ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1129 めーりん公園花
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めーりんはいつもゆっくり暮らしていました。
日のあたりのいい場所でぽかぽかお昼寝したり、木陰に入ってはプカプカ寝ていました。
めーりんは飼いゆっくりではありませんでしたが、気のいいお兄さんがご飯の面倒をみてあげていました。
日のあたりのいい場所でぽかぽかお昼寝したり、木陰に入ってはプカプカ寝ていました。
めーりんは飼いゆっくりではありませんでしたが、気のいいお兄さんがご飯の面倒をみてあげていました。
めーりんはお花が大好きでした。
春は桜の花びらが舞い散る様子に見惚れてじゃおっと泣いたり、
夏は向日葵に囲まれながら幸せそうにじゃおじゃお、お昼寝したり、
秋はコスモスをウットリ眺めてはじゃおっと、ため息をついたり、
冬はフリージアをぼんやりと見つめながらじゃおんと、春が来るのをのんびり待ち望んだりしていました。
春は桜の花びらが舞い散る様子に見惚れてじゃおっと泣いたり、
夏は向日葵に囲まれながら幸せそうにじゃおじゃお、お昼寝したり、
秋はコスモスをウットリ眺めてはじゃおっと、ため息をついたり、
冬はフリージアをぼんやりと見つめながらじゃおんと、春が来るのをのんびり待ち望んだりしていました。
めーりんはいつも幸せそうに暮らしているのに、ゆっくり出来ないと言う者達がいました。
「めーりんはゆっくりしてないくせにニコニコしててきもちわるいのぜ!」
「おうたもうたえないめーりんはゆっくりできないよ!」
「いつもねてばかりいるめーりんはとかいはじゃないわ」
「むきゅ!おはなしもできないめーりんはゆっくりできないわ!」
そんな風にめーりんを馬鹿にしたり、苛めたりするゆっくりが居るので、
めーりんは他のゆっくりたちの前では笑わないように気をつけていました。
それでも風に乗って漂う花の香りに、思わずニコニコしてしまいそうになります。
ですから、他のゆっくりが居る時はじゃおじゃおっと鳴いて誤魔化すのでした。
めーりんは他のゆっくりたちの前では笑わないように気をつけていました。
それでも風に乗って漂う花の香りに、思わずニコニコしてしまいそうになります。
ですから、他のゆっくりが居る時はじゃおじゃおっと鳴いて誤魔化すのでした。
そんなめーりんには気になるゆっくりが居ました。
お兄さんの庭でお花を育てている、ゆうかと言うゆっくりでした。
ゆうかはめーりんのことを馬鹿にしたりしませんでした。
めーりんが幸せそうにお花を眺めているのを嬉しそうに見ていました。
めーりんとゆうかはお友達になりました。
いつもお花に囲まれて、幸せな一時を過ごしていました。
お兄さんの庭でお花を育てている、ゆうかと言うゆっくりでした。
ゆうかはめーりんのことを馬鹿にしたりしませんでした。
めーりんが幸せそうにお花を眺めているのを嬉しそうに見ていました。
めーりんとゆうかはお友達になりました。
いつもお花に囲まれて、幸せな一時を過ごしていました。
ある時めーりんがお兄さんにお願いをしました。
めーりんの言葉はお兄さんには解りませんでしたが、ゆうかが替わって話してくれました。
めーりんの言葉はお兄さんには解りませんでしたが、ゆうかが替わって話してくれました。
「おにいさん、めーりんはじぶんのかだんがほしいっていってるわ、でもね、めーりん、
おはなをそだてるのはたいへんなのよ、めーりんはいつもおひるねばかりするでしょ?
のんびりねていたら、おはなさんはそだたないわよ?」
おはなをそだてるのはたいへんなのよ、めーりんはいつもおひるねばかりするでしょ?
