34-12

34-12 名前:二人の共通項[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 20:04:26 ID:???
二人の共通項
1/2

『―――あ』

 夕暮れ時の、寮近くの大型スーパーにて。同じ商品に手を出した瞬間、お互いの声が重なった。
「桜咲さんやん。こないなとこで逢うなんて珍しいなあ」
「和泉さんもよくこちらを利用されるのですか」
「うん。ウチらの寮の近くやったら、ここが一番品揃えがええから……」
 あはは、と笑いながら亜子はおたふくソースを買い物篭に放り込む。
「桜咲さんもお料理するんやね。ウチてっきりお料理はこのかの担当や思うとったわ」
「は、はい……。木乃香お嬢様の料理は絶品です。私は買い出しに来ただけですから」
「ふーん……」
 ぎこちなく返事をする刹那に、亜子はくすりと笑ってしまう。ちらり、と亜子は刹那の篭に目をやった。
そして、きゅぴーんと目が光る。
「うわ、それ鱧やん! ちゃんと骨切りされとるし……。桜咲さん、それどこに売ってたん!」
「え、えっとこちらです」
「ホンマや……。ホンマに鱧が置いたるやん……」
 亜子は感動した様子で串焼きの鱧を二本、篭に入れた。
「えへへ。やっぱコレが出回るともうすぐ夏やなあ、って実感するわ〜♪ ゆーなにも鱧の良さを教えたらな!」
「―――ですね」
 くすり、と刹那も微笑む。関西出身の二人にとって、鱧は夏を告げる魚であった。
「ありがとうな。桜咲さんに逢わへんかったら見落とすトコやったわ!」
「いえいえ。私もクラスの方とこのような所でお会い出来て、少し嬉しいです」
 刹那は和やかな表情で答える。それは、以前の刹那からは考えられないような表情であった。
「桜咲さんも変わったなあ……。やっぱこのかのお陰なんかな?」
「ええっ!? そ、それは……」
 亜子の指摘に、刹那はちょっぴり頬を赤くしてしまう。
「あんな、正直昔の桜咲さんは苦手やってん……。なんやぴりぴりしとったから……」
 少し俯き加減で、亜子はこっそりと打ち明ける。
34-13 名前:二人の共通項[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 20:05:04 ID:???
2/2
「ウチ、この学校に来た時から、このかと桜咲さんは気になっててん。おんなじ関西出身やったから……。
けど、ウチ気弱やから、桜咲さんにはなかなか話し掛けにくかってん……。このかやったら大丈夫やってんけど、
あの頃の桜咲さん、めっちゃ近寄りにくかったもんなあ……」
 亜子の告白に、刹那は申し訳ないな、と思っていた。あの時の自分は、お嬢様をお守りする事しかなかったから。
 けれど、今は違う。
 木乃香と明日菜。あの二人のお陰で、人と触れ合う喜びを知ったから。
 だから―――
「一応、和泉さんが私を気に掛けているのは御存知でしたよ」
 くすり、と悪戯っぽい笑顔で刹那は答えた。予想外の反応に亜子はびっくりしてしまう。
「あん、せやったら話し掛けてくれてもええやん」
「あはは、済みません。あの頃は自分の任務で手一杯でしたから。けれど……」
 刹那は穏やかな表情で、そっと囁いた。
「私がお嬢様と触れ合い、変わったのと一緒で、和泉さんも少し変わったのではありませんか?」
「えっ―――?」
「こうして私に積極的に話し掛けてくるのは、明石さんの影響だと思いますが」
「―――!!」
 ぼんっ! と亜子の顔は瞬く間に真っ赤になる。
「ううっ、桜咲さんて意外といけずや……」
 ジト目で刹那を見据える亜子。だが、すぐさま笑顔を浮かべた。
「せやね。ウチも変わったんやなあ……。ゆーなやみんなのお陰で……」
 しみじみと呟く亜子の胸中には、お祭り娘の恋人がよぎっていた。
「ええ人に恵まれたんやね、ウチも桜咲さんも……」
「はい……」
 二人はしばし雑談に花を咲かせた。そして、買い物を済ませ寮に着いた時、唐突に亜子が切り出した。
「せや! 今度一緒にお好みでも食べに行かへん? このかとゆーなも一緒で」
 刹那は一瞬きょとんとしたものの、すぐさま頬を緩ませた。
「いいですね。次の休みにでも四人で行きましょう。約束ですよ?」
「うんっ!」
 刹那の返事に、亜子は満面の笑みで頷いたのだった――― (おしまい)
34-23 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 21:49:30 ID:???
せっちゃんと亜子がもしカップルだったら
何をするにもぎこちなくて萌えになるのだろうと妄想
34-24 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 22:02:45 ID:???
手をつなぐだけでもはわはわとか
亜子か刹那の手作り弁当とか

