色色ゆっくり 19KB
虐待-普通 ギャグ 小ネタ ※小ネタ詰め合わせです
「実演販売」
あーやっちゃった!
「なにするんだぜぇぇ!まりささまのきれいなおはだに、いろがついちゃったのぜぇぇぇ!」
飼いゆっくりの皮に醤油のシミ…ありますよね?こんな事。
そこでこれですよ奥さん!「ゆっくりクリーナー」の出番です。
ご覧ください、普通のたわしやスポンジじゃ中々落ちないですよね、この汚れ?
「ゆぎゃぁぁぁぁ!いだい!やめろぉぉぉ!ごしごしさんいやぁぁぁぁ!」
ところがですね、この「ゆっくりクリーナ」でさっと一拭きすればあら不思議!
汚れたゆっくりがこの通り綺麗になります。
「いだいぃぃ………ゆゆっ?!まりささまのおはだがきれいになったのぜぇぇ!!」
ゆっくりもこれにはびっくりです!シャレじゃありませんよ。さあ、奥さんもっと良く見てくださいよ
どうです?綺麗なもんでしょ?
「ゆふふん!まりささまのびはだに、みとれているのぜ!もっとよくみていいのぜ!!」
さあ、どんどんやってみましょう!
まずはケチャップ、カーペットにこぼしても大変なのに、ゆっくりに掛かったら一大事です。
「ゆべぶっ!なんなのぜぇぇ!まりささまのかみのけがよごれちゃったのぜぇぇ!!」
これではまるで血まみれの生首です、ゆっくり殺人事件ですよ奥さん!
でも、ご覧ください「ゆっくりクリーナ」で一拭きすればこの通り!ケチャップも敵ではありません。
「ゆゆ~ん♪きれいになったのぜ~♪びまりさなのぜ~♪」
あら?そこの奥さん、まだ信用してないんですか?じゃあ、もっとすごいの行きますよ~
あぁっと、油こぼしちゃった!見てくださいゆっくりが油まみれです、酷いですねこれは。
ここまで油でべったりだと、このゆっくりは揚げ饅頭にでもするしかありません!
「ゆぴゃ!ゆわぁぁぁぁん!これはなんなのぜぇぇ!べとべときもぢわるぃぃぃ!」
でも、この「ゆっくりクリーナ」はすごいですよ!油も簡単に拭き取ってしまいます。
「ゆぺぺぺっ!さっぱりしたのぜ!ゆふ~ん♪まりささまはすごいのぜ~♪」
ゆっくりもこれには大満足ですね!
あら?奥さん?気に入らないんですか?ならもっとすごいをお見せしましょう
あっと!ペンキをこぼしちゃった!…これは酷いですね…真っ青なゆっくりの出来上がりです。
こうなったらこのゆっくりはもう、ゴミに出すしかないですよね?
「ゆぎゃぁぁぁ!めになにかはいったのぜぇぇ!いだいぃぃ!ぬるぬるきもちがわるいのぜぇぇ!!」
処がこの「ゆっくりクリーナ」ならこんなペンキでもあら見事!すごいですねこれは!
「いだぃぃぃ!おめめをこすらないでぇぇぇぇ!!ゆべべべべっ!ゆぎぎぎぎっ!
…ゆひっ…ゆぎっ…ぬるぬるさん…とれたのぜ?……」
どうです、納得して頂けました?帽子や髪についていたペンキもバッチリ取れました。
秘密はこの○○にあるんですねー
あら、そこの奥さん今来ました?もう一回はじめからやりますよ、見ててくださいねー
あー墨汁こぼしちゃった!………
「ゆひっ…ゆひっ…もう…いやなのぜぇ!……………ゆぼべべべべっ!!」
完
「小さな親切」
「ゆっ!くそにんげん!れいむはおなかがすいたよ!なにかたべさせてね!
あと、れいむはさむくてしにそうだよ!かわいそうなんだよ!だかられいむをかいゆっくりにしてね!」
「あら?なにかしら?…これはゆっくり?…」
まだ冬も始まったばかりの頃、れいむは捨てられた。
原因は態度が悪くなってきたから、要するにゲス化したからである。
個体の質と飼い主の躾の問題もあり、程なくして手がつけられなくなった。
れいむは飼い主に公園に捨てられてから、ろくな物を食べていなかった。
幸いほかに野良ゆっくりがいなかった事もあり、
同族から危害を加えられることが無かったが、それでも飢えと寒さに耐える生活を強いられていた。
そしてようやくれいむにも幸運がめぐってきた。久しぶりに見かけた目の前の人間である。
彼女はゆっくりに対しての知識も乏しく、野良ゆっくりを見るのも初めてだった。
そして何より幸運な事は…
「えっと…彼方は寒くてお腹がすいているのね?」
「さっきからそういってるでしょ?ばかなの?しぬの?」
「あの…その…ごめんなさいね」
彼女はお人よしだったのである。
通常ゆっくりがこんな態度で人間に接すれば、駆除されても文句は言えない。
これが鬼威参なら即お持ち帰りされて苦痛を味わう事になったであろう。
しかしれいむは運が良かったのだ。彼女は目の前のゆっくりを可哀想だと思ってしまったのだ。
「えっと…私は今食べ物を持ってないのよ…ごめんなさいね」
「つかえないくそにんげんだね!まえにれいむがかっていた、どれいのほうがまだましだよ!」
「はぅ…ごめんなさい…………でも、そのかわりね…これがあるの、
これがあれば寒い思いはしなくていいと思うわ」
「ゆん!しかたないね!それでがまんしてあげるから、さっさとちょうだいね!」
「今貼ってあげるからじっとしててね…」
そう言うと彼女は鞄からそれを取り出す。当然れいむはそれが何か解らない。
彼女はれいむの両頬に当たる場所にそれをそっと貼り付けた。
「ゆ!なんだか気持ちが悪いよ!それにぜんぜんあたたかくならないよ!はやくこれをとってね!!」
「…もう少ししたら暖かくなるからそれまで我慢してね……私にはこれ位しかしてあげられないわ…
ごめんなさいね……………もう行くね」
「まったくつかえないどれいだね!しかたないね!さっさとれいむをおうちまであんないしてね!
れいむがおまえのごしゅじんさまになってあげるよ!!………ゆん?どこにいったの?つかえないやつだね!
……ゆゆっ!なんだかあたたかくなってきたよ!ぽーか、ぽーかしあわせ~♪」
もうすでに彼女は去ってしまったのだが、そんな事にも気が付かず好き放題言い放つれいむ。
いつの間にか奴隷にされてしまっている始末である。
だが、そんなれいむにも災難が降りかかる事になる。彼女の親切が仇となったのだ。
彼女がれいむに張った物それは、貼り付けタイプの使い捨てカイロだったのだ。
「ゆふふ~ん♪あったかいよ!これがあればふゆさんも、れいむのてきじゃないよ!
さすがれいむだね!!つよすぎてごめんね!」
どこまでも調子に乗るれいむ、これが餡子脳という物なのだろうか?なぜか自分の強さに酔いしれていた。
だが、天はやはり奢り高ぶる愚か者に鉄槌を下すのか、少しずつ変化が現れ始めていた。
「ゆゆ~ん♪しあわせ~♪あったかすぎてなつさんがきたようだよ!…なんだかあったかすぎだよ?
どうなってるの?これじゃあついよ!もうあつくしなくていいよ!…あづいぃぃぃ!!これどっでぇぇぇ!!」
このタイプのカイロは人間でも直接肌に張ったりはしない。低温火傷の危険性があるからだ。
これをれいむに貼り付けた彼女もその位は知っていたのだが、
彼女はゆっくりの事をよく知らないために、皮に直接貼り付けてしまったのだ。
余りの熱さにのた打ち回るれいむだったが、その程度でカイロが取れることは無かった。
揉み上げを使えば取る事も出来たかもしれないが、熱さでそこまで思考が働かなかったのである。
「あづいのいやぁぁぁぁぁ!おうちかえるぅぅぅ!!ゆぎゃぁぁ!………み…みずさんがあるよ!…みずさんにとびこむよ!」
れいむは公園の小さな池に目掛けて飛び込んだ。当然水は危険な物だと理解はしていたが、それ以上に熱かったのだ。
池の水は思った以上に冷たく、すぐに熱さを和らげてくれた。しかし今度はその冷たすぎる水がれいむを襲った。
池は小さいと言ってもれいむでは這い上がれないほどの深さがあったのだ。その上水が濁っている為視界も悪い。
「ぼごごごぐぼっ!づめだいぃぃぃぃ!おみずざんがらでられないよぉぉぉぉ!!」
どうやって喋っているのかは知らないが、れいむは水中で必死にもがいていた。
だがそれも逆効果でしかない、もがけばもがくほど皮は水を吸ってふやけていった。
「ゆぼごぼぼっ!おみずざん!でいぶをゆっぐりざぜろぉ!ぼぼゆごぼど!」
こうしてれいむはゆっくりさせてくれない水に呪いの言葉を吐いて、池の栄養分となっていった。
彼女の親切がれいむには仇となってしまったが、まあ仕方ないだろう。
めでたしめでたし
「とっさの対応」
「いたいんだぜぇぇ!なにするのぜぇぇ!このてんいんさんがまりさをいじめるのぜぇぇ!!」
コンビニでバイトしていたら、野良ゆっくりがやって来た。丁重に追い出そうとしたら、突然騒ぎ出した。
僕は自分でも気の弱い方なので、普段なら野良ゆっくりなんかに触った事もない。
先輩も今は休憩に入っているので、僕一人で対応しなくちゃならなかったんだけど…
「このみせはさいあくなのぜぇ!てんいんさんがまりさをいじめるのぜぇ!」
この帽子をかぶったゆっくりがこんな風に叫ぶのだ。困った事に店には他に客も居る。
僕はとりあえず叫び声を上げられない様にゆっくりに気を使う。
「…えーっと、僕は君に危害を加えるつもりはないよ…大人しくしてくれないかな?」
にやりっ!「…そんなことしんじられないのぜぇぇ!てんいんさんはまりさをいじめるのぜぇぇ!!」
ん?今一瞬ニヤッとしなかったかな?困った、先輩はまだ来てくれないかな?
このまま強引に店から出したらさらに騒ぎそうだし、ゴミ箱に捨てたら中で叫んでそうだし…
なんとか大人しくして貰うしか方法がなさそうだな…
そう考えた僕は出来るだけ穏便に対応することにした。
「僕は何もしませんよ、ただ君に外に出て行って貰いたいだけなんですよ」
「まりささまはおきゃくさまなのぜ?そういうたいどはよくないんだぜ?ことばづかいもわるいんだぜ!」
そう言われると流石にイライラするが、ここで騒がれる物面倒なのでおとなしく従うことにする。
「失礼しましたお客様、今日はどのようなご用件でしょうか?」
「さいしょからそういうたいどで、いればいいのぜ!まりささまはあまあまをしょもうするのぜ!!」
あまあま?なんだろう?そんな商品は置いてないし…
そんな事を考えていると、ゆっくりがお菓子コーナーの方に向かっていった。
僕も慌てて後を追いかける、幸い他の客は雑誌コーナーで立ち読みしていた。
ゆっくりはチョコレートなどが置いてある場所で止まると、こっちを見て来た。
「なにしてるのぜ!きのきかないてんいんなのぜ!はやくそれをとるのぜ!まりささまじゃとどかないのぜ!」
「これですか?」「ちがうのぜ!」「これでしょうか?」「それじゃないのぜ!」「じゃあこれです?」「ちがうのぜ!」
『このてんいんはぜんぜんつかえないのぜぇぇぇ!やくたたずなのぜぇぇ!』
流石にムカッとしたが、何とか我慢する。
何度目かのそんなやり取りをしている内に、僕は誤って棚のお菓子を崩してしまう。
崩れた箱入りのお菓子はゆっくり目掛けて降り注いでいった。
「ゆがべべっ!いだいんだぜぇぇぇ!!なにするんだぜぇぇぇ!!」
ゆっくりもこれには驚いたのか、崩れたお菓子に埋もれて騒ぎ出す。
僕は慌ててゆっくり発掘作業に取り掛かる。
やっとゆっくりをお菓子の中から救出すると、ゆっくりが一瞬ニヤッ!とまた笑った。
