ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4108 ぱちゅりーの居場所
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『ぱちゅりーの居場所』 10KB
観察 不運 差別・格差 失礼します
観察 不運 差別・格差 失礼します
チートあきです
とある街外れに大きな家が立っていた。
周囲を森に囲まれた一軒家である。いわゆる旧家であり、この地方でそれなりの社会
的地位を持つ家である。この一軒家を含め、周囲の森はこの家の土地であった。
周囲を森に囲まれた一軒家である。いわゆる旧家であり、この地方でそれなりの社会
的地位を持つ家である。この一軒家を含め、周囲の森はこの家の土地であった。
「けほっ……」
小さな咳。
家のすぐ東にある小山の森から、一匹のぱちゅりーが家を眺めていた。顔や頭に枝や
葉っぱを貼り付け、茂みに隠れている。人間でもすぐには分からない偽装だった。
顔にしわが見える老いたぱちゅりー。七年という年月を生きた老賢者である。そう遠くな
いうちに寿命を迎える事を察し、山に隠遁したのだ。
この周囲にはぱちゅりー以外の野生ゆっくりはいない。
家のすぐ東にある小山の森から、一匹のぱちゅりーが家を眺めていた。顔や頭に枝や
葉っぱを貼り付け、茂みに隠れている。人間でもすぐには分からない偽装だった。
顔にしわが見える老いたぱちゅりー。七年という年月を生きた老賢者である。そう遠くな
いうちに寿命を迎える事を察し、山に隠遁したのだ。
この周囲にはぱちゅりー以外の野生ゆっくりはいない。
「……むきゅ」
ぱちゅりーがじっと見つめているのは、森の家だった。そのリビング。斜めから見ている
ので奥までは見えないが、中の様子は十分に分かる。
ので奥までは見えないが、中の様子は十分に分かる。
「うーっ、うあうあー☆」
「おねえさま、しね! しねっ!」
「おねえさま、しね! しねっ!」
じゃれあうれみりゃとふらん。体当たりしたり噛み付いたりと、かなり過激に見えるが、お
互いにしっかり加減しているのでケガをすることもない。
互いにしっかり加減しているのでケガをすることもない。
「なかのいいおじょうさまといっしょにくらせて、さくやはしあわせです……」
それを恍惚とした表情で見つめるさくや。
「じゃおー……?」
「こぁ、こぁっ」
「こぁ、こぁっ」
めーりんにこぁまでいる。ちょっと呆れたように、姉妹とさくやを眺めていた。
実に幸せそうな光景である。
ぱちゅりーのいる場所まで声は届かないが、不思議と何を言っているかは分かる。
五匹はこの森の中の家で飼われているゆっくりだった。きちっと躾けもなされ、真面目な
飼い主の元で何の不自由もなく幸せに暮らしている。直接的な餡の繋がりはないが、こ
の五匹は立派な家族だった。
実に幸せそうな光景である。
ぱちゅりーのいる場所まで声は届かないが、不思議と何を言っているかは分かる。
五匹はこの森の中の家で飼われているゆっくりだった。きちっと躾けもなされ、真面目な
飼い主の元で何の不自由もなく幸せに暮らしている。直接的な餡の繋がりはないが、こ
の五匹は立派な家族だった。
「むきゅ……。みんなとってもしあわせそうね」
茂みの影から五匹のゆっくりを眺め、ぱちゅりーは呟いた。
長生きしたおかげだろう。ぱちゅりーは今まで色々な事を経験していた。街に住み森に
住み、番を作り子供を育て、番の死も子供の巣立ちと死別も経験した。小さな群れの長に
なったこともある。台風による群れの壊滅に、泣いたこともあった。人間と交流を持ったこと
