ふたば系ゆっくりいじめ 741 ゆっくりマンション

ゆっくりマンション 6KB


自業自得 自滅 引越し 群れ 赤子・子供 希少種 自然界 人間なし 感想・批評・ツッコミを頂けると幸いです






ゆっくりマンション

山の中に開けた場所がある。
南にある切り立った崖を除けば、三方を森に囲まれ、広く、草花が生い茂り、陽を遮る物が無い。
自然界に不動産情報誌があれば、優良物件と評されるに違いないここには、ゆっくりが住んでいた。

辛く苦しい冬を乗り切り、春の暖かさに開放的な気分を味わった後、若いゆっくりは巣立ちの時を迎える。
この広場に住む群れでも、若いゆっくり達の巣立ちが行われようとしていた。
この群れは外敵は少なく餌も豊富なここで、長い間生活を送っていたが、ゆっくりの数が増え、これ以上ここに住むことは出来なくなっていた。
新天地を探しに若いゆっくりが今、旅立つ。

「まりさはあたらしいゆっくりぷれいすを、ゆっくりみつけるよ」
「ありすはあたらしいいえを、とかいはにこーでぃねーとするわ」
「れいむはおちびちゃんを、いっぱいつくってゆっくりするよ」
「むきゅ、むきゅ」
巣立ちの第一陣である、まりさ、ありす、れいむ、ぱちゅりーの4匹は、思い描く未来を語り合いながら、なだらかな坂を木を避けつつ考え無しに進んでいく。

茂みを抜けた向こうに切り立った崖が姿を現した。
「すごいおおきなかべさんだね」
「ねえ、ぱちゅりー、ここならあれができるんじゃないかしら」
「そうね、ここならもうしぶんないわ」
「ゆ?あれってなに?」
ありすとぱちゅりーの会話に、れいむが疑問を差し挟む。
「にんげんさんのおうちよ」
「にんげんさんのおうち?」
「ええ、へやをたくさんつなげてできるの。まえにみたまどうしょにのっていたわ」
「すごいね、にんげんさんのおうちはゆっくりできるよ」
「あそこをまりさたちのゆっくりぷれいすにするのぜ」
まりさ達は、ここに巣を作ることに決めたようだ。

「ゆっ、ぐずのめーりんがいるよ」
しかし、崖の下にはすでにめーりんが群れを作り、穏やかに暮らしている。
崖は南を向いているので、暖かい陽が差し込む。今も何匹かのめーりんがゆっくりと昼寝をしていた。
「ぐずはゆっくりできないのぜ、たたきだすのぜ」
「まって、かずがおおいわ」
ゆっくりは余り数を数えられないが、自分達よりめーりん達が多いことくらいは分かるようだ。
数が同数以下ならば、不意打ちや袋叩きで何とかなる。けれど数が多いとなれば正面からは難しい。
「むっきゅっきゅっ、だいじょうぶよ。このぱちゅりーにさくがあるわ」
ぱちゅりーが声を上げる。
「どうするのぜ?」
「あのきにはみおぼえがあるわ。ここはむらのしたなのよ」
ぱちゅりーが崖の上に生える木を示す。
「このさくせんにはむれのきょうりょくがひつようよ…」
ぱちゅりーの作戦を聞いた四匹は元の群れへ戻っていった。

元の群れに戻った四匹は長に事情を説明した。
決死行の末に新しいゆっくりプレイスを見つけたが、ぐずのめーりんに奪われてしまった。
勇敢に戦ったが、多勢に無勢で止むを得ず撤退したなどと、九割程嘘を混ぜて誇張して話す。
新しいゆっくりプレイスが見つかったとなれば、危険な巣立ちもする必要が無くなる。
まだ村を出ていなかった巣立ち組みを含め、村総出でゆっくり出来ないめーりんを排除することに決まった。

