ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1652 エスカレート
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ankoss
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『エスカレート』
俺は公園のベンチに一人腰掛けていた。
公園と言っても遊具がそこかしこに設置されているわけではなく、良く言えば自然公園、悪く言えば整地された空き地程度のもの。
久しぶりの休日だったので何となく外に出て、何となくたどり着いたのがこの場所だった。
そして、なんとなく右斜め前あたりに視線を向けてみると芝生の上にゆっくりの親子がいる。
目が合う。
何を勘違いしたのかバスケットボールほどのサイズのれいむ種がぴょんぴょんと俺の元に駆け寄ってきた。
その後ろからはソフトボールほどの大きさの子れいむが同様にぴょんぴょん。
「ゆっくりしていってね!!!」
「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」
開口一番。
お決まりの挨拶を口にする。
俺を見上げる親れいむと二匹の子れいむは目をキラキラと輝かせていた。
どうやら俺が挨拶を返してくれるのを待っているらしい。
「はいはい、ゆっくりゆっくり」
「ゆっくり~~~~♪」
俺の適当な挨拶でも、返してくれた事自体が余程嬉しかったのか足下で嬉しそうに飛び跳ねるれいむ親子。
「ゆゆっ。 おにーさんはゆっくりできるひと?」
「さぁ? とりあえず今はゆっくりしているよ」
「ゆっ! ゆっくり! ゆっくりだよ~!!」
「先に言っとくけど俺は食べ物とか持って来てないからな」
「ゆぅ? れいむたちはくささんをむーしゃむーしゃできるから、おにーさんにごはんさんをもらおうなんておもってないよ?」
「ふ~ん」
しばらくれいむ親子は俺の周りで雑草を口に入れたり、すーりすーりをしたりして遊んでいた。
やがて俺が一緒に遊んではくれないということを悟ったのか、また芝生に戻っていきゆっくりとし始める。
「ああいう無害なゆっくりも、たまにはいるんだな……」
れいむ親子は本当に楽しそうだった。
はしゃぐ子れいむの顔についた泥を親れいむがぺーろぺーろしてやったり、何かあるたびに「ゆゆーん」と歓声を上げる。
俺はれいむ親子の事をずっと見続けていた。
見ていて飽きない。
飽きないのだけれど、あんなに楽しそうにされているとちょっとイタズラしてみたくなるのが俺の性だ。
適当に近くにあった豆粒ほどの大きさの小石をれいむ親子に向けて投げてみる。
奇跡的に当たった。
小石を当てられた子れいむは突然の左頬への衝撃に「ゆ? ゆ?」などと呟きながらキョロキョロと辺りを見回す。
しかし、またすぐに親子でゆっくりし始めた。
ベンチの下には砂利が敷いてある。
そこから小石を一掴みしてれいむ親子に放ってみた。
「ゆー♪ ゆー♪ ゆっくりしぷゆぎゅぇッ?!!」
「いちゃいっ! いちゃいっ! やめちぇよぉぉぉ!!」
放たれた小石が放物線を描きれいむ親子に降り注ぐ。
まるで小石のシャワーだ。
顔しかないゆっくりにとって防御行動を取ることはできない。
ベチベチと音を立てながら黒髪の上に小石が当たる。
「ゆぅぅ……」
「おきゃあしゃん……ここはゆっくちできにゃいよぉ……」
「ゆっ! もう、たくさんおさんぽもしたし、そろそろおうちにかえろうねっ! ちびちゃん、ゆっくりおかあさんについてきて
ね!」
「ゆっくちりきゃいしちゃよっ!!」
芝生の上を一列に並んでずりずりと移動を始める。
そんな親れいむの横顔目がけて今度は拳大の石を投げつけてみた。
「ゆ゛ぼぉ゛ッ?!!」
俺のコントロールの方に驚かされる。
さすがに拳大の石だ。
右頬にめり込むような形で直撃したせいか、親れいむは少量の餡子を吐き出しながら芝生の上を転げ回っている。
