【レンダーシア大陸】【エテーネの村】で生まれ育った【人間】の若者。
ドラゴンクエストⅩの【主人公】と血を分けた人物。
名前・外見・兄弟姉妹のどれかはキャラクターメイキングにより異なる。
主人公より背の高い妹、主人公より背の低い兄といった設定も可能。
オフラインストーリー前半での口調も兄弟姉妹のどれかで異なる。

経歴

生まれた時、島じゅうに響き渡るかというほど大きな産声を上げたという。
当時の村人は「大物になるか、ずっと迷惑をかけられるかのどっちかになる」と語り合っていた。
ゲーム開始の8年前に初めて錬金術を使い、エテーネ村の『伝説の錬金術師』の再来と期待されていた。
ところが、錬金術を行ってはほとんどが失敗するばかりで、村人に叱られていた。
よろず屋の掲示版によれば、ゲーム開始時点での錬金結果は以下の通りである。
大成功…1回
成功…3回
失敗…628回
ケガ人…0人

【アバ】は彼/彼女がかつての『伝説の錬金術師』本人である事に、気づき、【冥王ネルゲル】の襲撃が近い事を悟った。

活躍(オフライン前半)

【いしずえの森】?にて、自分を呼びにやって来た主人公に、錬金術で作成した【ごきげんな帽子】をプレゼントする。

アバから使命を受け、主人公と【シンイ】の三人で、、【テンスの花】?を摘みに洞窟に向かう。
【魔導鬼ベドラー】によってテンスが枯らされてしまった際、一輪だけ無事に残っていた花を見つけ出す。

その後、帰還した村は冥王ネルゲルの軍勢に襲撃されていた。
モンスターの火球に包まれそうになるが、主人公が放った謎の光によって護られ、そのまま何処かに消えてしまう。

活躍(オフライン後半)

オフラインストーリー後半では兄弟姉妹が主人公となる。
ドラクエシリーズのお約束として、主人公である間は自発的に喋ることは無い。

見慣れない平原に飛ばされた兄弟姉妹は、通りすがった【イッショウ】の言葉に従い、【ナルビアの町】に身を寄せる。
イッショウの娘である【リリオル】を錬金術によって救ったことから、ナルビアの町を拠点として、故郷探しの冒険を始める。

そして、数々のほこらの攻略と錬金を繰り返し、【金のほこら】?を突破し、エテーネの村にたどり着く。
そのエテーネの村では住人たちが生活していたが、村の住人で誰一人知っている人物はいなかった。
住人たちからは「救世主」と呼ばれ、巫女の館の入口を護る【チャツカ】?からレシピを託される。

レシピを元に【ふしぎなマメ】?を錬成して持って行くと、
幼年時代の【アバ】が腹ペコから立ち直り、難航していた継承の儀式が無事に終了する。
アパや村人からはその功績を称られ、エテーネの村の住人として迎えられる。

その後、未来を予知する力を持つアパから、兄弟姉妹は【時渡りの術】で過去に飛ばされてきたこと、
この時代に時渡りの術を持つものはいないため元の時代に戻ることはできないと告げられる。
そしてアバの勧めにより、遠く離れた主人公に祈りを捧げ、その祈りはアバの力で主人公に届けられる。

オンライン

オフラインストーリクリア後、酒場もしくは教会でゲームを終了している状態でログインするとイベントが発生する。
夢の中と思われる暗い場所で、主人公の前に現れ「忘れ物を届けにきた」と言ってごきげんな帽子を渡し、謝罪と感謝の言葉を伝えて消えてゆく。

また、オンラインモードのストーリーを進めていくとオフラインモードをプレイしてなくても兄弟姉妹は過去に飛ばされた事がわかるようになっている。

その後

オフライン・オンラインともに現在のバージョンではこれ以上のストーリーは無いため、
兄弟姉妹は過去のエテーネの住民として生を全うしたと解釈される。
また、主人公の祖父または祖母なのではとする意見もある。その場合は時渡りの術が使われる前の世界ではどうだったのかという疑問が出てくるが。

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最終更新:2013年12月05日 20:34