ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4152 ゆっくりのびねじってね
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ankoss
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『ゆっくりのびねじってね』 15KB
虐待 赤ゆ 現代 虐待人間 鬼威惨が玩具で遊んでるだけの話です
虐待 赤ゆ 現代 虐待人間 鬼威惨が玩具で遊んでるだけの話です
彼はどこにでもいる普通の虐待鬼威惨だ。
ショップで新商品のゆ虐玩具を見つけ、いつもよりテンションが上がっている。
ショップで新商品のゆ虐玩具を見つけ、いつもよりテンションが上がっている。
今回、彼が購入したのは「ゆっくりのびねじってね」という名称の玩具だ。
その名の通り、のーびのーびやねーじねーじで遊ぶ事ができる。
その名の通り、のーびのーびやねーじねーじで遊ぶ事ができる。
何せゆっくりの体は脆弱なので、人間が手で引っぱろうとすると、生きたままのーびのーびさせるのは意外と難しい。
大抵は途中で皮が破れ、綺麗に伸びきらずに終わってしまう。
大抵は途中で皮が破れ、綺麗に伸びきらずに終わってしまう。
そんな力加減を自動で調節してくれるのが、この玩具の最大の売りだ。
パッケージに描かれているれいみゅとまりちゃの泣き顔に惹かれて衝動買いしてしまったが、彼の心に後悔はなかった。
パッケージに描かれているれいみゅとまりちゃの泣き顔に惹かれて衝動買いしてしまったが、彼の心に後悔はなかった。
「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」
透明な小箱の中に、一匹の赤れいむがちょこんと座っている。
新商品の玩具にサービスで付属してきた赤ゆっくりだ。
新商品の玩具にサービスで付属してきた赤ゆっくりだ。
「……きゃわいいれいみゅがあいしゃちゅしちぇあげちゃんじゃかりゃ、おにいしゃんもおへんじしちぇにぇ! しゅぎゅじぇいいよ!」
赤れいむは舌ったらずな口調で、ぎゃあぎゃあと彼にしゃべりかけている。
しかし彼は買ってきた玩具を開封するのに夢中になっているため、赤れいむの脊髄反射的な鳴き声になど耳を傾けていなかった。
しかし彼は買ってきた玩具を開封するのに夢中になっているため、赤れいむの脊髄反射的な鳴き声になど耳を傾けていなかった。
「ぢょぼぢじぇおへんじぢでぐれにゃいにょおおおおお!?」
赤れいむは両目から涙をほとばしらせ、キンキンと甲高い声で騒いだ。
左右の小さなもみあげを振り回し、ぴこぴこぴこぴこぴこぴこ高速で乱舞させている。
もし彼が直視していたら、握りこぶしを叩きつけて赤れいむを粉砕していた事だろう。
左右の小さなもみあげを振り回し、ぴこぴこぴこぴこぴこぴこ高速で乱舞させている。
もし彼が直視していたら、握りこぶしを叩きつけて赤れいむを粉砕していた事だろう。
幸か不幸か彼は赤れいむになど目もくれず、新しい玩具に夢中だった。
封を切った玩具の箱から、パーツを取り出していく。
網目の台座、プラスチックの透明な筒、ハンドルのついている網目のふたの三点だ。
台座とふたには、それぞれ単三電池を二本ずつ、計四本を挿入する口がある。
封を切った玩具の箱から、パーツを取り出していく。
網目の台座、プラスチックの透明な筒、ハンドルのついている網目のふたの三点だ。
台座とふたには、それぞれ単三電池を二本ずつ、計四本を挿入する口がある。
彼は付属の乾電池をセットし、台座のスイッチを入れた。
説明書には、これで台座が吸引器になると書かれている。
試しに手をかざしてみると、思っていたよりも強い力で引っぱられた。
乾電池といえども侮れない風力だ。
