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anko2804 ゆっくり公民 ~奴隷解放~(後編)
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『ゆっくり公民 ~奴隷解放~(後編)』 31KB
いじめ 自業自得 仲違い 群れ 捕食種 自然界 独自設定 5作目 後編 完結です
いじめ 自業自得 仲違い 群れ 捕食種 自然界 独自設定 5作目 後編 完結です
ゆっくり公民 ~奴隷解放~(中編)の続きになります
傷れいむを送り出したリーダーれいむは、新たに起きた問題に頭を抱えていた
今日の仕事にかかろうとするリーダーれいむの元に妹れいむが走ってきたのだ。
今日の仕事にかかろうとするリーダーれいむの元に妹れいむが走ってきたのだ。
「おねえちゃん、たいへんだよ!」
「ゆ、いったいどうしたの?」
妹れいむに連れられて群れのおうちに戻ったれいむが見たのは驚くべきものだった。
にんっしんしているれいむが増えていたのだ、その中には元奴隷のれいむだけでは無く、リーダーれいむと同じ群れから来たれいむ達もいた。
にんっしんしているれいむが増えていたのだ、その中には元奴隷のれいむだけでは無く、リーダーれいむと同じ群れから来たれいむ達もいた。
「ゆぅ、みんなどうして、どうしてすっきりーしちゃうの、すっきりーははるさんがなつさんでしょ!」
リーダーれいむ達の居たかなこの群れではすっきりーは自己責任ではあるが、今までの経験の蓄積によってすっきりーに適しているのは春と梅雨の明けた夏であることが分かっていた、その時期ならば食料も豊富であり、赤ゆっくりも冬までには成ゆっくりになるためリスクが少ないのである。
この事は掟ではないものの、ぱちゅりーの学校で教えられるし、成ゆっくりになって一人立ちが近くなると、こっそり親ゆっくりから教えられるものでもある。
元奴隷ゆっくりが同じことをするのは、薄々危険視していたリーダーれいむ、しかし自分がその事を知っていたので、同じ群れから来たれいむ達がそんな暴挙に出るとは考えなかったのだ。
この事は掟ではないものの、ぱちゅりーの学校で教えられるし、成ゆっくりになって一人立ちが近くなると、こっそり親ゆっくりから教えられるものでもある。
元奴隷ゆっくりが同じことをするのは、薄々危険視していたリーダーれいむ、しかし自分がその事を知っていたので、同じ群れから来たれいむ達がそんな暴挙に出るとは考えなかったのだ。
実はれいむ達のした様々な失敗、その根底にあるものは今回の脱走に関わったゆっくりが皆若いという点である。
元々リーダーれいむの仲間だった者たちは今年の春に生まれたれいむだし、元奴隷のれいむ達も同じである。
多くの者が知らないことであるが、ドスまりさの群れの奴隷ゆっくりの寿命は短いのである。
ドスまりさの群れでは冬に越冬用の洞窟に入らない分の奴隷ゆっくりを間引いて食料に加工している、食料を多く食べてしまう赤ゆっくりなどはすぐに食料にされてしまうのだが、奴隷ゆっくりの8割を間引く事になる越冬において残す2割の奴隷ゆっくりの基準は何か、それは若さである。
基本的に奴隷ゆっくりの仕事は監督に群れのゆっくりを着けた単純労働が多いため、経験豊富な奴隷ゆっくりなどは要らないのだ、むしろ何年も生きて経験を積んだ奴隷ゆっくりは群れの事情にも通じているため反乱の危険性が増えてしまう。
そのために冬に残される奴隷ゆっくりは、群れのゆっくりが気に入った一部を除いてその都年に生まれたゆっくりであり、二度越冬を経験した奴隷ゆっくりは居ないようになっている。
脱走してきた元奴隷ゆっくりは、元々リーダーれいむと同じ群れで生まれたゆっくりが大半で越冬の経験は無かったのである。
そんな若いゆっくりで構成されるれいむ達の群れ、そこに足りないものは圧倒的に経験であった。
現に秋の中頃であるこの時期に未だ食料の備蓄を開始していないのである、いくら山の恵みが豊富であってもこれはありえない話である。
もちろんリーダーれいむも、冬篭りとその準備についての知識は持っていたし、親達から冬の恐ろしさについて聞いていた。
しかし具体的にどの時期から準備をするかなどは、群れから発表されるため知らなかったのだ、これは二つの群れのどちらから来たゆっくりにも言える事だが、群れがきっちりと組織化されているため、自分で考えたりしなくても上から指示が出るのである。
リーダーれいむも今が秋であることは理解していても、その次の冬までは頭が回っていない、豊富な食料はその危機感をも失わせてしまっている。
そもそも、知識や経験をしっかり持っているゆっくりであれば、冬の近い秋に群れ単位での引越しがいかに危険か分かるだろう、れいむ達の計画はスタートの段階から失敗していたのである。
元々リーダーれいむの仲間だった者たちは今年の春に生まれたれいむだし、元奴隷のれいむ達も同じである。
多くの者が知らないことであるが、ドスまりさの群れの奴隷ゆっくりの寿命は短いのである。
ドスまりさの群れでは冬に越冬用の洞窟に入らない分の奴隷ゆっくりを間引いて食料に加工している、食料を多く食べてしまう赤ゆっくりなどはすぐに食料にされてしまうのだが、奴隷ゆっくりの8割を間引く事になる越冬において残す2割の奴隷ゆっくりの基準は何か、それは若さである。
基本的に奴隷ゆっくりの仕事は監督に群れのゆっくりを着けた単純労働が多いため、経験豊富な奴隷ゆっくりなどは要らないのだ、むしろ何年も生きて経験を積んだ奴隷ゆっくりは群れの事情にも通じているため反乱の危険性が増えてしまう。
そのために冬に残される奴隷ゆっくりは、群れのゆっくりが気に入った一部を除いてその都年に生まれたゆっくりであり、二度越冬を経験した奴隷ゆっくりは居ないようになっている。
脱走してきた元奴隷ゆっくりは、元々リーダーれいむと同じ群れで生まれたゆっくりが大半で越冬の経験は無かったのである。
そんな若いゆっくりで構成されるれいむ達の群れ、そこに足りないものは圧倒的に経験であった。
現に秋の中頃であるこの時期に未だ食料の備蓄を開始していないのである、いくら山の恵みが豊富であってもこれはありえない話である。
もちろんリーダーれいむも、冬篭りとその準備についての知識は持っていたし、親達から冬の恐ろしさについて聞いていた。
しかし具体的にどの時期から準備をするかなどは、群れから発表されるため知らなかったのだ、これは二つの群れのどちらから来たゆっくりにも言える事だが、群れがきっちりと組織化されているため、自分で考えたりしなくても上から指示が出るのである。
リーダーれいむも今が秋であることは理解していても、その次の冬までは頭が回っていない、豊富な食料はその危機感をも失わせてしまっている。
そもそも、知識や経験をしっかり持っているゆっくりであれば、冬の近い秋に群れ単位での引越しがいかに危険か分かるだろう、れいむ達の計画はスタートの段階から失敗していたのである。
にんっしんしたれいむとその番に理由を聞いてみると、帰ってきたのは他のゆっくりがおちびちゃんをにんっしんしてゆっくりしているのだから、自分もゆっくりしたいと言う物だった。
この時期のにんっしんの危険性について訴えても、すっきりーの制限を受けたことの無い元奴隷ゆっくりはそれを理解してくれない。
それだけでは無い、リーダーれいむと同じ群れのゆっくり達も学校での教えは覚えていたがそこまで大事なものだとは思っていなかったのである。
これはリーダーれいむの知らない事だが、元の群れにおいてもこっそり秋にすっきりーをしているゆっくりは居たのである。
もちろん少数であるため群れで問題になる事は無かったが、問題にならなかった最大の理由は商人まりさである。
秋でも冬の食料のために赤ゆっくりを欲しているドスまりさの群れ、その依頼を受けていた商人まりさは秋でも赤ゆっくりを買い取っていたのである。
すっきりーが出来てあまあまも手に入る、赤ゆっくりは隣の群れにほうこう――親達はそう思っている――に行くので育った時のけっこんっ税に悩むことも無い、一部の群れのゆっくりにとっては一挙両得であった。
