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ダブルリング - (2020/04/14 (火) 13:52:27) の1つ前との変更点

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*ダブルリング 【だぶるりんぐ】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0000ZPTEC)| |対応機種|PCエンジン|~| |メディア|3MbitHuカード|~| |発売元|ナグザット|~| |開発元|フライト・プラン|~| |発売日|1990年9月28日|~| |定価|6,300円|~| |判定|なし|~| |ポイント|地味、だがそれがいい&br()見え辛い敵弾の恐怖&br()グラディウスIIっぽいステージ構造|~| |>|>|CENTER:''[[ナグザットSTGシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -PCエンジン界の主要メーカーの一つ、ナグザット(現・加賀テック)からリリースされたシューティングゲーム。 -説明書やゲーム中のメインタイトル表記は「W Ring」となっているが、タイトルの下隅っこに「THE DOUBLE RING」と表記されている。 -一人プレイ専用、難易度は通常三種類(ビキナー、ノーマル、エキスパート)だがコマンド入力の裏技(下記)にて15種類もの難易度を選ぶ事が可能、全6ステージ(難易度ノーマル以上の最終ステージは二部構成なので実質7ステージ)、周回あり(難易度ビギナーは一周END)。 **主なルール -十字キーにて自機の移動。使用するボタンはショットボタンとスピード調整ボタンの二つ。 --ショットは前方ショットと落下型ミサイルを同時に行う。他ゲームで例えるならば、グラディウスのショット&ミサイルのそれと酷似している。それ以外の攻撃方法は原則として存在しない。 --オプション項目にて、ショットをオート連射にするか否かの設定が可能。もちろん、連射パッドを使用すればオプションに関係なくオート連射は可能であるが、無理に使用する意味はない。 --スピードボタンを押せば3段階の自機スピード調整が可能。ステージによってはスピードを最大にしないと切り抜けない場所も存在する。また、ミスすると復活後のスピード段階が初期(最低速)に戻るので、その都度切り替えのやり直しをする必要がある。 -下記のパワーアップを1つ以上取得すると、自機の胴体中央付近にリング状のシールドが発生する。これに敵弾を当てると弾を跳ね返す事ができる他、リング体当たりで敵を倒せる。弾幕状態の激戦区においてはこの弾跳ね返しを駆使しないとまともにステージをクリアする事もままならない。リングの利用に慣れるのは必至であろう。 --また、難易度ビギナー限定で常時自機周りにも回転する二つのシールドも付く(パワーアップしなくても付いている)。これらも敵弾跳ね返しと敵を体当たりで倒せる効果がある。 -難易度ノーマル以上のステージ1~5に各1箇所だけ(ステージ5は厳密にいうと2箇所)に存在する「EX」アイテムを取得すると、そのステージ毎に用意されたエクストラステージにワープする。エクストラステージは表ステージに比べボーナスアイテムが多く配置されている為、スコア稼ぎに向いている。 --表ステージ、及びエクストラステージをクリアすると、次の表ステージに進む事となる。エクストラに進んだからといって次ステージもエクストラになるという事はない。また、ボスに関しては表、エクストラに関わらず全く同じである。 -アイテムキャリアーを破壊すると、パワーアップアイテムを落とす(ステージによってはアイテムが放置されている場面もある)。アイテムは時間経過にて色が切り替わり、どの色を取得するかによってショット性能の効果が変わる。アイテムを連続で取れば最大3段階までパワーアップが可能(装備とは別の色のアイテムでもパワーアップする)。また、下記の「?」アイテムを取得すれば、装備ショットの性能がさらに派生変化する(初期装備も含めると計11種類のショットが存在する事になる)。以下その詳細。 --「マルチウェイ」(桃)…前方ショットが前後上下斜めに攻撃可能なマルチウェイに変化する。 ---「?」取得時はマルチウェイの射程方向がすべて前方に発射され、完全前方集中型になる。 --「レーザー」(青)…前方ショットがすべての敵と弾を貫通するレーザーに変化する。攻撃力はかなり高いが連射できない。 ---「?」取得時はレーザーのグラフィックが若干変わり、連射可能になる。発射後のレーザーは自機の上下移動に追従しなくなる。 --「ミサイル」(黄)…初期のショット+ミサイルに加え、上方向にもミサイルが放たれる。所謂グラディウスでいうところのショット+2WAYミサイルに近い性能。 ---「?」取得時はミサイルがすべて前方に発射され、完全前方集中型になる。 --「リングビーム」(緑)…前方ショットが攻撃範囲の広いリングビームに変化する。 ---「?」取得時はリングビームのグラフィックが若干変わる(性能にあまり差はない)。 --「ジャイロシールド」(赤)…自機回りにトレースするような感じで動く補助オプションが付く。オプション自体は一切のショットを放たないが、敵に触れるとダメージをあたえ、敵弾をかき消す効果がある。 ---「?」取得時はオプションが上下斜めに発射され、壁に当たると反射する性能になる(ショット扱い)。 -何もないところをショットで撃ち込むか、あらかじめ配置されているアイテムも存在する。以下その詳細。 --「B」…スコアボーナスが入る。 --「EX」…エクストラステージにワープする(上記参照)。難易度ビギナーではこのアイテムは出現しない。 --「1UP」…その名の通りの1UP。 --「?」…今装備しているショットの性能を派生変化させる。但し、以下の条件を満たしてしまうと効果は無くなってしまう。 ---初期装備(非パワーアップ時)でこのアイテムを取得しても何の効果も起こらない。 ---このアイテムの効果中に、何かしらのパワーアップアイテムを取得すると効果消滅(すなわち、「?」効果を持続させたければパワーアップを取ってはいけない)。 ---同じく、ダメージをもらうと効果消滅(初期装備に戻される)。 -各アイテムを取得している間は微小の無敵時間が発生する。これを利用すれば、効率良くダメージ回避ができる場合もある。 -難易度ノーマル以上にて全ステージをクリアするとデモシーンの後に、周回によるステージ1から始まる。もちろん、難易度は前周の比にならない程上がる。 --なお、本作にはクリア後のスタッフロールは存在しない。その代わりにタイトル画面にて裏技入力する事によりスタッフリストが表示できる。 -途中復活の残機制で、すべてなくなるとミスとなる。原則として、敵や敵弾はおろか、壁に触れてもダメージなので注意。 --パワーアップ中にダメージを喰らうと初期装備にパワーダウン、かつ「?」アイテムの効果が消え、初期でダメージにて1ミスとなる。 ---- **評価点 -わかりやすい操作で複雑な要素は皆無。 --PCEシューティングの中でもわかりやすい部類のシステムであり、説明書を読まなくてもすんなり始められる。 -1ステージあたりの構造は短めで、テンポよくさくさく進められる。 --無駄な間延びはほとんど無い。 -BGMのクオリティはPCエンジンHuカードのソフトの中でも屈指の良さ。 --オプション項目にてサウンドテストが可能。 -各ステージ、及びボス戦BGMはすべて専用曲で使い回し曲がない(但し最終ステージ後編はボス戦のみで道中BGMは無い)。 --さらにはエクストラステージの道中BGMも専用曲(一部ステージで使い回しあり)で、本作の曲数は同期のPCエンジンシューティングと比べてもかなり多い部類に入る。 -エクストラステージはステージ構造はもちろんの事、BGMやら背景すらも変化し、実質表ステージとは別物化する。 --但し、ボス戦は表と全く同じ敵、及びBGMである。 -コマンド入力による裏技がやけに豊富。 --上記の「主なルール」に表記したスタッフリストを筆頭に、強制ステージクリア、ショット強化でスタートなど様々。 **問題点 -とにかく敵弾が見辛い。 --弾の色が薄い半透明で、よく凝視しないと弾かどうかすら判別するのが困難な程。特に難易度エキスパート以上や周回時は、''その見辛い弾で半ば弾幕化してくる有様''なので、腕前以上に敵弾を判断できる動体視力が求められる。 --弾幕に対抗するには前述したように胴体周りのシールドによる敵弾反射が重要になってくるのだが、このシールドの当たり判定も若干わかり辛いものとなっている為、多大なる慣れが必要となってくる。 -ミスするとスピードが初期段階に戻り、その都度スピードを再調整しなければならない。 -最終ステージ後編は一切のパワーアップアイテムが出現しない為、ミスすると立て直しが厳しくそのままゲームオーバーに直行する可能性も。 -ボスに対してレーザー(青)で撃ち込むとほぼ瞬殺可能。 --レーザーは攻撃の隙が大きめな故に、ボス前でダメージを受ける可能性もあったりと万能ではないが、流石にあっけなさすぎる。 -弾幕化すると処理落ちが激しくなる。 --しかし敵弾が見え辛い高難易度場面においては、見辛い敵弾がちょっとだけ判別すやすくなる。ハード処理の不備がゲームをプレイしやすくさせているという皮肉さ。 -グラフィックが地味 --自機を含むグラフィックが小ぢんまりとしているのが原因か、同期のPCエンジンソフトに比べると幾分か地味でパッと見で損している印象。 ---- **総評 見た目が地味ではあるが、意外な位に作り込まれた一作である。~ ただ、敵弾の見辛さは頂けなく、せっかくわかりやすく作られたプレイヤー間合いの広さがオミットされている。
*ダブルリング 【だぶるりんぐ】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0000ZPTEC)| |対応機種|PCエンジン|~| |メディア|3MbitHuカード|~| |発売元|ナグザット|~| |開発元|フライト・プラン|~| |発売日|1990年9月28日|~| |定価|6,300円|~| |判定|なし|~| |ポイント|ショットの種類が豊富なシューティング&br()見え辛い敵弾の恐怖|~| |>|>|CENTER:''[[ナグザットSTGシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 PCエンジン界の主要メーカーの一つ、ナグザット(現・加賀テック)からリリースされた横スクロールシューティングゲーム。~ 開発は後の『サモンナイトシリーズ』で一躍有名になるフライト・プランが担当。同社が開発したゲームとしては数少ないシューティングでもある。 新世紀の宇宙を舞台に、宇宙戦闘機「スパイラス」を操作して異次元獣軍「ゼクー」を壊滅させるの目的のストーリー設定。~ 説明書やゲーム中のメインタイトル表記は「W Ring」となっているが、タイトル画面の下隅っこに「THE DOUBLE RING」と表記されている。 一人プレイ専用。難易度は通常3段階(ビキナー・ノーマル・エキスパート)だが、コマンド入力の裏技(下記)にて15段階もの難易度を選べる。~ 全6ステージ構成((難易度ノーマル以上の最終ステージは二部構成なので事実上の7ステージ構成となる。難易度ビギナーでは最終ステージ後半部は省かれている。))の周回制((難易度ビギナーは1周ENDのみ。))。 **主なルール -操作体系 --十字キーにて (以下:自機)の移動。使用するボタンは各自、ショットボタンとスピード調整ボタンに使用する。 ---十字キーで8方向移動操作。 ---ショットボタンで状況に応じたショットを撃つ(デフォルト時)。ゲームオプションにて「ボタン押しっぱなしでショットを撃つか否か」の設定が可能。 ---スピード調整ボタンで自機スピードを3段階から調整できる。ミスする度に復活後のスピード調整をする必要あり。 ---パワーアップをしている状態において自機の胴体中央付近にリング状の「シールド」が付き、自機を前後移動させると多少の位置調整が行える。&br()シールドには触れる事で敵を倒したり、敵弾を跳ね返す((青白い敵弾のみ跳ね返し可能。一部跳ね返せない敵弾もあり。))機能があり、自機の身を守る上での重要な存在となる。 ---難易度ビギナーにおいては常時、自機の周りにローリング状のシールドが2つ付く。これも先述のシールド同様、敵破壊や敵弾跳ね返しの機能を持つ。 -専用・派生ショットとパワーアップについて。 --本作においては5種類の「色アイテム」を取得する事で、多種多様な5種類の専用ショットを切り替えられる方式を採用している。 ---初期ショットの状態から色アイテム取得で専用ショットが撃てるようになり、そこから何かの色アイテムを取得すれば2段階までのパワーアップもできる。((同色の色アイテムを取得しなくともパワーアップは可能))。 --専用ショット状態で「?アイテム」を取得すると、色アイテムに対応した派生ショットへと変化する。 ---派生ショットは専用ショットのそれに比べ性能が変化しており、事実上の別ショットとなる。なお、派生ショットにはパワーアップの概念はない。 ---派生中に色アイテムを取得してしまうと、派生効果が消え元の専用ショットに戻ってしまう。 --先述の通り、本作には"5種類の専用"とそれらに対応した"5種類の派生"、"初期"も含め総計11種類のショットが存在する。 ---全ショット共通で主に「主要攻撃となるメインショット」と「斜め下に投下される連射式ミサイル」の各ショットを同時に撃つ操作となる。 ---各ショットのメインショットはすべて異なる性能だが、ミサイルの性能は一部を除き全共通の性能となる。 --11種類のショット性能を以下に表記する。なお、一部を除きミサイルの性能表記は割愛している。 #region(各ショット性能の一覧) |''初期ショット''|メインショットは前方1方向ショット。やや攻撃性能が心細いものの、連射力に優れるため極端に戦況不利にはなりにくい。|~| |''マルチウェイ''&br()(桃)|メインショットは前方3方向のマルチウェイ。攻撃範囲重視なショットで、パワーアップすると最大で全方向8方向ショットになる。|~| |~|派生するとメインショットが前方一点集中型に変化する。|~| |''レーザー''&br()(青)|メインショットは前方レーザー。貫通性能と超破壊力を誇るが、攻撃の隙が大きいのが欠点。|~| |~|派生するとレーザーのグラフィックが少し変わり、連射が多少効くようになる反面、派生前における自機の上下移動の追従がなくなる。|~| |''ミサイル''&br()(黄)|初期ショットの攻撃に加え、斜め上方向のミサイル投下(投上?)も追加される。パワーアップするとミサイルが地面を這う効果も付く。|~| |~|派生するとメインショットと共にミサイルが一転集中型に変化する。その影響でミサイルの上下投下は失われてしまう。|~| |''リングビーム''&br()(緑)|メインショットは前方リングビーム。前方への攻撃範囲が広く、前にいる敵をまとめて倒すのに向いている。|~| |~|派生するとリングビームのグラフィックが少し変わるが、派生前との性能差はあまり感じられない。|~| |''ジャイロシールド''&br()(赤)|自機周りにトレース式ジャイロを付ける。ジャイロは攻撃しないものの、シールド同様に接触による敵破壊・敵弾跳ね返し性能を持つ。|~| |~|派生するとジャイロそのものがメインショット扱いとして発射され、壁に当たると反射する。ミサイルが発射されなくなる制限あり。|~| #endregion -エクストラステージについて。 --ステージ1~5において、とある場所に隠された「EXアイテム」を取得すると「エクストラステージ」へとワープできる。 ---エクストラステージは通常ステージとは構造が別物化し、スコアが稼ぎやすいボーナス的な一面がある。ボス戦に関しては通常ステージと同じ敵である。 ---エクストラステージをクリアすると次の通常ステージへと進む。エクトラステージは該当ステージの変化が生じるだけに過ぎず、後の展開に影響を及ぼす訳ではない。 -アイテムについて。 --アイテムキャリアーの破壊・そのまま放置・何もない場所にショットを撃ち込むといった状況で以下のアイテムが出現する。 ---アイテムを取得すると微小の無敵時間が発生する。タイミングはかなり難しいが、これを利用した危険回避ができる場合もある。 #region(各アイテムの一覧) |''マルチショット''(桃)&br()''レーザー''(青)&br()''ミサイル''(黄)&br()''リングビーム''(緑)&br()''ジャイロシールド''(赤)|色アイテム。色に応じた専用ショットに切り替える(上記)。各アイテムは時間経過で色が変化する。|~| |''?''|専用ショットから色に対応した派生ショットへと変化させる。初期ショット時では取得しても何の効果はない。