説明書には、これで台座が吸引器になると書かれている。
試しに手をかざしてみると、思っていたよりも強い力で引っぱられた。
乾電池といえども侮れない風力だ。
台座に透明な筒をセットし、カチリとハマった音がしたのを確認する。
筒は完全に固定され、持ち上げてもぐらつく事はない。
筒は完全に固定され、持ち上げてもぐらつく事はない。
「れいみゅはおしょりゃにはばちゃくえんじぇりゅしゃあああん!」
彼が指先でつまみ上げると、赤れいむはお決まりのうざったらしいセリフを叫んだ。
しかし自由が利かない事が分かるとすぐにまた泣き出し、ぐねぐねと体をひねって逃れようとする。
しかし自由が利かない事が分かるとすぐにまた泣き出し、ぐねぐねと体をひねって逃れようとする。
「はにゃしちぇにぇ! はにゃしちぇにぇ! いきゅりゃきゃわいいれいみゅじぇも、いいきゃげんにおきょりゅよ! ぷっきゅううううううう!」
指の間に頬を挟まれた状態でぷくーをしたため、ひょうたんのような形に膨れ上がっている。
彼が挟む指の圧を強くすると、赤れいむはもるんもるん尻を振って抵抗する。
キスをするように突き出した唇が、うにうにと上下に蠢いている。
彼が挟む指の圧を強くすると、赤れいむはもるんもるん尻を振って抵抗する。
キスをするように突き出した唇が、うにうにと上下に蠢いている。
「うわあ、ぶっさ。相変わらずキモいな」
「ぶぇいびゅばぶじゃぐぢゃいいいい! ぎもぎゅぶぉぢゃいいいいい!」
赤れいむは彼の暴言に反抗し、ぐねぐねぴこぴこ全身を振り回した。
指で挟まれていてうまく口が開けないらしく、支離滅裂な奇声を発している。
指で挟まれていてうまく口が開けないらしく、支離滅裂な奇声を発している。
「その動きがキモい。主に全身がキモい」
「ゆんぎゅううううう! でいっじぇいじりょおおおおお!」
赤れいむは顔を真っ赤に染め、歯を剥き出しにして怒り狂っている。
その様子にすっかり気分が高潮してきた彼は、そのまま挟む指に力をこめて赤れいむを圧殺してやりたい衝動に駆られる。
せっかく買ってきた玩具を使う前に死なれても困るので、彼は透明な筒の中に赤れいむを落とした。
その様子にすっかり気分が高潮してきた彼は、そのまま挟む指に力をこめて赤れいむを圧殺してやりたい衝動に駆られる。
せっかく買ってきた玩具を使う前に死なれても困るので、彼は透明な筒の中に赤れいむを落とした。
「ぎゃわいいでいみゅがどんじぇりゅうううう……ゆびゅい!」
赤れいむはまっすぐ筒を通り、台座の上にすとんと収まった。
硬い台座に底部をしたたかに打ちつけ、ぷるぷる身を震わせている。
彼はハンドルのついたふたを閉め、透明な筒を密封した。
硬い台座に底部をしたたかに打ちつけ、ぷるぷる身を震わせている。
彼はハンドルのついたふたを閉め、透明な筒を密封した。
「いぢゃいよおおお! ゆびえええええん! ゆびええええええん!」
筒の中から、けたたましい声が聞こえてくる。
台座にある音量を調節するつまみを上下させると、最大から無音まで変化させる事ができた。
とりあえず近所迷惑にならない程度に音量を調節する。
台座にある音量を調節するつまみを上下させると、最大から無音まで変化させる事ができた。
とりあえず近所迷惑にならない程度に音量を調節する。
「ぢょぼぢじぇぎゃわいいでいみゅに、ぎょんなひぢょいごぢょじゅりゅにょおおおおお!? ぎゃわいいでいみゅは、おにいじゃんのがいゆっぐぢでじょおおおおおおお!?」
ショップからもらわれてきたためか、赤れいむは飼いゆっくりになれたと勝手に思いこんでいたようだ。
赤れいむが彼の事を「にんげんしゃん」ではなく「おにいしゃん」と呼んでいたのもそのためだろう。
よもや彼が虐待鬼威惨だとも知らずに、つくづくおめでたい餡子脳だ。
赤れいむが彼の事を「にんげんしゃん」ではなく「おにいしゃん」と呼んでいたのもそのためだろう。
