28
千雨「ロッペン乗ってるな」
ザジ「・・・・・・・・!」
千雨「どうしたザジ?」
ザジ「ビッチ…」
千雨「?」
ザジ「ビッチばかり…ぷぷっ」
千雨「そんな面白いか?」
次の日
ザジ「おはようちうビッチ!」
千雨「ちうビッチ!?」
オランダならダビッツやセードルフはどこいった
二人とも能力高いだろと思った俺はWCCFでしか海外サッカー知らない奴
55
何が起きたんだ!?
真名ちゃんもっこり日記73
1970年代ランチアはWRCで勝利することを目的に開発されたスポーツカー、ストラトスを開発する。
V6エンジンをリアミッドシップに横置きし、後輪を駆動する。
通常、ホイールベースは長いほど直進安定性が良いとされている。
だがストラトスのリヤのトレッドは軽自動車のホイールベースよりも短い。
これは「前後に短く左右に広い」ということであるが、つまりストラトスは直進安定性が極端に悪いことを意味している。
しかし、その不安定さはミッドシップのエンジンレイアウトの効果もあり、抜群の回頭性を生んだ。
そのコーナーリングスピードはライバルを圧倒し、ストラトスを勝利へと導き、伝説級の車へと押し上げたのである。
直線を捨て、コーナーに全てを捧げた車。それがストラトスという車である。
そんな車に私はとある依頼で報酬代わりとしてもらった。
「とりあえず、これからヨロシクな」
とりあえず無免許で乗り回し、免許を偽造までした。
そのラリー仕様の車で堂々とアキラを横に乗せラブホに入ったり。
カー○ックス中に脱輪したり。サイドブレーキかけ忘れでフロントガラスに傷が入ったり…
最後には青のFDと戦ってスピンしてクラッシュ…
あともう少し走れる…そう信じたかった…
しかし、その思いは届かなかった。
「なぁ、…そろそろ疲れたか?私が最後のオーナーで許してくれるか?」
問いかけた所で車に意志などあるわけない。ましてや言葉を喋るわけがないのも知っている。
でも私は喋りたかった。聞きたかった。
ストラトスに意志があるならば、それを尊重してあげたかった。
出来る事ならば…
私は苦汁の選択を迫られ、
ついに…ストラトスは静に私の元を去った。