オステンメーア - 森の聖域WIKI

"悪徳の港町" オステンメーア

概要

所属	ウルド王国・ミューゼル子爵領
町長	オステンメーア＝アルフェッカ
気候	温帯
人口	約17000人
危険度	A+
備考	犯罪者・犯罪組合の巣窟

アースガルド大陸ウルド王国の南東部に存在する港町。
湾の奥まった位置に石造りの街並みが広がっている。
付近に潮目が存在するため古くから天然の良港として知られている。

だがその実態は盗賊ギルド、闇市などの非合法な商店や商品がひしめく悪徳の街。
犯罪組織などとの癒着により、公権力がほぼ機能していないため何をしても公の罪にはほぼ問われない弱肉強食の世界だが代わって犯罪組織などが統治しているため一応の秩序は保っている。
それでも治安は非常に悪く、この町で死ぬと身包みを剥されて死体すら業者に売られてしまうほど。
死者は多いが行き場をなくしたり公的機関などに追われているならず者や犯罪者などの流入が絶えないため人口の数はある程度安定している。

元々は田舎の港町に過ぎなかったが数代前のミューゼル子爵が海賊を保護、他国の商戦を略奪することを合法的に認可し拠点としてオステンメーアを提供したのをきっかけに闇市や犯罪ギルドなどの非合法組織などが発展、それに伴い各地からも盗賊なども流入して人口も膨れ上がり犯罪都市に変貌した。
ミューゼル子爵家としてもこのような犯罪者や非合法商売の受け皿となり、自分たちの懐を潤す犯罪都市は都合がいいため現在でも対処せずにいる。

現在最も力を持っているのは盗賊ギルド「狼牙(ろうが)」。
近年になってモイライの月もこの街に勢力を伸ばし始め、しばしば小競り合いを起こしている。

施設

酒場「ブラオヴァッサー」

中央部の裏路地に店舗を構える大きな酒場。
魚市場で仕入れた魚料理は評判が高い。
盗賊ギルド「狼牙」の本部でもあり、マスターに合言葉を言えた場合のみ地下のギルド施設へと入ることができる。

万屋「黒い扇」

北部の細い路地に店を構える万屋。
店主は店主は盗賊ギルド「狼牙」の会員でもあるニーアルーナ＝ドロン。
表向きは通常の万屋だが実態は会員限定で横流し品などを扱う裏ショップ。

由来

「Osten(独語で「東」)」+「Meer(独語で「海」)」

アースガルド ウルド 世紀末 港町 都市