よもや彼が虐待鬼威惨だとも知らずに、つくづくおめでたい餡子脳だ。
「ゆ? ゆゆ? うぎょけにゃいよ? きゃわいいれいみゅのあんよしゃん、ゆっきゅりちてにゃいじぇうぎょいちぇにぇ!」
台座の網目に底部を吸引されているため、赤れいむは筒の中で身動きが取れなくなっていた。
ピンポン玉くらいのサイズでしかない赤ゆの小さな体は、完全に台座に固定されてしまっている。
赤れいむはゆんゆん泣きながら無駄にもみあげをぴこぴこさせているが、そんな事をしたところで体が動くはずもない。
ピンポン玉くらいのサイズでしかない赤ゆの小さな体は、完全に台座に固定されてしまっている。
赤れいむはゆんゆん泣きながら無駄にもみあげをぴこぴこさせているが、そんな事をしたところで体が動くはずもない。
彼は説明書を確認しながら、ふたの方のスイッチも入れた。
すると赤れいむの頭上にある天井の板が、筒の中でするすると下がり始めた。
すると赤れいむの頭上にある天井の板が、筒の中でするすると下がり始めた。
「ゆぴ? ゆ、ゆ、ゆんやあああああ! おしょりゃぎゃふっぢぇぐりゅううううう!?」
上から天井の板が迫ってきて、赤れいむは大恐慌に陥った。
その場から逃げ出そうとしているのか、透明な筒に顔面をぎゅむぎゅむ押しつけている。
醜い赤れいむのつぶれ顔を見せつけられ、彼は腹を抱えて爆笑した。
その場から逃げ出そうとしているのか、透明な筒に顔面をぎゅむぎゅむ押しつけている。
醜い赤れいむのつぶれ顔を見せつけられ、彼は腹を抱えて爆笑した。
「ぎょわいいいい! だじゅげぢぇええええ! ぎゃわいいでいみゅをだじゅげぢぇええええ!」
底部を拘束されているため、赤れいむは頭をぐねぐね動かしてもがいていた。
しかし降りてきた天井の板で隙間を埋められ、すぐに体を伸ばす事もできなくなった。
しかし降りてきた天井の板で隙間を埋められ、すぐに体を伸ばす事もできなくなった。
「おにいじゃんはがいぬじじゃんでじょおおおおおお! がいぬじじゃんはあ、がいゆっぐぢをゆっぎゅりざぜぢぇぐれなぐぢゃいげにゃいんじゃよおおおおおお!」
「はいはい、ゆっくちゆっくち」
「だにわりゃっでりゅんじゃああああ! ゆびいぃ!」
天井の板は赤れいむの頭を軽く押さえつけ、ピーという電子音を発した後、上に向かって戻っていった。
このまま押しつぶしてくれてもよかったのにと残念な気持ちにもなったが、それはこの玩具の本来の目的とは異なるので仕方がない。
このまま押しつぶしてくれてもよかったのにと残念な気持ちにもなったが、それはこの玩具の本来の目的とは異なるので仕方がない。
「……ゆふぅ、ようやきゅおにいしゃんも、かいゆっくちのだいじしゃをわかっちぇくれちゃんじゃにぇ」
赤れいむは彼が天井の板を元に戻したと勘違いしたらしく、自分の主張を聞き届けてもらえたと都合のいいように解釈していた。
もちろん天井の板が上昇したのは元から組みこまれている正常動作であって、彼が何か手立てを取ったわけではない。
もちろん天井の板が上昇したのは元から組みこまれている正常動作であって、彼が何か手立てを取ったわけではない。
「きゃわいいれいみゅはやしゃしいきゃりゃ、たくっしゃんのあみゃあみゃと、おいちいごはんしゃんと、ふーきゃふーきゃのべっどしゃんと、きりぇいにゃゆっきゅりぷれいしゅと、ひりょーいあしょびばしゃんと、たのちいおもちゃしゃんで、しあわしぇーにしちぇくりぇりぇびゃ、ゆりゅしちぇあげりゅよ! きゃわいいれいみゅは、かんっぢゃいぢぇ、ごみぇんにぇえええ!」
危機を脱した安堵からか、赤れいむは早口でしゃべりまくった。
期待に目を輝かせ、次から次へと増長した欲求を並べ立てている。
期待に目を輝かせ、次から次へと増長した欲求を並べ立てている。
彼は赤れいむを無視し、玩具のふたにある小窓を開いた。
そこは天井の板の裏側に位置する部分で、わずかな空洞になっている。
説明書の指示に従い、あらかじめ用意していたオレンジジュースを空洞の中に溜めていく。
赤れいむがいる場所には一滴も落ちていかないので、しあわせーなんて微塵も感じさせる事がないのも安心設計だ。
そこは天井の板の裏側に位置する部分で、わずかな空洞になっている。
説明書の指示に従い、あらかじめ用意していたオレンジジュースを空洞の中に溜めていく。
赤れいむがいる場所には一滴も落ちていかないので、しあわせーなんて微塵も感じさせる事がないのも安心設計だ。
「ぎゃわいいでいみゅのおはなじぎいぢぇよおおおお! むぢじぎゃいじぇえええええ!」
赤れいむは底部がくっついたままなので、バタバタバタバタと頭を左右に振っている。
不快な動きにビキィときたが、この赤れいむは玩具で遊ぶために必要なので、あえて放置しておいた。
もし相手が筒の中に入っていなかったら、うざったらしいもみあげのぴこぴこを、ブチィ!と引き抜いていた事だろう。
不快な動きにビキィときたが、この赤れいむは玩具で遊ぶために必要なので、あえて放置しておいた。
もし相手が筒の中に入っていなかったら、うざったらしいもみあげのぴこぴこを、ブチィ!と引き抜いていた事だろう。
下準備を終え、彼はふたの方にあるつまみを指でつかんだ。
この玩具は天井のふたにも、台座と同じ吸引器が備わっている。
ただ台座と違う点は、吸引力を調節する機能が実装されている事だ。
この玩具は天井のふたにも、台座と同じ吸引器が備わっている。
ただ台座と違う点は、吸引力を調節する機能が実装されている事だ。
「ゆん!?」
彼がつまみを上に動かすと、赤れいむの髪がぶわりと宙に浮いた。
天井のふたが吸引を開始した証拠だ。
天井のふたが吸引を開始した証拠だ。
「ゆうぅ……にゃんだきゃ、ゆっきゅりできにゃいよ……」
環境の変化に戸惑い、赤れいむはそわそわと視線をさまよわせている。
その様子を眺めながら、彼は吸引力のつまみを上にスライドさせていく。
その様子を眺めながら、彼は吸引力のつまみを上にスライドさせていく。
「ゆっぎゃあああ! ぎゃわいいでいみゅのぎゃわいいおりぼんじゃんぎゃああああ!」
吸引力が増した事で、赤れいむのリボンが天井に吸い寄せられた。
いきなり頭の上から大事なお飾りが消え、赤れいむはおそろしーしーを噴き出した。
いきなり頭の上から大事なお飾りが消え、赤れいむはおそろしーしーを噴き出した。
網目に吸引され、しーしーは台座の中に流れ落ちた。
説明書には後でまとめて水洗いできると書かれている。
これでゆっくりの皮がふやけて破れる心配もない。
説明書には後でまとめて水洗いできると書かれている。
これでゆっくりの皮がふやけて破れる心配もない。
「おがじゃり! おがじゃりいぃ! おにいじゃん! ぎゃわいいでいみゅのぎゃわいいおりぼんじゃんどっでにぇ! どっでにぇ! どっでよおおおおおおお!」
赤れいむはのーびのーびしながら舌を伸ばし、天井に貼りついたお飾りを取ろうと躍起になっている。
「お飾りのところまで運んで欲しいのか。よし分かった」
彼は赤れいむの望みどおり、どんどん吸引力を上昇させていく。
あまりの風力に赤れいむの流した涙が舞い上がり、空気中に溶けて消える。
あまりの風力に赤れいむの流した涙が舞い上がり、空気中に溶けて消える。
「にょびゅぇ!」
台座と天井から同時に底部と頭を引っぱられ、赤れいむのお腹がにょいっと細長く縦に伸びた。
無理やり体を引き伸ばされて苦しいのか、赤れいむは目玉をぐるんぐるん回してもがいている。
無理やり体を引き伸ばされて苦しいのか、赤れいむは目玉をぐるんぐるん回してもがいている。
髪も左右のもみあげも、逆立ってボサボサに絡まっている。
本ゆんの必死さとは裏腹に、びろーんと縦に伸びきった赤ゆの姿は、何とも間抜けな絵面だ。
本ゆんの必死さとは裏腹に、びろーんと縦に伸びきった赤ゆの姿は、何とも間抜けな絵面だ。
「にょーびにょーびじぎゃいじぇええええ! ぎゅりゅぢいいいいい!」
吸引力のつまみを上げるたび、赤れいむの体が上に向かって伸びていく。
引っぱられた皮がギチギチに薄くなり、今にも破れてしまいそうだ。
引っぱられた皮がギチギチに薄くなり、今にも破れてしまいそうだ。
「ゆっ、ゆげ……げぇっ……」
吸引力を最大まで上げると、赤れいむの頭が天井のふたにぶつかった。
底部も頭も動かす事ができず、のーびのーびした状態で固まっている。
底部も頭も動かす事ができず、のーびのーびした状態で固まっている。
赤れいむは全身を薄く引き伸ばされ、福笑いのように顔のパーツが歪んでいる。
口を閉じる事もできないため、だらだらと多量のよだれが垂れていく。
口を閉じる事もできないため、だらだらと多量のよだれが垂れていく。
この装置は、ゆっくりの体が引きちぎれない絶妙なバランスを維持し、上下から吸引する機能を持っている。
先ほど天井の板が降りたのは、赤れいむの身長を測定するための機能だ。
赤ゆと一口に言っても、成長過程によってその大きさには個体差が生じる。
天井の板は筒の中にいるゆっくりの体型をセンサーで感知し、最適な距離を保った位置で停止するようになっている。
先ほど天井の板が降りたのは、赤れいむの身長を測定するための機能だ。
赤ゆと一口に言っても、成長過程によってその大きさには個体差が生じる。
天井の板は筒の中にいるゆっくりの体型をセンサーで感知し、最適な距離を保った位置で停止するようになっている。
ショップでは子ゆや成ゆの大きさに対応したバージョンも取り扱っているが、装置が大きくなるとそれだけ割高になる。
そのため彼は、最も格安な赤ゆ専用の玩具を買ってきた。
単純に赤ゆで遊ぶのが好きだからというのもある。
そのため彼は、最も格安な赤ゆ専用の玩具を買ってきた。
単純に赤ゆで遊ぶのが好きだからというのもある。
「ゆっくりしていってね!」
「ゆぎひっぢぇじぢぇひぎいぃ!」
試しにお決まりの挨拶を言わせてみると、赤れいむは開きっぱなしの口をぐいぐい動かし、号泣しながら返事をした。
しゃべると顔を動かす事になるので、皮が引っぱられて激しい苦痛を感じるようだ。
それでも挨拶をされると、本能的に返事をせずにはいられないのだろう。
しゃべると顔を動かす事になるので、皮が引っぱられて激しい苦痛を感じるようだ。
それでも挨拶をされると、本能的に返事をせずにはいられないのだろう。
「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
「ひぎげじゅぎっじぇじぇ! ぼぎゅっじぇいぎゅぐぬぇ! ひぎゅっげぶじゅっじぇじぇ!」
彼が挨拶を連呼するたびに、赤れいむは薄く引き伸ばされた体を揺らし、必死の形相で返事をする。
その発音は悲鳴に近く、ほとんど言葉の形を成していない。
その発音は悲鳴に近く、ほとんど言葉の形を成していない。
「ゆぇ、ゆひっ……ぼお、やべぢぇ……」
「無視するなって言ったり、挨拶するなって言ったり、わがままな奴だなあ」
「ゆっぐ、ぢ……じ、じゃいっ……ゆぐ、ゆぐぅっ……」
「それじゃあ、お待ちかね。れいみゅのスーパーのーびのーびタイムはっじまっるよー」
「ゆびぇえ!」
彼はゆっくりの口真似をしながら、吸引力のつまみを一気に最低まで下げた。
慣性の法則で、赤れいむの体がゴムのようにしなる。
間髪入れず、彼は吸引力のつまみを最大まで上げた。
慣性の法則で、赤れいむの体がゴムのようにしなる。
間髪入れず、彼は吸引力のつまみを最大まで上げた。
「にょぎいぃ!」
潰れてへこんでいた赤れいむが、一瞬で布のように全身を引き伸ばされる。
その動きが面白かったので、彼は何度もつまみを上げては下げる行為を繰り返した。
その動きが面白かったので、彼は何度もつまみを上げては下げる行為を繰り返した。