もあるし、逆に追われて殺されかけたこともあった。
なんにしろ波瀾万丈なゆん生。ぱちゅりーはそのゆん生に満足し、静かに土に還ろうと
していた。この家の飼いゆっくりたちを見るまでは。
長生きしたおかげだろう。ぱちゅりーは今まで色々な事を経験していた。街に住み森に
住み、番を作り子供を育て、番の死も子供の巣立ちと死別も経験した。小さな群れの長に
なったこともある。台風による群れの壊滅に、泣いたこともあった。人間と交流を持ったこと
もあるし、逆に追われて殺されかけたこともあった。
なんにしろ波瀾万丈なゆん生。ぱちゅりーはそのゆん生に満足し、静かに土に還ろうと
していた。この家の飼いゆっくりたちを見るまでは。
「どうしてぱちぇは……あそこにいないのかしら……?」
一筋の涙をこぼし、ぱちゅりーは五匹の飼いゆっくりを見る。
れみりゃ、ふらん、さくや、めーりん、こぁ。こうま組とも呼ばれるゆっくりたち。そこに欠け
ているものがぱちゅりーだと、ぱちゅりーは本能以上の何かで理解していた。
だが、どうすることもできない。
れみりゃ、ふらん、さくや、めーりん、こぁ。こうま組とも呼ばれるゆっくりたち。そこに欠け
ているものがぱちゅりーだと、ぱちゅりーは本能以上の何かで理解していた。
だが、どうすることもできない。
「じゃお、じゃおおん」
庭の花壇の草取りをしているめーりん。時折昼寝をしてしまうが、このめーりんは働き者
だ。庭の花壇の世話と正門周囲の掃除を任されている。
だ。庭の花壇の世話と正門周囲の掃除を任されている。
「うー、うーっ」
「おねえさまー、まてー」
「おねえさまー、まてー」
ぱたぱたと羽を動かし、れみりゃとふらんが屋根を掃除していた。
その飛行能力を生かし、この姉妹は庭木の剪定や屋根の掃除を行っている。
その飛行能力を生かし、この姉妹は庭木の剪定や屋根の掃除を行っている。
「おじょうさま……。いもうとさま……。すてきですわ……」
「こあー」
「こあー」
リビングの窓硝子にくっつき、顔を緩めているさくや。後ろから半眼でその背を見つめる
こぁ。この二匹は室内掃除担当らしい。
こぁ。この二匹は室内掃除担当らしい。
「けほっ……」
小さな咳。
ぱちゅりーは茂みの影から、じっと五匹を観察していた。
この山に隠遁してから一ヶ月ほど。
夜明けから日没まで、ほとんどの時間をこの茂みで過ごしている。この山に来る前のぱ
ちゅりーは全てに満足していた。しかし今、ぱちゅりーの心には大きな穴が開いていた。
日ごとにその穴は大きくなっていく。
真面目に働く五匹を見つめながら、自問した。
ぱちゅりーは茂みの影から、じっと五匹を観察していた。
この山に隠遁してから一ヶ月ほど。
夜明けから日没まで、ほとんどの時間をこの茂みで過ごしている。この山に来る前のぱ
ちゅりーは全てに満足していた。しかし今、ぱちゅりーの心には大きな穴が開いていた。
日ごとにその穴は大きくなっていく。
真面目に働く五匹を見つめながら、自問した。
「もし……もしものはなしよ。もしも、ぱちぇをなかまにいれてほしいとたのんだら、あのおう
ちのひとは……ぱちぇもなかまにいれてくれるかしら?」
ちのひとは……ぱちぇもなかまにいれてくれるかしら?」
この家の主人を思い浮かべる。立派なヒゲを生やした老紳士だ。
ぱちゅりー自身、並の飼いゆっくりよりも優秀という自負はある。七年という年月を生き
延びた力と知恵と運は本物だ。
しかし、それは些細な事。
ぱちゅりー自身、並の飼いゆっくりよりも優秀という自負はある。七年という年月を生き
延びた力と知恵と運は本物だ。
しかし、それは些細な事。