もっともこんな事は大きな声で言うことは出来ない、しかし群れの大人達は薄々それを知っていたのである、それを見ていた子供達の中に秋のすっきりーの制限が意味が無いのも当たり前である。
冬の危険性を訴えても、知りもしない危険性に真剣になる者は少ない、これ以降のすっきりーを制限しようとしても以前リーダーれいむの提唱した「みんないっしょにゆっくりしようね!」という約束を持ち出されてしまう。
結局すっきりー制限をする事は出来なかった、この時初めて危機感を感じたリーダーれいむはこれ以降狩りのへの注力と食料の備蓄を決意する。
唯一の幸いとして、にんっしんしたれいむの番のれいむが発奮してやる気になってくれたことだけである。
この時期のにんっしんの危険性について訴えても、すっきりーの制限を受けたことの無い元奴隷ゆっくりはそれを理解してくれない。
それだけでは無い、リーダーれいむと同じ群れのゆっくり達も学校での教えは覚えていたがそこまで大事なものだとは思っていなかったのである。
これはリーダーれいむの知らない事だが、元の群れにおいてもこっそり秋にすっきりーをしているゆっくりは居たのである。
もちろん少数であるため群れで問題になる事は無かったが、問題にならなかった最大の理由は商人まりさである。
秋でも冬の食料のために赤ゆっくりを欲しているドスまりさの群れ、その依頼を受けていた商人まりさは秋でも赤ゆっくりを買い取っていたのである。
すっきりーが出来てあまあまも手に入る、赤ゆっくりは隣の群れにほうこう――親達はそう思っている――に行くので育った時のけっこんっ税に悩むことも無い、一部の群れのゆっくりにとっては一挙両得であった。
もっともこんな事は大きな声で言うことは出来ない、しかし群れの大人達は薄々それを知っていたのである、それを見ていた子供達の中に秋のすっきりーの制限が意味が無いのも当たり前である。
冬の危険性を訴えても、知りもしない危険性に真剣になる者は少ない、これ以降のすっきりーを制限しようとしても以前リーダーれいむの提唱した「みんないっしょにゆっくりしようね!」という約束を持ち出されてしまう。
結局すっきりー制限をする事は出来なかった、この時初めて危機感を感じたリーダーれいむはこれ以降狩りのへの注力と食料の備蓄を決意する。
唯一の幸いとして、にんっしんしたれいむの番のれいむが発奮してやる気になってくれたことだけである。
しかし、決意したリーダーれいむをあざ笑うかのように食料の収集効率は低下した、あれ以降もすっきりーをする番は増え続け、食料を食べる量は多いが働くことの出来ないれいむが増えたためである。
リーダーれいむも必死に狩りを行い、おうちの拡張用のゆん員を狩りに割り振って総力で狩りを行うが備蓄にまわせる量は微々たる物である。
さらに悪いことに、山の食糧事情が悪化しだしたのだ、大量に確保でき冬の食料として期待していたどんぐりこそ収穫量が減ることは無かったが、今まで少し見つかっていたあまあまな木の実さんや、柔らかい草さんが見つからなくなり、見つけてもゆっくりの取れない高い場所に有る物だけになってしまった、あと見つかるのはカラカラに乾いた落ち葉さんと枯れ草さんくらいである。
それでもれいむは必死に狩りを行った、自分と妹れいむそして協力してくれる元奴隷れいむだけは危険を犯して遠いところまで行っても食料の備蓄を作ったのである、しかしそれはあまりにも少なかった、リーダーれいむ達三匹なら自分達の分の越冬用食料をそろえられただろう、しかし群れ全体で考えればほとんど採った分をその日で消費してしまい、備蓄など出来ていなかった。
だんだんと寒くなりだし、ゆっくりが動きにくくなってきたのも、収集効率にマイナスに作用していた、今まで居た場所より少し高い場所にあるだけでなく、森が濃いこの場所は日照も弱かったのである。
リーダーれいむも必死に狩りを行い、おうちの拡張用のゆん員を狩りに割り振って総力で狩りを行うが備蓄にまわせる量は微々たる物である。
さらに悪いことに、山の食糧事情が悪化しだしたのだ、大量に確保でき冬の食料として期待していたどんぐりこそ収穫量が減ることは無かったが、今まで少し見つかっていたあまあまな木の実さんや、柔らかい草さんが見つからなくなり、見つけてもゆっくりの取れない高い場所に有る物だけになってしまった、あと見つかるのはカラカラに乾いた落ち葉さんと枯れ草さんくらいである。
それでもれいむは必死に狩りを行った、自分と妹れいむそして協力してくれる元奴隷れいむだけは危険を犯して遠いところまで行っても食料の備蓄を作ったのである、しかしそれはあまりにも少なかった、リーダーれいむ達三匹なら自分達の分の越冬用食料をそろえられただろう、しかし群れ全体で考えればほとんど採った分をその日で消費してしまい、備蓄など出来ていなかった。
だんだんと寒くなりだし、ゆっくりが動きにくくなってきたのも、収集効率にマイナスに作用していた、今まで居た場所より少し高い場所にあるだけでなく、森が濃いこの場所は日照も弱かったのである。
その日もれいむは、妹れいむ達を連れて一日中必死で狩りをして帰ってきた、すると群れの中央で揉めているゆっくりが見える。
「ゆぅ、い、いったいなにがあったの……?」
疲れた体を押して聞いたれいむは、餡子に針を刺されたような思いに囚われた。
なんと、しゅっさんするれいむ達が出始め、しゅっさんを終えた母ゆっくりと赤ゆっくりが大挙して群れの倉庫に押し寄せて備蓄を食べてしまったというのだ。
なんと、しゅっさんするれいむ達が出始め、しゅっさんを終えた母ゆっくりと赤ゆっくりが大挙して群れの倉庫に押し寄せて備蓄を食べてしまったというのだ。
「ゆぅ、なんてことするのそれはふゆさんのためのごはんだよ!」
「そうだよ、みんなでひっしにあつめていたのに!」
「ゆぁあ、なんでぜんぶむーじゃむしゃしちゃったの!」
母れいむと赤れいむを責めるれいむ達、その一方でれいむ親子はしたり顔である。
「ゆぅ、なにいってるの、れいむはしゅっさんしたあとでおなかぺーこぺこなんだよ、おちびちゃんをうんだえらいおかあさんにごはんをいっぱいむーしゃむしゃさせてね!」
「そうだよ、それにおちびちゃんもおなかすかせてるんだよ、はやくつぎのごはんをとってきてね!」
「「「「「「おきゃーしゃん、もっちょちょうらいにぇ!」」」」」」
リーダーれいむはもう何も言うことが出来なかった、本来ここで群れの長であれば何らかの対策を考えるべきなのだが、一応この群れは長が居ないことになっているのである。
リーダーれいむも群れの一ゆっくりである以上提案することしか出来ない。
もちろん計画を立案したれいむであるし元々まとめ役にをしていたれいむである、リーダーれいむに従うゆっくりは多いが群れ全体に対しての強権は無いのである。
出産するゆっくりはこれからも増えることになる、どんどん悪化していく状況、全てのれいむが出産を終えれば赤ゆっくりは一箇所で預かり、残りのれいむを狩りに復帰させる事も考えたが焼け石に水である。
すっきりー問題、赤ゆっくり問題、食料問題、越冬について、リーダーれいむに圧し掛かってくるのは多数の問題である。
一応最年長である傷れいむも未だに戻らない、リーダーれいむは追い詰められていった。
リーダーれいむも群れの一ゆっくりである以上提案することしか出来ない。
もちろん計画を立案したれいむであるし元々まとめ役にをしていたれいむである、リーダーれいむに従うゆっくりは多いが群れ全体に対しての強権は無いのである。
出産するゆっくりはこれからも増えることになる、どんどん悪化していく状況、全てのれいむが出産を終えれば赤ゆっくりは一箇所で預かり、残りのれいむを狩りに復帰させる事も考えたが焼け石に水である。
すっきりー問題、赤ゆっくり問題、食料問題、越冬について、リーダーれいむに圧し掛かってくるのは多数の問題である。
一応最年長である傷れいむも未だに戻らない、リーダーれいむは追い詰められていった。
問題が大きく動いたのは次の日の夕方、収穫の分配においてである、この群れではその日一日の狩りの成果を集め全ゆで公平に分配していた、狩りだけでは無くおうちの製作に関わるゆっくりも居るための措置であった。