イカン、鼻血が出てきた
34-26 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 22:26:36 ID:???
亜子(今日こそいうんや、せっちゃんと!)
  「なぁ、せ・・せ・・・」
刹那「?」
亜子「せ・・・正露丸飲む?」
刹那「?いえ、おなかの調子は悪くありませんが。」

「せ」から始まる大阪名物を知らない私は
どう見ても関東人です、本当にありがとうございました。
34-28 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 22:35:03 ID:???
「せ」でセルビア・モンテネグロが出てくる俺はどう見てもWカップ観戦中
34-29 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 22:41:26 ID:???

28

千雨「ロッペン乗ってるな」
ザジ「・・・・・・・・!」
千雨「どうしたザジ?」
ザジ「ビッチ…」
千雨「?」
ザジ「ビッチばかり…ぷぷっ」
千雨「そんな面白いか?」

次の日
ザジ「おはようちうビッチ!」
千雨「ちうビッチ!?」



オランダならダビッツやセードルフはどこいった
二人とも能力高いだろと思った俺はWCCFでしか海外サッカー知らない奴

34-32

34-32 名前:真名ちゃんもっこり日記72[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 00:26:10 ID:???
真名ちゃんもっこり日記72

今、ネギ先生を追跡している。
どうも修行以外で挙動不審なところがあるらしい。
いいんちょたちのアシストで現在追跡中だ。
「…?」
ふふふ、先生は振り向くがダンボール箱に隠れているから分かっていない。
後ろを向くや否や足を出して間抜けに追跡しているのは気になるが…

プルルルル プルルルル
おっと無線だ、周波数141.12は…
ピッ
「私だ、ショタコン」
「その呼び方どうにかなりませんの?」
「ノリだノリ。それよりこのまま追跡でいいのだな」
「もちろんですわ、もしも誰かとデートだとしたら…あぁ私はどうしたら
ぶち
…はいはい。
む?あれはエヴァの別荘。

そっと近づいて耳を近づける。
「―だめですマスター…そんなに攻めないでください」
「―どうした?昨日のお前はそこでくたばるはずではないだろう」
「―あっあっ、やめてください。これ以上はもう…」
まさかまさかまさかまさかまさか…
そーっと覗く。

ドコォ YOU WIN
「ふふふ、どうした。この程度の連続コマンドもかわせんとはな」
「そ、そんなぁマスター。今のはハメ技ですよー」
…帰ろう。

34-33

34-33 名前:生教の二ノ宮さん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 01:24:25 ID:???
生教の二ノ宮さん


麻帆良学園には生徒たちの悩みを解決するべく、ある組織が編成されていた
その組織の名は生徒指導教員部。略して生教と呼ばれていた
そして、そこにはある教員が所属している。その教員は生徒たちからは親しみを込めて”生教の二ノ宮さん”と呼ばれている


二ノ宮 「おおっ!!達筆で書いてあるぞ」

Q 三年女子 中国人

ちょっと出番があったかと思うと、爆破されるアル
ちょっと出番があったかと思うと、総受けアル
ちょっと出番があったかと思うと、汚されるアル

3−Aのみんなが中国人に酷いことするアル
ワタシの体はもう・・・ぼろ切れのようアル

二ノ宮 「わかっていないな・・・」

A 生教の二ノ宮

私など出番なんていう物はない
どのような形であれ、出番があることには感謝するんだ
もし、それでも辛くて悲しいなら私の元へと来い
今ならしずな付きで慰めてやろう
しずなは・・・凄いぞ?