「わかってるわ……。そんなわけない……」
首を左右に振るぱちゅりー。
人間は野良ゆっくりに対しては冷たい。ぱちゅりーを仲間に入れて欲しいと人間に頼ん
でも、追い返されるか殺されるか、ろくな結果にならないだろう。ぱちゅりーが若ければも
しかしたら一抹のチャンスはあったかもしれない。だが、ぱちゅりーは一目で老い先短いと
分かる老ゆっくりだ。
人間は野良ゆっくりに対しては冷たい。ぱちゅりーを仲間に入れて欲しいと人間に頼ん
でも、追い返されるか殺されるか、ろくな結果にならないだろう。ぱちゅりーが若ければも
しかしたら一抹のチャンスはあったかもしれない。だが、ぱちゅりーは一目で老い先短いと
分かる老ゆっくりだ。
「そもそも、ぱちぇのせきがないのよ……」
強い絆で結ばれた家族に、余所者ゆっくりが入れるわけがない。
つまり、ぱちゅりーがあの家族に加わることは不可能なのだ。
つまり、ぱちゅりーがあの家族に加わることは不可能なのだ。
「ぱちぇはね、もうじゅうぶんゆっくりしたわ……。あとはしずかにゆっくりくちはてるだけで
いい……。なかまもかぞくも、もういらない……。そう、きめたのに……!」
いい……。なかまもかぞくも、もういらない……。そう、きめたのに……!」
紫色の目から涙が溢れ、頬を伝って地面に落ちる。
今まで生きてきたゆん生全てを色褪せさせる幸せが、目の前にあった。そして、絶対に
その幸せを手に入れられない事を、ぱちゅりーは理解していた。
今まで生きてきたゆん生全てを色褪せさせる幸せが、目の前にあった。そして、絶対に
その幸せを手に入れられない事を、ぱちゅりーは理解していた。
日は沈み、ぱちゅりーは山の頂上付近の巣に戻っていた。狸か何かが掘ったらしい横
穴がぱちゅりーのお家だった。漆黒の闇の中だが、家の中の事ははっきりと分かる。
奥に貯蔵していた干し草を食べるぱちゅりー。
穴がぱちゅりーのお家だった。漆黒の闇の中だが、家の中の事ははっきりと分かる。
奥に貯蔵していた干し草を食べるぱちゅりー。
「むーしゃむーしゃ……ごっくん。それなりー」
その声に元気はない。
この干し草はいつもの茂みからお家に戻る時に取ってきたものだ。ただの雑草である。
もっとも食事はそれで十分とぱちゅりーは考えていた。ゆっくりは基本的に何でも食べら
れるので、その気になればまず食料に困ることはない。
ぱちゅりーはため息をついた。
この干し草はいつもの茂みからお家に戻る時に取ってきたものだ。ただの雑草である。
もっとも食事はそれで十分とぱちゅりーは考えていた。ゆっくりは基本的に何でも食べら
れるので、その気になればまず食料に困ることはない。
ぱちゅりーはため息をついた。
「ひとりでたべるごはんは、あじけないわ……」
暗い穴の中で味気ない草や木の実を食べる。それ自体に苦痛はない。野良や野生の
ゆっくりにとっては普通の事だった。むしろ、食事ができる事は幸せだ。
ぱちゅりーは後ろを振り向く。入り口は塞いであるので、外は見えないが。
ゆっくりにとっては普通の事だった。むしろ、食事ができる事は幸せだ。
ぱちゅりーは後ろを振り向く。入り口は塞いであるので、外は見えないが。
「あっちじゃ、きっとみんなでたのしそうにごはんをたべてるのよね……」
じゃれあいながら食事をするれみりゃとふらん。姉妹に見惚れつつ、丁寧に食事をするさ
くや。マイペースに食べるめーりんとこぁ。幸せな家族の食事。
簡単に想像が付いてしまう。
だが、そこにぱちゅりーの居場所はない。
くや。マイペースに食べるめーりんとこぁ。幸せな家族の食事。
簡単に想像が付いてしまう。
だが、そこにぱちゅりーの居場所はない。
「うう……」
ぱちゅりーは泣いた。
「むきゅ」
ぱちゅりーは座布団に座って本を読んでいた。その顔に老いの影はない。若々しい姿だ
った。紙を汚さず唇だけで器用にページをめくっている。
窓から差し込む暖かな日の光。
った。紙を汚さず唇だけで器用にページをめくっている。
窓から差し込む暖かな日の光。
「じゃおー……じゃお――」
「こぁー……」
「こぁー……」
めーりんとこぁが寄り添って昼寝をしていた。部屋は暖かく、昼寝をするには最適な環境
である。この心地よさで寝るなと言う方が無理があった。
である。この心地よさで寝るなと言う方が無理があった。
「めーりん……。まったくこのこは、またおしごとさぼって……」
眠っているめーりんを眺め、さくやが小さなナイフを取り出す。
ぱちゅりーがそれを制した。
ぱちゅりーがそれを制した。
「むきゅ。まちなさい、さくや」
「ぱちゅりーさま」
「ぱちゅりーさま」
振り返ってくるさくや。
しおりを本に挟んでから、ぱちゅりーは視線でめーりんを示す。
しおりを本に挟んでから、ぱちゅりーは視線でめーりんを示す。
「しあわせそうにねているのだから、おこしてはだめよ。あなたもまいにちあくせくしないで、
ためにはめーりんたちといっしょにゆっくりしてみたらどうかしら?」
ためにはめーりんたちといっしょにゆっくりしてみたらどうかしら?」
「そうですねー」
ナイフを治め、さくやは視線を持ち上げた。
ふと入り口を見る。
ふと入り口を見る。
「うーっ」
「しねー!」
「しねー!」
二匹でじゃれあいながらリビングに入ってくるれみりゃとふらん。一見すると本気で殺し
合っているように見えるが、これがれみりゃとふらんの遊びである。
今日は少し勢いが強すぎたらしい。
れみりゃとふらんが、一回転して床に落ちた。
合っているように見えるが、これがれみりゃとふらんの遊びである。
今日は少し勢いが強すぎたらしい。
れみりゃとふらんが、一回転して床に落ちた。
「おじょうさま、いもうとさま」
さくやが声を掛ける。
「じゃおー?」
「こぁ?」
「こぁ?」
目を覚ましためーりんとこぁが、目を回しているれみりゃとふらんを眺める。
一度ため息を付いてから、ぱちゅりーは姉妹に声を掛けた。
一度ため息を付いてから、ぱちゅりーは姉妹に声を掛けた。
「れみぃ、ふらん。あんまりさわいじゃだめじゃない。あそぶときは、ひとのめいわくになら
ないようにこころがけるのが、しゅくじょのまなーなのよ?」
「うー」
「ごめん」
ないようにこころがけるのが、しゅくじょのまなーなのよ?」
「うー」
「ごめん」
素直に謝るれみりゃとふらん。
「むっきゅー」
ぱちゅりーは窓の外を眺めた。暖かな午後の日差しが部屋に差し込んでいる。昼寝をす
るには最適な陽気だった。一度頷いてから残りの五匹に向き直り、
るには最適な陽気だった。一度頷いてから残りの五匹に向き直り、
「とってもいいおてんきだし、みんなでおひるねでもしない?」
明るい声で提案する。
「じゃお」
「こあー」
「そうですね。たまにはおひるねもいいかもしれません」
「うー」
「おひるねー」
「こあー」
「そうですね。たまにはおひるねもいいかもしれません」
「うー」
「おひるねー」
ぱちゅりー、めーりん、こぁ、さくや、れみりゃ、ふらん。
六匹は窓辺に集まり、身を寄せ合い、静かに目を閉じた。
六匹は窓辺に集まり、身を寄せ合い、静かに目を閉じた。
「!」
ぱちゅりーは目を覚ます。
巣の入り口から、朝日が差し込んでいた。
巣の入り口から、朝日が差し込んでいた。
「また、あのゆめ……」
震え声で呟く。
