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anko3036 お水をよこせ
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『お水をよこせ』 5KB
いじめ 野良ゆ 都会 独自設定 18作目 冬なのに夏のネタ
いじめ 野良ゆ 都会 独自設定 18作目 冬なのに夏のネタ
「おいじじい!まりささまにおみずをよこすんだぜぇ!」
帰り道にとある公園で野良ゆっくりに絡まれた。
「のどがかーらからなんだぜ!はやくすぎぃ!」
無視して踏み潰す、靴の底に餡子が付き少し滑る様で不快だ、地面にこすり付けて落す。
気が付くと飛び散った餡子がズボンの裾に付いていた、手で叩いて落すがそうすると今度は手が汚れてしまう。
その時公園の橋の水のみ場が目に映った、あそこで洗えば良い。
日差しで温まった蛇口を捻ると生暖かい水が流れ落ちる、それに手を差し伸べて洗う、しばらくすると水も冷たくなった。
背中に誰かの視線を感じる、水を止めて手に付いた水滴を振り払いつつ嘆息する。
どうせ野良ゆっくりだろう、先ほどのまりさを含めて最近の町の風物詩である。
気が付くと飛び散った餡子がズボンの裾に付いていた、手で叩いて落すがそうすると今度は手が汚れてしまう。
その時公園の橋の水のみ場が目に映った、あそこで洗えば良い。
日差しで温まった蛇口を捻ると生暖かい水が流れ落ちる、それに手を差し伸べて洗う、しばらくすると水も冷たくなった。
背中に誰かの視線を感じる、水を止めて手に付いた水滴を振り払いつつ嘆息する。
どうせ野良ゆっくりだろう、先ほどのまりさを含めて最近の町の風物詩である。
現代社会に広がった野良ゆっくり、町を歩けば野良ゆっくりに出会う事も多く、野良ゆっくりに何かを懇願されたり強請られる事も多い。
野良ゆっくりに「あまあまよこせ!」と怒鳴られた事が無い人など居ないのでは無いだろうか、しかし最近とある変化が野良ゆっくりに起きていた。
後ろを振り向くと沢山の野良が私を取り巻いている、目当てはこの水道だろう。
水道から離れて少し先のベンチを腰掛ける。
野良ゆっくりに「あまあまよこせ!」と怒鳴られた事が無い人など居ないのでは無いだろうか、しかし最近とある変化が野良ゆっくりに起きていた。
後ろを振り向くと沢山の野良が私を取り巻いている、目当てはこの水道だろう。
水道から離れて少し先のベンチを腰掛ける。
「ゆぅ、おみずさんはれいむがもらうよ!ぺーろぺろ!」
「それはまりさのおみずさんなのぜ!れいむはどくのぜ!」
「わからないよーちぇんはもうなんにちもごーくごくしてないんだよー!」
「むきゅ、ぱちぇにうぎゅえれえれ」
「それはまりさのおみずさんなのぜ!れいむはどくのぜ!」
「わからないよーちぇんはもうなんにちもごーくごくしてないんだよー!」
「むきゅ、ぱちぇにうぎゅえれえれ」
水道から離れると野良ゆっくりが待っていましたとばかりに水道に駆け寄る、目当ては排水溝に残った水分だろう。3匹が必死になって蛇口の下の排水溝を舐めている。
これが最近野良ゆっくりに起きた変化である、夏だからというだけでは無い、最近野良ゆっくりの水事情が悪化しているのだ。
町に住む野良猫などは雨水を飲んで凌いでいるらしいが、野良ゆっくりの事情も似たようなものである。
しかし最近それが飲めなくなったようなのだ、始まりはとある病気「ゆ下痢」の蔓延だった。
これが最近野良ゆっくりに起きた変化である、夏だからというだけでは無い、最近野良ゆっくりの水事情が悪化しているのだ。