二ノ宮 「結局、総受けの道しか残っていないようだな」

34-42

34-42 名前:生教の二ノ宮さん[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 21:02:43 ID:???
生教の二ノ宮さん


麻帆良学園には生徒たちの悩みを解決するべく、ある組織が編成されていた
その組織の名は生徒指導教員部。略して生教と呼ばれていた
そして、そこにはある教員が所属している。その教員は生徒たちからは親しみを込めて”生教の二ノ宮さん”と呼ばれている


二ノ宮 「・・・予告状?」

Q 三年女子 A・K

近日中に貴女の唇を頂きに参ります
麗しのお姉様へ

追伸 百合棒持ちの遊び人が貴女の貞操を狙っているようです、お気をつけて

二ノ宮 「ほほう・・・この私に挑戦しようとは」

A 生教の二ノ宮

質問ではないが答えてやろう
どん、と来い
どんな場所、どんな時間であっても誰の挑戦でも私は受ける。それが私だ

それはさておき、百合棒持ちの遊び人に狙われる記憶はないのだが・・・
そちらは人違いではないのかな?

二ノ宮 「神楽坂も挑戦的だな、私が唇だけですますと思っているのだろうか?」

34-43

34-43 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2006/06/12(月) 21:07:06 ID:mG7Vf0Ur
ウチは麻帆良のたゆリスト
昨日はゆーなをたゆったで
明日はアキラをたゆったる
TAYUNせよ! TAYUNせよ!

ウチには友達恋人たくさん
なぜならウチがたゆったからや
TAYUNせよ! TAYUNせよ!


ゆーな 「出たァーー!! 亜子さんの1秒間に10回たゆん発言!!!」
アキラ 「女王陛下にたゆられたみたいな気分だ!!!」

34-46

34-46 名前:のどかの部屋[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 23:43:48 ID:???
のどかの部屋 〜ダ・ヴィンチ・コード編〜


る〜るる るるる る〜るる るるる♪

のどか「こっ・・・こんにちは、のどかの部屋です。きょ・・・今日から私が皆さん(クラスメイト)に
    オススメの本を紹介しますっ。今日の本はコレですー」

『ダ・ヴィンチ・コード/著:ダン・ブラウン』

のどか「今、話題のこの本・・・文庫で上中下と3冊もあるんですっ。すごいですねー」
みそら「っていうか本とかあたし苦手なんだけど」
のどか「えっと、このダ・ヴィンチ・コードはキリスト教が深く関わっていて、
日本人にはちょっと馴染みにくいストーリーなんです。だからシスターの美空ちゃんに
色々教えてもらえたら・・・って思ったんですけど・・・」
みそら「え?何のこと?あたしはシスターじゃありませんよ?」
のどか「あうぅ・・・やっぱり教えてもらえないんですね」
みそら「っていうかあたし、そういうの苦手だし何も知らないんだよねー
勉強とかサボってるし・・・ってヤバっ!」
34-47 名前:のどかの部屋[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 23:44:21 ID:???
鮫茶 「美空!! シスター美空!まったくどこ行ったのでしょう。」
みそら「ってなわけで、本屋ちゃん じゃ〜にぃ〜」

のどか「あうぅ・・・結局何も聞けなかったですぅ。
初期知識として『面白いほどよくわかる聖書のすべて―天地創造から
イエスの教え・復活の謎まで 学校で教えない教科書/著:中見 利男』
がオススメです。
ちなみに、映画は3冊分を150分に纏めたので、かなり圧縮されてしまい
楽しめる人、楽しめない人、それぞれいるようです」
夕映 「で?のどかはどうするですか?ネギ先生を誘うためにチケットを購入したと
パルから聞いたです」
のどか「ゆっ・・・ゆえー!」
夕映 「ツマラナイという下馬評を信じているですか?気にすることないです。
私は充分楽しめたですよ」
のどか「ゆえ・・・わざわざ私の為に下見してくれたの?」
夕映 「そっ・・・そんなことないです。わ・・・私はただこの映画が見たかっただけで・・・」
のどか「ありがとー、ゆえ」
夕映 「ちっ・・・・違うですー!!」
のどか「あっ、ゆえー
えっと、というわけで、今回はこの辺で・・・次回もお楽しみにー
ゆえー まってー!!」

