ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4047 便秘だったちぇん
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ankoss
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『便秘だったちぇん』 6KB
観察 ギャグ 小ネタ 失礼します
観察 ギャグ 小ネタ 失礼します
anko4046 超天才外科医の休日に登場したちぇんのお話です。
「地面汚したら生きたまま解剖してやるからな。もしくは出したもん全部食わせる」
「ゆっ、ゆっ……。それはゆっくり、でぎない、よお……。わがるよー。ゆんせい、さい
だい……の、ぴんち、なんだね。わが、りだぐ……ないよぉ!」
「ゆっ、ゆっ……。それはゆっくり、でぎない、よお……。わがるよー。ゆんせい、さい
だい……の、ぴんち、なんだね。わが、りだぐ……ないよぉ!」
ちぇんは泣きながら地面を這う。
便秘だったちぇん。きめぇ丸から人間の医者の話を聞き、その人間に便秘を治してと頼
んだ。その時のちぇんは、男に薬を貰ってそれを飲んで便秘が治ると考えていた。しかし、
男はちぇんに籾殻を食べさせ、水を飲ませ、強烈なマッサージで全身活性。その場で一気
に便秘を治療した。
結果、身体は不要なチョコを排泄しようと動き出す。
襲い来る強烈な便意。
んだ。その時のちぇんは、男に薬を貰ってそれを飲んで便秘が治ると考えていた。しかし、
男はちぇんに籾殻を食べさせ、水を飲ませ、強烈なマッサージで全身活性。その場で一気
に便秘を治療した。
結果、身体は不要なチョコを排泄しようと動き出す。
襲い来る強烈な便意。
「とおいよぉぉ……。わがるよぉぉ……!」
涙とともに、ゆっくりと進む。
普段ならぴょんぴょんと跳ねて移動できる距離だが、跳ねたら出る。あにゃるの決壊を
防ぐため、ちぇんはひたすらずーりずーりと地面を這っていた。
硬いアスファルトの感触がお腹に響く。
体内から異音が響く。
普段ならぴょんぴょんと跳ねて移動できる距離だが、跳ねたら出る。あにゃるの決壊を
防ぐため、ちぇんはひたすらずーりずーりと地面を這っていた。
硬いアスファルトの感触がお腹に響く。
体内から異音が響く。
くここここここ。
「にゃっ……にあ……!」
動きを止め、ちぇんはあにゃるに力を込めた。うんうんとあにゃるの力比べは、現在辛
うじてあにゃるが踏ん張っている。しかし、少し力が加われば、あにゃる防壁は崩壊する。
うんうんの力はそれだけ強大だった。
道路で漏らしたら、生きたまま解剖。もしくは、うんうんを全部食べさせられる。
男は約束を守るだろう。ちぇんが漏らしたら、どちらかを実行する。
絶望的な二択だ。
それを避けるには、トイレまで行くしかない。
うじてあにゃるが踏ん張っている。しかし、少し力が加われば、あにゃる防壁は崩壊する。
うんうんの力はそれだけ強大だった。
道路で漏らしたら、生きたまま解剖。もしくは、うんうんを全部食べさせられる。
男は約束を守るだろう。ちぇんが漏らしたら、どちらかを実行する。
絶望的な二択だ。
それを避けるには、トイレまで行くしかない。
「ゆぐぅ」
そうして公園の入り口までやってくる。
小さい公園なので、地域ゆっくりはちぇん含めて四匹だけだった。リーダーであるれい
むも星ひとつである。公園の奥にある、ちぇんたちのお家。緑色に塗られた四角い箱。そ
の近くに作られたゆっくり用トイレ。
目的地はそこである。
小さい公園なので、地域ゆっくりはちぇん含めて四匹だけだった。リーダーであるれい
むも星ひとつである。公園の奥にある、ちぇんたちのお家。緑色に塗られた四角い箱。そ
の近くに作られたゆっくり用トイレ。
目的地はそこである。
だが、ちぇんの目の前には予想外の障害が立ちはだかっていた。道路と公園の段差。公
園の土が流れ出すのを防ぐ一センチほどの薄いブロックだ。普段なら一跳びで越えられる
ものだが、今のちぇんには断崖だった。
園の土が流れ出すのを防ぐ一センチほどの薄いブロックだ。普段なら一跳びで越えられる
ものだが、今のちぇんには断崖だった。
「む……りだよ……ぉ……! わがっ……で、ねえ……え……!」
ほんの小さな、だが巨大な壁に、ちぇんの心は折れそうになっていた。
ちぇん! ちぇん! ちぇえええん!
(らんしゃま……!)
唐突に聞こえてきた声に、ちぇんは顔を上げた。
周囲にらんの姿はない。しかし、声はどこからとなくちぇんに届いていた。
周囲にらんの姿はない。しかし、声はどこからとなくちぇんに届いていた。
ちぇんはできるこだぞ。らんはみていたぞ。ちぇんはいつもがんばってた。つらくても
あきらめなかった。ちぇんはどりょくかだ。だから、がんばれ。そうすれば、けっかはお
のずとついてくるんだ。
あきらめなかった。ちぇんはどりょくかだ。だから、がんばれ。そうすれば、けっかはお
のずとついてくるんだ。
「わかったよー!」
瞳に炎を灯し、ちぇんは前へと進む。
「そろーり、そろーり」
あにゃるに負担が掛からぬよう身体をゆっくり変形させながら、段差の上へと移動して
いく。全身から汗を流し、擦れた呼吸を繰り返しながら。
いく。全身から汗を流し、擦れた呼吸を繰り返しながら。
「ちぇん」
そちらを見る。
れいむがいた。この公園のリーダーれいむ。怒っているらしい。
れいむがいた。この公園のリーダーれいむ。怒っているらしい。
「おしごとぬけだして、なにしてるの? さぼりはゆっくりできないよ!」
リーダーとして当たり前の言葉に。
ちぇんは静かにれいむを見た。ぎらぎらと異様な気迫を目に灯し、涙と汗と涎を流しな
がら。れみりゃも逃げ出す形相だった。擦れた声で言い返す。
ちぇんは静かにれいむを見た。ぎらぎらと異様な気迫を目に灯し、涙と汗と涎を流しな
がら。れみりゃも逃げ出す形相だった。擦れた声で言い返す。
「チェンハ イマ…ユンセイサイダイ ノ…ピンチナンダヨ…!」
「ゆっ……!?」
「ワカルネ ? ワカッテネ! ワカレヨー! ワカッタリャァァァ!」
「ゆっくりわかりました!」
「ゆっ……!?」
「ワカルネ ? ワカッテネ! ワカレヨー! ワカッタリャァァァ!」
「ゆっくりわかりました!」
れいむが逃げていく。
のそのそとちぇんは公園入り口の段差を乗り越えた。
しかし、そこで動けなくなった。お腹の中でうんうんが出口を求めて暴れている。あに
ゃるは決壊寸前。全力を込めていないと、うんうんに突き破られるだろう。結果、うんう
んが地面を汚し、ちぇんがそれを食べさせられる。
のそのそとちぇんは公園入り口の段差を乗り越えた。
しかし、そこで動けなくなった。お腹の中でうんうんが出口を求めて暴れている。あに
ゃるは決壊寸前。全力を込めていないと、うんうんに突き破られるだろう。結果、うんう
んが地面を汚し、ちぇんがそれを食べさせられる。
きゅくくくくく。
こここここここ。
こここここここ。
お腹から響く音。
「もうだめなんだね……わかるよ……」
ちぇん。
再び声が聞こえた。
(ゆかりしゃま……)
周囲を見てもゆかりはいない。
声だけがちぇんの頭の中に届く。
声だけがちぇんの頭の中に届く。
もう、もらしちゃってもいいじゃない。あなたはじゅうぶんがんばったわ。あなたのな
かみはチョコレートだし、たべてもしぬわけじゃないし。
かみはチョコレートだし、たべてもしぬわけじゃないし。
(わかるよー……)
ゆっくりのうんうんは古くなった中身。嫌悪感さえどうにかすれば食べられるのだ。通
常種の中身はあまあまなので、うんうんもあまあまだ。うんうんを食べる気は無いが、ち
ぇんにもその程度の知識はあった。
ゆかりは脳天気に続ける。
常種の中身はあまあまなので、うんうんもあまあまだ。うんうんを食べる気は無いが、ち
ぇんにもその程度の知識はあった。
ゆかりは脳天気に続ける。
これからみんなに"うんうんちぇん"ってよばれるだけよ。
「それはゆっぐりでぎないねぇええ! わがるよおお! すっごくわがるよおおおお!」
緩みかけたあにゃるに、ありったけの力を込める。
限界は近いが、まだ限界ではない!
限界は近いが、まだ限界ではない!
うんうんちぇん。
その噂は数日のうちに街中に広がるだろう。そうなればちぇんはもはや地域ゆっくりを
続けられない。うんうんちぇんと陰口を言われつつ、屈辱の元で地域ゆっくりを続けるか。
脱走して野良になり、のたれ死ぬか。
自分が自分で想像していた以上の窮地にあることを、ちぇんは理解する。
続けられない。うんうんちぇんと陰口を言われつつ、屈辱の元で地域ゆっくりを続けるか。
脱走して野良になり、のたれ死ぬか。
自分が自分で想像していた以上の窮地にあることを、ちぇんは理解する。
「ちぇ――」
ぎろり。
声をかけてきたぱちゅりーを一瞥で追い払い、ちぇんは進む。
「あきらめたら、そこでしあいしゅうりょうなんだね。わかるよおお!」
ずーりずーりと這いながら、時折湧き上がる強烈な便意に身を悶えさせつつ。公園の奥
に見えるゆっくり用トイレ。その白い壁目指して。
に見えるゆっくり用トイレ。その白い壁目指して。
喉から漏れる荒い吐息。
周囲から音が消える。
視界が霞む。
思考が薄くなる。
周囲から音が消える。
視界が霞む。
思考が薄くなる。
て~ててっててっってて~♪
てっててってってって~♪
てっててってってって~♪
「に゙あ?」
突如頭の中に流れ始める音楽。
やがて伴奏が終わり、歌が始まる。
やがて伴奏が終わり、歌が始まる。
さらば~♪ ちきゅうよ~♪
たびだ~つふねは~♪
たびだ~つふねは~♪
「にゃんでええええええ!?」
思わず叫ぶちぇん。
音楽は止まらない。
音楽は止まらない。
うちゅうのかなた♪ イスカンダルへ♪
うんめいせおい♪ いま~とびたつ~♪
うんめいせおい♪ いま~とびたつ~♪
「わかったよー……、ちぇんはいくよー!」
頭の中で流れる歌に押されるように、ちぇんは進む。
かなら~ずここへ~♪ かえってくると~♪
「はっ」
「はっ」
「ふー」
そうして。
ただただ無心で目的地へと進み。
ただただ無心で目的地へと進み。
うちゅうせんかん ヤーマートーー♪
「ついた……よ……」
気がつくと、目の前にトイレがあった。
三方と上を白い板で遮り、地面に掘った穴の上に二枚の板が並行に置かれている。直堀
式のゆっくり用トイレ。中には誰もいない。
三方と上を白い板で遮り、地面に掘った穴の上に二枚の板が並行に置かれている。直堀
式のゆっくり用トイレ。中には誰もいない。
くここここここ。
ぎゅるるるるるるる。
ぎゅるるるるるるる。
「……まってねー。ちぇんの……あにゃるさん……。もうちょっと……まってねー!」
爆発寸前のあにゃるに力を入れながら、ちぇんはトイレへと移動した。
板の間に座り、あにゃるを真下の穴に向ける。
板の間に座り、あにゃるを真下の穴に向ける。
波動砲発射用意
エネルギー弁閉鎖 エネルギー充填開始
セイフティーロック解除
ターゲットスコープ、オープン
電影クロスゲージ明度20
エネルギー充填128%
対ショック対閃光防御
最終セイフティー……解除!
波動砲、発射!!!
エネルギー弁閉鎖 エネルギー充填開始
セイフティーロック解除
ターゲットスコープ、オープン
電影クロスゲージ明度20
エネルギー充填128%
対ショック対閃光防御
最終セイフティー……解除!
波動砲、発射!!!
「すっきりー!」
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anko4046 超天才外科医の休日
anko4038 ゆっくり・ボール・ラン
anko4008 ゆか PIECE
anko4005 燃える、お兄さん
anko4003 続・愛の超伝道師
anko3994 愛の超伝道師
anko3894 続・えどてんせいっ!
anko3878 えどてんせいっ!
anko3874 禁断の口付け
anko3862 人工ドススパーク
anko4038 ゆっくり・ボール・ラン
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挿絵: