戦国BASARA/エロパロ保管庫

元親×元就(♀)時々ザビー

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momo

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・元親主観、でも基本ザビー×サンデー(♀)→元親による元就(♀)奪還戦後日談。
・今回エロ有り?
  • 一部>>その後の二人様のお話のその後を勝手に捏造…大変申し訳ございません。
・「我がザビー教は永遠に不滅です状態」につき、苦手なかたはスルー願います。





「俺もアンタも互いを想い合ってる…
 なら、離れなきゃならねぇ理由なんざ微塵もねぇよな?」

「………」

「だよな?」

「……………」

「な?」

「………………そう、言えぬ事も無い……」

散々すったもんだした挙句、とどめにゴリ押しした結果…
俺と毛利はようやく正式に付き合う事になった。
だが恐ろしい事に、ここまですらほんの序章に過ぎねぇ。
つまり問題が尽きねぇんだな…これが。



「長曾我部殿、いい加減にして下され」

「貴殿は我らが主を惑わし、一体何をたくらんでおられるのか」

「…まず初めに申して置きますが、元就様を娶り四国へ連れ去ると申すのであれば、
 それは我ら安芸の国に対する宣戦布告と見なしますぞ」

「ですが貴殿が元就様の元へ婿入りすると申すのであれば、
 我らも百歩譲って貴殿を歓迎すると致しましょう」

「中国・四国を一つの国として中間地点に遷都するという手も有りますが…
 その場合にかかる様々な諸費用を、貴国はどう捻出されるおつもりですかな?」

「それ以前に中国と四国の中間地点など、瀬戸海のただ中ではありませんか…
 元就様を船上で生活させる訳には参りませぬ」

「それにお二人の間に生まれるお子様達はどうなさるおつもりか。
 無論、初めに生まれた男児は是非とも安芸の世継ぎにいただきたい」

「…………………」

と、こんな風に…俺は毛利に会いに安芸に行く度にまず毛利の家臣団によって別室へと拉致され、
二十人近くの家臣達から数刻の間こんこんと説教を喰らう。
まぁ同じ毛利の家臣と言っても門番の兄さん達みてぇに気さくな奴らなんかからは、

「長曾我部殿と親交を深められるようになってから、
 元就様は以前より随分表情が穏やかになられまして…」

「先日などその…一兵卒である我らに、ねぎらいの言葉をかけて下さるほどで…」

「これも全て、長曾我部殿のおかげです」

と、絶大な支持を得ている…とは思うが、その一方で初老の重臣達はまるで手塩に掛けて育てた
一人娘がやくざ者にたぶらかされでもしたかのように始終渋面を崩すことは無い。
若い家臣達も若い家臣達で、毛利は安芸の男を婿に迎える物と信じて疑っていなかったんだろう。
仲間内で密かにけん制し合っている隙によそ者の俺に毛利を掠め取られたと言わんばかりに、
何かにつけて集団で食って掛かってくる。

しかも最近じゃ小姓達にまで「西海の鬼よ、安芸から出て行け!」なんて、節分でもねぇのに
いたずら半分に豆投げつけられたりして…あれ、顔に当たると地味に結構痛ぇんだよ。
それにうっかり踏んじまうと足の裏も痛ぇし。

だがその日も数に物を言わせ好き勝手に俺を責め立てていた毛利の家臣達の顔が、突然青ざめる。
まぁ何事かと首を傾げた俺の頭上にいきなり降り注いできた声を聞いて、その疑問も氷解したが。

「我のあずかり知らぬ所で長曾我部と密談とは…
 一同、毛利から中国を乗っ取る策でも練っておったか?」

「も、元就様っ!!!!???」

「よぉ、毛利じゃねぇか…」



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