ロナナ=アシュフォード
「惜しいなあ ツルギさん、頭の中いい具合にお猿さんだから神様を降ろすのにぴったりだったのになぁ」
概要
挿絵作成:ももも(ちびメーカー使用)
明るいオレンジ色の髪とアメシストのような紫の瞳を持つ。
やや童顔気味だがそれに似合わない現実離れした美しさと色香が男を夢中にする美少女。
真の姿は水分を失った白い肌のミイラで右上腕と左太ももに鋭い牙を備えた大口が開いており両目の眼球もない。
明るく快活、感情表現が豊かでスキンシップも積極的な小動物系。
伝奇やオカルトが趣味でそれらにまつわる場所を訪れたりグッズを集めたりするのが趣味。
近所のオカルトサークルにして
イゴーロナクを崇拝するカルト宗教『白い腕の会』一員。
いわゆる「ボクっ娘」で誰にでもややくだけたですます口調で喋る。
一方で好色な一面があり、男からちやほやされるのが大好き。
二股三股も当たり前で付き合う男も少年から老人まで節操がない。
人間の姿をしている時に纏う色香は人類のそれとは思えないほどで警戒心を失わせてしまうという呪いや超能力の域にある。
これは
イゴーロナクの加護によって手に入れたもの。
逆に真の姿は極めて神聖かつ奇怪なため、人間並の知能や精神を持つ者は存在を知覚や認識をするだけで精神に悪影響を及ぼす。
元は人間で当時から好色かつオカルトに傾倒しており、近所では遊び人として有名だった。
ある時、偶然手に入れた教典で事故同然で
イゴーロナクと接触してしまい、命惜しさから契約を交わして眷属天使になった。
以後は
イゴーロナクを地上に降臨させるために活動を始め、『白い腕の会』に参加。
情人の先輩と共に活動していた。
ツルギとは喫茶店「ブランドゥング」に客として訪れた際に従業員の
ツルギにナンパされ、話すうちに意気投合して交際に至る。
作るお菓子が美味しいのと、怪奇小説の話が通じるのが魅力と語っていたがこれは本音。
だが
ツルギと交際しているの同時に中年の男とチンピラ風の男(どちらもサークル仲間)との交際も続けており、
イゴーロナクの依り代に仕立て上げようとしていた。
ヤイバから密かに嫉妬と憎悪を抱かれ、
カリンから監視される中、『白い腕の会』の「イベント」で
イゴーロナクを降臨させようとしていた。
だが偶然や
ヤイバ達の疑念や策略に追い詰められ、
ヘレボラスに追い込まれてついに正体を晒した。
身体能力は常人を遥かに凌駕するが戦闘訓練を受けたわけではないため戦闘能力自体は高くない。
技・魔法
情人との蕩夜
接触と色香で対象を魅了する。
回数を重ねたり深く接触することで効果は増す。
同性にも通用するが異性には特に強力な効果を発揮する。
情人の衣
元の人間の姿に化ける。
天使としての姿に戻ることもできる。
記憶を覆う雲
対象の任意の記憶を封印する。
消去ではなく封じるだけで解除すれば記憶も戻る。
悪意の仔の招来
イゴーロナクの招来
依り代にイゴーロナクを憑依させる。
少し大がかりな儀式や堕落しきった依り代が必要。
他にも色々使えるらしい。
経歴
2015年1月8日買い物なりチャ
街を行く者の1人として登場。
サイプレスと話していた
ツルギの前に現れ、そのまま一緒にデートに向かった。
2015年1月12日幕間
ツルギと共に登場。
ツルギとデートし、キーホルダーを買ってプレゼントしたりしながら夕飯を食べに向かった。
2015年1月13日幕間
ツルギと共に登場。
ツルギとレジャーホテルに向かい、一夜を過ごす。
その最中、「恋愛成就の儀式」として不可思議な呪文を囁き続けていた。
2015年1月18日喫茶店なりチャ
客の一人として
サンダルウッド、
ティマフ、
にゃーむらと共に登場。
ツルギと共に喫茶店を訪れ、サークルの集会所が崩落してしまった(2015年1月3日の洞窟討伐なりチャの舞台となった洞窟)ことを嘆いたり、
ツルギに肝試しに誘われて色めき立ったりしていた。
2015年3月20日空賊討伐なりチャ
賊の飛空艇に乗って
ギノン、
デスポートらと共に登場。
ガラの悪い彼氏に誘われてうっかり乗ってしまった(
シルペケレの遺跡を見学するつもりだったらしい)らしく、
キメラレアバードや
討伐隊の攻撃に動揺していたが怯える
コラアカンを見つけると彼を誘惑して不可思議な呪文を囁き、それが終わると別の男を誘惑しては呪文を囁くことを繰り返し、最終的には脱出用飛空艇で賊の飛空艇を脱出し、
ライオット達に保護された。
ヘレボラスが見たロナナに誘惑された男達は皆、身体の一部が食い千切られた死体となって転がっていた。
余談
ツルギの恋人ホニャララ代目。
散々しらばっくれたけど登場当初から正体バレバレだった人。
ミュルグレスの看破が通じなかったのは幻術を使っていたのではなく肉体自体が変形していたため。
由来
ロナナは
イゴーロナクから。某作者曰くイゴーロナナ。
「アシュフォード(Ashford)」…英語圏の姓。
最終更新:2016年05月29日 15:19