茂みから複数のゆっくりが飛び出す。
「ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにするのぜ」
突然のゆっくりぷれいす宣言に驚いためーりん達が、表に出て抗議の声を上げる。
「じゃおーんっ!」
「じゃお、じゃおーんっ!」
奪い取りに来たゆっくり達は、挑発するようにめーりん達を嘲る。
「なにいってるのか、わからないのぜ」
「しゃべれないゆっくりは、ゆっくりしないででていってね」
「ちーんぽ」
めーりん達は巣を守る為、崖の下に陣取った。
相対したゆっくり達は、めーりん達の方が数が多い。
「いまなんだぜっ!」
まりさがどこかに合図を送る。
すると、めーりんが何かに潰された。
「「「じゃおっ?!」」」
崖の上から村のゆっくりが、いろいろなものを投げ落としている。
ぱちゅりーの作戦はめーりんを崖の下に引きつけ、そこに上から物を落として叩き潰すというものだった。
上からの攻撃にめーりん達は身を守る手段が無い。仲間が次々と傷つき、めーりん達は混乱している。
数が少なくなったところにまりさ達が襲い掛かり、為す術も無く討ち減らされためーりん達は、森の奥へと逃げていった。

「さすが、まりささまたちなのぜ」
「ぐずがじゃまするからだよ」
「さっそく、とかいはなおうちをつくりましょう」
「ぱちゅりーのさくせんがちね、むっきゅっきゅっ」
めーりん達を追い出すと、巣立ちをした若いゆっくり総出で、新しい巣作りが始まった。
崖下に並べて巣穴を掘る。さらに土を盛って傾斜を作り、上にも巣穴を掘った。
巣穴が完成した時には、崖の下は穴だらけになっていた。
「とってもとかいはなおうちができたわ」
「こんなにゆっくりしたおうちは、にんげんさんでももてないでしょうね」
「まりさたちはいちばんうえにすむよ」
「わかるよー、すごいおうちなんだねー」
ゆっくりの目には素晴らしい高層住宅に映るらしい。

おうちが完成した後、若いゆっくり達は初めてのすっきりーを済ませ、生まれた赤ゆっくりに囲まれてゆん生を謳歌した。

季節は巡り、梅雨の長雨にゆっくりは巣に閉じ込められる。
「あめしゃん、やまにゃいね」
「あめしゃんは、ゆっきゅりできにゃいよ」
赤ゆっくりが長雨に不満の声を上げる。
「しんぱいいらないのぜ、おちびちゃん」
父親になった若まりさが自信満々に言い放つ。
「おとうさんがつくったおうちはがんじょうなのぜ、あめさんにもびくともしないのぜ」
「さすが、おとうしゃんだね」
「しゅごいしゅごい」
赤ゆっくりが父親を褒め、はしゃいでいるところに、母親になった若れいむが口を挟む。
「だけど、おちびちゃんがふえたから、すこしてぜまだよ」
「ゆゆっ」
確かにそうだと感じたまりさは、どうするか餡子をめぐらせ、
「ぞうちくするのぜ」
長雨でやることも無いのを幸いに、もっと奥まで掘り進めることにした。

まりさが巣の奥で土を掘り進めていると、上から落ちた何かが頬に当たった。
「なんなのぜ」
頬に当たり、地面に落ちた何かを確かめようとするが、見えるの土ばかり。
疑問符を頭に浮かべたまま、まりさは穴掘りを再開した。
それから何度も、上から落ちてきたものがまりさに当たる。
そのたびに作業を止め、落ちてきたものを確かめようとするが、それらしいものは見当たらない。
「いったいなんなんだぜっ!ゆっくりしないででてくるんだぜっ!」
最後にはまりさはかんしゃくを起こし、巣の奥で飛び跳ねた。
その時、重く低い音が崖の下の巣全体に響いてきた。
「な、な、な、なんなのぜ」「なんなのかしら」「おかーしゃん?」「なになに」「むきゅー」「こわいんだじぇー」「ちーんぽ」「わからないよー」
長雨と無計画に掘られた穴によって、地盤が緩んだ崖は、まりさの飛び跳ねた衝撃を引き金に、大きな音を立てて崩れ去った。

梅雨が明け、からりと空が晴れ渡る中、乾いた地面を走る一匹のゆっくりがいる。
まりさ達に巣を追い出されためーりんだ。
森の奥に逃げた後、めーりん達は知り合いのゆうかの世話になっていた。
梅雨のある日、崖から響いてきた大きな音を聞いたこのめーりんは、元の巣がとても気になり今こうして走っている。
茂みを抜けためーりんの目に入ったのは、懐かしい崖ではなかった。
梅雨のあの日に、上と下に住んでいたすべてのゆっくりを飲み込んで崩れた崖は、なだらかな丘に姿を変えていた。

山の中に開けた丘がある。
四方を森に囲まれ、広く、草花が生い茂り、陽を遮る物が無い。
自然界に不動産情報誌があれば、優良物件と評されるに違いないここには、ゆっくりが住んでいた。

ちるのやるーみあが追いかけっこをしている。その向こうで、ゆうかが植えた花や樹の手入れしている。
そして暖かい陽の射す丘で、帰ってきためーりんがゆっくりと昼寝をしていた。







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感想

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  • 希少種は絶対優遇!というのは、希少種にゲスが少ないから虐待する理由が無いからでは?
    その経緯が簡略化されて、希少種=優遇という風潮が出来ただけ。
    個人的には、希少種でもゲスなら虐待したいwww

    みょん種が迫害されないのは、
    ・喋れる単語が「ちんぽ」「まら」「ごりっぱさま」など複数あること
    ・何故かみょん種の言葉は通常種に通じること
    ・中身が唐辛子系のめーりん種に対し、みょん種はホワイトチョコであること
    このあたりが通常種とみょん種の仲がいい理由では? -- 2018-02-16 01:40:24
  • ゲスは消えろ -- 2017-05-06 00:30:39
  • どうせならあっさり殺さずに徹底的にゲス通常種を虐待してくれればよかったのに -- 2016-09-14 20:13:47
  • ↓ごもっとも -- 2016-02-14 18:32:09
  • 希少種を虐待する馬鹿は首吊って死んでね -- 2013-12-23 13:28:03
  • イイハナシダナー -- 2013-08-27 01:34:36
  • じゃおーん -- 2013-08-22 08:24:21
  • 書く人によって好みも様々でしょ。俺はゲスなら希少種の虐待もOKだ。善良ならまりさもれいむも愛でられる。
    勝手に自分の中の『絶対の掟(笑』とやらを人に押し付けるなよ
    たしかに同感だわ。
    通常・希少問わずゲス→死
    善良→愛で -- 2013-03-02 18:09:07
  • ↓me tooだわ -- 2013-03-02 18:06:46
  • よう、餡子脳以下のクズ野郎↓ -- 2013-01-16 22:33:35
  • めーりんゆうぐうのクソあきって名前が似合いそうな作者だな。 -- 2012-11-27 22:02:42
  • 希少種優遇は良いんだけど、めーりんなら即優遇確定っていうこの風潮があまり納得できない -- 2012-04-06 18:21:20
  • 最後にはめーりんが救われる内容でよかった
    めーりんを追い出した糞饅頭共ざまああああwwww -- 2012-04-06 01:09:06
  • ↓↓俺もそう思う。かなこさま虐待はダメ絶対! でもやっぱり自分の好みを
    押し付けるのはよくないと思う。あとこういう議論になってる米で自分の好みを書くのは違うと思う。
    (あれオレもかwww) -- 2012-01-11 23:49:14
  • ↓書く人によって好みも様々でしょ。俺はゲスなら希少種の虐待もOKだ。善良ならまりさもれいむも愛でられる。
    勝手に自分の中の『絶対の掟(笑』とやらを人に押し付けるなよ。 -- 2011-07-26 23:51:17
  • 希少種虐待でも通常種優遇でも作者の好きなように書けばいい、ルールなんかない
    ただしめーりん・かなこ虐待とまりさ・れいむ優遇だけは絶対にダメ、これは絶対の掟
    -- 2011-07-18 09:28:23
  • 下でもう触れてる人いるけど
    「じゃおーん」は駄目で
    「ちーんぽ」はいいのかww -- 2011-06-04 15:38:32
  • 一つ言えるのは、希少種は最高だからだめだけど通常種はクズだから虐待していいよ、って言う人は、自分たちは最高にゆっくりしてるからいじめちゃだめだけどめーりんはゆっくりしてないクズだからいじめていいんだよ!っていうゆっくり達と、根本的な部分でほとんど変わらないということ。両方とも自分で培った根拠や裏付けが無い自信だけが絶対の正義だもんな。 -- 2011-01-22 18:15:28
  • とりあえずふたばでは希少種を大変強く贔屓にする傾向があるよと
    それだけのことだ。下の方の米たちよ 壺(現したらば)だとそこまででもないんだがな
    何か理屈があってそうなってるのではなくてそういう趣向の人が多いだけ -- 2010-11-20 15:48:11
  • めーりん達を虐殺する下種共ざまぁwww

    ゆっくりに建築技術なんて無理やったんやなー ワロタw -- 2010-10-31 15:13:10
最終更新:2010年01月25日 17:04
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