ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3798 ひとこと
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ankoss
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『ひとこと』 2KB
いじめ 小ネタ 子ゆ いつもの小ネタです。
いじめ 小ネタ 子ゆ いつもの小ネタです。
「ゆぅぅ…おにゃかすいちゃよぉぉ…」
人目を避けるように物陰に隠れて、アスファルトの道を力なく這いずる一匹のゆっくり。
肌にはシミになっておちない汚れがそこら中にあり、あんよは傷だらけで真っ黒に変色している。
顔にも細かい傷と汚れがあり、あにゃるには干乾びたうんうんがこびり付いている。
髪の毛は、それが金髪だと分からない程汚れやゴミが付いており、ボサボサに乱れて手入れもされていない。
自慢の帽子は見る影もなく、ボロボロになった破片を丸めた塊として残るのみだった。
そんな帽子の残骸を、この子まりさは大事そうに頭に乗せていた。
肌にはシミになっておちない汚れがそこら中にあり、あんよは傷だらけで真っ黒に変色している。
顔にも細かい傷と汚れがあり、あにゃるには干乾びたうんうんがこびり付いている。
髪の毛は、それが金髪だと分からない程汚れやゴミが付いており、ボサボサに乱れて手入れもされていない。
自慢の帽子は見る影もなく、ボロボロになった破片を丸めた塊として残るのみだった。
そんな帽子の残骸を、この子まりさは大事そうに頭に乗せていた。
「ゆっくち…ゆぅぅぅ…ゆぐっ…ゆっくち………ゆっくちしちゃいよぉ…」
誰に言うでもなく、悲しそうに呟く子まりさ。
家族は既に他界し、家も食料もない。
それでもどこかゆっくり出来る所を求めて、力なく地面を這う。
家族は既に他界し、家も食料もない。
それでもどこかゆっくり出来る所を求めて、力なく地面を這う。
「あら?」
そんな子まりさに目を留める一人の少女。
しゃがみ込んで子まりさをまじまじと見つめる。
しゃがみ込んで子まりさをまじまじと見つめる。
「ゆぅぅ………ゆっひゃい?!ゆびゃぁぁぁぁん!ごめんなしゃい!ごめんなしゃい!まりちゃがわるかっちゃでしゅぅぅ!だからまりちゃをいじめにゃいでぇぇぇ!
まりちゃ、なんにもわるいことしちぇないよぉぉぉ!ゆえぇぇぇぇぇん!!」
まりちゃ、なんにもわるいことしちぇないよぉぉぉ!ゆえぇぇぇぇぇん!!」
少女が自分を見ている事に気が付いた子まりさは、額を地面に擦り付けるように頭を下げ、泣きながら何度も謝る。
少女はそんな子まりさを、不思議そうな顔をして見つめる。
少女はそんな子まりさを、不思議そうな顔をして見つめる。
「ねぇねぇ…」
「ゆっひぃぃぃぃ!やめちぇよぉぉ!どーしちぇみんな、かわいーまりちゃを、いじめるのぉぉ!まりちゃ、ゆっくちしちゃいよぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁ!!」
少女に声をかけられた途端、恐怖のあまりしーしーを漏らす子まりさ。
そのまま駄々をこねる様に、尻をぶりぶりと振ってゆんゆんと泣く。
そのまま駄々をこねる様に、尻をぶりぶりと振ってゆんゆんと泣く。
「苛めないわよ。ちょっと聞きたい事があるの」
「ゆぅぅ?」
少女の言葉に少し驚いたのか、目を丸くする子まりさ。
そんな子まりさに、少女は真剣な眼差して一言問いかける。
そんな子まりさに、少女は真剣な眼差して一言問いかける。
『あんた生きてて楽しいの?』
「ゆいっ?!」
少女の言葉に思考停止する子まりさ。
回転の遅いその餡子脳が少女の言葉を理解すると、子まりさは今まで自分のみに降りかかった不幸を思い出す。
そして辛い毎日を改めて思い返すと、自然と涙が頬を伝った。
回転の遅いその餡子脳が少女の言葉を理解すると、子まりさは今まで自分のみに降りかかった不幸を思い出す。
そして辛い毎日を改めて思い返すと、自然と涙が頬を伝った。
「…」
「………」
「………………」
「ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁん!まりちゃはぁぁぁぁ!!ゆっくちぃぃぃぃ!ゆっくちぃぃぃぃ!ゆっぐぢぃぃぃぃぃ!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
しばしの沈黙の後、子まりさは今まで以上に力いっぱい泣いた。
泣いていれば誰かが助けてくれると思ったのか、それとも泣く事ですべてを忘れようとしているのかは解らない。
ただ、子まりさは身を震わせて、ひたすら泣き続けた。
少女が居なくなっていることにも気が付かない程に。
泣いていれば誰かが助けてくれると思ったのか、それとも泣く事ですべてを忘れようとしているのかは解らない。
ただ、子まりさは身を震わせて、ひたすら泣き続けた。
少女が居なくなっていることにも気が付かない程に。
完
徒然あき