「ぢゅぶりぇ! にょびぃ! ゆぢゅぶ! びにょお!」
「のーびのーびはゆっくりできるねー」
「やべ! にゅべで! いじゃ! ぢぬ! ぢぬ! ゆぎゅう!」
しばらく赤れいむの伸縮を楽しんだ後、また吸引力を最大で止めた。
急激に強制のーびのーびをさせられ、赤れいむは口から少量の餡子を吐いて痙攣している。
急激に強制のーびのーびをさせられ、赤れいむは口から少量の餡子を吐いて痙攣している。
「大変だーれいみゅが餡子を吐いてるうー」
「ゆひっ……ゆひっ……」
薄っぺらに伸びた赤れいむが、彼に期待をこめたまなざしを向ける。
心にもない彼のセリフを真に受け、自分を心配して助けてくれる気になったとでも思っているのだろう。
彼はにっこりと笑い、小窓の上にある赤いボタンを押した。
心にもない彼のセリフを真に受け、自分を心配して助けてくれる気になったとでも思っているのだろう。
彼はにっこりと笑い、小窓の上にある赤いボタンを押した。
「ぶぼぉ!?」
天井から細い針が突き出し、赤れいむの頭部を貫いた。
彼が溜めておいたオレンジジュースが、針を伝って体内の餡子に流れていく。
もちろん口を通して飲んでいるわけではないので、赤れいむがジュースの甘みを感じる事はない。
彼が溜めておいたオレンジジュースが、針を伝って体内の餡子に流れていく。
もちろん口を通して飲んでいるわけではないので、赤れいむがジュースの甘みを感じる事はない。
「いじゃっ……ひぎいぃ……ぶーじゅぶじゅ、じな、じぇ……」
オレンジジュースを吸収して体力を取り戻した赤れいむは、ぽろぽろと涙を零しながらしゃべり出した。
相変わらず口を開きっぱなしなのにも関わらず、どうやって言葉を発しているのかは謎だ。
彼がまた赤いボタンを押すと、針は赤れいむの頭部から抜け、天井の中に戻っていった。
相変わらず口を開きっぱなしなのにも関わらず、どうやって言葉を発しているのかは謎だ。
彼がまた赤いボタンを押すと、針は赤れいむの頭部から抜け、天井の中に戻っていった。
「ぢょぼぢ、じぇ……ぎょ、んな、ごじょ……じゅりゅ、にょ……で、でい、みゅだぢ、だっでぇ……いぎで、りゅ、だよぉ……」
「楽しいからに決まってるでしょ。バカなの? 足りないの?」
「だの、ぢい?」
「れいみゅが酷い目にあうと、鬼威惨がゆっくりできるんだよ。りきゃいできりゅ?」
「わぎゃりゃだいよおおおおお……」
ちぇん種のようなセリフを叫び、赤れいむは再度おそろしーしーを噴き出した。
涙もよだれもしーしーも、すべて台座の網目の中に流れ落ちて消えていく。
涙もよだれもしーしーも、すべて台座の網目の中に流れ落ちて消えていく。
「だかられいみゅは、ゆっくり地獄を味わってね!」
赤れいむは最高にぶさいくな顔をして、ぶるぶると震えている。
彼はふたについているハンドルをつかみ、ぐいっと右に回転させた。
彼はふたについているハンドルをつかみ、ぐいっと右に回転させた。
「ねじぃ!」
ハンドルと筒の中の天井は連動しているため、吸引されて貼りついている赤れいむの頭も、くるりと一回転する。
底部は台座に固定されているため、いくらハンドルを回しても向きは変わらない。
赤れいむは前を向いたまま、びろんびろんに伸びた体をねーじねーじされていく。
底部は台座に固定されているため、いくらハンドルを回しても向きは変わらない。
赤れいむは前を向いたまま、びろんびろんに伸びた体をねーじねーじされていく。
「ねぇじ、ねじゅ……やべ、ぢぇ……」
カチリと乾いた音が鳴り、ハンドルが動かなくなる。
これもゆっくりの皮が破れる寸前のところで止まる仕組みになっている。
これもゆっくりの皮が破れる寸前のところで止まる仕組みになっている。
説明書には「赤ゆには個体差があるので、途中で引きちぎれる可能性もあります。もし赤ゆが死んじゃったら、別のやつに取り替えてね。ごめんね」と書かれている。