「いだいぃぃ!しにそうなんだぜぇぇ!てんいんさんにころされるのぜぇぇぇ!!このままじゃまりさしんじゃうのぜぇぇ!」
いきなり叫ばれてどうしようか迷ってしまった僕は、かなり焦っていたのか訳の解らない事を言ってしまった。
「お客様!何処が痛いんですか?骨折しましたか?心臓が止まりそうですか?」
「いだいのぜぇ!こっせつしたのぜぇぇ!しんぞうがとまりそうなのぜぇ!(棒読み)」
良く考えてみれば饅頭が骨折や心停止だなんて、可笑しな話ではあるがゆっくりも乗ってきたので慌ててしまった。
そして緊急時のマニュアルを思い出し備え付けてあったAED(※自動体外式除細動器)を用意する。
起動したAEDの音声ガイドに従い電極パットをゆっくりにつけた。
「なんなのぜ?このへんなのをはがすのぜ!!」
『心肺停止しています…直ちに電気ショックを行います』 「ゆゆっ?」
ドゴンッ!「ゆびゃぁいぃぃ?!」
衝撃音とともにゆっくりが飛び上がり悲鳴を上げた。そこには先ほどまでの憎たらしい顔は無く、
両目を見開いて涙を流し、だらしなく口を開いて舌を出した無様な姿のゆっくりが悶えていた。
「ゆ…がご…ぎ…ぎ……げ…げ…ぐ…」
『心肺、活動がみられません…もう一度電気ショックを行います』
ドゴンッ!「ゆっごおぉぉぉ?!………ゆ…が…が……が…」
ドゴンッ!「ゆっぼうぅぅ?!………ゆ…ぎ……ぎ……ぎ…」
ドゴンッ!「ゆばんっ?!…………げ……げ…げ…」
そんなやり取りをしていた所に先輩がやって来た。
「君はアホか?そんな事しても意味ないよ、ゆっくりに心臓なんかあるわけないだろ?」
「え…?」
そこで一気に冷静になった僕がゆっくりを見ると、汚い顔で死んでいた。
騒ぎに気がついた客も集まっていた、何人かが感心したような顔をしていたのが印象的だった。
「あーあ、しーしーやらうんうんやらで汚れてしまったな…君が片付けておくんだぞ?
…まあ、面白い物がみられたよ…笑わせてもらった」
そう言うと先輩はまた店の奥に行ってしまった。どうやら一部始終を見られていたようだ。
僕は仕方なく店の掃除とゆっくりの後始末をする事になった。
それからしばらくして、ゆっくりに対してAEDを使った人が何人か報道されていた。
僕のような人間が他にも居たのかと思うと、ちょっと笑えてきた。
程なくしてAEDの注意書きに「ゆっくりには使用しないでください」と追加されたそうだ。
完
※AEDは心室細動の際に機器が自動的に解析を行い、
必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器です。
駅や自販機なんかにあったりしますね。コンビニにあるかは知りませんが…
私も1度しか使ったことがないので、色々いい加減な部分があるかもしれませんがご了承ください。
「冬といえば…」
すっかり雪に覆われてしまった山、一面白の世界。
ゆっくりの巣も当然雪の下の隠れてしまっている。
「むーしゃ、むーしゃ、しっしっしあわせー!どんぐりさんはゆっくりできるのじぇー!」
「ゆふふ、ゆっくりたべてね。とかいはなまりさのおかげで、たべものにこまらないわ」
「おちょーさんありがちょー、ゆっくりできるわ」
「ゆふふ、てれるのぜ!おうちさんだって、ありすのこーでぃねいとしてくれたけっかいさんにまもられて、
ゆきさんもはいってこれないのぜ!おかげでふゆさんもこわくないのぜ!」
「ふゆさんなんかまりちゃのてきじゃないのじぇー!ゆっくりー!」
「ゆふふ、まりさったらてれるわ、おとびちゃんたちも、とかいはにえっとうしましょうね」
「「ゆっきゅりしゅりゅよー」」
この一家は比較的優秀な番の様で、冬を上手くやり過ごしていた。
子供達も聞き分けが良く貯蓄された食料を食い潰す様な事もないだろう。
幸せそうな家族だが…
ザクッ!ザクッ!
「「「「ゆゆゆ?…」」」」
パキッ!ペキッ!カラカラカラカラ………ヒュゥゥゥゥ!!
「ゆびゃぁーん!しゃむいのじぇー!ゆきさんゆっくちしちぇぇぇ!」
「ゆーん?!いったいなんなのぜ?」
突然「とかいはなけっかい」が崩れうろたえる一家、外から吹き込む風雪に身を振るわせる。
「おちびちゃんたち、おうちのおくのほうにかくれるのぜ!」
「ありすがけっかいさんをもとにもどすまで、おちびちゃんたちはゆっくりがまんしてね!」
「ゆんやぁぁぁ!はやくけっかいさんをなおすのじぇー!ゆっくちできにゃいぃぃ!」
「がまんしちぇね!おねぇしゃんのうしろにかくれちぇね!」
「ゆびゃぁぁぁぁ!ふゆさんはいじわるするんじゃないのじぇぇぇぇぇ!!」
親ありすが結界を張り直そうと巣穴から出る。
外は一面の雪景色、思わず身を振るわせるが崩れた結界の残骸を集め始める。
するとある事に気が付いた、それは白い色をしていた為に始めは気が付かなかった。
ありすは上を見上げて驚き、思わず声を上げる。
「に、にんげんさんよぉぉぉ!」
そこには白い防寒服に身を包んだ男がスコップを片手に佇んでいたのだった。
「ありす、いったいなにがあったのぜ?!」
ありすの叫び声に慌てて親まりさも巣から飛び出してくる。
だが、男の姿を見ると恐怖で固まってしまった。
この番は人間の恐ろしさを良く理解していたため、突然の事態に動けないでいたのだ。
「こんにちはーゆっくりども!ゆっくり越冬出来ているかぁぁぁ?!」
「に、にんげんさん、まりさたちはなにもわるいことはしてないのぜ!ゆっくりみのがしてね!」
「ゆわわ、にんげんしゃんだわ!あやまりますきゃらありしゅたちをゆるしちぇくだしゃい」
「にんげんしゃんがけっかいしゃんをこわしちゃのじぇ?さっさちょないしちぇあやまっちぇね!」
「だめよおとびちゃん!にんげんさんにあやまって!ごめんなさいにんげんさん、おちびちゃんをゆるしてね」
「なんでにんげんしゃんに、あやまらなきゃいけないのじぇ?!まいちゃがせいしゃいしてあげるのじぇ!」
親ゆっくり達は何事かも解らず、男に謝罪するが子まりさだけは反抗的な態度を取る。
子ありすは対照的に恐怖に震えるのみだった。
そんな様子をじっと男が見守っていたが…
「お前達!今年は冬季オリンピックだぁぁぁ!一緒に祝え!一緒によろこべぇぇぇ!!」
そう叫ぶと男は巣穴にスコップを突き刺し掘り進めた。
どんどん削られていく巣を一家は呆然と見守る。
半分くらい壊されたところで、貯めてあった食料が姿を見せる。
男はそれを手で掴むと、子ありすの口に詰め込み始めた。
「今日はお祝いだぁぁぁ!沢山食べていいぞぉぉぉ!!」
「ゆべぶぼっ!やめちぇぇ!たべちゃくないよぉぉ!くるじいぃぃ!!」
「ゆわーん!にんげんさん、やめてほしいのぜ!おちびちゃんがくるしがっているのぜ!」
「にんげんさんごめんなさい!おちびちゃんはみのがしてあげてください!」
「ゆんやぁぁぁぁ!こわいのじぇぇぇぇ!」
子ありすは泣きながら必死に身をよじるが、男はお構い無しに口に食料を詰め込んでいく。
親達は許しを請うだけで、男に攻撃を加えない。この行動からも優良さが伺える。
子まりさは恐怖でしーしーを漏らしてしまっている。
子ありすは無理やり食べさせられている性でどんどん膨らんでいく。
食料の山が半分以下になった頃限界が来たのか、勢いよくうんうんを放出するとそれきり動かなくなった。
「そうか、死ぬほど嬉しかったのか?!オリンピックばんざぁぁぁい!!」
「「ゆわぁぁぁ!おちびちゃぁぁぁん!!」」
「ゆびゃぁぁぁん!ごめんなしゃいぃぃぃ!まりちゃだけでもたしゅけちぇぇぇぇ!!」
子ありすの死に泣き叫ぶ親達、子まりさは恐怖で命乞いを始めた。
「よし!お前達は俺と一緒に来てもらうぞ!喜べ!ともに祝え!!」
こうして一家は袋に詰められ男に連れ去られた。
後には苦悶の表情で息絶えた子ありすと無残に壊された巣が残されていた。
「今大会より種目に加えらた新競技だぁぁぁぁ!覚悟はいいかありす?お前が記念すべき第一匹目だぁぁ!!」
「やめてぇぇぇ!はなしてぇぇぇ!とかいはじゃないわぁぁぁ!」
「やめてほしいのぜ!まりさがありすのかわりになるのぜ!」
「ゆわぁぁぁん!おとーしゃん、まりしゃをたすけちぇぇぇぇ!!」
連れて来られた場所はスキーのジャンプ台だった。
ありすは男に抱えられ必死でもがいていた。
まりさ親子は袋から出されて、事の次第を見守るしかなかった。
「いくぞありす!新種目『ゆっくりラージヒルありすの部』だぁぁぁ!お空を飛んでこいぃぃぃ!!!」
「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!……おそらを…とんで……」
「ゆわぁぁぁぁ!あでぃずぅぅぅぅぅ!!」
「もうやじゃぁぁ!おうちかえりゅぅぅぅぅ!!」
ありすは放り投げられると勢い良く坂を転がり華麗に宙を待った。
意外と高く飛び上がったが、やはり重力には逆らえず落下を始めるありす。
「いけえぇぇぇ!K点越えだぁぁぁぁ!!!」
………グチャ!「どがいばっ!!」
「ゆ…あ…あ…あ…」
「はやくまりちゃをたしゅけろ!このくじゅおやぁぁぁぁ!!」
「はっはっはっ!初挑戦にしては上出来だぁぁぁ!ぶらぼーありす!!」
ありすは雪の上にカスタードの花を咲かせ死んでいった。
「あーお前、ここに居たのか……勝手にこんなとこまで入って…」
「あ!コーチじゃないですか!どうしたんですか?」
「どうしたってな…お前が急に居なくなるし………またこんな事してたのか……
でな、お前な、各方面から…特に『ゆっくりんピース』と『ゆーシェパード』から講義があってな…
お前が公の場でゆ虐やゆ苛めばかりしてるのが叩かれたんだ…
そう言う訳でお前は、入村式とオリンピック開会式に参加を自粛して貰う」
「どおぉぉっしてですかぁぁぁぁぁ?!!」
「さあ、最後の聖火ランナーがやってまいりました。まりちゃの叫びも美しいです…」
「ゆびゃぁぁぁん!あちゅいぃぃぃ!まりちゃのおぼうしがもえちゃうよぉぉぉ!!」
「おちびちゃぁぁぁん!ゆっくり、ゆっくりしてねぇぇぇぇ!!」
先ほどの男が走っている。その手には子まりさのあにゃるに棒をた物が握られていた。
子まりさは帽子をボンドで固定され脱げないで居た。
その帽子には火が灯してあり、熱さと帽子が燃えていく恐怖に身をよじっていた。
男が向かっている先には、段ボール箱の上に固定された親まりさが居た。
「さあ、いよいよ点火です!感動の瞬間です!!」
男は親まりさの帽子に火をつけた。火はすぐに燃え広がっていく。
即席聖火台ではあったが炎が美しく燃え上がる。
「ゆわぁぁぁぁ!まりさのおぼうしがぁぁぁぁぁ!!」
「あちゅいんだじぇぇぇぇ!だれかまりちゃをたしゅけろぉぉぉぉ!ゆっくりできにゃぁぁぁい!!」
「オリンピック開会ばんざぁぁぁぁい!!」
感動の光景に男は泣いていた、まりさ親子も泣いていた。
炎がまりさ親子をコゲ饅頭に変えた頃、一人ぼっちの開会式は終わりを告げた。
完
「実演販売」これは実演販売という名のゆ虐ですね。
「とっさの対応」某ドーナツ店のお話とかぶっているかもしれませんね…結構いい加減に書いてあるかもしれません。
「冬といえば…」某オリンピック選手とは関係ないと思います。
全体的にまりさ多目ですね…別にまりさが嫌いなわけでもないですよ。
徒然あき(ムシゴロウあき)
過去に書いたもの
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- ↓↓↓↓金を貰うことで責任が発生するからみんな真面目にやるんだよ馬鹿なのかよ死ねよ -- 2016-02-18 21:21:43
- 金儲けがくだらんというなら一生ボランティアでもしてろよ。 -- 2011-01-13 23:06:45
- ゆっくりにAEDに最高に吹いたw
いやぁ、一度セットしたら延々と続く電気ショックとかマジぱねぇww -- 2010-11-26 23:12:56
- ↓じゃあ話せよ -- 2010-09-05 23:38:33
- くだらん金儲けの、、、どうでもいいけど作品の事を話しません? -- 2010-08-19 03:24:42
- オリンピックぐらいとか言わないでもらえるかな。あなたと違ってすごく楽しみにしてる人もいっぱいいるんだよ。 -- 2010-08-07 21:54:26
- オリンピックぐらいでテンション上げすぎ。うざい。 -- 2010-07-15 04:48:23
最終更新:2010年03月05日 18:09