痛いんだろう。
当たり前だが。
「ゆんやあぁぁぁ!!!」
「おきゃーしゃん!! ゆっくちしちぇ!! ゆっくちしちぇに゛ぇ゛びゅっ!!???」
駆け寄ろうとした一匹の子れいむに同じような大きさの石を投げつける。
ここまでミスなし。
だが、子れいむにとって拳大の石はほとんど自分の体の大きさと変わらない。
「ゆ゛っ……、ゆ゛っ……!!」
ビクビクと痙攣を起こしながらぐったりしている。
起き上がった親れいむが子れいむの頬をぺーろぺーろと舐めてやりながら滝のように涙を流している。
「ゆっくちできにゃい、いししゃんだにぇっ!!! ぷきゅううぅぅ!!!」
俺が投げた石に向かって威嚇をする子れいむ。
俺はいつの間にかベンチの上に数個の石をストックしていた。
それを次々に放り投げる。
子れいむの頬を舐める親れいむの左目の上に直撃する石。
ガッ、と言うような音がここまで聞こえてきた。
歯を食いしばって痛みに耐えようとする親れいむと、石を投げる体勢に入っている俺の目が合った。
途端に親れいむが俺に向かって遠くから威嚇を始める。
「ぷくーー!! どうしてこんなことするのぉぉ?! れいむたち、なんにもわるいことしてないのにぃぃ!!!」
問答無用で石を投げる。
「ゆゆっ! ゆっくりよけるよっ!! ゆっくぶびゅべっ!!!」
動作の遅いゆっくりに人間の投げる石が避けられるはずがない。
無心だった。
俺はいつの間にか無心でれいむ親子に向かって石を投げ続けていた。
「いだいっ!! やめてよっ!! もうやだぁ! れいむ、おうちかえる!!!!」
「やめちぇっ!! もうやじゃあ! ゆっくちさしぇちぇよぉぉ!!!」
石は次々とれいむ親子にヒットする。
一撃のダメージが重い子れいむは既に瀕死の重傷だ。
タフな分、親れいむの方が長い時間苦しまされる結果になるのは皮肉としか言いようがない。
しかも目の前で泣きながら苦しむ子れいむを目の当たりにしながら。
「ちびちゃんっ! しっかりしてねっ!! ぺーろぺーろぺーろ……ゆゆっ?!」
気がついたら俺はれいむ親子の目の前に移動していた。
親れいむがぼろぼろと泣きながら必死に声を張り上げる。
「おにーさんのばかぁっ! ゆっくりできないおにーさんとは、いっしょにはいられないよっ! ぷんぷん!!!」
「そうか。 そうだよな」
「ゆゆゆっ?!」
俺はそこらへんに積んであったコンクリートブロックを一個両手で持っていた。
何だろう。
興奮する。
怯えて、震えて、泣いて、叫んで、それでも何の抵抗もできないゆっくりに危害を加えるという非人道的な行為が。
「ゆ……ゆあぁぁぁっ!」
情けない声。
それを叫び声に変えてやりたいと思う俺は頭のネジが緩んでしまったのだろうか。
コンクリートブロックを振り上げる。
親れいむはちょろちょろとしーしーを漏らし始めた。
気持ちはわかる。
俺が同じ状況だったら、間違いなく失禁大サービスだ。
……でも、だからこそ……。
「――――ぞくぞくする」
「ゆっひぃぃぃぃ!!!」
コンクリートブロックを親れいむに叩きつける。
一瞬だった。
ほんの一瞬だけ「ゆ゛」とかなんとか言ったように聞こえたが断末魔の叫びは届かなかった。
ブロックからはみ出した髪の毛と揉み上げと破れた皮。
そこから漏れる餡子。
俺は今、一匹のゆっくりを潰したのだ。
「お……おきゃ……しゃん……」
足下の子れいむが顔の半分を腫れ上がらせた状態でブロックの傍まで這い寄ってくる。
俺はそれを踏んで潰した。
靴の裏にこびりついた餡子をブロックの角になすりつけてその場を後にする。
再びベンチに戻った俺は遠くから芝生を眺めていた。
ほんの数分前まで、あの芝生の上で仲の良いゆっくり親子が遊んでいたはずだ。
しかしその姿はもうない。
「……ペットショップでも行くか……」
俺は一瞬でゆっくり虐待に目覚めてしまった。
何が俺をそうさせたのかはわからない。