〜えんど〜
34-48 名前:のどかの部屋[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 23:44:52 ID:???
パル 「まぁたムリしちゃってー」
夕映 「ムリじゃないです」
パル 「まぁ、あんたのそういうトコがあたしは好きだけどね」
夕映 「なっ!!何を言ってるですか!!」
パル 「次映画見に行くときは誘ってよ、ね?」
夕映 「検討するです」


34-55

34-55 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 01:07:55 ID:???
千雨「あーぁ、やっぱ日本負けたか……ま、私は最初から勝てるわけねぇと思っうわ何(ry





ネギ「千雨さん、欠席ですか?」
朝倉「なんか絶頂しすぎて泡吹いたらしいよ」
真名「ザジにそこまでのテクがあったのか?」
ネギ「何があったのか知りませんか、ザジさん?」
ザジ「ガクガクブルブル」

34-56

34-56 名前:真名ちゃんもっこり日記73[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 01:10:48 ID:???

55
何が起きたんだ!?

真名ちゃんもっこり日記73

1970年代ランチアはWRCで勝利することを目的に開発されたスポーツカー、ストラトスを開発する。
V6エンジンをリアミッドシップに横置きし、後輪を駆動する。
通常、ホイールベースは長いほど直進安定性が良いとされている。
だがストラトスのリヤのトレッドは軽自動車のホイールベースよりも短い。
これは「前後に短く左右に広い」ということであるが、つまりストラトスは直進安定性が極端に悪いことを意味している。
しかし、その不安定さはミッドシップのエンジンレイアウトの効果もあり、抜群の回頭性を生んだ。
そのコーナーリングスピードはライバルを圧倒し、ストラトスを勝利へと導き、伝説級の車へと押し上げたのである。
直線を捨て、コーナーに全てを捧げた車。それがストラトスという車である。

そんな車に私はとある依頼で報酬代わりとしてもらった。
「とりあえず、これからヨロシクな」
とりあえず無免許で乗り回し、免許を偽造までした。
そのラリー仕様の車で堂々とアキラを横に乗せラブホに入ったり。
カー○ックス中に脱輪したり。サイドブレーキかけ忘れでフロントガラスに傷が入ったり…
最後には青のFDと戦ってスピンしてクラッシュ…

あともう少し走れる…そう信じたかった…
しかし、その思いは届かなかった。
「なぁ、…そろそろ疲れたか?私が最後のオーナーで許してくれるか?」
問いかけた所で車に意志などあるわけない。ましてや言葉を喋るわけがないのも知っている。
でも私は喋りたかった。聞きたかった。
ストラトスに意志があるならば、それを尊重してあげたかった。
出来る事ならば…

私は苦汁の選択を迫られ、
ついに…ストラトスは静に私の元を去った。

34-58 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 01:12:06 ID:???

そして後日。
全ての処理を終えたストラトスは、私とアキラとの思い出をダッシュボードに詰め込んだまま


修理から戻って来た。

ヒャッホウ!!!(笑)



某所
「ククク、龍宮サンはしゃぎ過ぎネ」
「これからおもしろそうね」
「―ったく勝手にしろ」
そういうエセチャイナとダブルメガネがいた。

34-57

34-57 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 01:11:43 ID:???
亜子「くーちゃん、一緒にサッカー見よな」
くー「またアルか…」
亜子「あ、あの、桜咲さんもよかったら一緒に…!」
刹那「はい、構いませんよ」
くー(ワタシと態度違うアル…)
亜子「(そうそう、日本が勝ったらたゆらせてもらうで、くーちゃん)」
くー「なっ…」
刹那「どうかしましたか?」
亜子「な、なんでもあらへんよ桜咲さん。なっ、くーちゃん?(ギロッ)」
くー「……」
34-59 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 01:13:02 ID:???
前半日本先制
亜子「ぃよっしゃ〜!ようやったで俊輔!」
刹那「よかったですね」
くー(まずいアル。このままだとまたたゆられるアル)