出現頻度が大分低くなかなかお目にかかれない。|~| |''EX''|隠しアイテムの一種でエクストラステージへとワープする。ステージ1~5のどこかに隠されている。ステージ6及び難易度ビギナーでは出現しない。|~| |''B''|隠しアイテムの一種でスコアアップの効果。エクストラステージではより多く配置されている。|~| |''1UP''|隠しアイテムの一種1UPの効果。なお、アイテムだけでなくスコアエクシテンドによる1UPもある。|~| #endregion   -ミス条件について。 --残機制を採用しており、残機がすべてなくなるとゲームオーバーとなる。ミス後は途中復活となる。 ---何かの専用及び派生ショット状態で敵・敵弾・壁に接触すると初期ショット状態に戻されるペナルティ。初期ショット状態で敵などに触れるとミス。 --コンティニューは無制限だが、該当ステージ最初からのやり直しとなる。   -周回プレイについて。 --難易度ノーマル以上でオールクリアするとデモシーンの後に、周回によるステージ1が繰り返される。 ---当然ながら、難易度は前周の比にならない程上がるので、まともなクリアを目指すにはストイックなやり込みが必要となるだろう。 --なお、本作にはオールクリア後のスタッフロールは表示されない。その代わりにタイトル画面でとあるコマンドを入力する事によりスタッフリストが表示できる。 ---- **評価点 -わかりやすい操作で複雑な要素は皆無。 --PCEシューティングの中でもわかりやすい部類のシステムであり、説明書を読まなくてもすんなり始められる。 -1ステージあたりの構造は短めで、テンポよくさくさく進められる。 --無駄な間延びはほとんど無い。 -BGMのクオリティはPCエンジンHuカードのソフトの中でも屈指の良さ。 --オプション項目にてサウンドテストが可能。 -各ステージ、及びボス戦BGMはすべて専用曲で使い回し曲がない(但し最終ステージ後編はボス戦のみで道中BGMは無い)。 --さらにはエクストラステージの道中BGMも専用曲(一部ステージで使い回しあり)で、本作の曲数は同期のPCエンジンシューティングと比べてもかなり多い部類に入る。 -エクストラステージはステージ構造はもちろんの事、BGMやら背景すらも変化し、実質表ステージとは別物化する。 --但し、ボス戦は表と全く同じ敵、及びBGMである。 -コマンド入力による裏技がやけに豊富。 --上記の「主なルール」に表記したスタッフリストを筆頭に、強制ステージクリア、ショット強化でスタートなど様々。 **問題点 -とにかく敵弾が見辛い。 --弾の色が薄い半透明で、よく凝視しないと弾かどうかすら判別するのが困難な程。特に難易度エキスパート以上や周回時は、''その見辛い弾で半ば弾幕化してくる有様''なので、腕前以上に敵弾を判断できる動体視力が求められる。 --弾幕に対抗するには前述したように胴体周りのシールドによる敵弾反射が重要になってくるのだが、このシールドの当たり判定も若干わかり辛いものとなっている為、多大なる慣れが必要となってくる。 -ミスするとスピードが初期段階に戻り、その都度スピードを再調整しなければならない。 -最終ステージ後編は一切のパワーアップアイテムが出現しない為、ミスすると立て直しが厳しくそのままゲームオーバーに直行する可能性も。 -ボスに対してレーザー(青)で撃ち込むとほぼ瞬殺可能。 --レーザーは攻撃の隙が大きめな故に、ボス前でダメージを受ける可能性もあったりと万能ではないが、流石にあっけなさすぎる。 -弾幕化すると処理落ちが激しくなる。 --しかし敵弾が見え辛い高難易度場面においては、見辛い敵弾がちょっとだけ判別すやすくなる。ハード処理の不備がゲームをプレイしやすくさせているという皮肉さ。 -グラフィックが地味 --自機を含むグラフィックが小ぢんまりとしているのが原因か、同期のPCエンジンソフトに比べると幾分か地味でパッと見で損している印象。 ---- **総評 見た目が地味ではあるが、意外な位に作り込まれた一作である。~ ただ、敵弾の見辛さは頂けなく、せっかくわかりやすく作られたプレイヤー間合いの広さがオミットされている。

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