最初は軽いイタズラのつもりだった。
それだけのはずなのに。
――――気がついたら俺は、虐待お兄さんになっていたんだ。
おわり
日常起こりうるゆっくりたちの悲劇をこよなく愛する余白あきでした。
俺は公園のベンチに一人腰掛けていた。
公園と言っても遊具がそこかしこに設置されているわけではなく、良く言えば自然公園、悪く言えば整地された空き地程度のもの。
久しぶりの休日だったので何となく外に出て、何となくたどり着いたのがこの場所だった。
そして、なんとなく右斜め前あたりに視線を向けてみると芝生の上にゆっくりの親子がいる。
目が合う。
何を勘違いしたのかバスケットボールほどのサイズのれいむ種がぴょんぴょんと俺の元に駆け寄ってきた。
その後ろからはソフトボールほどの大きさの子れいむが同様にぴょんぴょん。
「ゆっくりしていってね!!!」
「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」
開口一番。
お決まりの挨拶を口にする。
俺を見上げる親れいむと二匹の子れいむは目をキラキラと輝かせていた。
どうやら俺が挨拶を返してくれるのを待っているらしい。
「はいはい、ゆっくりゆっくり」
「ゆっくり~~~~♪」
俺の適当な挨拶でも、返してくれた事自体が余程嬉しかったのか足下で嬉しそうに飛び跳ねるれいむ親子。
「ゆゆっ。 おにーさんはゆっくりできるひと?」
「さぁ? とりあえず今はゆっくりしているよ」
「ゆっ! ゆっくり! ゆっくりだよ~!!」
「先に言っとくけど俺は食べ物とか持って来てないからな」
「ゆぅ? れいむたちはくささんをむーしゃむーしゃできるから、おにーさんにごはんさんをもらおうなんておもってないよ?」
「ふ~ん」
しばらくれいむ親子は俺の周りで雑草を口に入れたり、すーりすーりをしたりして遊んでいた。
やがて俺が一緒に遊んではくれないということを悟ったのか、また芝生に戻っていきゆっくりとし始める。
「ああいう無害なゆっくりも、たまにはいるんだな……」
れいむ親子は本当に楽しそうだった。
はしゃぐ子れいむの顔についた泥を親れいむがぺーろぺーろしてやったり、何かあるたびに「ゆゆーん」と歓声を上げる。
俺はれいむ親子の事をずっと見続けていた。
見ていて飽きない。
飽きないのだけれど、あんなに楽しそうにされているとちょっとイタズラしてみたくなるのが俺の性だ。
適当に近くにあった豆粒ほどの大きさの小石をれいむ親子に向けて投げてみる。
奇跡的に当たった。
小石を当てられた子れいむは突然の左頬への衝撃に「ゆ? ゆ?」などと呟きながらキョロキョロと辺りを見回す。
しかし、またすぐに親子でゆっくりし始めた。
ベンチの下には砂利が敷いてある。
そこから小石を一掴みしてれいむ親子に放ってみた。
「ゆー♪ ゆー♪ ゆっくりしぷゆぎゅぇッ?!!」
「いちゃいっ! いちゃいっ! やめちぇよぉぉぉ!!」
放たれた小石が放物線を描きれいむ親子に降り注ぐ。
まるで小石のシャワーだ。
顔しかないゆっくりにとって防御行動を取ることはできない。
ベチベチと音を立てながら黒髪の上に小石が当たる。
「ゆぅぅ……」
「おきゃあしゃん……ここはゆっくちできにゃいよぉ……」
「ゆっ! もう、たくさんおさんぽもしたし、そろそろおうちにかえろうねっ! ちびちゃん、ゆっくりおかあさんについてきて
ね!」
「ゆっくちりきゃいしちゃよっ!!」
芝生の上を一列に並んでずりずりと移動を始める。
そんな親れいむの横顔目がけて今度は拳大の石を投げつけてみた。
「ゆ゛ぼぉ゛ッ?!!」
俺のコントロールの方に驚かされる。
さすがに拳大の石だ。
右頬にめり込むような形で直撃したせいか、親れいむは少量の餡子を吐き出しながら芝生の上を転げ回っている。
痛いんだろう。
当たり前だが。
「ゆんやあぁぁぁ!!!」
「おきゃーしゃん!! ゆっくちしちぇ!! ゆっくちしちぇに゛ぇ゛びゅっ!!???」