町に住む野良猫などは雨水を飲んで凌いでいるらしいが、野良ゆっくりの事情も似たようなものである。
しかし最近それが飲めなくなったようなのだ、始まりはとある病気「ゆ下痢」の蔓延だった。
「おちびちゃん!ゆっくりしてね、ゆっくりしてねぺーろぺーろ」
「おきゃあしゃんれいみゅ、ぽんぽんいちゃいよ、ゆぅぅぅぅ!」
「だめだよおちびちゃん、そんなにうんうんしたらだめだよ!」
「おきゃあしゃんれいみゅ、ぽんぽんいちゃいよ、ゆぅぅぅぅ!」
「だめだよおちびちゃん、そんなにうんうんしたらだめだよ!」
必死に子ゆっくりを舐めるれいむ、しかし子ゆっくりは自分の体に致命的な量のお汁粉をぶちまけている。
「お、おじびじゃあああん!」
何が原因だったかゆっくり達に広まったゆ下痢は多くの野良ゆっくりの命を奪い、人間に町中の清掃を強いる事になった。
どうやらゆっくり達はその原因を町中の不潔な水に求めたらしく、野良の世界では汚い水を飲むと永遠にゆっくりしてしまうというのが共通認識になったようだ。
これによって野良の世界は大きく変化した、重要な物の比重が食料から水に変化したのである。
どうやらゆっくり達はその原因を町中の不潔な水に求めたらしく、野良の世界では汚い水を飲むと永遠にゆっくりしてしまうというのが共通認識になったようだ。
これによって野良の世界は大きく変化した、重要な物の比重が食料から水に変化したのである。
「ゆぎぃ、もうないよぉ!」
「おばえがごーくごくしたんだろう!あれはまりざのおみずさんだったのに!」
「まりさもごーくごくしたんだよーわかれよー!」
「おばえがごーくごくしたんだろう!あれはまりざのおみずさんだったのに!」
「まりさもごーくごくしたんだよーわかれよー!」
蛇口の下で数匹が醜く絡まりあっている。
その結果が今の事態である、綺麗な水と言えば人間の水道から得るしかない、野良ゆっくり達は何よりも水を求めるようになったのだ。
その結果が今の事態である、綺麗な水と言えば人間の水道から得るしかない、野良ゆっくり達は何よりも水を求めるようになったのだ。
「むきゅう!にんげんさんおねがいします、じゃぐちさんをもういっかいひねってください!」
「ぱちぇたちにごーくごくさせてください!」
「ぱちぇたちにごーくごくさせてください!」
水争奪戦から漏れたぱちゅりーがこちらに向ってくる。
「ゆぅにんげんさん、れいむにはのどがかーらからのおちびちゃんがいるんだよ!」
「このこうえんはまりさたちのプレイスなのぜ、まりさのいうことをきくのぜ!」
「さっさとやるんだよー、わかれよー!」
「このこうえんはまりさたちのプレイスなのぜ、まりさのいうことをきくのぜ!」
「さっさとやるんだよー、わかれよー!」
それに気が付き調子に乗る野良達。
とりあえず蛇口に向う、手を載せて下を見ると野良ゆっくり達がドヤ顔で水を待っていた。
水道から水がほとばしる。
とりあえず蛇口に向う、手を載せて下を見ると野良ゆっくり達がドヤ顔で水を待っていた。
水道から水がほとばしる。
「おみず、ゆばあああああぁぁぁぁぁ!」
「ゆぎぃ、ずめだいんだぜぇぇぇぇぇ!」
「わがらないよおおおおおぉぉぉぉぉ!」
「ゆぎぃ、ずめだいんだぜぇぇぇぇぇ!」
「わがらないよおおおおおぉぉぉぉぉ!」
水道を全開にして下に居た野良達にぶち当ててやる、跳ねた水がかからない様に裏に回ると手で水の方向を変えてやる。
冷たい水が気持ち良い、野良によってささくれ立った心が洗われるようだ。
冷たい水が気持ち良い、野良によってささくれ立った心が洗われるようだ。
「やべでぇゆぎぃぃ!」
「まりざはにげるんだ、びぃ!」
「まりざはにげるんだ、びぃ!」
最初の水流で穴の開いたれいむから逃げようとしたまりさに狙いを絞る。