現在は全ゆっくりを、狩りに割り振っているが続けられていたこの習慣に、異議を唱えるゆっくりが現れ始めたのである。
異議を唱えたゆっくりは二種類であった、片方は出産を追え母親になったれいむであり、生まれた赤ゆっくりへの分配と自分の取り分の増量を要求した。
もう一方は番を持たないゆっくりであり、仕事に出ていないれいむや赤ゆっくりへの分配の中止、もしくはこの制度の取り止めを要求していた。
彼女達からすれば納得できない話である、自分達が必死に行った狩りの成果を何で仕事もしていないれいむや自分のでは無いおちびちゃんに分け与えなければならないのか。
群れのれいむ達での話し合いは平行線で終わった、赤ゆっくりを旗印に食料を要求するれいむ達は狩りを行いっているれいむの言葉を聴くことは無かった。
現在は全ゆっくりを、狩りに割り振っているが続けられていたこの習慣に、異議を唱えるゆっくりが現れ始めたのである。
異議を唱えたゆっくりは二種類であった、片方は出産を追え母親になったれいむであり、生まれた赤ゆっくりへの分配と自分の取り分の増量を要求した。
もう一方は番を持たないゆっくりであり、仕事に出ていないれいむや赤ゆっくりへの分配の中止、もしくはこの制度の取り止めを要求していた。
彼女達からすれば納得できない話である、自分達が必死に行った狩りの成果を何で仕事もしていないれいむや自分のでは無いおちびちゃんに分け与えなければならないのか。
群れのれいむ達での話し合いは平行線で終わった、赤ゆっくりを旗印に食料を要求するれいむ達は狩りを行いっているれいむの言葉を聴くことは無かった。
「ゆぅ、なにいってるのおちびちゃんがいるんだよ、かりになんていけるわけないよ!」
「れいむはおちびちゃんがいないんだから、おちびちゃんのいるれいむにごはんをちょうだいね!」
「れいむはにんぷさんなんだよ、れいむのもってくるごはんさんだけじゃたりないよ!」
これに生まれた赤ゆっくり達が同調し、話し合いは大混乱に陥る。
これによって堪忍袋の緒が切れた狩りに参加しているれいむ達は収穫の分配を拒否したのである。
これによって堪忍袋の緒が切れた狩りに参加しているれいむ達は収穫の分配を拒否したのである。
「ゆああ、なんでごはんさんをもってこないの?」
「はやくちょうだいね、おちびちゃんおなかぺーこぺこだよ!」
「ゆぅ、おちびちゃんのただみはだめだよ、おちびちゃんをみてゆっくりできたらごはんさんをちょうだいね!」
「おきゃーしゃん、れいみゅおにゃかしゅいちゃ!」
「れいみゅもだよ、はやきゅむーちゃむちゃしちゃいよ!」
「おちびちゃん、ちょっとまっててね、いまごはんさんがくるからね!」
「ゆぅ、なにいってるのかりはじぶんでしてね!おちびちゃん?じぶんのおちびちゃんでしょ!」
「なんでれいむのごはんをあげなきゃいけないの、ゆ、そんなのしらないよ!」
もはや冬の備蓄どころでは無い、止めようとするリーダーれいむも、片方からは食料を要求され、もう一方からは仕事しないれいむに対する文句を言われる。無論赤ゆっくりの居るれいむにも番は居るのだが単独で家族の分の食料を集めることなど出来なかった。
リーダーれいむは妹れいむや元奴隷れいむなど、自分に好意的なれいむを必死に説得して必死で狩りを行うが日に日に収穫量は減っていく、分配に参加しなくなったれいむが少しずつ増えているため、群れの中にはピリピリとした空気が流れていた。
冬の足音が混乱に陥る群れにゆっくりと近づいてきていた、そして、それとは別に群れを見つめる赤い瞳があった。
リーダーれいむは妹れいむや元奴隷れいむなど、自分に好意的なれいむを必死に説得して必死で狩りを行うが日に日に収穫量は減っていく、分配に参加しなくなったれいむが少しずつ増えているため、群れの中にはピリピリとした空気が流れていた。
冬の足音が混乱に陥る群れにゆっくりと近づいてきていた、そして、それとは別に群れを見つめる赤い瞳があった。
食料の収穫量が減ると群れの混乱はさらに広がった、赤れいむ達は常に不満を漏らし、その不満を他のゆっくりにぶつける母れいむ、食料の分配に参加しないれいむは自分で備蓄を作ろうとするが、この群れのおうちは大きな穴を全ゆで使っているものである、分岐をつくり個ゆの部屋は有るが簡単に入ることが出来るため食料泥棒を止める事は出来ない。
群れの中で食料に関するトラブルが続出し、争いに発展するのは当然の結果だった。
群れの中で食料に関するトラブルが続出し、争いに発展するのは当然の結果だった。
リーダーれいむが狩りを終えて群れに戻ると、群れのおうちの目の前ではれいむ達の乱闘が発生していた。
「ゆぅぅ、なにをしてるの!?けんかなんかしちゃだめだよ!」
「やめてね、けんかはだめだよ!」
妹れいむと協力して争いを鎮めようとしたリーダーれいむへの答えは、
「うるさいよ、おまえがれいむたちをここにつれてきたんでしょ、せきにんをとってゆっくりさせてね!」
群れの仲間からの罵声であった。
リーダーれいむ達が戻る少し前、狩りを終えて群れに戻ってきた一匹のれいむが居た、お飾りが無いことから元奴隷のれいむであることが分かる。
「ゆ、ゆ、ゆ、きょうもいっぱいとれたよ!」
このれいむは番を持って居なく、妊娠したれいむへの反感から分配には参加しなくなったれいむである。
群れのおうちのまで戻ってきたが、口に含んでいるのゆっくり一匹の二食分の食料である。
このれいむは群れのおうちの自分の部屋に食料を貯めていたが、昨日狩りに出ている間に明らかに母ゆっくりが犯ゆと思われる窃盗にあい、それ以降群れの外にこっそり穴を掘って食料を貯めていた。
そのため持ち帰ったのは、今日の夜のむーしゃむしゃの分と明日の朝の分だけである。
群れのおうちに入ったれいむを、数匹のれいむが取り囲んだ。取り囲んだほうは子供を持つ母れいむ達である。
既に出産を済ませ狩りに出ることも可能なのにおうちの中にいる母れいむ達に怒りを感じながらもれいむは、それを押しのけて自分の部屋にもどろうとした。
するとそれを一匹の母れいむに妨害される。
群れのおうちのまで戻ってきたが、口に含んでいるのゆっくり一匹の二食分の食料である。
このれいむは群れのおうちの自分の部屋に食料を貯めていたが、昨日狩りに出ている間に明らかに母ゆっくりが犯ゆと思われる窃盗にあい、それ以降群れの外にこっそり穴を掘って食料を貯めていた。
そのため持ち帰ったのは、今日の夜のむーしゃむしゃの分と明日の朝の分だけである。
群れのおうちに入ったれいむを、数匹のれいむが取り囲んだ。取り囲んだほうは子供を持つ母れいむ達である。
既に出産を済ませ狩りに出ることも可能なのにおうちの中にいる母れいむ達に怒りを感じながらもれいむは、それを押しのけて自分の部屋にもどろうとした。
するとそれを一匹の母れいむに妨害される。
「ゆぅれいむ、おくちのなかはごはんさんだよね、れいむのおちびちゃんにちょうだいね!」
傲岸不遜な物言いにカチンと来たれいむは言い返す。
「ゆぅ、なにいってるの、れいむのおちびちゃんのごはんなら、れいむがじぶんであつめるべきでしょ!」
「なにいってるの、おちびちゃんがおなかぺーこぺこなんだよ、れいむはりかいしてね!」
「だからこそれいむがかりにいかなきゃだめだよ、これはれいむのぶんだよ!」
「ゆがぁ!おかざりのないゆっくりしていないゆっくりがなまいきいわないでね!」
その言葉がきっかけだった、怒りから母れいむに飛び掛った元奴隷れいむは母れいむ三匹に攻撃され永遠にゆっくりしてしまう。
それを目撃したれいむが母れいむに食って掛かり、母れいむの番も参加して……と続き大乱闘が現在の状況である。
それを目撃したれいむが母れいむに食って掛かり、母れいむの番も参加して……と続き大乱闘が現在の状況である。
遠いところまで狩りに行っていたリーダーれいむは、今しがた知った乱闘を止めようと必死だった、仲間からの罵声にはショックを受けたが、皆自分の仲間である、みんないっしょにゆっくり出来るれいむ達の理想のゆっくりプレイス、ゆっくり出来ない群れを必死で抜け出して作ったこの群れをこんな事で崩壊させる訳には行かない。