駆け寄ろうとした一匹の子れいむに同じような大きさの石を投げつける。
ここまでミスなし。
だが、子れいむにとって拳大の石はほとんど自分の体の大きさと変わらない。
「ゆ゛っ……、ゆ゛っ……!!」
ビクビクと痙攣を起こしながらぐったりしている。
起き上がった親れいむが子れいむの頬をぺーろぺーろと舐めてやりながら滝のように涙を流している。
「ゆっくちできにゃい、いししゃんだにぇっ!!! ぷきゅううぅぅ!!!」
俺が投げた石に向かって威嚇をする子れいむ。
俺はいつの間にかベンチの上に数個の石をストックしていた。
それを次々に放り投げる。
子れいむの頬を舐める親れいむの左目の上に直撃する石。
ガッ、と言うような音がここまで聞こえてきた。
歯を食いしばって痛みに耐えようとする親れいむと、石を投げる体勢に入っている俺の目が合った。
途端に親れいむが俺に向かって遠くから威嚇を始める。
「ぷくーー!! どうしてこんなことするのぉぉ?! れいむたち、なんにもわるいことしてないのにぃぃ!!!」
問答無用で石を投げる。
「ゆゆっ! ゆっくりよけるよっ!! ゆっくぶびゅべっ!!!」
動作の遅いゆっくりに人間の投げる石が避けられるはずがない。
無心だった。
俺はいつの間にか無心でれいむ親子に向かって石を投げ続けていた。
「いだいっ!! やめてよっ!! もうやだぁ! れいむ、おうちかえる!!!!」
「やめちぇっ!! もうやじゃあ! ゆっくちさしぇちぇよぉぉ!!!」
石は次々とれいむ親子にヒットする。
一撃のダメージが重い子れいむは既に瀕死の重傷だ。
タフな分、親れいむの方が長い時間苦しまされる結果になるのは皮肉としか言いようがない。
しかも目の前で泣きながら苦しむ子れいむを目の当たりにしながら。
「ちびちゃんっ! しっかりしてねっ!! ぺーろぺーろぺーろ……ゆゆっ?!」
気がついたら俺はれいむ親子の目の前に移動していた。
親れいむがぼろぼろと泣きながら必死に声を張り上げる。
「おにーさんのばかぁっ! ゆっくりできないおにーさんとは、いっしょにはいられないよっ! ぷんぷん!!!」
「そうか。 そうだよな」
「ゆゆゆっ?!」
俺はそこらへんに積んであったコンクリートブロックを一個両手で持っていた。
何だろう。
興奮する。
怯えて、震えて、泣いて、叫んで、それでも何の抵抗もできないゆっくりに危害を加えるという非人道的な行為が。
「ゆ……ゆあぁぁぁっ!」
情けない声。
それを叫び声に変えてやりたいと思う俺は頭のネジが緩んでしまったのだろうか。
コンクリートブロックを振り上げる。
親れいむはちょろちょろとしーしーを漏らし始めた。
気持ちはわかる。
俺が同じ状況だったら、間違いなく失禁大サービスだ。
……でも、だからこそ……。
「――――ぞくぞくする」
「ゆっひぃぃぃぃ!!!」
コンクリートブロックを親れいむに叩きつける。
一瞬だった。
ほんの一瞬だけ「ゆ゛」とかなんとか言ったように聞こえたが断末魔の叫びは届かなかった。
ブロックからはみ出した髪の毛と揉み上げと破れた皮。
そこから漏れる餡子。
俺は今、一匹のゆっくりを潰したのだ。
「お……おきゃ……しゃん……」
足下の子れいむが顔の半分を腫れ上がらせた状態でブロックの傍まで這い寄ってくる。
俺はそれを踏んで潰した。
靴の裏にこびりついた餡子をブロックの角になすりつけてその場を後にする。
再びベンチに戻った俺は遠くから芝生を眺めていた。
ほんの数分前まで、あの芝生の上で仲の良いゆっくり親子が遊んでいたはずだ。
しかしその姿はもうない。
「……ペットショップでも行くか……」
俺は一瞬でゆっくり虐待に目覚めてしまった。
何が俺をそうさせたのかはわからない。
最初は軽いイタズラのつもりだった。
それだけのはずなのに。
――――気がついたら俺は、虐待お兄さんになっていたんだ。
おわり
日常起こりうるゆっくりたちの悲劇をこよなく愛する余白あきでした。