後半終盤オーストラリア同点
亜子「くっ…でもまだや、まだ勝てるで!」
刹那「残念でしたね。まだまだ頑張ってもらいたいです」
くー(このままドローならうやむやにできそうアル)
34-60 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 01:14:36 ID:???
オーストラリア勝ち越し
亜子「まだや、まだ時間はある!追いつけるで!」
刹那「そうですね、最後まで諦めずに頑張ってもらいたいです」
くー(よしよし)

オーストラリア駄目押し亜子「ま、まだ……」
刹那「……」
くー(これで決まりアルな)

そのまま1-3で試合終了
くー「ハッ、負けた腹いせにたゆるつもりアルな!そうはいかないア…ル?」
亜子「……」
刹那「よっぽどショックだったんでしょうね、可哀相に」
そっと亜子を抱きしめる刹那。
くー(何アルかこの感情…。亜子にたゆられるのを期待してたアルか?刹那に嫉妬してるアルか?)

二人を置いてそっと部屋を出るくーであった。

34-63

34-63 名前:楓 守人 19[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 03:18:57 ID:???
楓 守人 19


1/2
麻帆良の危険地帯、実は意外なところに存在するでござる
それが図書館島


?? 「もぐぅ・・・誰か・・・助けてください・・・」
図書館島の危険さから、拙者は結構な頻度で修行場にしているでござる
そこで修行していると、そんな声が聞こえてきたでござるよ

声のする方にいってみると、なにやら本が崩れ落ちて山となっていたでござる
しばらくその山を見ていると、ぞもぞと動いてうめき声をあげたでござるよ

?? 「たす・・」

拙者、急いでその本の山を掘ったでござる。すると中から出てきたのはのどか殿でござった
楓 「しっかりするでござる!!」
救出した後、ぺちぺちと頬をたたきのどか殿を起こそうとするでござるが、目を回したままなかなか起きないでござる
仕方がないので、そのあたりのベンチに寝かせて起きるのを待ったでござる

のどか 「あれ?」
楓 「気がついたでござるか」
15分ほどすると、のどか殿が目を覚ましたでござる
のどか 「私・・・本の雪崩に襲われて・・・」
楓 「埋もれていたでござるよ」
のどか 「楓さんが助けてくれたんですか?」
楓 「まあ、そんなところでござる」
34-64 名前:楓 守人 19[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 03:20:15 ID:???
2/2
のどか 「あ、ありがとうございます」
のどか殿はぺこりとお辞儀をしたのでござるが、まだ調子が戻っていないらしく、すぐにふらついたでござる
楓 「まだ無理はいかんでござる」
ふらつくのどか殿を拙者は支えたでござる
思わず胸に倒れ込んできたので、そのまま抱きしめてしまったでござる

のどか 「ふあっ・・・」
丁度良く胸に納まるのどか殿を、拙者は離すことができなかったでござる
楓 「のどか殿は小さくて可愛いでござるなぁ」
のどか 「そ、そんな、私なんて・・・楓さんは格好良くて頼りがいがあって・・素敵です」
楓 「背が高いだけでござるよ」
のどか 「私は・・・暗くて・・・おっちょこちょいで・・・」

何故かそのとき、のどか殿がとても愛おしく感じてしまったでござる
楓 「拙者は・・・そんなのどか殿が好きでござるよ?何というか・・・護ってあげたくなるような人でござろうか?」
のどか 「え?・・・」
楓 「気分は落ち着いたでござるか?」
のどか 「は、はい!もう大丈夫です」
楓 「では・・・あの本の山を片付けるでござるか」
のどか 「そ、そうでした!」
楓 「ふふ・・・急ぐとまた雪崩を起こすでござるよ?」
のどか 「そ、そうですね」
楓 「ここは拙者に任せるでござるよ。ニンニン♪」
のどか 「でも、お任せするなんて悪いです」
楓 「いいから、いいから、でござる」


のどか殿といると安らぐこの気持ち。心地よいでござる

34-77

34-77 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 20:24:41 ID:???
前スレのラストの連作から勝手に続けてみるテスト
ひんぬー同盟

ハカセ「失敗にもめげずバストアップを目指す、我らひんぬー同盟!」
風香 「ちょっとはめげろ。前スレの終わり、あの後ヒドい目に会ったぞ」
ハカセ「あはは〜。千雨さんの捕獲に成功したと思ったら、装置の向き間違えちゃいましたからねー」
風香 「これ以上減ったら本気で泣くぞ。てか泣いた。マジ泣いた。まあ元に戻ったからいいけど」
ハカセ「結局あの装置、吸った方も吸われた方も、一定時間で元に戻っちゃいますからね〜」
風香 「で、次どーすんの?」
ハカセ「とりあえず仲間を増やしましょー。3人寄れば文殊の知恵! そういえば史伽さんは?」
風香 「ああ、史伽は……」

 史伽 『じたばたする方がみっともないです。無駄な抵抗はしない主義なのです』

風香 「……とかぬかしたから本気で一発蹴り入れて以来、冷戦状態なのダ」
ハカセ「なるほど〜、道理で2人とも様子が変だと思ったら……」
夏美 「(コンコン!) え〜っと、ここが『ひんぬー同盟』ですか?」
ハカセ「その通り、姉妹ゲンカにもめげず豊かな胸を目指す、我らひんぬー同盟!」
夏美 「とりあえずハカセに言われた通り、演劇部の誇る特殊メイク班を連れてきたよ」
ハカセ「ナイスです夏美さん! では工学部自慢の新素材で作った胸パッドと合わせてですね……!」

ハカセ「……できました! どこからどう見ても本物そっくりの綺麗なおっぱい! 手触りも完璧!」
風香 「…………」
夏美 「次は私もー。ちづ姉と比べても負けないようなのお願い!」
ハカセ「これで全て解決! ひんぬー同盟バンザイ! ひんぬーよ今日でさらば!」
亜子 「(たまたま通りがかって) あ〜! お、おっきな胸が……! た、たゆらせてッ!」
 (たゆんたゆんたゆ…………ポロッ)
夏美 「…………」
ハカセ「…………」
亜子 「……取れちゃった orz 」
風香 「…………だめじゃん」
(続き、誰か勝手に書いても可。てか前スレラストも連作だし)

34-83

34-83 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 21:40:34 ID:???

ゆーな「にゃー」
亜子「職員室に用事?10分くらいで戻るんやな」
ゆーな「にゃー」
亜子「分かったで」
ゆーな「にゃー」
亜子「はー、帰ったらおいしいキャットフード食べよう…か」


亜子「む〜〜遅い。もう20分過ぎとるやん」

亜子「ゆーなが行ってからもう28分……もう我慢できん!キッ(時計の秒針を見る)…あと1分43秒で30分や」
…チッチッチッチ
亜子「30分になったら手をつないで公開キスの刑や、
    そんでベッドに押し倒してたゆんたゆんして…(妄想中につきしばらくお待ちください)」

亜子「…あと30秒…29、28、27、26、25、24、23、22、21、あと20秒や…」
ゆーな「にゃー」
亜子「うわーーー!今帰ってこられたらあかんのにー!!」
ゆーな「にゃ、にゃー!?」
34-84 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 22:33:36 ID:???
木乃香「なあせっちゃん、ウチゆーなと亜子ちゃん見て思ったんや。言葉なんて関係ない、愛があればどんな障害も乗り越えていけるって」
刹那「は、はぁ…」
木乃香「そんなわけでウチこれから『せっちゃん』としかゆわへんから」
刹那「お、お嬢様、いきなりそのように言われても…」
木乃香「せっちゃんせっちゃん」
刹那「お、お嬢様…」
木乃香「せっちゃんせっちゃんせっちゃん」
刹那「はっ、まさか!」
木乃香「せっちゃんせっちゃんせっちゃんせっちゃん」
刹那「そ、そんな…」
木乃香「せっちゃんせっちゃんせっちゃんせっちゃんせっちゃん」
刹那「そこまで言われたら…もう我慢できません!」
ガバッ

木乃香(なんも考えんと『せっちゃん』ゆうとっただけなんやけど…まあこれはこれでええなv)
34-87 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 22:47:48 ID:???
桜子「……千雨ちゃん!私ね、亜子と裕奈を
千雨「やらねーぞ」

34-88

34-88 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 22:48:22 ID:???
from:柿崎
[件名]なし
[本文]バンド名、もしくは歌詞ぼしゅー。

from:ちさめちゃん
スーパーメール
[件名]バンド名:きゃっピーの☆イタりあーの
[本文]『どいてどいてっ! アキハバラ』
     どいてどいてっ!  そこは私のspace  ネコミミ☆うさミミ☆  ながれぼしミミ☆
     抑えきれない  この気持ち  いっそ掃除機で吸い取っちゃって  ダメダメそれじゃ  壊れちゃう
     koiのフラグは現地調達  無垢なHITOMIで  恋もむくむく☆ああ  ダメダメそれじゃ  おっこちちゃう
     どいてどいてっ!  お茶の水  ハートビートがどっきどき  イシバシ楽器じゃ  買えないの
     私のハートは  100万ボルト  待っててもうすぐ  アキハバラ  いっしょに入ろうあのお店
     ハズカシクなんてない  だって私は  だって私は……
     さぁページを開いて  受け止めて  ダメダメそれは  18禁  新刊覗い

     なんでもない

from:柿崎
[件名]なし
[本文]長谷川!しっかりして長谷川!!

34-92

34-92 名前:体育は実技で![sage] 投稿日:2006/06/14(水) 00:19:19 ID:???
ったく!何で体育に筆記試験がなきゃいけないのよ…。
昨日しずなに付き合って朝まで呑んだのが堪えるわ…。
ふぁ〜ねむっ… うー むにゃむにゃ あぁ〜!?あぅわっと! ヤバいヤバい 今かんっぜんに寝てた。
…う〜 コーヒーでも飲んで目ぇ覚ますか…
コクリコクリ……がたっ  ゴン ダバダバ…
って うわっ!やっちゃったよ〜 やば〜 答案用紙が… ま、いっか… おまけだ!もってけドロボー!
あ〜も〜 やる気ね〜 いーや体育だし… ハイ、○、◎、丸!まるっ!
34-93 名前:体育は実技で![sage] 投稿日:2006/06/14(水) 00:32:22 ID:???
このか「うひゃ〜、アスナがんばったんやね〜85点?」
アスナ「…うん、でも何かおっかしーのよね。点数の割りに丸が少ないし。
しかも丸がいびつであっちこっちにミミズが這ったような跡があるんだけど」
くーふぇ「アスナは贅沢言い過ぎアル。ワタシのは茶ばんでるネ。しかもコーヒー臭いアル」
まき絵「じゃ〜ん!80点っだよ〜ん!って…え!?くーふぇ90点?!」   にのみー「……………」

34-95

34-95 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/14(水) 00:39:32 ID:???
15年前のクラス

・幽霊、存在感なし、空白の席      (相坂さよ)
・どうみても子供、金髪、実は吸血鬼  (エヴァンジェリン)
・巨乳、年齢不詳(→とか言うと長芋)  (源しずな)
・新体操部、バカレンジャー、男前    (二ノ宮)
・何故かいつも刀持ってる、神鳴流?  (刀子)
・シスター、色黒、留学生、魔法生徒? (シャークティー)
・苦学生、新聞配達、世話焼き      (明日菜がバイトしてる新聞屋のおばさん)


和美 「……なんか、今と変わんない雰囲気だね」
さよ 「ですね〜。ちょっと混ぜなおした感じでしょうか?」
34-96 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/14(水) 00:42:57 ID:???
新聞のおばさんは15年じゃあきかんだろ

