ラウズカード

【種別】 武器・武装ライダーカード
用語
仮面ライダー剣(平成第5作)
【用語】 ラウズカード
【よみがな】 らうずかーど
【登場話】 第8話第9話

ブレイドの世界に登場するライダーが所有するカード。
アンデッドと呼ばれる不死生物を封印するために必要なカードであり、「ラウザー」と呼ばれるカードリーダーを内蔵した武装に読み込ませることでカードに封印されたアンデッドが有する特殊能力を使用できる。
ラウズカードにはAP(アタックポイント)が設定されているが、1AP当たりの計算が龍騎のものとは異なる。ハート2以外の2~5のFP(フォースポイント)6~10のMP(マジックポイント)JQKのEP(エマージュポイント)の3種類。EP(エマージュポイント)は全て+(プラス)であり、ライダー並びにオリジナルではジョーカーを進化をもたらす。アンデッドを封印したカードは、スペード・ダイヤ・ハート・クラブの「プライムベスタ」と呼ばれ、ワイルドは、「ワイルドベスタ」。未封印の空のカードは「プロバーブランク」、ワイルドは「コモンブランク」と呼ばれる。この世界では、「コモンベスタ」「コモンブランク」は登場していない。基本的にライダーごとにスートが決まっているが、他のスートのカードも使用できる。
各ライダーのカード以外に効果不明の「ジョーカー」「アルビノジョーカー」やワイルドカリスの「ワイルド」、仮面ライダーブレイド キングフォームの黄金の「ギルドラウズカード」、グレイブラルクランスの黄・赤・緑の「チェンジケルベロス」、「マイティグラビティ」「マイティレイ」「マイティインパクト」、人間を封印し、巨大邪神14を召喚するのに使用する「バニティカード」といったものがある。
ディケイドの「ジョーカー」は4隅にスペード・ハート・ダイヤ・クラブが記してある。
カードには封印されたアンデッドのモチーフとなった生物が描かれている。
ちなみにブレイドの世界で門矢士や剣立カズマが身に着けていたBOARDの社員証もこのラウズカードをモチーフにしているようである。

【オリジナルの剣の物語】

ブレイドの物語の核となる存在。封印されているラウズカードの中のアンデッドはカードの中でも生き続ける。全てはその不死の力が事の発端となっている。
1万年前、バトルファイトと言われる、勝利者が地球を支配できる戦いがおこなわれた。統制者の意志を伝える封印の石(モノリス)を介して、正体不明の統制者(マスター)と呼ばれるものが作り出した53体(劇場版は54体)の不死の生物アンデッドにより生き残りを賭け壮絶なバトルが繰り広げられた。バトルの敗者は封印の石(モノリス)と封印の力を持つジョーカーにより封印されラウズカードへと姿を変えられてしまう。このバトルはジョーカーを封印したヒューマンアンデッドが勝利者となりこのアンデッドから未来永劫繁栄が起こり、人類がこの惑星の支配者となっていった。

ブレイドの物語が始まる2年前*1 水晶の中に閉じ込められたカードを人類の進化を研究する人類基盤史研究所、通称「BOARD」の研究員広瀬義人と理事長天王路博史の手によりこのカードにある永遠の命の秘密を得るため封印が解かれた。封印の解かれたアンデッド達は再びバトルを再開し、戦いが始まっていった。アンデッドを元に戻すため、研究者の中の一人、烏丸啓は封印の力を持つジョーカーの研究によりライダーシステムを開発、実用に踏み切る。しかしこのシステムがどのような効果、弊害を生み出すのか誰もわからないままシステムの運用が始まる。2人の被験者を実験サンプルとし封印の実験、そしてカードの回収は同時進行していた。第1号仮面ライダーギャレン、橘朔也、第2号仮面ライダーブレイド、剣崎一真。だが先に運用が始まっていたギャレンはカードを回収を重ねるごとにシステムとの同調レベルが下がり続け、体に異変が起こり始めていた。一方第2号の剣崎はこのシステムとの同調に成功し、順調に実験が進行してゆく。だが何者かの仕業で研究所は研究中のアンデッドの暴走で崩壊してしまう。

封印したカードのアンデッドの意思が強い場合、封印者に何等かの影響を及ぼすカードになり、ライダーシステムの開発の根源であったジョーカーでさえこの影響を受けてしまう。ジョーカーが1万年前のバトルで封印されてしまったハートのカテゴリー2、ヒューマンアンデッドを封印した際、人間の心に支配されてしまい、ジョーカーである事を拒む行動をおこす。また、伊坂(ピーコックアンデッド)が烏丸をマインドコントロールし作らせた最強のライダー、仮面ライダーレンゲルはクラブのカテゴリーA、スパイダーアンデッドの邪悪な心に支配されてしまう。

アンデッドはこのライダーシステムを持つ仮面ライダーにより封印され続けていった。だが、裏では「BOARD」の理事長、天王路博史の指示により、カードの研究は秘密に進められ、これまでの封印から得たデータを元に、様々な実験が繰り返されていた。人工的に作られた実験体で2体のアンデッドの合成体ティターン、人間とアンデッドの細胞を合わせた改造実験体トライアルシリーズ、そしてアンデッドの細胞を集め人工的に作り出された究極のアンデッド、ケルベロス。全ては天王路が神の声を聞き、新たな人類の新しい世界の支配権を我が物にするために行われた事であった。

封印が続くにつれジョーカーの体に異変が起こりはじめてゆく。過去の1万年前のバトルファイトではヒューマンアンデッドが勝者で人類が繁栄していった。今回は天王路に拘束・所有されたため封印の石(モノリス)は封印行動をせず、ジョーカーとの未知の力が働き、人工的に作られたライダーシステムが剣崎とアンデッドとの融合をはじめ、やがてその結果、未知の力は唯一ライダーの力に適合した剣崎とジョーカー、始との間で謎の力と共に全開して行く。
最終的にジョーカーから発生したこの世をリセットするためのダークローチの発生を止めるために、剣崎はアンデッドと融合を選択し、新たなジョーカーとなる。アンデッドが2体になった事でバトルファイトの継続がマスターにより宣言される。剣崎と始が戦わない事で一旦終止符が打たれる。

ラウズカード一覧
スペードのカード 仮面ライダーブレイドのページを参照。ギルドラウズカードに変化。
ダイヤのカード 仮面ライダーギャレンのページを参照。
ハートのカード 仮面ライダーカリスのページを参照。
クラブのカード 仮面ライダーレンゲルのページを参照。
ワイルド ハートのカテゴリーのA-Kを合体させたカード。ワイルドカリスの必殺技「ワイルドサイクロン」(14600AP)を発動。
ジョーカー 効果不明。本編には登場せず劇場版MISSING ACEとエンドロール、ディケイドの物語のみ登場。ディケイドではジョーカーへの変身
アルビノジョーカー 効果不明。劇中には登場せずカードダスのみ登場
チェンジケルベロス 仮面ライダーグレイブラルクランスに変身
マイティグラビティ グラビティスラッシュ」(3500AP)を発動
マイティレイ レイバレット」(3100AP)を発動
マイティインパクト インパクトスタッブ」(3400AP)を発動
バニティカード フォーティーンを復活させるためのカード

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最終更新:2010年12月09日 04:51
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*1 番組初期は2年前と烏丸が語る、後半では3年前と語っており、物語の時間が経過している