな…)
「「「な、なんだってぇぇぇ!」」」
『うるうる』(もう一人ぼっちは嫌だよ…)
「「「……………」」」
「すみません、これください!」
「ちょwてめ!うどんげはおれんのだ!!」
「お前にはめーりんがいるだろ?!うどんげは俺が買う!!!」
「店員はひっこんでろ!それにお前は鬼威参じゃないか!うどんげは俺が幸せにする!!」
「うっせー!うどんげは別だ!おれが責任もって面倒見る!!」
「貧乏人は引っ込んでろ!俺が買う!借金してでも買う!!!!」
「てめ…この…」
「おら…あきらめ…」
「く…おのれ…」
『おろおろ』(喧嘩はやめてー)
俺は醜い争いにやぶれ、家に帰ることになった。
結局うどんげは金ゲスれいむの元飼い主が「めーリンガル」とセットでお持ち帰った。
…まさか本当に借金してまで買うとは………まあ、俺も欲しかったんだか…
「じゃーおう?」(どうしたの?お兄さん?)
「じゃおじゃお?」(元気ないみたいだよ?)
「じゃおおん!」(めーりんがなぐさめてあげるね!)
「…………」
「めーりん!浮気しそうになってすまなかったぁぁぁぁぁ!!」
「じゃお?!」(?!どうしたのおにいさん?)
「どーていおとこ、びっくぺーす」(めでたし、めでたし?)
どうしてもこれは単品にしておきたかったので短めですが投稿します
「めーリンガル」をほかの作品で使いたかったので
飽きられてなければ、ムシゴロウ王国の続編でも書いてみようと思います。
徒然あき
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ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート
ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク
ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション
ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう
ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ
ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興
ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5
ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草