のんびりねていたら、おはなさんはそだたないわよ?」
ゆうかにそう言われ、めーりんは決まりが悪そうにモジモジ下を向いてしまいました。
そんなめーりんをお兄さんがじっと見つめて言いました。
そんなめーりんをお兄さんがじっと見つめて言いました。
「めーりんのための花壇を用意するよ、めーりんが初めて僕にしてきた御願いだからね。
隣の畑を自由に使っていいよ。でも、ちゃんとお花の世話をしないとだめだよ?」
隣の畑を自由に使っていいよ。でも、ちゃんとお花の世話をしないとだめだよ?」
「いいの、おにいさん?めーりんはわるさはしない、いいこだけど、のらのこよ?」
「これだけ面倒をみているんだから、僕の飼いゆっくりと同じ事だよ」
めーりんは大喜びで跳ね回りました。そしてお兄さんにお礼のつもりでじゃおじゃおっと言いました。
翌日からめーりんとゆうかとお兄さんで、隣の荒れ果てた畑を耕し花の種をまいていきました。
それを見ていた他のゆっくりはめーりん達を笑っていました。
それを見ていた他のゆっくりはめーりん達を笑っていました。
「くずめーりんはバカなことをしているのぜ!あんなゴミをつちにうめてなんのいみがあるのぜ?」
「あのにんげんさんはゆっくりしてないね!くずのめーりんをかわいがるなんて、あたまがかわいそうだよ!」
「ばかなめーりんはゆうかといっしょにつちにまみれてきたないわ!とんでもないいなかものね!」
「むきゅきゅ!おはなさんをそだてているんですって?そんなことしなくても、おはなさんはかってにはえてくるのよ!」
それでもめーりんはお花の面倒をみました。大好きなお昼寝をする時間も惜しんでお花を世話しました。
お兄さんはそんなめーりんの為に桜の木の苗を買って来てくれました。
お兄さんは桜の苗を10本ほど植えてくれました。めーりんは嬉しくなり、春が来るのを待ち焦がれました。
お兄さんはそんなめーりんの為に桜の木の苗を買って来てくれました。
お兄さんは桜の苗を10本ほど植えてくれました。めーりんは嬉しくなり、春が来るのを待ち焦がれました。
やがてめーりんの花壇は段々と立派になっていきました。
お兄さんもゆうかも、暇があればめーりんの花壇の手入れを手伝ってくれました。
いつの間にか、めーりんの花壇にはいろんなゆっくりがやって来るようになりました。
訪れるゆっくり達はめーりん達が育てた花をみて楽しそうにしていました。
めーりんはそんな様子を楽しそうに眺めていました。
お兄さんもゆうかも、暇があればめーりんの花壇の手入れを手伝ってくれました。
いつの間にか、めーりんの花壇にはいろんなゆっくりがやって来るようになりました。
訪れるゆっくり達はめーりん達が育てた花をみて楽しそうにしていました。
めーりんはそんな様子を楽しそうに眺めていました。
「ちーんぽ♪おしゃれこんどーむ♪」
「ここのさくらさんはとってもきれいですね、ね♪かなこさま♪すわこさま♪」
「ほんとうにきれいだね、ここのかだんをていれしているめーりんは、とってもゆっくりしているね」
「あーうー♪」
「おお!きれいきれい♪」
めーりんの周りには何時しか沢山のゆっくりが集まるようになっていました。
めーりんは季節の花を愛でて幸せに暮らしていました。
めーりんは季節の花を愛でて幸せに暮らしていました。
ところが、ある朝の事です。
めーりんが何時ものように花壇に水を撒きに来ると、花壇のお花がすっかり荒らされていました。
花壇の中には以前めーりんを苛めたゆっくり達がいました。
めーりんが何時ものように花壇に水を撒きに来ると、花壇のお花がすっかり荒らされていました。
花壇の中には以前めーりんを苛めたゆっくり達がいました。
「ここはまりさたちのゆっくりぷれいすなのぜ!くずのめーりんはさっさとでていくのぜ!」
「めーりんはゆっくりできないくせになまいきだよ!こんなさくらのきも、さっさとかれてしまえばいいんだよ!」
「ありすたちよりゆっくりしようとするなんて、めーりんはとんだげすゆっくりね!」
「むきゅ!おはなさんはたべられるためにはえてくるのよ!だからぱちゅたちがたべてあげるのよ!」