ちぇんは軽症だがあんよが濡れて逃げられないようだ。
しばらくすると蛇口の下の野良ゆっくりは居なくなっていた、皆下の排水溝から出て行ったのだ。
もう一度手をしっかりと洗い水を止める。
ちぇんは軽症だがあんよが濡れて逃げられないようだ。
しばらくすると蛇口の下の野良ゆっくりは居なくなっていた、皆下の排水溝から出て行ったのだ。
もう一度手をしっかりと洗い水を止める。
振り向いてみると先ほどのぱちゅりーが硬直していた、手を振って水滴をかけてやっても固まったままである。
「おねがいしますにんげんさん!すこしだけでいいんです、れいむにおみずさんをください!」
家に帰る途中自動販売機の影で野良れいむが土下座していた、後ろの日陰には乾いて体のあちこちがひび割れた子ゆっくりが2匹居る。
「おちびちゃんはもういっしゅうかんもごーくごくしていません、おねがいしますおちびちゃんのぶんだけでいいんです!」
足を止めると私に向って叫んでくる、ゆ下痢対策の為に子ゆっくりに雨水などを飲ませて居ないのだろう、比較的優秀な親ゆっくりである。
2匹の子ゆっくりはその影で虚ろな目をしている、このまま真夏日が続けば数日で乾き死ぬ事に成るだろう。
2匹の子ゆっくりはその影で虚ろな目をしている、このまま真夏日が続けば数日で乾き死ぬ事に成るだろう。
「ほかのおちびちゃんは、きたないおみずさんのせいでゆげりになりました。なんとかしてこのこだけはそだてたいんです!」
私の様子に希望を持ったのか足元にすがり付いてくる野良れいむ、日陰から出てしまえば熱せられたアスファルトが足を焼かれるにも関わらずである。
「そうだなぁ、喉渇いたな……」
「そうですおちびちゃんものどかーらからなんです!おねがいじまず、れいぶなんでもじまずがらぁ!」
「そうですおちびちゃんものどかーらからなんです!おねがいじまず、れいぶなんでもじまずがらぁ!」
私はポケットから財布を出し硬貨を自動販売機に投入した、点いたランプの中から○甲の美味しい水を選択する。
金属音がして取り出し口にペットボトルが吐き出された。開けて一気に飲む。
金属音がして取り出し口にペットボトルが吐き出された。開けて一気に飲む。
「ぷはぁ、やっぱり水は美味いな!」
その様子を足元野良でれいむが羨ましそうに見ている、騒がない点は高評価だ。
半分ほど飲むと喉の渇きも収まった、この手のペットボトルはちょっと喉が渇いたときに飲むには量が多すぎる。
下を向くと野良れいむが救われた顔をしている。視線はペットボトルに釘付けだ。
私はキャップを閉めると、
半分ほど飲むと喉の渇きも収まった、この手のペットボトルはちょっと喉が渇いたときに飲むには量が多すぎる。
下を向くと野良れいむが救われた顔をしている。視線はペットボトルに釘付けだ。
私はキャップを閉めると、
「ご馳走様」
自動販売機の横のゴミ箱にペットボトルを放り込んだ。
「ゆわぁ!なんでおみずさんくれないのぉ!」
飛びついてきたれいむは軽く蹴る、さて帰るか。
「おみずさんでてきてねぇ!」
後ろで何かにぶつかる音がしたが無視した。
天気予報によるとこの真夏日はあと1週間は続くそうだ。
天気予報によるとこの真夏日はあと1週間は続くそうだ。
終わり
公民あき
後書き
最後まで読んでいただきありがとうございました。
現実は冬なのに夏の水不足の小ネタです。
ちなみにこのお話の設定はこの話の中だけの物です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
現実は冬なのに夏の水不足の小ネタです。
ちなみにこのお話の設定はこの話の中だけの物です。