34-99

34-99 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/14(水) 01:10:15 ID:???
新田「源先生 二ノ宮先生、今日帰りに飲みに行きませんか?」
二ノ宮「あ 今日は私たちちょっと…」
新田「残念賞ーー!!」

二ノ宮「あの人…ちょっと怖い」

34-102

34-102 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/14(水) 01:12:25 ID:???
明日菜いいんちょ劇場


前回のあらすじ
パルが作った『いいんちょ×明日菜』(成人向け)本がひょんなことから3−Aの教室全体に
広まってしまった。そのあまりにもエロスでハードな内容、それが実話を元に製作されている事
攻め担当のあやかのぶっちゃけ本音トークにより話題が話題を呼び、今や3−A公認の
アツアツカップルとなってしまった明日菜とあやかであった。

登校時。
当然だが一同はパル作成の同人話で持ち上がる。
「ねー、美砂も見た?」
「見た見た、あれはすごいよね。円は?」
「うん、あれはすごかったよね」
「強烈アル、一回見たら忘れられないアルよ」
噂をすればなんとやら、明日菜が教室に入ってくる。

「出たー!あの受けネタ最高ー!」
「色っぽいよー明日菜ー!」
それぞれの黄色い声援を聞いた明日菜はそれに応えるべく、消しゴムをものすごい力で投げ込んだ。

シュ シュ シュ
「わー」「痛ーい!」「正確すぎるアル!?」
まったくと言わん張りの態度で明日菜は椅子に座る。
「明日菜ー、いいんちょとの仲はどこまで進んでるのー?」
「受けに入るときっていつもいいんちょに大股にされるらしいけどどうなの?」
流石に切れる一歩手前の明日菜。
「あんたたち〜〜〜〜」
「そんなにカッカしないことですわよ明日菜さん」
そこへ当事者のあるあやかが声をかけた。
34-103 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/14(水) 01:13:17 ID:???
「出たー!あの明日菜相手にあーんなことやこーんなことをしてしまういいんちょこと雪広あやか!」
「ブルジョワだけどそっち方面はそれ以上にすごい!」
「どんなことしたらあんなテクニシャンになれるの〜」
そんな声援もあやかはまったく動じない。
「せや、いいんちょって昨日はどうやったん?」
木乃香の何気ない一言にあやかは―
「昨日は激しくしすぎましたわ。明日菜さん『腰が痛くてバイトいけない〜』って嘆いてましたわ」
「そうなんや、せやから明日菜は朝にバイト休むって言うとったんか〜」
―さらりと当然のように返してきた。
わあああああああああああああああああああああああ
そこへ響く大きな歓声。
「い、いいんちょ〜〜。そんなに堂々と言わなくても…」
顔を真っ赤にしてその場でで凹む明日菜。

「大丈夫ですわよ明日菜さん」
慰めるあやかだったが突然耳元で囁く。
「昼休みになったら、シャワーを浴びて保健室のベッドでお待ちになって」
「////////////」
ギク シャク ギク シャク
ロボットみたいな動きで反応する明日菜であった。
するとさらにこの騒動を広めた張本人、早乙女ハルナが現れる。
「やっほー」
「出たーーーーーーーー!」
「ねー、今度のネタ教えて〜」
あの同人ネタは3−Aの間でちょっとしたブームとなり、それは他のクラス、教師にまで知れ渡っていた。
結局明日菜は昼休みまでの間、ずっと真っ赤な顔で下を向いたままであった。
34-104 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/14(水) 01:13:53 ID:???

昼休み
「すごいね〜。あんなに広まるなんて」
「しかし覗きは関心しませんわね」
「ごめんごめん。今度は完全なネタになるから…でさ、昼休みの目標は?」
「3回ですわね」
「頑張ってね&hearts、邪魔はしないよ」
さらりとすごい会話をするあやかとパルであった。

―その頃の明日菜は
「…まだかな、シャンプー替えたの気づいてくれるかな?」
素直に待っていた明日菜、頑張れ明日菜!あやかの目標は昼休み終了までに3回だそうだ!


おわれ

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最終更新:2007年07月29日 02:27