甘い夢だった。あの家族の一員として過ごす、甘く幸せな夢だった。ここに暮らすように
なってから時々見る夢だ。しかし、どんなに幸せな夢も目覚めれば消えてしまう。そして甘
い夢は辛い現実を際立たせる。
両目から溢れた涙が、寝床の干し草を濡らす。
甘い夢だった。あの家族の一員として過ごす、甘く幸せな夢だった。ここに暮らすように
なってから時々見る夢だ。しかし、どんなに幸せな夢も目覚めれば消えてしまう。そして甘
い夢は辛い現実を際立たせる。
両目から溢れた涙が、寝床の干し草を濡らす。
「なんで……なんで、ぱちぇは、ぱちぇなの……っ!」
ぱちゅりーがぱちゅりーでなければ、ここまで苦しむことはなかった。あの家族を見ても、
家族の一員になりたいと考えることはなかっただろう。せいぜい幸せそうな飼いゆっくりを
羨む程度で済んだのだ。
しかし、ぱちゅりーはぱちゅりーだった。
自分のあるべき場所を見せつけられ、その場所に絶対に座れない事を理解してしまう。
家族の一員になりたいと考えることはなかっただろう。せいぜい幸せそうな飼いゆっくりを
羨む程度で済んだのだ。
しかし、ぱちゅりーはぱちゅりーだった。
自分のあるべき場所を見せつけられ、その場所に絶対に座れない事を理解してしまう。
「むきゅ……ぅぅ……!」
ぱちゅりーは声を押し殺して泣いた。
「うー」
「おねえさまー」
「おいしいですわー」
「じゃお、じゃお」
「こあー」
「おねえさまー」
「おいしいですわー」
「じゃお、じゃお」
「こあー」
幸せそうに昼食を取っている一家。リビングに集まり、皿に盛られたゆっくりフードを美味
しそうに食べている。もしかしたら高級なフードなのかもしれない。だが、味はさほど重要
ではない。
信頼できる家族と一緒に食べるご飯は、どんな高級フードよりもゆっくりできる。
しそうに食べている。もしかしたら高級なフードなのかもしれない。だが、味はさほど重要
ではない。
信頼できる家族と一緒に食べるご飯は、どんな高級フードよりもゆっくりできる。
「………」
辛い事も幸せな事もあったぱちゅりーのゆん生。
それは全て無意味だった。
ぱちゅりーの居場所はあの家族の中にあるのだ。しかし、ぱちゅりーは絶対にあの家族
の中には入れない。そこにぱちゅりーの席は無いのだから。
それは全て無意味だった。
ぱちゅりーの居場所はあの家族の中にあるのだ。しかし、ぱちゅりーは絶対にあの家族
の中には入れない。そこにぱちゅりーの席は無いのだから。
「すーりすーり」
「じゃーおじゃーお」
「こぁー」
「じゃーおじゃーお」
「こぁー」
食事が終わり、みんなですーりすーりしている。その顔は皆非常にゆっくりしていた。幸
せとは、まさにこういう事を言うのだろう。
せとは、まさにこういう事を言うのだろう。
「けほ、けほっ……」
ぱちゅりーは小さく咳をする。七年という年月は長かった。元々弱い身体もさらに弱って
きている。そう遠くないうちにぱちゅりーは動けなくなり、死ぬだろう。
最高の幸せを手に入れられなかった事に絶望しながら。
しかし、どうすることもできない。
この家族を見たときに、ぱちゅりーは全部失ってしまったのだ。
きている。そう遠くないうちにぱちゅりーは動けなくなり、死ぬだろう。
最高の幸せを手に入れられなかった事に絶望しながら。
しかし、どうすることもできない。
この家族を見たときに、ぱちゅりーは全部失ってしまったのだ。
「むきゅ……」
茂みに身を隠したぱちゅりーは、無力に涙を流すことしかできない。
過去SS
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