めーりんはじゃおっと怒りました。ですが意地悪なゆっくり達はめーりんに向かって体当たりをしてきました。
「くずめーりんはせいさいしてやるのぜ!」
「くずのめーりんはさっさとしんでね!」
「いなかものはいなかものらしく、みじめにしんでね!」
「むきゅきゅ!くずなめーりんはみじめにしぬのがおにあいよ!」
めーりんはしばらく耐えていました、ですが何度も何度も体当たりをされました。
まりさに棒で叩かれ、
れいむに噛み付かれ、
ありすに枝で突付かれ、
ぱちゅリーに石を投げられ、
やがてめーりんは倒れてしまいました。
周りの景色がぐるぐる回ってそのまま動けなくなってしまいました。
周りの景色がぐるぐる回ってそのまま動けなくなってしまいました。
けっきょくめーりんはそのまま死んでしまいました。
お兄さんとゆうかが駆けつけた時にはもう手遅れでした。
めーりんは大好きだった桜の木の下に埋めてもらいました。
めーりんはもう誰も邪魔されず、意地悪もされる事無く、
大好きなお花の中で、桜の木下でお昼寝し続けます。
お兄さんもゆうかも、めーりんの花壇に集まって来ていたゆっくり達も、めーりんが死んだ事を悲しみました。
お兄さんとゆうかが駆けつけた時にはもう手遅れでした。
めーりんは大好きだった桜の木の下に埋めてもらいました。
めーりんはもう誰も邪魔されず、意地悪もされる事無く、
大好きなお花の中で、桜の木下でお昼寝し続けます。
お兄さんもゆうかも、めーりんの花壇に集まって来ていたゆっくり達も、めーりんが死んだ事を悲しみました。
その後めーりんを苛め殺したゆっくり達は、花壇に集まるゆっくり達に捕まり花壇の肥料にされました。
お兄さんとゆうかとお花の好きなゆっくり達は、めーりんの残した花壇をずっと大切にしていきました。
お兄さんとゆうかとお花の好きなゆっくり達は、めーりんの残した花壇をずっと大切にしていきました。
それから何年も経ちました。
お兄さんはすっかり老けてしまい、ゆうかも死んでしまいました。
死んだゆうかはめーりんが眠っている桜の木の下で、仲良くいっしょに眠っています。
お花好きなゆっくり達は花壇に住み着きお花の世話をして暮らしていました。
めーりんの花壇には、何時しか小規模ではありますが群れが出来ていました。
お兄さんはすっかり老けてしまい、ゆうかも死んでしまいました。
死んだゆうかはめーりんが眠っている桜の木の下で、仲良くいっしょに眠っています。
お花好きなゆっくり達は花壇に住み着きお花の世話をして暮らしていました。
めーりんの花壇には、何時しか小規模ではありますが群れが出来ていました。
ゆっくり達が幸せに暮らしてるこのめーりんの花壇を、とある愛護団体が目をつけました。
お兄さんにこの土地を譲れと迫りましたが、お兄さんは絶対に譲りませんでした。
めーりんの残した大切な花壇だったからです。めーりんとゆうかとの思い出の花壇だったからです。
お兄さんにこの土地を譲れと迫りましたが、お兄さんは絶対に譲りませんでした。
めーりんの残した大切な花壇だったからです。めーりんとゆうかとの思い出の花壇だったからです。
そんな様子がある有名な学者さんの目に留まりました。
学者さんはこの花壇を公園として保護すればいいと愛護団体を追い払いました。
お兄さんはこの公園の名前を「めーりん公園」と名付けました。
めーりん公園では今でも、花を愛で、花を育てて、幸せそうに暮らすゆっくり達が住んでいます。
めーりん公園はいつも綺麗なお花が咲いています。
学者さんはこの花壇を公園として保護すればいいと愛護団体を追い払いました。
お兄さんはこの公園の名前を「めーりん公園」と名付けました。
めーりん公園では今でも、花を愛で、花を育てて、幸せそうに暮らすゆっくり達が住んでいます。
めーりん公園はいつも綺麗なお花が咲いています。
完
勢いで書いた愛でです。めーりんは愛でが似合いますね。
元ネタは宮沢賢治の「虔十公園林」ですね。
なんとなく「めーりん公園林」なんてタイトルが思い浮かんだので…
元ネタは宮沢賢治の「虔十公園林」ですね。
なんとなく「めーりん公園林」なんてタイトルが思い浮かんだので…
徒然あき
挿絵:全裸あき