既に夕方であり、季節もあってあたりは薄暗くなり始めていた。
れいむ達の乱闘は皆木の枝などを使っていないことが原因で長期戦の様相を呈しており、大混乱である。
リーダーれいむは必死に皆を止めようとするが、自分自身も近くのれいむから体当たりを受けてしまい、止められずにいた。
辺り一帯に罵声と怒号が響く、
既に夕方であり、季節もあってあたりは薄暗くなり始めていた。
れいむ達の乱闘は皆木の枝などを使っていないことが原因で長期戦の様相を呈しており、大混乱である。
リーダーれいむは必死に皆を止めようとするが、自分自身も近くのれいむから体当たりを受けてしまい、止められずにいた。
辺り一帯に罵声と怒号が響く、
「ゆぅ、れいむはしんぐるまざーなんだよ、やさしくしないといけないんだよ!」
「ゆっくりできないれいむはだまってゆぎぃ!」
「ゆ、れいむはこのむれのさんっぼうだよ、れいむにけがをさせたらむれのそんしつだよ!」
「ゆがぁ、むれさいっきょうのれいむのいうことをきけぇ!」
「やめてね、みんなやめてね!」
リーダーれいむの仲裁の声は届かない。
何とかしてみんなを止めないと、決意するリーダーれいむ、視界の端に何かが映る、それはすごい勢いでこちらに向ってきた。
何とかしてみんなを止めないと、決意するリーダーれいむ、視界の端に何かが映る、それはすごい勢いでこちらに向ってきた。
「ゆぎぃ!」
左の頬が熱い、遅れて鋭い痛みがリーダーれいむを襲った、木の枝で刺されたのだ、それを理解したれいむは犯ゆんの方を見る。
れいむでは無い、水色の髪にピンクの帽子、こうもりの様な羽が広がっている。
れいむでは無い、水色の髪にピンクの帽子、こうもりの様な羽が広がっている。
「おねぇちゃーん!!!」
「「「「「「れ、れみりゃだぁー!!!」」」」」」
妹れいむの叫び声と、それに気づいた群れのれいむ達の叫び声が上がる。
何とか反撃しようとするリーダーれいむだが、既に後頭部まで貫通しているのか、木の枝を抜くことが出来ない。
中枢餡を貫かれなかったものの、掠っていたのか体に力が入らない、霞んで行く視界、倒れ付したリーダーれいむが最後に見たのは上空に居るたくさんのれみりゃだった。
何とか反撃しようとするリーダーれいむだが、既に後頭部まで貫通しているのか、木の枝を抜くことが出来ない。
中枢餡を貫かれなかったものの、掠っていたのか体に力が入らない、霞んで行く視界、倒れ付したリーダーれいむが最後に見たのは上空に居るたくさんのれみりゃだった。
そのれみりゃ達は以前かられいむ達の群れの存在を知っており、冬篭りの食料とした狙いをつけていたのだ。
しかし相手はれいむとはいえ群れであり数もこちらより多い、監視をしては居るものの手を出しかねていたれみりゃ達はしばらくすると、群れのれいむの様子がおかしくなっている事に気が付いた、これは手がかりになるかと思い注意してみているとなんとれいむ達が仲間割れを始めたのだ、都合よく薄暗くもなってきている。
れみりゃ達は群れの襲撃を決意した、もちろんいつもの通り永遠にゆっくりさせない様に餡子を抜き取り、れみりゃのおうちに運んで冬の間のごはんになってもらうのだ。
ただし、れみりゃ達は例外も作った、群れの長だけは永遠にゆっくりさせてしまうのだ、長が群れを掌握して組織的に反撃を受ければこちらに被害が出ることもありえる。
最近の観察によって群れの長であるれいむは特定できていた。
れみりゃ総出でれいむの群れの場所に行ってみれば、仲間割れは戦いにまでなっており、れみりゃにとっては願っても無い状態である。
見下ろしてみるとその中に、あの長と目されているれいむが居た、必死で周囲を止めようとしている。
れみりゃ達は目で合図を交わすと、一匹が木の枝を加えて構える、他の者は周囲に散ってれいむ達を囲んだ。
木の枝を加えたれみりゃは、長れいむを確実に永遠にゆっくりさせるべく、急降下していった。
しかし相手はれいむとはいえ群れであり数もこちらより多い、監視をしては居るものの手を出しかねていたれみりゃ達はしばらくすると、群れのれいむの様子がおかしくなっている事に気が付いた、これは手がかりになるかと思い注意してみているとなんとれいむ達が仲間割れを始めたのだ、都合よく薄暗くもなってきている。
れみりゃ達は群れの襲撃を決意した、もちろんいつもの通り永遠にゆっくりさせない様に餡子を抜き取り、れみりゃのおうちに運んで冬の間のごはんになってもらうのだ。
ただし、れみりゃ達は例外も作った、群れの長だけは永遠にゆっくりさせてしまうのだ、長が群れを掌握して組織的に反撃を受ければこちらに被害が出ることもありえる。
最近の観察によって群れの長であるれいむは特定できていた。
れみりゃ総出でれいむの群れの場所に行ってみれば、仲間割れは戦いにまでなっており、れみりゃにとっては願っても無い状態である。
見下ろしてみるとその中に、あの長と目されているれいむが居た、必死で周囲を止めようとしている。
れみりゃ達は目で合図を交わすと、一匹が木の枝を加えて構える、他の者は周囲に散ってれいむ達を囲んだ。
木の枝を加えたれみりゃは、長れいむを確実に永遠にゆっくりさせるべく、急降下していった。
寒々しい森を一匹のれいむが走っていた、れいむ種の特徴であるリボンが無く、体中はボロボロ、顔や髪の毛が泥で汚れている。
元奴隷れいむである、れいむが所属していた群れは数日前にれみりゃの襲撃を受けて壊滅していた。
れいむもれみりゃに連れ去られそうになったが、仲の良かったれいむが自分の命をかけて逃がしてくれたため、何とか命を永らえていた。
群れの場所から逃げてからしばらくは、木の洞に身を潜め周囲の不味い枯れ草を飲み込んで体力の回復に努めて居たが何とか動けるだけの体力が回復して逃げてきていたのだ、逃げるあては一つしか無かった、脱走した元の群れである。
脱走した奴隷ゆっくりであるれいむが群れに戻ればどんな目に合わされるかは分からない、しかしれいむにはもうそれしか頼るあてが無かったのだ。
息が切れてしまい、一旦止まるれいむ近くを見回して何とか食べられそうな枯れ草をみつけると、口の中から何かを取り出した。
それはれいむ種のリボンであった、汚れてはいるものの、れいむの体ほどではないリボンを大事そうに地面に置くと枯れ草を口に入れる。
元奴隷れいむである、れいむが所属していた群れは数日前にれみりゃの襲撃を受けて壊滅していた。
れいむもれみりゃに連れ去られそうになったが、仲の良かったれいむが自分の命をかけて逃がしてくれたため、何とか命を永らえていた。
群れの場所から逃げてからしばらくは、木の洞に身を潜め周囲の不味い枯れ草を飲み込んで体力の回復に努めて居たが何とか動けるだけの体力が回復して逃げてきていたのだ、逃げるあては一つしか無かった、脱走した元の群れである。
脱走した奴隷ゆっくりであるれいむが群れに戻ればどんな目に合わされるかは分からない、しかしれいむにはもうそれしか頼るあてが無かったのだ。
息が切れてしまい、一旦止まるれいむ近くを見回して何とか食べられそうな枯れ草をみつけると、口の中から何かを取り出した。
それはれいむ種のリボンであった、汚れてはいるものの、れいむの体ほどではないリボンを大事そうに地面に置くと枯れ草を口に入れる。
「むーしゃむしゃ、ふしあわせー、うぅ、でもむーしゃむしゃしないと、れいむ、れいむはなんとしてもいきのこるよ!」
リボンを見つめて力強くうなずくれいむ、このリボンは仲の良かったれいむの姉の形見であった。
「ゆぅ、ゆっくりしないでにげるよ……」
背後の恐怖に急き立てられたれいむは、口の中にリボンをしまうと走り出した。
れいむが思い出すのは、れいむ達の理想のゆっくりプレイスが崩壊したあの日の事であった。
れいむが思い出すのは、れいむ達の理想のゆっくりプレイスが崩壊したあの日の事であった。
あの日、群れのれいむ達の間で喧嘩が起こってしまい、れいむも仲の良いれいむと群れのリーダーであるれいむと一緒にその喧嘩を仲裁しようとしていた。
ほとんどのれいむが話を聞いてくれず、体当たりを受けてれいむ達の乱闘から弾き飛ばされて時だった。
突然上から木の枝を口に咥えたれみりゃが群れの向って突っ込んできたのだ。