この玩具を作った人の遊び心が感じられ、ちょっと微笑ましい気持ちになった。
この玩具を作った人の遊び心が感じられ、ちょっと微笑ましい気持ちになった。
「ゆぎいぃぃぃ……いいぃぃぃ……」
限界までのーびのーびしきっている赤れいむの体が、螺旋を描いてねーじねーじされている。
中身の餡子に押されて突出した目玉が、物言いたげにぎょろぎょろと動く。
そのおぞましい姿は、ホラーゲームに出てくるクリーチャーのようだ。
完全にゆっくりの原型を失っている。
中身の餡子に押されて突出した目玉が、物言いたげにぎょろぎょろと動く。
そのおぞましい姿は、ホラーゲームに出てくるクリーチャーのようだ。
完全にゆっくりの原型を失っている。
「れいみゅは、あまあまや美味しいごはんさんを、むーしゃむーしゃしたかったんだろ?」
「ゆべぇえええええ!」
ねーじねーじしたまま吸引力を下げると、赤れいむの頭が天井から離れ、巻かれていた体がサイクロンのようにうねる。
透明な筒に顔面をびっだんびっだん強打しながら、ねじれた体が底に向かって縮んでいく。
透明な筒に顔面をびっだんびっだん強打しながら、ねじれた体が底に向かって縮んでいく。
「ふーかふーかのベッドさんでお昼寝して、ご自慢のゆっくりプレイスでくつろいで……」
「びょおおおお!」
一気に吸引力を最大まで上げると、ぐねぐねに曲がった赤れいむの体が、再び天井に叩きつけられた。
「広い場所で自由に好きなだけ遊んで、おもちゃをたくっさん買ってもらって……」
「ねぎゅいいいいい! ねぎゅいいいいいいいい!」
ハンドルを逆に回転させ、赤れいむの体を左巻きにねーじねーじする。
右巻きにした時の癖が皮についているため、表面がしわくちゃになっている。
右巻きにした時の癖が皮についているため、表面がしわくちゃになっている。
「しあわせーになりたかったんだよなあ?」
最大限にのびねじったところで、赤れいむに話しかけた。
赤れいむは舌を垂らして痙攣しながら、彼の言葉を肯定するように弱々しく縦に揺れる。
赤れいむは舌を垂らして痙攣しながら、彼の言葉を肯定するように弱々しく縦に揺れる。
「無理に決まってんだろ。人間に弄ばれるためだけに生まれてきた玩具の部品なんだから、お前」
「ゆ……」
「お前の存在価値は、俺を笑わせて、俺を楽しませて、俺をゆっくりさせる事だけだ」
赤れいむの表情から、希望の光が失われていく。
対照的に、その様子を眺めている彼は、満足そうに口元に笑みを浮かべた。
対照的に、その様子を眺めている彼は、満足そうに口元に笑みを浮かべた。
「ゆびっ……!」
彼が赤いボタンを押すと、赤れいむの頭部に針が突き刺さり、体内の餡子に直接オレンジジュースが流しこまれる。
そうすればまた、ぐちゃぐちゃだった皮の色艶が鮮やかに蘇っていく。
そうすればまた、ぐちゃぐちゃだった皮の色艶が鮮やかに蘇っていく。
「ぎゅべで! ぢゅびゅれ! ゆぎぎぎぎ! ねじだだいでぇえええええええ!」
半永久的に続く、のーびのーびとねーじねーじの律動。
この玩具の部品は、死ぬまで元気に稼動するだろう。
この玩具の部品は、死ぬまで元気に稼動するだろう。
終
──────────────────────────────
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
前作に数多くのポイントや感想を頂き、嬉しさのあまりまたSSを書きたいという意欲がわきました。
この場を借りて、ささやかながら感謝の気持ちを記させて頂きます。
前作に数多くのポイントや感想を頂き、嬉しさのあまりまたSSを書きたいという意欲がわきました。
この場を借りて、ささやかながら感謝の気持ちを記させて頂きます。
【過去SS】
anko4116 放置飼い~赤れいむ編~
anko4116 放置飼い~赤れいむ編~
挿絵: