概要(R)

前作に当たる幻想戦隊セイレンジャーとその劇場版が、幻想郷の内外で高い反響を呼んだ(特にニコニコ動画により佐賀県を除く日本全国に配信されたことが大きい)ため、人気の振るわなかった後番組「秋姉妹の小さい秋見つけた!」を打ち切って第百二十五季の霜月から放送が開始された。

今作では、前作において終始カエル役を務めるになった洩矢諏訪子の要望をきっかけに、非想天則騒動が切っ掛けの企画でありながらそれに関わった妖怪の扱いが悪いとされ早苗を除くメンバーが総入れ替えとなる。入れ替えで抜ける形になった四人のメンバーは全員敵組織の幹部役となり、ストーリーはまさに新旧セイレンジャーのぶつかり合いとなった。

この斬新なストーリーに対して、総監督を務めた八雲紫は「とても良いアイディアでしょう?こんな話を思いつくなんて流石私ね」と語っていたが、後日白玉楼提供の人気番組「幽々子の突撃となりの晩御飯!」収録中に、八雲家のDVDラックに外の世界のとあるロボットアニメ全巻が並んでいる姿が捉えられており、紫氏に詳しいスタッフは「どうせまた何かに影響されただけなんでしょ?」と語っている。

今作では主役の五人がレッド・ブルー・イエロー・グリーン・ブラックとの標準的なカラー構成になったとはいえ、主役は相変わらず早苗のグリーンである。また引き続き制作総監督を務めた八雲紫によると、「『レッドは主役』『ブルーは知的』『ブラックはミステリアス』という常識を壊すのにも丁度良かったわ」と述べている。ようやくイエローが加わった点については八雲紫のリサーチが行き届いたという話もあるが、単に彼女のきまぐれであるという説も強い。

なお、新シリーズに伴い衣装も変更された。マスクは取り払われ、代わりに非想天則の頭文字「H」をイメージさせる上着とベルトのデザインが採用される。露出の多いデザインであるが、常識に囚われない早苗は元よりチルノと空と諏訪子は然程気にすることなく、唯一戸惑っていた美鈴も撮影を続けるにつれこの衣装に慣れ親しみ、むしろ気に入ってしまうという様子を見せた。

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最終更新:2009年09月17日 21:50