最初に犠牲になったのはリーダーのれいむだった、れみりゃの木の枝による攻撃で体を貫かれてしまい、永遠にゆっくりさせられてしまった。
ほとんどのれいむが話を聞いてくれず、体当たりを受けてれいむ達の乱闘から弾き飛ばされて時だった。
突然上から木の枝を口に咥えたれみりゃが群れの向って突っ込んできたのだ。
最初に犠牲になったのはリーダーのれいむだった、れみりゃの木の枝による攻撃で体を貫かれてしまい、永遠にゆっくりさせられてしまった。
「おねぇちゃーん!!!」
仲の良かったれいむの叫び声が響き渡る、リーダーのれいむは彼女のお姉さんだったのだ。
自分もお腹の底から湧き上がる恐怖を叫びにする、それは他のれいむも同じだったようだ。
自分もお腹の底から湧き上がる恐怖を叫びにする、それは他のれいむも同じだったようだ。
「「「「「「れ、れみりゃだぁー!!!」」」」」」
喧嘩をやめて逃げ出そうとするれいむ達、しかしその時には既に群れのおうちの周りはれみりゃ達に囲まれていた。
「ゆあぁ、やめてね、かまねいでね、いじゃい!」
「いやだぁ、れいむのかもしかのようなあんよが!」
「いでゃい、いぎゃ、ちくちくさんしないでね!」
包囲を狭めてきたれみりゃ達はれいむ達に体当たりをすると、足に噛み付いてきた。
隙間を縫って逃げ出そうとしたものは、体当たりをされた上であんよを木の枝で刺されていた。
隙間を縫って逃げ出そうとしたものは、体当たりをされた上であんよを木の枝で刺されていた。
「ゆぎぃ、れいむだけはみのがしてね、れいむはおちびちゃんがいるんだよ」
「よこのれいむのほうがおいしいよ!ゆぅ、すわないでねあんこさんすわないでね!」
れいむは最初に足をかまれ、おねえさんの遺体にすがり付いて泣いていた仲の良かったれいむと一緒にさせられていた。
れみりゃ達は何故かれいむ達を永遠にゆっくりさせることが少なく、足を傷つけたゆっくりを一箇所に集めているようである。
れいむの視線の先では逃げようとしたれいむ達が痛めつけられている、残りのれみりゃは群れのおうちの中へ入っていった。
れみりゃ達は何故かれいむ達を永遠にゆっくりさせることが少なく、足を傷つけたゆっくりを一箇所に集めているようである。
れいむの視線の先では逃げようとしたれいむ達が痛めつけられている、残りのれみりゃは群れのおうちの中へ入っていった。
「ゆあぁ、やめてね、そこにははいらないでね、なかにはなにもないよ!」
大声を上げているれいむは母親なのだろうか、そんな母れいむの懇願もむなしくしばらくすると赤れいむ達を咥えたれみりゃ達が出てくる。
「ゆあぁ、きょわいよー!」
「おきゃあしゃん、たしゅけちぇー!」
「れいみゅおいしきゅないよ、はなしちぇね!」
「ゆあぁ、おちびちゃん、おねがいですれいむはどうなってもいいから、おちびちゃんはみのがしてあげてください!」
子供の命乞いをしている母れいむが、れみりゃの体当たりを受けている。
しばらくするとれいむ達は群れのおうちの前の一箇所に集められた、れみりゃの半分ほどはおちびちゃんを口に入れたまま飛んで行ってしまい、残りはれいむ達の周りを固めている。
これからの自分の運命を理解して泣いている者、失った子供を思って泣いている者、今なおれみりゃに命乞いをしている者、様々な泣き声が響いている。
れいむも体の震えを止める事が出来なかった。
しばらくするとれいむ達は群れのおうちの前の一箇所に集められた、れみりゃの半分ほどはおちびちゃんを口に入れたまま飛んで行ってしまい、残りはれいむ達の周りを固めている。
これからの自分の運命を理解して泣いている者、失った子供を思って泣いている者、今なおれみりゃに命乞いをしている者、様々な泣き声が響いている。
れいむも体の震えを止める事が出来なかった。
「れいむ、れいむ、こっそりきいてね……」
そんなれいむの背後から仲の良かったれいむが囁きかけてくる。
「ゆぅ、れいむどうしたの……」
何とか体を捻ってそちらを向くと小声で答える。
「れいむはにげてね……」
「ゆゅ!」
「れいむはにげてね、れいむたちはあんよがまだうごかせるよね?」
そうであった、最初にやられたれいむと仲の良かったれいむは足に噛み付かれただけで這いずるくらいは出来そうである。
「あそこをみて、れみりゃがひとりだよ、れいむがおとりになるから、れいむはにげてね……」
「ゆぅ、そんなことできないよ……」
見た方向は茂みがあり、そちらに浮いているれみりゃは一匹である。
別の方向にはまだ沢山のれみりゃが居るはずだが、そちらは動けないれいむ達が陰になって見えない。
別の方向にはまだ沢山のれみりゃが居るはずだが、そちらは動けないれいむ達が陰になって見えない。
「だめだよ、なんとしてもいきないと、いきてゆっくりしないといけないんだよ……」
「れいむたちは、むれのどれいだったときずっとゆっくりできなかったよ、だからぜったいゆっくりしなきゃいけないんだよ!」
「れいむたちは、むれのどれいだったときずっとゆっくりできなかったよ、だからぜったいゆっくりしなきゃいけないんだよ!」
「ゆぅ、それなられいむもいっしょに!」
「しずかにしてね、だめだよひとりがれみりゃをひきつけないと、れいむがやるよ、だからそのかわりおねえちゃんののりぼんさん……もっていってね、おねえちゃんとれいむのかたみだよ……」
そう言って口を開ける、仲の良かったれいむはれいむの方に舌でリボンを差し出してくる、躊躇したれいむだが「はやくしてね」の声に従ってリボンを受け取った、それを口に含む。
「じかんがないよ、れみりゃがもどってきたらさいごだから、いくよ!」
そう言ってれいむ達の輪から出る、それに気が付いたれみりゃがこっちへやってきた。
「うーなにしてるんだど、にげようとしたらおしおきなんだど!」
「にげてね、れいむ!」
逃げようとしたと判断したのか、空中から体当たりをしてくるれみりゃ、仲の良かったれいむは叫ぶと体当たりをしてきたれみりゃに噛み付いた。
れいむは足に渾身の力を込めて歩き、茂みに飛び込む、背後から聞こえる悲鳴に耳を貸さない様に、坂を転げ落ちる様に逃げ出した。
あの時の事を思い出しながら走るれいむの頬には涙が流れていた。
必死になって進むと何とか見覚えのある場所にたどり着く、そうだここはきのこさんを採りに来た場所だった。
こうなれば元の群れまでの道は分かっている、やっと見つけた希望にれいむのあんよが早くなる。
必死になって進むと何とか見覚えのある場所にたどり着く、そうだここはきのこさんを採りに来た場所だった。
こうなれば元の群れまでの道は分かっている、やっと見つけた希望にれいむのあんよが早くなる。
「ゆ、つ、ついたよ、ゆゅ?」
何とかして群れの広場まで辿り着いたれいむを迎えたのは、寒々しい空気だった。
群れの集会やあの闘ゆにも使われ、それ以外の時でもゆっくりが居なくなることは夜ぐらいしかなかった広場も今はゆっくり一匹いない。
群れの集会やあの闘ゆにも使われ、それ以外の時でもゆっくりが居なくなることは夜ぐらいしかなかった広場も今はゆっくり一匹いない。
「ゆぅ、みんなどうしたの?かくれてないででてきてね?」
焦って周囲を見回すれいむ、しかしこの広場にも、ゴミ捨て場にも誰の姿も見えない。
群れのゆっくり達のおうちを一つ一つ見ても中にゆっくりの気配は無い、気が付くとれいむは奴隷ゆっくりのおうちが並んでいる辺りまで来ていた。
焦って中をのぞく
群れのゆっくり達のおうちを一つ一つ見ても中にゆっくりの気配は無い、気が付くとれいむは奴隷ゆっくりのおうちが並んでいる辺りまで来ていた。
焦って中をのぞく
「ゆ、み、みんな!」
その中にも誰も居ない、隣のおうちにもそのとなりのおうちにも、まるで群れのゆっくりが神隠しにでも遇った様である。
「ゆ、そ、そうだよ、ドスのおうちだよ!」
れいむは以前仕事で入ったドスのおうちを思い出す、急いでその場所に向って駆け出す。
「そうだよ、あのときえっとうようのおうちだっていってたよ、みんなそこにいるんだよ!」
久しぶりに訪れたドスのおうち――大きな洞窟――は当たり前だが以前と同じ場所に存在した。
しかし、明らかに以前と異なる点として、その入り口が閉ざされていたことである。
しかし、明らかに以前と異なる点として、その入り口が閉ざされていたことである。
「ゆぅ、なんで、なんであいてないの、いれてね、おねがいだよ、いれてね!」
何度も叫び声を上げ、それに反応が無いと体当たりをしだすれいむ、しかし巨大な木と泥や石で固められたドスのおうちの結界は揺るぎもしない。
狂ったように体当たりを続けるれいむを尻目に、空から雪が降り出していた。
狂ったように体当たりを続けるれいむを尻目に、空から雪が降り出していた。
「お、雪か!」
縁側で、花壇の世話をしているゆっくりを眺めていた私は、空から舞い降りる雪に気が付くとゆっくりにおうちへ戻るように指示した。
納屋へ戻っていくゆっくり達とこちらに戻ってくるゆうか達。
納屋へ戻っていくゆっくり達とこちらに戻ってくるゆうか達。
「あら雪ね、せっかく咲いたパンジーがダメにならないといいけど!」
「お兄さん、パンジーが綺麗に咲いたから……特別にあげてもいいわよ……」
そんなゆうかの話を聞き流していた私は、外に未だ残っているゆっくりを見つけた――ゆっくりまりさである。。
注意しようとそのまりさに近寄る、そのまりさはまるで雪に気が付いていないかの様に森の方を見つめていた。
私が声をかけようとしたその時、まりさの口から言葉が零れた。
注意しようとそのまりさに近寄る、そのまりさはまるで雪に気が付いていないかの様に森の方を見つめていた。
私が声をかけようとしたその時、まりさの口から言葉が零れた。
「れいむ……ゆっくりしているのかぜ……」
終わり
後書き
CivⅣ労働制度ネタ第四段、最終回になります。
奴隷解放と題したこのお話ですが、箱を開けてみればオチとしては○○主義の様になってしまいました。
元々奴隷を使うゆっくりの群れを書いてみたいと勢いで始めたこのシリーズ、完走できたのは感想や指摘を下さった皆さんのおかげです、最終回に当たってもう一度御礼申し上げます。
これまでの感想を下さった方の中には、これまでに出てきた三つの群れについて「ゲスの群れを制裁して」 という意見が多く見られました、実は私もこの奴隷解放を書いている間二回ほど「この群れ、崩壊させちゃおうかな……」等という考えに囚われたのですが、一応初期のプロットに従ったオチになりました。
それらの群れが崩壊したり制裁されるのを楽しみにしていた皆さん、ごめんなさい。
最後がスッキリする、という意味ではあの群れは崩壊すべきだったとは思うのですが、このシリーズは基本的に群れやその制度にいじめられるゆっくりがメインであるため、群れが残る結果となってしまいました。
個人的には最も優れた野性の群れの指導ゆっくりは、頭の良いゲスであると考えています。
最後のオチに持っていくため、全編を通してれいむが酷い目に遭っていますが、ある意味割をくった彼女達にもこの場で謝るべきかもしれません。
CivⅣ労働制度ネタ第四段、最終回になります。
奴隷解放と題したこのお話ですが、箱を開けてみればオチとしては○○主義の様になってしまいました。
元々奴隷を使うゆっくりの群れを書いてみたいと勢いで始めたこのシリーズ、完走できたのは感想や指摘を下さった皆さんのおかげです、最終回に当たってもう一度御礼申し上げます。
これまでの感想を下さった方の中には、これまでに出てきた三つの群れについて「ゲスの群れを制裁して」 という意見が多く見られました、実は私もこの奴隷解放を書いている間二回ほど「この群れ、崩壊させちゃおうかな……」等という考えに囚われたのですが、一応初期のプロットに従ったオチになりました。
それらの群れが崩壊したり制裁されるのを楽しみにしていた皆さん、ごめんなさい。
最後がスッキリする、という意味ではあの群れは崩壊すべきだったとは思うのですが、このシリーズは基本的に群れやその制度にいじめられるゆっくりがメインであるため、群れが残る結果となってしまいました。
個人的には最も優れた野性の群れの指導ゆっくりは、頭の良いゲスであると考えています。
最後のオチに持っていくため、全編を通してれいむが酷い目に遭っていますが、ある意味割をくった彼女達にもこの場で謝るべきかもしれません。
基本的に今まで文章は書く側では無く、読む側であったため、書いている間は失敗だらけでした、書き終えた後の推敲もしたのですが、あとで見てみるとかなりの数の誤字や脱字が……(特にカースト制)、穴があったら入りたい思いです。
文章や言い回しなども、色々と変な点があったので、反省して次に生かそうと思います。
文章や言い回しなども、色々と変な点があったので、反省して次に生かそうと思います。
なんだか長々と書いてしまいましたが、これで終わりとさせていただきます。
掲示板でネタにしてくださった方、感想掲示板に書き込んでくださった方、まとめサイトの管理人さん、そしてこのSSを読んで下さったみなさん、本当に有難うございました。
掲示板でネタにしてくださった方、感想掲示板に書き込んでくださった方、まとめサイトの管理人さん、そしてこのSSを読んで下さったみなさん、本当に有難うございました。
次はもう少し普通の制裁ものか、上手く本編に入れられなかった商人まりさの話でも書こうかと思います。
過去作品
anko2700 そして新記録
anko2703 ゆっくり公民 ~奴隷制~
anko2720 ゆっくり公民 ~カースト制~(前編)
anko2721 ゆっくり公民 ~カースト制~(中編)
anko2722 ゆっくり公民 ~カースト制~(後編)
anko2764 ゆっくり公民 ~農奴制~(春)
anko2765 ゆっくり公民 ~農奴制~(夏)
anko2766 ゆっくり公民 ~農奴制~(秋)
anko2767 ゆっくり公民 ~農奴制~(冬)
anko2700 そして新記録
anko2703 ゆっくり公民 ~奴隷制~
anko2720 ゆっくり公民 ~カースト制~(前編)
anko2721 ゆっくり公民 ~カースト制~(中編)
anko2722 ゆっくり公民 ~カースト制~(後編)
anko2764 ゆっくり公民 ~農奴制~(春)
anko2765 ゆっくり公民 ~農奴制~(夏)
anko2766 ゆっくり公民 ~農奴制~(秋)
anko2767 ゆっくり公民 ~農奴制~(冬)
★おまけ
これはここまで読んでくれた方へのおまけになります、プロットの横に書いていたものなので、SSにする際にニュアンスの変わったものなどがありますし、又少し見づらかったり、おかしな点があるかも知れません、それでも良い方だけご覧ください。
これはここまで読んでくれた方へのおまけになります、プロットの横に書いていたものなので、SSにする際にニュアンスの変わったものなどがありますし、又少し見づらかったり、おかしな点があるかも知れません、それでも良い方だけご覧ください。
- こっそり地図
人間の足で考えると(スィーも同じくらい、ゆっくりの足では5倍くらいかかる)
村(時間はここからの累計)
↓10分くらい?
村のはずれ:森に最も近い農家、①現在はゆうかりん農場
↓10~30分くらい
森の入り口付近:②群れを持たないゆっくりの家族が多く暮らしている、たまに農場の襲撃も……
↓30分~1時間くらい
森の中心部:③カースト制、希少種主導の群れ、巣は木の下を掘って作っている
↓1時間~1時間半くらい
森の奥、山の入り口:④奴隷制、ドスが主導する群れ、斜面に巣を作り、洞窟の利用もしている
↓1時間半~2時間くらい
山:⑤足場が悪くゆっくりには過酷な場所、ここに住むゆっくりもいることはいる?
村(時間はここからの累計)
↓10分くらい?
村のはずれ:森に最も近い農家、①現在はゆうかりん農場
↓10~30分くらい
森の入り口付近:②群れを持たないゆっくりの家族が多く暮らしている、たまに農場の襲撃も……
↓30分~1時間くらい
森の中心部:③カースト制、希少種主導の群れ、巣は木の下を掘って作っている
↓1時間~1時間半くらい
森の奥、山の入り口:④奴隷制、ドスが主導する群れ、斜面に巣を作り、洞窟の利用もしている
↓1時間半~2時間くらい
山:⑤足場が悪くゆっくりには過酷な場所、ここに住むゆっくりもいることはいる?
- こっそり年表
10年前:ダム計画成立、周囲の調査、土地の買収が行われるものの、その後のゴタゴタにより頓挫、以後土地は放置される。(ゆっくりの排除も計画されるが、ダム計画の頓挫に合わせて凍結)
7年前:ドスまりさ子まりさ時代、その辺りに群れを作っていたドスが、越冬の食糧不足から村の人間の畑を襲撃、まだ人の多かったころの村の報復を受け、群れは壊滅、子まりさ他、一部のゆっくりのみが生き残る。この襲撃が契機となり村の若い人が村を出る。
5年前:ブリーダーお兄さん、友人の頼みから村を訪れる、村のゆっくり対策に協力、森がゆっくり採りの穴場だと気が付き、以後定期的に訪れるようになる。
4年前:子まりさ、ドスまりさ化②と③の間くらいに最初の群れを作るが、秋の終わり、人間の畑を発見したゆっくりが出てしまい、群れのほとんどのゆっくりが、人間の畑襲撃に行ってしまう。ドスは残ったゆっくりと越冬する
:野生のかなこ、親に捨てられたチェンジリングさなえを拾い育てるようになる。
:ブリーダーお兄さん、ゆっくり捕獲に訪れていた村で、畑を襲撃するゆっくりの集団を捕獲する。ゆっくり達の証言からドスの存在を知る、捕らえたゆっくりを使い実験開始。
3年前:
春:人間の報復を恐れるドス、群れを連れて④へ移動、新たな群れを作る。掟の整備、複雑化を経て奴隷を使うようになる。
:ブリーダーお兄さん、前年に捕獲したゆっくりを使い、実験ゆうかりん農場建設、ゆっくりの飼育調教の拠点を村に移す。商人まりさをこの地域で活動させるようになる(ドスの捜索)。
夏:ドス、奴隷の有用性に気が付き、様々な方法で奴隷を増やしだす、周囲の小さな群れの襲撃も……。
:ドスの群れの襲撃により、近くの群れのいくつかが壊滅、奴隷化される。これに対して自衛のためにゆっくり達が集まり擬似的な群れを作るが、群れの中での争いが起き食糧問題にもつながってしまう。数少ない希少種を集めその優秀さを示したかなこ、ゆっくりの種により、ゆっくりの度合いが違うことを群れのゆっくりに訴えるが無視される。
:商人まりさがかなこ達のいる地域まで来るようになる、希少種を発見したまりさ、お兄さんに報告。
秋:増えた奴隷が大規模な奴隷反乱、ドスにより鎮圧される。群れのゆっくりへの被害も出てしまう。
:みょんとまりさを従えたかなこ、隣の群れの奴隷狩りを完全に跳ね返す、食料も計画的に群れで越冬できる量を集める。
:商人まりさ、かなこのグループに気が付く、続いてドスの群れも発見、接触したゆっくりからドスの群れの内情をブリーダーお兄さんに報告。
冬:ドス、増えた奴隷を抱えての越冬は不利と判断し、奴隷を一部残して間引く、間引いた奴隷が食料化できることにも気が付き、冬の食料として使ったほか、翌年以降の奴隷のあまあま加工を考える。
:適当に狩りをしていた群れのかなこグループ以外のゆっくりが越冬用の食料の備蓄に失敗、かなこグループに助けを求め、かなこの主張の正しさを認め、かなこを群れの長とすることと引き換えに食料を援助される。
2年前:
春:ドスの群れの奴隷狩りに捕まったぱちゅりーが、ドスに認められ参謀ぱちゅりーとなる。ぱちゅりー献策による、群れの掟の整備、がっこうの設立、奴隷増産計画、奴隷反乱対策の一部として「闘ゆ」が行われるようになる。
:長かなこ、群れの形を作る、ゆっくりカースト制の成立、長かなこの群れにキラキラちぇんが訪れ、らんに見初められ番となる、キラキラちぇんはかなこの相談にも乗るようになり、群れの制度にいくつかの提案をするようになる、群れを商人まりさが訪れるようになる、群れとの通商開始。一部に不満を持つゆっくりがクーデターを起こするが、希少種とみょん、まりさにより鎮圧される。
:ブリーダーお兄さん、2つの群れの監視に飼いゆっくりを送り込む。
:町で野良になっていたゆうか、ブリーダーお兄さんに拾われゆうかりん農場へ。
夏:商人まりさがドスの群れを訪れるようになる。このころ周囲の小さな群れはほとんどなくなっており、同じ規模の大きな群れが隣にあるだけになり、奴隷の大規模確保が難しくなる。商人まりさと群れのトラブル。
秋:隣り合う二つの群れに、少しだけ交流がもたれるようになる、カースト制の群れの取り成しで、商人まりさが再び奴隷制の群れを訪れるようになる。二つの群れで相互に手出しをしない協定が結ばれる。
冬:二つの群れは越冬に成功
1年前:
春:商人まりさが奴隷制の群れに、赤ゆっくりを売りに来るようになる。
:長かなこの群れにけっこんっ問題がいくつも発生、困った群れのゆっくりは自分達の方で対策を考えるようになる(低カーストの赤ゆの間引きなど)。商人まりさがあまあまで赤ゆっくりを買い取るようになる。希少種の番で「神隠し」が発生する。。長かなこや群れの首脳部の必死の捜査にもかかわらず原因、犯ゆなどは見つからない。低カーストのゆっくりの逆恨みによる犯行との説が群れの中で流れ、低カーストゆっくりへの扱いが非常に悪くなる。最下位のれいむの通称が「どれい」になるのはこの時期から……。
夏:春に子供を失った希少種の番が再びすっきりー、再び「神隠し」が発生、希少種達がゆっくり出来なくなる。長の娘さなえ「きしょうしゅのおちびちゃんは、とてもゆっくりしているので、ゆっくりしている!」と群れに発言、長かなこの後押しを受け、群れに「しんっこう」を広める。
:森に花畑を作っていたゆうか、花畑を奪われる、その後ブリーダーお兄さんに連れられてゆうかりん農場へ。
秋:低カーストのゆっくりによる反乱が起きるが、みょんとまりさによって鎮圧される。長かなこ、みょんとまりさの勢力が増大している事に気が付く。
現在:作品の時間軸
春:ゆっくり公民 ~カースト制~
:カースト制の群れ三度の神隠し、しかし各番に赤ゆっくりが残る。
:カースト制の群れのさなえ、群れの希少種に「しんっこう」について演説する。
:カースト制の群れで恋ゆに裏切られたれいむがれみりゃに襲われて死亡、娘たちが居なくなった両親はすっきりー、赤ちぇんと二匹の赤れいむに恵まれる、れいむを失った悲しみかられいむ種の間引きに失敗。
:ブリーダーお兄さん、赤ゆっくりを回収に行く、希少種が絶えない様に赤ゆっくりを残す。
夏:ゆっくり公民 ~農奴制~
:カースト制の群れの希少種の番がすっきりー、また神隠しが起きる。
:カースト制の群れのちぇんとれいむの番が将来の事を考え断腸の思いで、子れいむ一匹を商人まりさに売る(妹れいむは奴隷制の群れへ)。
:農奴まりさ、農作業に勤しむ。
:ブリーダーお兄さん、赤ゆっくりを回収に行く、途中で脱走れいむを図らずして助ける。
:ゆうかりん農場かられいむが脱走する、森の奥へ、途中れみりゃに襲われ命からがら助かるが傷を負う→傷れいむに
秋:ゆっくり公民 ~奴隷制~
:奴隷れいむ、闘ゆを見て色々考える
:妹れいむ、奴隷ゆっくりになっていたが偶然姉と再会、自分の境遇を訴える、その後密かに姉れいむのれいむ種の理想のゆっくりプレイス構想をれいむ種の奴隷ゆっくりに広める。
:カースト制の群れの姉れいむ、れいむ種の待遇への不満を溜め込む、奴隷制の群れに売られた妹れいむと偶然の再会、傷れいむとの出会いなどを経て、れいむ種だけの理想のゆっくりプレイス建設を計画。
:カースト制の群に助けられた傷れいむの証言から、かなこ達が農場の存在を知る、ありす種からなる「とかいはそうさくたい」を派遣するが全ゆ未帰還に終わり、その方角への探索を禁止する。傷れいむは森の奥にある理想のゆっくりプレイスの存在を群れに訴える。
冬:ゆっくり公民 ~奴隷解放~
:カースト制の群れの姉れいむ、群れのれいむ種の若いゆっくりと傷れいむを連れて「れいむたちのりそうのゆっくりぷれいす」建設のため群れを脱走、奴隷制の群れで妹れいむや奴隷れいむ、れいむ種の奴隷ゆっくりと合流、森の奥(山)へ進出する。
れいむ達の理想のゆっくりプレイス建設へ
7年前:ドスまりさ子まりさ時代、その辺りに群れを作っていたドスが、越冬の食糧不足から村の人間の畑を襲撃、まだ人の多かったころの村の報復を受け、群れは壊滅、子まりさ他、一部のゆっくりのみが生き残る。この襲撃が契機となり村の若い人が村を出る。
5年前:ブリーダーお兄さん、友人の頼みから村を訪れる、村のゆっくり対策に協力、森がゆっくり採りの穴場だと気が付き、以後定期的に訪れるようになる。
4年前:子まりさ、ドスまりさ化②と③の間くらいに最初の群れを作るが、秋の終わり、人間の畑を発見したゆっくりが出てしまい、群れのほとんどのゆっくりが、人間の畑襲撃に行ってしまう。ドスは残ったゆっくりと越冬する
:野生のかなこ、親に捨てられたチェンジリングさなえを拾い育てるようになる。
:ブリーダーお兄さん、ゆっくり捕獲に訪れていた村で、畑を襲撃するゆっくりの集団を捕獲する。ゆっくり達の証言からドスの存在を知る、捕らえたゆっくりを使い実験開始。
3年前:
春:人間の報復を恐れるドス、群れを連れて④へ移動、新たな群れを作る。掟の整備、複雑化を経て奴隷を使うようになる。
:ブリーダーお兄さん、前年に捕獲したゆっくりを使い、実験ゆうかりん農場建設、ゆっくりの飼育調教の拠点を村に移す。商人まりさをこの地域で活動させるようになる(ドスの捜索)。
夏:ドス、奴隷の有用性に気が付き、様々な方法で奴隷を増やしだす、周囲の小さな群れの襲撃も……。
:ドスの群れの襲撃により、近くの群れのいくつかが壊滅、奴隷化される。これに対して自衛のためにゆっくり達が集まり擬似的な群れを作るが、群れの中での争いが起き食糧問題にもつながってしまう。数少ない希少種を集めその優秀さを示したかなこ、ゆっくりの種により、ゆっくりの度合いが違うことを群れのゆっくりに訴えるが無視される。
:商人まりさがかなこ達のいる地域まで来るようになる、希少種を発見したまりさ、お兄さんに報告。
秋:増えた奴隷が大規模な奴隷反乱、ドスにより鎮圧される。群れのゆっくりへの被害も出てしまう。
:みょんとまりさを従えたかなこ、隣の群れの奴隷狩りを完全に跳ね返す、食料も計画的に群れで越冬できる量を集める。
:商人まりさ、かなこのグループに気が付く、続いてドスの群れも発見、接触したゆっくりからドスの群れの内情をブリーダーお兄さんに報告。
冬:ドス、増えた奴隷を抱えての越冬は不利と判断し、奴隷を一部残して間引く、間引いた奴隷が食料化できることにも気が付き、冬の食料として使ったほか、翌年以降の奴隷のあまあま加工を考える。
:適当に狩りをしていた群れのかなこグループ以外のゆっくりが越冬用の食料の備蓄に失敗、かなこグループに助けを求め、かなこの主張の正しさを認め、かなこを群れの長とすることと引き換えに食料を援助される。
2年前:
春:ドスの群れの奴隷狩りに捕まったぱちゅりーが、ドスに認められ参謀ぱちゅりーとなる。ぱちゅりー献策による、群れの掟の整備、がっこうの設立、奴隷増産計画、奴隷反乱対策の一部として「闘ゆ」が行われるようになる。
:長かなこ、群れの形を作る、ゆっくりカースト制の成立、長かなこの群れにキラキラちぇんが訪れ、らんに見初められ番となる、キラキラちぇんはかなこの相談にも乗るようになり、群れの制度にいくつかの提案をするようになる、群れを商人まりさが訪れるようになる、群れとの通商開始。一部に不満を持つゆっくりがクーデターを起こするが、希少種とみょん、まりさにより鎮圧される。
:ブリーダーお兄さん、2つの群れの監視に飼いゆっくりを送り込む。
:町で野良になっていたゆうか、ブリーダーお兄さんに拾われゆうかりん農場へ。
夏:商人まりさがドスの群れを訪れるようになる。このころ周囲の小さな群れはほとんどなくなっており、同じ規模の大きな群れが隣にあるだけになり、奴隷の大規模確保が難しくなる。商人まりさと群れのトラブル。
秋:隣り合う二つの群れに、少しだけ交流がもたれるようになる、カースト制の群れの取り成しで、商人まりさが再び奴隷制の群れを訪れるようになる。二つの群れで相互に手出しをしない協定が結ばれる。
冬:二つの群れは越冬に成功
1年前:
春:商人まりさが奴隷制の群れに、赤ゆっくりを売りに来るようになる。
:長かなこの群れにけっこんっ問題がいくつも発生、困った群れのゆっくりは自分達の方で対策を考えるようになる(低カーストの赤ゆの間引きなど)。商人まりさがあまあまで赤ゆっくりを買い取るようになる。希少種の番で「神隠し」が発生する。。長かなこや群れの首脳部の必死の捜査にもかかわらず原因、犯ゆなどは見つからない。低カーストのゆっくりの逆恨みによる犯行との説が群れの中で流れ、低カーストゆっくりへの扱いが非常に悪くなる。最下位のれいむの通称が「どれい」になるのはこの時期から……。
夏:春に子供を失った希少種の番が再びすっきりー、再び「神隠し」が発生、希少種達がゆっくり出来なくなる。長の娘さなえ「きしょうしゅのおちびちゃんは、とてもゆっくりしているので、ゆっくりしている!」と群れに発言、長かなこの後押しを受け、群れに「しんっこう」を広める。
:森に花畑を作っていたゆうか、花畑を奪われる、その後ブリーダーお兄さんに連れられてゆうかりん農場へ。
秋:低カーストのゆっくりによる反乱が起きるが、みょんとまりさによって鎮圧される。長かなこ、みょんとまりさの勢力が増大している事に気が付く。
現在:作品の時間軸
春:ゆっくり公民 ~カースト制~
:カースト制の群れ三度の神隠し、しかし各番に赤ゆっくりが残る。
:カースト制の群れのさなえ、群れの希少種に「しんっこう」について演説する。
:カースト制の群れで恋ゆに裏切られたれいむがれみりゃに襲われて死亡、娘たちが居なくなった両親はすっきりー、赤ちぇんと二匹の赤れいむに恵まれる、れいむを失った悲しみかられいむ種の間引きに失敗。
:ブリーダーお兄さん、赤ゆっくりを回収に行く、希少種が絶えない様に赤ゆっくりを残す。
夏:ゆっくり公民 ~農奴制~
:カースト制の群れの希少種の番がすっきりー、また神隠しが起きる。
:カースト制の群れのちぇんとれいむの番が将来の事を考え断腸の思いで、子れいむ一匹を商人まりさに売る(妹れいむは奴隷制の群れへ)。
:農奴まりさ、農作業に勤しむ。
:ブリーダーお兄さん、赤ゆっくりを回収に行く、途中で脱走れいむを図らずして助ける。
:ゆうかりん農場かられいむが脱走する、森の奥へ、途中れみりゃに襲われ命からがら助かるが傷を負う→傷れいむに
秋:ゆっくり公民 ~奴隷制~
:奴隷れいむ、闘ゆを見て色々考える
:妹れいむ、奴隷ゆっくりになっていたが偶然姉と再会、自分の境遇を訴える、その後密かに姉れいむのれいむ種の理想のゆっくりプレイス構想をれいむ種の奴隷ゆっくりに広める。
:カースト制の群れの姉れいむ、れいむ種の待遇への不満を溜め込む、奴隷制の群れに売られた妹れいむと偶然の再会、傷れいむとの出会いなどを経て、れいむ種だけの理想のゆっくりプレイス建設を計画。
:カースト制の群に助けられた傷れいむの証言から、かなこ達が農場の存在を知る、ありす種からなる「とかいはそうさくたい」を派遣するが全ゆ未帰還に終わり、その方角への探索を禁止する。傷れいむは森の奥にある理想のゆっくりプレイスの存在を群れに訴える。
冬:ゆっくり公民 ~奴隷解放~
:カースト制の群れの姉れいむ、群れのれいむ種の若いゆっくりと傷れいむを連れて「れいむたちのりそうのゆっくりぷれいす」建設のため群れを脱走、奴隷制の群れで妹れいむや奴隷れいむ、れいむ種の奴隷ゆっくりと合流、森の奥(山)へ進出する。
れいむ達の理想のゆっくりプレイス建設へ