シドー「さて本当に…希望(国生存)はあるのかどうか… ボチボチ建国してみよう…!!!」

 

 

「命を拾いなさったな・・・ドMの人」

 

裏を返せばこのまま戦えば貴方(るいすしき)を葬る事はたやすいが、
まあ無益な殺生をする事もあるまい―と、いう余裕の発言。
本人も神位神武装を擁する大物であるが、対する敵も上位神武装も所持している。
本気を出せばトンファーだけで国の一つや二つを壊しかねない、それ程の戦闘力を内に秘める。
 

「ヒザをついてやり過ごす以外になかろう」

 

ただ目の前の事態を己の感情で動くだけではなく、場の空気を読みその場を治める知性派。
また下手にケツを傷つけ大将(ルーシー、らんしゃま、クールー、襟)を呼んでしまったら、自分は難なく倒すことができるがその時に生じる被害は絶大であり、それがゆきうさぎに住んでいる 人々や将来有望なルーキー達に及んでしまうと感じ、普段なら大将1人ぐらい無傷で倒せるシドーさんはなんの迷いもなくヒザをついたのだ。初心者やこれか ら伸びていくであろうプレイヤーたちの身を案じての行動。人としての計り知れない程の器のでかさが感じられる一言。
 

「おーおー 好き勝手やりなさる・・・!!」

 

傍若無人の耀を見てこの発言。 王者の貫禄すら伺える余裕の表情。
初心者に対して酷い仕打ちをする耀を一笑するシドーさんからすれば、
過去の冒険に比べれば目の前の事態など太陽が昇りやがて沈むような当たり前レベル。
シドーさんから見てあの振る舞いの印象はたったアレだけ。
他人との格の違いを現す一言。
 

「ロリコンの性癖が伺えるな・・・・・・」

 

一介の剣士(mary)を見ただけでまだ見ぬ月鴇の性癖を見抜く洞察力。
変態とはいえ、相手を賞賛もするその深い度量こそまさにカリスマオブカリスマ。
僧兵達が苦難の旅の中でもシドーさんについていったかが分かる。
この一言こそまさにシドーさん=超大物を伺わせる一言である。

 

「ハタ迷惑な爆弾だ・・・・・・!!」

 

この時のシドーさんの顔に注目して欲しい。
言葉とは裏腹に、この事態を楽しんでいるようにも見えるではないか。
シドーさんにとって闇風の自爆は大した問題ではないということなのだ。
また耀の横暴さをグッと堪えて場を治めた知性派でありつつ、
実は憤りも覚えていたことも分かる名シーンである。
 

「・・・「らんしゃま」ばかり警戒していた・・・!!」

 

この発言より、シドーさんの前に現れたのが「らんしゃま」であった場合、余裕で蹴散らしていたと予想される。
「らんしゃま」より劣ると思われる耀がシドーさんにダメージを与えていたことから、
耀が不意打ちを仕掛けたことは確実である。
 

「うわァァっ!!!」

 

シドーさんにとっては当然ダメージ1つないようなレベルの低い小技だったが、
耀からしてみればシドーさんの国を吹き飛ばす為に放った全力の一撃。
敵であってもその努力を労うことの出来るシドーさんの度量を伺わせる名言である。
 

「どうっ・・・!!!」

 

普通はダメージを受けたとしても、こんな声を出すことはないだろう。
しかし、あえて変な声を出すことによって大将らんしゃまの興味を引いた。
らんしゃまの興味を引くことにより、闇風への攻撃を戦わずして止めるという離れ技を成し遂げたのだ。
シドーさんは戦いの最中であったとしても冷静かつ頭脳派であることが伺える一言。
 

「まいった・・・何て強さ・・・!!」

 

この場面で注目すべき点は、シドーさんが初めて笑顔を崩しているところだ。
まさか神武装を持たぬ物が管理人に攻撃されてまだ笑顔だったり、ましてや一瞬で葬ってしまっては、
シドーさんの国に大量の初心者が押し寄せる危険がある。
だからこそシドーさんは宵明全体を気遣い、あえて笑顔を崩したのだ。
さらにこの台詞は名演技のスパイスにもなっている(詳しくは「どうっ・・・!!!」を参照)。
 

「まさか・・・あれは・・・"らんしゃま"!!!」

 

この台詞は当然シドーさんの「どうっ・・・!!!」の演技の完成度を高める為のものである。
仮にも一人のプレイヤーという立場にある自分が大将のらんしゃまを見て驚かないのはおかしい。
だからこの一言で自分が極めて普通の大物ルーキーであることを示し、
周囲のプレイヤーとらんしゃまの警戒心を解かせた。
自分の立場を明確にすることにより、演技のリアルさを追及したのだ。
「まいった・・・何て強さ・・・!!」の台詞と初めて崩れた笑顔のスパイスもあり、
この演技はもはや神の領域に達しているといえよう。
 

「・・・何と言う悲運・・・!!前方に「らんしゃま」・・・後方に「耀」 ゼェ・・・ここまでか・・・!?」

 

この台詞にある「ここまでか」とは、当然ながら「手加減をするのはここまで」という意味である。
シドーさんは耀との戦闘で最初は手を抜き攻撃を受け、
後から全く同じ内容で耀を攻撃するつもりだった。
そうすることにより、不意打ちをした愚かさと、
「因果応報」という言葉の意味を耀の体に刻み込む作戦だったのである。
さらに宵明の最高戦力の1人であるらんしゃま、強力な戦闘力を有す耀を同時に相手にしても余裕の笑顔。
シドーさんの超戦闘力と超精神力の片鱗が伺える一言。
 

「闇風ながら冗談でもありがたい・・・・・・・・・!!」

 

闇風の占いを聞いての発言。
シドーさんにとって大将と耀の相手など簡単なこと。
当然死相など見えるはずもないが、
シドーさんは良かれと思い自分のことを占ってくれたであろう闇風に感謝をした。
シドーさんがいかに他者を尊重しているかがわかる名言である。

 

「ずいぶん痛めつけてくれさったな・・・さっきまでの私とは思いなさんな!!"因果晒し"!!!」

 
ここで注目すべきは、決して耀がシドーさんに加えた以上の攻撃を決して行っていないことである。
技名の通りこれは「因果応報」、
つまり悪事を行えばいずれ自らに悪果が返ってくることを身を持ってくまに伝えたのである。
敵であるくまにすら自らの身体で教えを説くその度量。
この場面を見て感涙した猛者も多いであろう。
 

「ぐわァっ!!!熱つ」

 

シドーさんがその身に受けたのは機体をも解かす熱光線。
だが、その攻撃を受けてシドーさんが放った言葉はこれだけ。
しかもそのすぐ後には何事もなかったかのように笑顔を崩さずに立ち上がっているのだ。
勿論シドーさんにとって熱光線を回避することは簡単なことだが、
これを回避してはシドーさんの遥か後方にいる罪なき国民に被害が及ぶ可能性があった。
だからあえてその鋼の肉体を盾にすることにより熱光線の勢いと威力を殺したのである。

 

「ふんっ!!!」

 

これは決してシドーさんが神位神武装を振り回すのに気張って出した声ではない。
シドーさんにとってあんな巨大な燃費を持つ武装を振り回すことも、細い箸を振り回すに等しいのだ。
この「ふんっ!!!」は、罪無き人々を何人も殺め、
それに快楽を見出す殺戮武人エリンギに対する軽蔑の意が込められている。
そう、我々が物事に不満の意を表す時に使う「フン!」を
ついついシドーさんも漏らしてしまったのだ。
いかにシドーさんが慈悲深いといっても、糞ったれな外道を許すことはできないのだろう…

 

「なるほど…」

 

一瞬にして総てを理解するシドーさんの圧倒的洞察力が伺える一言。

 

「……だが!!こちらにも意地がある…!!」

 
まず、ここの台詞で疑問に思う部分がある。

      “意地がある”

シドーさん程の御方なら意地を張らずとも耀程度一蹴できるであろう…
では、一体何に対して意地を張ったのであろうか?

堪の良いシドーファンの方なら既にお気付きであろう…そう

この“意地”というのは《他のか弱きプレイヤーや古参を守る》という目的の為にシドーさんが張った意地である。
シドーさんにとって耀を蹂躙することなどは簡単なことだが、
これを倒す際の戦闘で周りにいるか弱きプレイヤーや罪なき人々に被害が及ぶ可能性があった。
だからこそ、シドーさんは自らを犠牲にしてまで他者を守るということに対して意地を張ったのである。
シドーさんの優しき心を反映する名台詞だ。

 

……行こう

 

このセリフには死にゆくルーシー様(故)への哀悼と、そして共に訪れる激動の時代を予感して
憂えたシドーさんの男の哀愁が漂っている。
おそらく自身の深い慈悲ゆえに大貿易(カツアゲ)時代をルーシー様一人に任せることになってしまった責任と
あとのことは任せておけという半ば罪滅ぼしにも似た心があったのではなかろうか。

 

「鍵は”クールー” 間違いなくしばらくは奴らが台風の目になる」

 

いくらクールーが台風の目になるといっても、それはボディービル界でのはなし。
人間界を含め、六道輪廻全ての世界を超越するシドーさんにとって、
クールーなど本当は降り注ぐ雨粒の中の一滴に過ぎない存在である。
シドーさんは“しばらく”すれば自分が時代の先頭に立って、
煩悩にとらわれた衆生を導いてゆかねばならぬことを既に悟っているのだ。
ところで、「鍵は”クールー”」という台詞では、実はクールーを“超兄貴”というゲームになぞらえており、
このような事態においてもユーモアを忘れないシドーさんの度量の深さが伺える。
そして、そのセンスは座布団108枚に値するといっても過言ではない。
 

 

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最終更新:2011年03月20日 00:08